映画館がやってきた!

構築日記・不定期便
- What's NEWを兼ねた日記のような読み物 -
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[5月のBS/WOWOW★注目番組 ]

2010.5.30
  • 合唱団GPCの定期演奏会@紀尾井ホール
     曲目は
     シェーンベルク/「千年を三たび」  シェーンベルク/「深き淵より」
     ブラームス/ドイツレクイエム(ピアノ二台版)
     演奏会の前に指揮者の櫻屋敷氏によるプレトーク。
     調性音楽から無調へ、という話で、シェーンベルクは調性が壊れた時代において 12音列技法を駆使し、自分はブラームスの作曲技術を正当に継承していると考えていた。 みたいな話。
     調性音楽における「緊張と弛緩」について、いわゆる「起立・礼・着席」の和音とアクションを 例にして、思い切り動き回って解説していたのが、まあ「見ても面白いトーク」になっていたかな。
     私は現代音楽でも好きな作曲家はたくさん居るけれど、どちらかというと 「シェーンベルク」は苦手なタイプ。
     20世紀後期に入って現代音楽は大いに調性音楽に回帰していくわけだけれど、 シェーンベルクの「崩壊した調性に変わる新たな秩序としての音列技法」は、 結局「人間の聴覚の生理」には秩序として聞こえない、紙の上の秩序のような気がするんだな。
     音楽の専門教育を受けて楽譜を読み込めば、その紙の上の秩序も見えてくると思うけれど、 それは「パズル」を解いて感じる喜び、みたいなもので、たとえ「知的な興奮」であっても、 せめて「数学の方程式」のように背景に大きな真理があることが見えた喜びみたいな、 そういうレベルまで到達していないと、イマイチ無理やりな感じがして。
     プログラムの解説に「シェーンベルクは、不協和音は大きく離れた音による協和音だ」 と言ったとあるが、音響生理学的には「それを不協和音というんじゃないのか」と。 理性で「大きく離れた音による協和音だ」と認識するのと、「生理的に協和音に聞こえる」 ことの違いは、超えられない。
     結局21世紀では不協和音は協和音との距離、において存在意義を発揮している。
     「起立・礼・着席」の例で言えば、「礼」のアクションがものすごいアクロバティックに なっているようなものだな。

  • というわけで、シェーンベルクの演奏については、ふ〜む、なるほど。
     くらいの感想。演奏としてはなかなか頑張っていて良かったんじゃないか。
     ドイツレクイエムは、40人くらいの演奏で、以前その倍くらいの人数の演奏で 聞いたのと比較するとやはり厚みが不足しているのは否めない(あたりまえだが)
     全員で演奏しているところは40人でも結構行けるけれど、第6曲の後半で、 アルトのパートソロ、ソプラノのパートソロと個別に出てくるところで、 がくっと細い感じ。
     2,3曲目あたりのソプラノの高い音が生っぽいのも気になった。
     それは、「ホールの響き」があまり演奏の助けになっていない感じなのも 不利だったかもしれない。
     紀尾井ホールは「シューボックス型」のそっけないくらい四角いホールだけれど、 その、前よりの席で聞いていたのだが、「無駄に天井が高い感じで音が客席に 帰ってこない」と感じた。
     響きの豊かなホールなら、人数が倍に聞こえるくらいの効果があると思う。
     もっとも、「表現」自体は情熱がこもっていて、長い曲だけれど全然 スキ無く聴き通すことができた。
     ソリスト二名は、わりと近くに席が有ったのもあるけれど、大変に立派な声量で コントロールもされていて合唱団を圧倒するくらい。2000人のホールでも行ける。
     まあやっぱり「ホール」なのかな。
     教会っぽい音響のホールで演奏するのが、ブラームスには相応しい。いっしょに シェーンベルクをやると教会だとむちゃくちゃだと思うので、聞き手にとってはこの二曲、 一緒に聞くことに音楽史上の意味以上の利が無いのかなとも思う。
  • iPadユーザー発見
     今回の演奏会会場にて、客席でiPadをつんつんしているおじさん発見。
     やっぱり初物を手に入れたら、大勢が見ている場所で使いたいよね。でも せっかくの演奏会だから休憩時間といえども音楽に集中したほうがいいとも思うぞ(笑)
2010.5.29
  • イマイチの体調のところ、Web通販の「セイコー5」のページなどながめてだらだら。
     「セイコー5」のほとんどは7,000円から、高くても2万円止まり。
     中身の機械の7Sも、「手巻きが無い」というのは不便に思うことも有るけれど、 「メカニカル」シリーズで主流の6R15(時計としては4万円〜)と比較して精度が 悪いということもない。
     カタログ上では確かに差が有るが、実用上の実力差は日差にして10秒は違わない。
     実用性という点で「グランドセイコー」や「ロレックス」と比較して、50倍の価格差相応の 違いがあるかというと、高級腕時計が高すぎる感じがする。まあ、見栄えに掛ける 金額がほとんど。
     見栄えも大切だけれど(笑)
     さて、「セイコー5」の面白いところは、無数にデザインバリエーションがあるところ。
