映画館がやってきた! | 映画鑑賞記 |
ニューヨークの児童書専門店の店主、キャスリーン(メグライアン)は、
チャットで知り合った男性とe-mail文通をしている。現実の彼とは別に
何でも相談できる素敵な相手だった。 ある日、彼女の店の近所に巨大ディスカウント書店(fox)が出来たために、 彼女の店は経営危機に至る。「徹底的に戦え」と励ましてくれた彼。 おかげで彼女は偶然パーティーで顔を合わせたfoxのオーナー、ジョー (トム・ハンクス)に言いたい放題言うことが出来たが、何故か心は辛い。 一度会いましょうと、喫茶店で待ち合わせた彼女を見て彼はびっくり。 実は彼こそ、先日のパーティーでこてんぱんにやられたfoxのオーナー にして、文通相手なのだった。 ジョーはキャスリーンのテーブルに行き声をかけるが、自分が文通 相手だとは言い出せずに終わる。さて、この恋の行方は… |
DVDとしては、画質音質はgoodだけれど、日本語吹き替えがちと、TVの洋画劇場
的な軽い音質で奥行きがない。メグ・ライアンの声の「こおろぎさとみ」も、
ちょっと「可愛いだけ」って印象で、オリジナルの落ち着いた柔らかさの部分が
ほしいと思う。
おまけは監督のインタビューと、NYのロケ地案内。結構楽しめた。
文:唐澤 清彦 | 映画館がやってきた! |