映画館がやってきた! | 映画鑑賞記 |
ナチスドイツの勢力がますます強くなり、フランス国内でも反ナチ活動家が追われる時代。
カサブランカには、米国に逃亡しようとする人たちがたまる街になっていた。 フランスを脱出してカサブランカで酒場を経営していた主人公(ハンフリー・ボガート) の前にある日、フランスで別れ別れになった恋人(イングリッド・バーグマン)が現れる。 だが、彼女には夫が居た。 彼女と夫は反ナチ活動家のリーダー格で、なんとか逮捕のきっかけをつかもうとする 警察と、その前に渡航の切符を手に入れようとする時間との戦いが起きる。バーグマン はボガートを頼るが、彼女に切符を渡すことは再びの別れを意味する。 別れの分けを知りたいボガートとの辛い恋の駆け引きが巡らされる。 |
文:唐澤 清彦 | 映画館がやってきた! |