     「メカニカル」シリーズは、「機械のバリエーション」にも凝っているけれど、「5」は、 「三針デイデイト」一本やり。なのに、文字盤・ケース・バンドのデザインだけで 無数のバリエーションがある。
     そのバリエーションの中に「ロレックス風」「オメガ風」など、見たようなデザインも 混じっているのはご愛嬌だが、ロレックスも「三針と日付」の基本の機械で、無数の バリエーションの時計を作っているのを見ると「変わらないな〜」という気分になってくる。
     もちろん、ロレックスのバリエーションの中には「宝石入り」とか「金ムク」とか、 贅沢仕様のものも多くて、それは「5」じゃ比較にならないけれど、「中古屋」系 サイトのロレックス・コーナーを見ていると、けっこう「ふざけたデザイン」のものもあって、 その「振れ幅が"5"っぽい」と思ってしまう(^^;
     残念ながら大方がロレックスに求めるものは「わかりやすいスタンダード」のようで、 変なデザインのロレックスは質屋でも長期滞留しがちの様子。でも、1万円でお釣りが来るなら 色々買ってもいい。
     色々試したうちで、ヘビーローテーションになる時計が有れば、それと同系統のデザインで もっと作りの良い時計を買うというのも良い。
  • ちなみに、先日買った「カーキの5」は、昔からこういう時計が欲しかったのだけれど、 実は早くも「使いどころ少ないかも」と思ってる。せめて20代の頃に買ってれば…だけど(^^;;;;
     値段が何倍もする「ハミルトン」買わなくて良かった(笑)
2010.5.27
  • SEIKO 5"SNK805K2(7S26)"の一週間歩度チェック
     のミリタリー系のカーキ(AVIATORというペットネームがあるそうな)で、 ごく「オーソドックス」なデザインなんだけれど、そこが良い。
     文字盤には、ほぼ短針の半径の○があって、 ○の内側=短針の先に「時」、 ○の外側=長身の先に「分」が書いてある。
     フォントが細いので、現物は写真で見るよりデザイン的にうるさくないのが良い。
     ケースサイズは「直径37mm×厚11mm」重さ「約60g」
     ケースが軽くて、厚手のしなやかなベルトなので、つけ心地は、ごく良い。
     ケースはステンレスだけれど、つや消しのグレイ。カーキ色も深くて落ち着いたカーキ。
     4時位置のリューズがケースに半分食い込んだようになって、引っ掛ける心配のないのも 良く出来たデザイン。
     てことでこれ、機械式なんで精度は「日差+45〜-35秒」となっている(公称)
     今日から一週間テスト。
    Day,	Data1,	Data2,	dif,	commemt
    1,	-0:13,	+0:00,	--:--,	計測開始時点で-13秒
    2,	+0:18,	+0:31,	+0:31,	PCの時計が不調でNC
    3,	-0:14,	-0:01,	-0:01,	つけっぱなし
    4,	-0:08,	+0:05,	+0:06,	約24時間外していた
    5,	+0:01,	+0:14,	+0:09,	約12時間外していた
    6,	+0:10,	+0:23,	+0:09,
    7,	+0:20,	+0:33,	+0:10,
    8,	+0:34,	+0:47,	+0:14,
    9,	+0:37,	+0:50,	+0:03,
    10,	+0:43,	+0:56,	+0:06,
    11,	+0:58,	+1:11,	+0:15,	約24時間外していた
    
     日差は+3〜+15秒
     平均日差:約+10秒
     傾向としては、腕に付けていた方が誤差が少ない。常用していれば 平均日差+5秒前後に収まりそう。
    ちなみに、同じミリタリー系デザインで直径42mmのシリーズ (SNZG07J1〜SNZG17J1)も登場。
    青い文字盤&ベルトも良いし、オールブラック(SNZG17J1)も、最近「黒い時計」を 集めてみようかな〜と思っている私にとって、めちゃめちゃそそられるデザイン。 赤い秒針がかっこいい。
2010.5.23
  • チキンブイヨン(もどき)カレー
     先日「砂肝」を買ってきて三種類ほどの料理にした。
     すると下ごしらえした「砂肝のスジ」がたくさん残った。白いところにはきっとコラーゲンの基だって 入ってる。
     …と、なんだかもったいない気がして、残った一握りの「スジ」を、 香味野菜とともに圧力鍋で煮込んでみた。
     圧力をかけて一時間も弱火で煮込んでみると、 綺麗な琥珀色のスープが出来上がり。ちょっとセロリが多すぎて、 セロリスープという気もするけれど、砂肝のスジ自身は完全に味が抜けてホロホロに なっているから、りっぱにダシとしての使命を果たしたと言えよう。
  • というわけで、このブイヨンを水がわりにして妻にチキンカレーを作ってもらった。
     確実に一味違ったコクが出て、これは旨い。名づけて「チキンの二段仕込みカレー」 というところだなぁ(^^)
2010.5.23
  • ひさしぶりにできる『美味しんぼ』を更新
    ネタは
    • 51巻 - 疑わしい日 (1995年)
    • 52巻 - 究極のメニュー対金上 (1995年)
