映画館がやってきた! | 映画鑑賞記 |
ローカル・マフィアに恋人を殺されたギタリストが復讐に立ち上がる、べらぼうなガンアクション。 |
まず、通して見た感想は「荒唐無稽だが格好いい」ってこと(^^;
何しろひたすらのガン・アクションで警察はかけらも出てこない所からして、
作り話らしいし、国も時代も定かではないのですが、そういうことには拘らない
で長髪バンデラスの血塗れ汗まみれのアクションに没頭する事が出来れば、とて
も面白い。
ちゃんと、笑いもあるし、意外な展開もあるし、美人も出てくる。
いかにもB級な作りを楽しめるかどうかが、好き嫌いの分かれ目かな?
しかし、仕方のないこととはいえ、味方の死ぬシーンは辛いですね。
そこまでしなくても良いんじゃないかという気がしてしまう。
★注文を付けたいところ
たぶん、スペイン語とコロンビアのマフィアがからんでいるらしい所からして
メキシコか何かが舞台だと思うのですが、SONY系の初期のDVDには解説チャプター
が無いのが物足りないところ。
ついでに、登場人物たちの、英語/スペイン語のチャンポン語を楽しもうと
思ったのに、字幕が日本語しか入っていないのが不満。
私(スペインかぶれのヘボギター弾き)にとっては、そういうことが大切なんで
すけれどね。(1998.7.29)
文:唐澤 清彦 | 映画館がやってきた! |