映画館がやってきた! 映画鑑賞記

RONIN

■DATA
キャスト:ロバート・デニーロ/ジャン・レノ

Story

 冷戦終結後、現代の(もと)スパイ達は使えるべき国家を失ったRONIN(=浪人)として 裏の世界で生きていた。
 有る女が敵対する組織から「銀色のケース」を奪って欲しいという依頼を持ち込み、 顔も知らない浪人達が集められる。ケースの中身はわからない。
 作戦、裏切り、どんでん返しに継ぐどんでん返し、ニースの町並みを激走する カーチェイスの果てに勝つのは誰か?

感想

[1999.11.11 DVD]
 冒頭、結構小さな音で入っているな…と思ってそれなりにボリュームを上げて 見ていたら後半のドンパチで凄まじい音量に…(^^; やってくれるわ。
 ネタバレにならないためには、書けることが少ない作品だが、延々と銃撃と カーチェイスの繰り返しなので、スピード狂、ドンパチマニアな向きにはGood.
 シチュエーション的に、市街地であまりにも派手に撃ち合いをやりすぎるので、 「君たちは警察が怖くないのか?」という部分、リアリティーに欠けるような気も するが、RONINとはいうものの、どうも国家のバックが付いているような匂いがする ので、後始末は誰か裏で手を回しているのかもね。

 特典映像として「もう一つのエンディング」という映像が付いてくるが、 「ボツにして良かったね…」というようなシロモノであった(^^;
 ともあれ、主役はデニーロらしいが、ジャン・レノのファンにとっては 久しぶりに見応えがあり良いエンディングでも有り、推薦できる。


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文:唐澤 清彦 映画館がやってきた!