     今回の大ネタは、51巻 - 疑わしい日 (1995年) の4.鶏の味、ニンジンの味
     この回はなかなか「山岡の暴言」が「広範囲に」激しくて、一つ一つ反論資料を探して書いていたら まる一週間他のことがほとんどできなかった(^^;
     その内容は
     山岡の住居の1Fには「YOROZU-YA」という個人商店が入っているのだけれど、 そこの主人に
    「お宅はうちの店で食糧を買わないね」といわれた山岡が、
    「一般に流通している野菜なんか農薬まみれで食べられない」などと 言ったものだから、無農薬・有機栽培野菜 vs 一般の野菜のバトルになってしまうという話。
     ただ、山岡も店主も会話の中で「根拠」を挙げているわけではないので、言いっぱなしの喧嘩。
     最後に、偏食の子供が有機無農薬野菜や地鶏は食べられるというオマケ・エピソード付き。
     というわけで、今回の「できる『美味しんぼ』」では、大々的にちゃんとした研究者や政府が 出しているデータを引用しつつ、農薬や食品添加物の功罪について議論してみた。
     とっても簡単に結論を言うと、原作者が言っている「農薬の害」がそれなりに正しいといえたのは、 1970年頃までで、40年も経過した今ではこの世の発がん物質の30%は、農産物となる植物が 自ら生産している「天然農薬成分」で、厳密に言えば、「毒の無い食品は一つも無い」ということ。
     しかも、農薬を使わずに病害虫の攻撃にさらされると、「天然農薬」の濃度は一気に高まる。
     結局「植物は食べられるために存在しているわけではないから」ということですよ。
     そして、現代の農薬は、一生口にし続けても安全といわれる量の1/100に設定された規制値の さらに1/100程度しか残らないように管理されている。
     有機栽培の野菜は「堆肥」からくる微生物汚染のリスクも高い。
     味の面については、世界中で「無農薬栽培の野菜の栄養価は、通常栽培と変わらない」 という政府機関の発表が相次いでいて、「××年前と比較して栄養価が変化している」 のは、「品種の変化」と「旬が無くなったこと」が大きな要因ということだ。
     結局、普通に育てられた野菜の、旬で安売りになっているのを食べるのが、安全で美味しい ということだ。
  • それにしても、「専門家が考えるがんのリスク」が農薬0%,食品添加物1%なのに、 主婦が考えるリスクのトップが「農薬と添加物」であるのは、オーガニックを商売にしている 人々の宣伝の賜物だな。
     「プレミアム農産物」としてのオーガニックは有ってもいいと思うけれど、 一般の作物の価値を貶めてのセールスは間違っている。昨今は「旨いビールより安い発泡酒」 の方が売れる時代なので、オーガニックも実は苦戦の時代に突入しているのではないだろうか?
     ちなみに、発がん物質のトップが「酒とタバコ」なのは、常識だよね。
     まあ、本当にマニアックに健康に気を使う人は酒もタバコも一切やらないのだろうけれど、 「酒」を飲まないのは考えられないね…(^^;;
2010.5.17
  • EPOS(エポス) 3369SK LTD300入手〜使用感
     外観というか「中身の機械」("UT6498")はなかなか美しい。 なにしろ42mm系のケースいっぱいに 機械が入っているので見ごたえは十分。裏も大振りなルビーが いくつも見えて美しい。
     ただし大きいのに時刻は見にくい。針は濃いブルーの塗装だが、まったく目立たない。
     スモールセコンドも同色の非常に細い針で、よく見えない。
     触ってみての質感は、びっくりするほど「リューズ」が固い。
     時刻あわせも、ゼンマイの巻き上げも。
     特に、ゼンマイの巻き上げは、指の皮が向けそうなほど固くて痛い。
     巻き止まりのスリップは無いようなので、文字盤側からゼンマイの巻き加減を 見て確認が必要。最初からカチカチに硬いので、巻き上げの手ごたえで 巻きどまりを感じるのは難しい。
       ベルト(レザー(クロコ型押し))はしなやかで感触は悪くないけれど、 観音開きのバックルは、ちょっと使いにくい。器用な人でないと装着にかなり 時間がかかる。
     一番驚いたのは「カチコチ音の大きいこと」
     時計を耳元に持っていかなくても、普通に座っているだけで隣の人にまで 音が聞こえる。これは、静かなクラシックコンサートには使えないレベルだ。 気になって仕方が無い。巨大なので、フォーマルなスーツに似合わないという こともあるし。
     結局「シャレ」で使う時計という感じだ。
  • UT6498 vs 6R15
     今回UT6498に触ってみて、SEIKOの6R15のできの良さに 改めて感心した。
     リューズが固いのは、UT6498が「懐中時計用」ということなのかもしれない。
     6R15は、機種にもよるけれど、けっこう軽快な巻上げの手ごたえがあって、 巻き上がりはスリップするのだけれど、ちゃんと「最後まで巻き上がった」 という手ごたえの変化がある。
     巻き上げのツメがかみ合う音も繊細だし、テンプの作動音も静かだ。
     あとは、この6R15に、スモールセコンド、ポインターデイトなどの バリエーションをつければ、色々遊べると思うのだがどうだろう?
