映画館がやってきた! | 映画鑑賞記 |
ひどい副題がついているが、中身は犯罪サスペンス。 闘牛士にあこがれる青年アンヘルは、引退して今は闘牛学校の先生であるディエゴを崇拝している。 だがある日先生のガールフレンドのエバに暴行未遂する。 警察に自首したアンヘルはたまたま警部が 取り出した別件の殺人の写真に反応し「自分が犯人だ」と名乗り出る。それは彼の闘牛学校から失踪した女生徒達 の写真と、性交中に首筋をかんざしで刺されて死んだ男の写真だった。 校庭の片隅を掘ると、彼の供述通り生徒の死体が出る。 留置された彼の元を、突然女弁護士、マリア・カルデナルが訪れる。彼女はなぜか彼が犯人ではない ことを知っていたのだ…。 果たして一連の殺人の犯人は誰なのか。なぜアンヘルは罪をかぶったのか。 そして次に死ぬのは誰か。 |
「ベッドで男が刺されて死ぬ」というのは「氷の微笑」と同じシチュエーションだが、
女優は美しいし、世界観はしっかりしているし、殺す必然性もあるし、絶対こっちが面白い。
反則が我慢できればね(^^)
文:唐澤 清彦 | 映画館がやってきた! |