     まあ、SEIKOには他に「多針モデル」もあるのだが、「手巻き&スモセコ」で、 薄型のドレス時計というのは、まだ無い。需要は絶対にあると思う。

  • 宮崎の「口蹄疫」のこと
     前回日本で発生したのは同じ宮崎で10年前、その前は92年前なのだとか。
     そして、前回は三件の発生で食い止めたのに、今回は100件を越えた、というのがポイント。
     10年前は役所からどんどん指示のFAXが来て、素早く対応できたのに、 今回は手をこまねいているうちに被害が広がったのは、「政府が悪い」 という批判の流れになっているようだが、なんとなく「政治の道具」に なっているような気がする。
     というか、10年前なら、そのときに県で対応した人も、農家自身の経験もあるはず なのに、前回「三件で済んだ」ということが、油断に繋がったのかも。津波警報で 避難した人が少ないのと同じ心理で。
     中央省庁については、10年も経つと、そのころの経験のある官僚は、 とっくに天下りして居なくなっているのかもね。
     農家自身や県や中央省庁の官僚たち実務の専門家の頭を飛び越えて、政治家批判に 行ってしまうのは、なんかおかしい。
     それはそれとして、「口蹄疫」は偶蹄目の感染症で牛、ヤギ、羊、ブタに感染し、 非常に感染力が強いが致死的ではないとの事。
     10年前と同じ宮崎で発症したというのは、どこか海外から入ってきたというより、 野生のイノシシなどを宿主として細々と生き延びていた可能性が ありそうだ。あるいは、眠っていたウィルスの突然変異か。
     複数の牧場で発症する場合、(牛の移動が無いなら)牧場から牧場にウィルスが 飛んでいくとは考えられないので、やはり「感染した野生動物(の集団)が移動している」 と見るのが妥当だろう。
     そうすると、対策は「牛を放牧場に出さない」ということになる。
     牛舎の中での対策は、「牛の手入れに使う道具に付いた唾液」を介して 伝染するだろうから、とにかく触らず隔離しかない。
     だから、伝染経路の解明は役所の仕事、感染拡大の防止は農家の 仕事ということかなあ?
     今回「種牛絶滅の危機」に陥っているようだが、今後はこういう場合の危機管理も 見直す必要がある。一箇所に集めていたのは「ブランドの機密保持」のためなのだろうけれど、 感染症に対しては、これは裏目に出た。
     さらに、対策として種牛を疎開させたのは、「感染症が起きた地域から牛を移動させた」 というのが、またマズイんじゃなかろうか?
  • 「人工内耳」の現物をはじめて見た
     近所で人工内耳を使用している小学生くらいの子を見かけた。
     科学雑誌などで仕組みを見たことはあるが、現物を見るのは初めて。 どのくらいの普及率なのだろう?
     皮下の装置への送信部は黒くて目立たないけれど、マイク部分は青くて よく目立っていた。逆に言えば、普通の補聴器に紐が付いているだけのようにも 見える外観。
     これが、母親らしき人と 普通に会話出来ているようでなんだか凄いと思った。小さな子供だから、 神経が柔軟で人工内耳を使いこなせる、ということなのだろうか。


2010.5.16
  • 演奏会「TMアンサンブル20周年記念公演」
     曲は
    ビクトリア/ミサ曲 O Magnum Mysterium
    女声合唱〜ロマンチストの豚
    男声合唱〜柳河、箱根八里
    武満徹、翼/小さな空/島へ/死んだ男の残したものは
    フォーレ/レクイエム

     妻の知人が数人出演する演奏会。
     20人弱のこじんまりした編成の合唱団だ。
     コンクールでは「金賞」をとるような実力派合唱団らしいが、 なにしろ人数が少ないので大きな演目は少し寂しく聞こえるところもあったが、 全体的にはまあまあ面白かった。
     男声合唱の「箱根八里」は、信長編曲。
     信長くんも若手作曲家の中では超実力派なのであれ(?)だが、 これはなんだか、CPが良くない。コスト=難しさ、パフォーマンス=演奏効果。 これをカッコよく完璧に演奏できる団体は少ないだろう、きっと。
     カッコよくて難しそうに聞こえるけれど、実は歌いやすい…なんて編曲は 無いものねだり…だよね、やっぱり(^^;;
     それわいえば、「武満の歌」も、耳に聞こえる美しさ以上に歌うのは とても難しい曲ばかり。高くて音が飛んで不協和。メロディーはシンプルで 美しいけれど。
     「死んだ男の残したものは」は、繰り返しがあって長いので、 曲を通しての構成力が不可欠だけれど、この人数だとクライマックスの 盛り上げに必要なボリュームが不足か。もちろん、うまい人なら、 ソロであっても聞かせることができるのだろうけれど、合唱になると、 「個人の表現力」というものは平均化して出にくくなるから、難しい。 もっと知的なアプローチが必要だ。
     最後の「フォーレク」は人数が倍だったら全然感じが違っただろう。
     伴奏がピアノ版というのも、小さな団体では仕方の無いことだが、 どうもしっくり来ない。
     同じ宗教曲としては、一曲目の「ビクトリア」の方がしっとり聞こえた。
  • この演奏会の前半は、オフィシャルカメラマン(聞いた事の無い会社だった) の、シャッター音がとても気になった。
     EOS 7DにEF70-200mmF4L IS USMを付けて会場の最後列で撮影していたけれど、 演奏の静かなところでもバチバチ煩いこと。演奏会カメラマンとしての基本的な センスが欠如している。
     プロなら「消音バッグ」くらい使うべきだし、EOS 7Dには「清音モード」だって 有る。ライブビューで撮影すれば、あんなに大きな音が出るはずが無い。
     同じキャノンでも、もっと静かなカメラもある。
     レンズにタオルを巻くだけでも、耳障りなノイズは全然違う。
     だいたい、合唱の撮影なんて、何枚取っても変わらないんだから、目つぶり 対策としても3枚もとれば十分だ。
     それに、パート別写真を入れても1ステージ15枚。
     さらに、後半「ソリスト」が前に出たときには、全然撮影していないのがまた 不可解で、押さえるべき写真が取れていない。
     まったく、「俺に撮らせろ」の世界だった(苦笑)
  • 今後は、演奏会の撮影は「ミラーレス一眼」が静音性に優れているので、 普及していくのではないか。なんだか「ハイエンド・コンパクト」でも 全然OKな気もするけれど。
  • 演奏会の後、妻の実家で食事
     なんだかご馳走である。品数も多い。なにより普段妻の作らないような ものが食べられるのが良い。
     逆に言うと、妻の料理も「実家の味」から「我が家の味」になっている ということだなあ。妻の料理はなかなかの腕前だと思うが、母親の料理と 全然違うというのは、これはこれで面白いことなのだ。
  • 中華料理屋のプロの製麺技の話
     義母の実家は「新潟の中華料理屋」で、聞いたところによると今でも 「自家製麺」の店であるらしいのだが、お母さんが店の手伝いをしていた時代には、 こねた生地を「竹の棒に体重を掛けて伸ばしていく」という、本格的大陸の技を 伝承した店だったのだとか。なんか「美味しんぼ」でしか見たことの無い技だ。
     しかもお母さんイコール当時は女子高生。
     もしも今の時代だったら、「女子高生が中国伝統の技で打つ手打ち麺の店」として、 TVは来るわ全国からマニアが集まるわで大変なことになってそう。
     妻が母から製麺の技を伝承していないのは些か残念である(笑)
  • 帰宅後妻の半年前の演奏会のオフィシャル写真ダウンロードサイトの案内があって、 妻がチェックしていた。
     横200ドットくらいの表示では全然同じにしか見えない写真が延々と並んでいて ウンウン言っていた(笑)
     拡大するといきなり横4000ドットの当倍表示。これは辛い(^^;
     ボケボケの写真もアップされていて、見ると天井のマイクに合焦していて 笑ったものも。(撮った写真を全部アップしなくても…)
     最近はカメラの手ブレ補正が進化しているけれど、「被写体ブレ」は結構ある。
     静止しているように見える合唱でも1/30〜1/60秒ではなかなか止まらない。
     最近の高画素なカメラだと、なおさらブレが目立つので、1/125〜1/250秒は最低 必要になるような。
     フラメンコだと1/60秒くらいで、ブレがあるのも「躍動感」としてアリだけれど、 合唱だと被写体ブレはただのNG写真になってしまう。
     今は感度を上げれば防げるからいい時代になったと思う。
     EOS-10Dで舞台撮影をしていた頃は、ISO 400以上にすると、なんだか 色ノイズが汚くてとても苦労したことを思い出す。今なら800でも1600でも 全然実用範囲だからね。
2010.5.15
  • 今月のN響(代々木公園)は「タイフェア」とバッティングしており、またまた 「ホールに近付くのが一苦労」の状態。いい加減何とかして欲しい。開演前の1時間だけで いいから、歩道を(都の管轄だと思うけど)確保して欲しいものだ。
  • 演奏会「NHK交響楽団 定期公演 5月 Cプロ 2日目」
    指揮:尾高忠明
    武満徹/ノスタルジア〜アンドレイ・タルコフスキーの追憶に(1987)
    ブルックナー/交響曲 第7番 ホ長調 (ハース版)
     武満のノスタルジアは、なるほどタルコフスキー映画のテイスト、空気感を 漂わせる曲だった。
     連れは「ちょっと綺麗だと思ったけれど、高音がキイキイ言って聞き難い曲だ」 とか言ってた(^^;
     ブル7は、解説に「この曲の成功でブルックナーは世間に認められた」みたいな 話が載っていたが、けっこう地味な曲で4番、5番の方が現代的な人気は 有るんじゃないかなぁ。
     いずれにしても、隣の人はものすごい寝てた(^^;;
     尾高さんの指揮は、なかなか巨匠風味だ。ブルックナーの指揮をするのは、 なんとなく巨匠の域に入った指揮者と言うイメージが有るけれど、 この手の曲は「雰囲気」だけ伝えればきっと拍とか何とかは、 指示する必要が無いのであろう。
2010.5.13
  • NHK BShiで『スター・ウォーズ』一挙放送(7月)
     詳細はまだだけれど、NHKは専用Webページまで用意。人気投票が予定されているので、 色々な周辺番組も有るのだろう。
     とりあえずの情報は「物語の時間軸に沿って放送」だそうだ。
     以前の放送はD-VHS時代だったので、まさに待望の、である。
     ついでに、放送から一年もするとBlu-rayでの販売も有るのだろうなぁ…
     さらにいえば、その「やる気」で『指輪』の放送もお願いしたい!
  • SONYから「ミラーレス一眼カメラ」が発売
     撮像素子は小型化せず、APS-C。従来のデジタル一眼レフと同等の画質を コンパクトな本体でという考えらしい。機能制限付きなるが、アダプター使用で 従来のレンズもつかえる。
     おやっと思ったのは、αシリーズと違い「手ブレ補正機能」を レンズ内蔵にしてきたところ。本体の薄さを優先した?
     ストロボも内蔵していないのはやはり薄さ優先でスペースがないから?
  • SONYから「レンズ交換式AVCHDビデオカメラ」が参考出品
    [報道資料]
     撮像素子はAPS-HDサイズで、アダプター経由でαレンズも使えるけれど、 機能に制限もあって、基本は専用のレンズが用意されるようだ。
     モックアップを見ると、通常のビデオカメラ(ハンディカム)の先端に一眼レフの レンズを使うことになるので、手持ちで構えるのが大変そう。別売グリップは 必須じゃないかな。
     SONYは「映画用」のハイビジョンカメラでは大きな実績を持っているわけで、 現行のハンディカムとの間に位置づけられる製品が出るのは面白い。
  • SONYの二つの発表を並べてみると、ビデオカメラの方が本命で、 ミラーレスの方は「簡易動画デジカメ」みたいにも思える。
  • セイコー ブライツ フェニックスから初のダイバーズウオッチ登場
     機械は「キャリバー8L35」とかで、これはマリンマスターの機械式で 使用しているものと同じ。ハイビート(8振動)で、かつ「衝撃に強い」のが特徴だとか。
     しかし252,000円は、ちょっと高い。確実に「陸ダイバー・ウォッチ」の価格だ(^^;
     まあ、グランド・セイコーのダイバーよりは安くて、プロスペックスより 仕上げにお金が掛かっているので適正価格ではあるのだろうが。
     デザインは、スーツにも違和感の無いすっきりしたもので、 頑丈な実用時計としては、なかなか良さそうだ。
     でも同じブライツの「メカニカル・クロノグラフ」が、26〜30万円なので、
2010.5.12
  • 『劇場版トリック 3・霊能者バトルロイヤル』鑑賞(市川TC#5) ★★
     久しぶりなので懐かしく、面白かったけれど、前2本の映画より予算が縮小している 感じがするし、TVドラマっぽい匂いがした。そして、『TRICK』らしい 「トリック」が足りないようにも思った。
     小ネタのトランプマジックは有ったが、「手間のかかることを…」 とため息の出るような「下らない大ネタ」が欲しかった。
     仲間由紀江はすっかり「大河女優」だったり「大奥」だったりして、 このネタを使ったギャグが多用されているのは、時の流れを感じさせ面白い。
     「暴れん坊将軍」が起用されたのも、彼女が出世したからだね、多分。
     「アダモちゃん」ネタを終始使っていたけれど、これは寒かった。
     どうも、スピンオフドラマの「矢部謙三」がかなり面白いので、 本家ドラマの普通さが目立っている感じ。その矢部&アキバは、 「霊能力詐欺師」を追って村に来た途端に監禁されてラストまで全然出て こないのだが、それがなんだかもったいない気がする。
     「霊能力者が殺しあう」という設定で刑事が居たら話の邪魔になりすぎるのは 理解できるけれど、なんの邪魔も入らないというのも物足りない。
     さっさと殺されてしまう霊能者たちが弱すぎるのも、バランスが悪い気がする。
     結局「大奥vs暴れん坊将軍」なのかとも思うが、だとすると、 役の割には「戸田恵子」は大物過ぎないか(^^;?
2010.5.11
  • 鯨と水銀の話
     朝日の「天声人語」が「鯨漁の町で毛髪の検査をしたら、日本人標準の4倍の水銀が検出された」 というニュースについて書いていて、その結びが「健康リスクをおかしてまで鯨を食べることはない」 みたいな論調。
     なに、その底の浅いコラム。
     …と嘆息&脱力した。別に怒こりゃしない(それほどの価値を感じない)
     ちなみに、ここで確認された最大濃度は、 水俣病が発症した人の最低数値にほぼ同じだが、昔から「健康被害ゼロ」だそうだ。 ということは、実はこの町の住人は 伝統的に「水銀耐性が高い体質」に淘汰されている、という推測も成り立つ。 ならば、もはや世界に胸を張って「伝統の食文化」と言える。 日本人に「米アレルギー」が無いのと同じ理由で。
     もうひとつ、水銀の生物濃縮は鯨に限らない。
     地中海のマグロなんかかなりの濃度だし、口にする人間の数と量は、 鯨なんか問題にならないくらいの多さ。
     たぶん、「100人の大トロマニア」を集めて水銀検査をしたら、 一般人よりかなり高い平均値が出ますよ。
  • 売れ残りの「生トンカツ」を後日「カツ重」にして販売したら 「酸っぱい味がして吐き出した」と苦情が出た話(「コープかながわ」ハーモス 荏田店(横浜市青葉区))
     店は3月28日の売れ残り(生)を冷凍して、約330枚の生肉を 4月24日までにカツ重に調理して販売した。
    …というが、肉を一ヶ月冷凍することなど普通にあるわけで、 「どの段階で吐くほど腐ったのか」が全然見えない。
     考えられるのは、 「生」→「冷凍」→「解凍」→「カツ重」ではなく、
    「生」→「冷凍」→「解凍」→「トンカツ」→「常温保存」→「カツ重」
    なんじゃないかな〜ってことかな。
    もっとも一番リスクが高そうなのは、最初の冷凍のタイミングが遅かったか、 解凍からトンカツへの調理の間に長時間経過した可能性だけれど。
     
2010.5.10
  • ひさしぶりにできる『美味しんぼ』を更新
    ネタは
    • 48巻 - 団欒の食卓 (1994年)
    • 49巻 - タイ米の味 (1995年)
    • 50巻 - 黒いマスコミ王 (1995年)
2010.5.9
  • 普天間問題にひとこと
     最近のニュースは毎日「普天間」だけれど、もっと大切な政治課題は山ほどある。
     批判的な意見が多いけれど、「正解」を出した政党は一つも無く、もちろん、 旧「自民党案」もアメリカには良くても地元は反対で受け入れられないわけだし、 最近のアメリカも「地元に反対がある案ではNG」と言っているのだから、駄目なものは駄目。
     いろいろな人がそれぞれの案にNOを言っている中、「誰に無理を押し付ければ日本にとっての利益か」 を考えると、沖縄的には「全員お引取願う」しかない。
     ただ、それには中東〜中央アジアがもう少し静かにならないと、アメリカの YESはないだろう。
     つまり
    1.米国が主導するテロとの戦いを収束させる
    2.日本と中国・台湾あたりのモヤモヤをなんとかする
    3.米軍は米国に帰る
     そういう道筋。
     当然長い時間が掛かるので、米軍撤退は現時点から徐々に時間を掛けて 規模を減らしていく。
     だいたい戦後を通じてず〜っと解決してこなかった基地問題を、政権交代して 一年で綺麗さっぱり解決するはずが無い。それが可能なら 「今までの自民党が無能過ぎた」ということで、まったく立場が無い。
     長い目で平和的軍縮へのプレッシャーを掛け続けることが大切なのよ。
     当然、軍事力に寄らないテロ終結への努力が何より大切なのよ。どうするかは 庶民にはわからないけれど、爆弾で民間人ごと殺すような作戦では解決しない ことだけは、誰にでもわかるでしょう。
     で、今大切なのはそれより「経済問題」だと思うね。総理大臣の時間の使い方として、 普天間の優先順位は少し後回しになっても仕方ないでしょう。今日のご飯が問題なのよ、今は。
  • 米国の「電気自動車」ベンチャーが「800万円の電気自動車を1,000台売った」と ニュースで言っていた。
     世の中には買い物をするのに値段など気にしない層が確実にいるわけで、 「1,000万円の機械式時計」のような非実用品がぽこぽこ売れるわけ。
     その理屈で「電気自動車1,000台」というのも、富裕層のアクセサリー として、すでに何億円も車にお金を掛けている人々がポンと買うには手ごろな 価格なのかと思う。
     でも、この会社の事業拡大に投資するのはリスクが高くなると思うね。
     毎日乗るとバッテリー寿命は5年持たないといわれており、電気自動車の価格のほとんどが バッテリー代であることを考えると、ランニングコストは年100万円を超えるのじゃないかな。
     たくさん売れるモノでない。
2010.5.8
  • 時計話.1
    EPOS(エポス) 3369SK LTD300
     昔から両面スケルトンの時計が一つ欲しいなぁと思っていたのだが、ものすごく高価か、 おもちゃっぽいかのどちらかで、なかなか「これ」というものがない。が、ネットを見ていて やっと実用に耐えそうなものを見つけたので注文してみた。
     ローマ数字文字盤で、九時位置スモールセコンド
     機械は"UT6498"(手巻き)
     ケースサイズは42mmと大きめだが、機械も大きくケースいっぱい。さらに「テンプ(テンワ)」 の直径がケースいっぱい。18,000振動とロービートの機械なので、ゆったりして良い。
     5気圧防水もあるので実用にも安心。
  • 時計話.2
     SEIKO PROSPEXに新シリーズ
     7月にFIELD MASTERというシリーズがスタートするようだ。
     LAND MASTERの最新モデルが58万円という、実際には野外に つけていけないような高級時計になっているのに対して、 10万円前後でスタート。中身はMechanicalシリーズでベースになっている 6R15で、十分高精度。
     ケースのデザインはMARINE MASTERのごつい「外胴」付きの機種 の回転ベゼルと文字盤を、Mechanicalシリーズのアルピニストの 簡易方位計ベゼルに交換したようなスタイル。
     なかなかの筋肉質デザインで、かっこいい。
     Mechanicalシリーズのアルピニストは、簡易方位計をインナーベゼルに したクラシカルなデザインのもの、通常の回転ベゼルのもの、海外モデルの 7Sダイバー系のごっついモデルの3パターンあって、どれもそれぞれの、 良さがあるけれど、今度のFIELD MASTERは、バッチリ「いいとこ取り」 という感じで、魅力的。
     中の機械も、他の"機械式 xx MASTER"で使用しているハイビートのものでなく、 大量に作って実績のある6R15というのは、性能は遜色ないと思うし、 ラフに使って故障してもきっと安く修理が上がるという点で、実用的だ。
  • すげ〜欲しいけど、昨夜EPOSを買ったばかりなので、しばらく我慢。 まあ、発売は7月なので2〜3ヶ月のうちには、心落ち着くかも(笑)
     …とはいえ、4,5年前にリリースされたメカニカルシリーズの時計たちは、 かなりのモデルがカタログ落ちしているので、本当に欲しかったら買おうかと思う。
     他にも、ブライツ・フェニックスのクロノグラフなど、発売一年で カタログ落ちしているモデルがいくつもあって、たぶん「限定」と 断っていないモデルでも、数百個をまとめて作ったら、再生産無しに それっきりということが多いのだろう。
  • ダイバーズ系アウトドア系のごついのは、何本ももっているので悩ましいが、 FIELD MASTERは、意外にキャラクターがかぶらないのがミソか。
     SEIKOのダイバーは、ゴツくてもスーツにあわせて違和感の無い綺麗な デザインが多いのに対して、今回のFIELD MASTERは、より ワイルドな感じがする。
  • 時計話3
     フォーマル感のある時計はいつも探しているのだけれどNOMOS ORION はなかなかツボ。ドイツ製。歴史は古いが、1992年に「再興」したメーカーだ。
     ノモスは「タンジェント」というシリーズが売れ筋のようだが、そちらは少し スポーティーなデザインが多くて、「オリオン」はクラシカルる
     20万円前後の価格は、スイス時計だと安い部類だが、SEIKO(メカニカル)と比べると高いかもだが、 グランドセイコーと比べると半額。
     でも、色々比べるとほとんど廃盤状態の(SEIKO) SARAシリーズに価格、テイストが近い。
     SARA009とかSARA013とか、すごく良く見えてくる。(しかし、カタログ落ちしたと言うことは 人気が無かったのだろうな…)
     迷っているあいだは買えないなぁ…
     SEIKOがスモールセコンド付きを作ればいいのに。
2010.5.7 2010.5.6
  • 電車の中の広告で、日比谷公会堂で「宇宙人がUFOで来ている」ってことを 信じている人たちの集会 の告知があってびっくりした
    2010年ベンジャミン・クレーム来日講演会『新しい文明が始まる』
    --世界教師の出現とUFOの役割--

     …なんか、けっこう頻繁に来日公演を開催しているらしいですよ。
     ベンジャミン・クレームは「イギリス・ニューエイジ系」の教祖で弥勒菩薩(=金星人) がUFOでやってきて、 地球人を導いてくれるって話?で、招聘しているのは、密教系の新宗教…なのかなぁ…。
     ヨガの瞑想指導タイムもあるとか。
     「大挙して飛来しているUFOは惑星地球へ援助の手を差し伸べ、本来なら遠い昔に 住めなくなっていたであろうこの地球の大気圏を浄化してくれているのだと語っています」 …ということなので、すでにこの地球は宇宙人のおかげでどうにかこうにか生きながらえているのだ という考え。
     「世界に光のネットワークが…」なんてフレーズを見ると『幻魔大戦』を思い出すなあ。 30年前からず〜っと活動しているなんてびっくりだ。
2010.5.5
2010.5.4
  • 前日の宴会疲れ(笑)
     一日フラメンコの写真整理。
     同じメンバーの写真を取っているので、遷り変わりが面白い。妻の踊りも だんだん板についてきた。衣装も最初は「着られている」感があったけれど 最近は良いね。フラメンコっぽい。
2010.5.3
  • フラメンコ・ライブ in 川口市グリーンセンター
     いつもの。
     撮影は、今年はカメラがEOS 20DからEOS 7Dに変わって、 大幅に歩留まりUP。野外ステージで背景が明るいので、これまでピントが後ろに 抜けることが多かったのだが、EOS 7DはAFセンサーが密に並んでいるので 複数の踊り手の撮影に強い。
     高感度を活かして、高速シャッター&絞り込むことも出来て、これも歩留まり向上に 貢献している。
  • 『THIS IS IT』鑑賞会
     妻のフラメンコ教室の友人を招いて上映会。
2010.5.2
  • 工学院大学・昭和女子大学・東京家政大学マンドリンコンサート
     演奏技術において、東京家政に完全に尻に敷かれた状態。OBとして誠に悲しい(^^;;
     楽器の技術もイマイチだが、指揮の技術も「指導者が居ない」という感じだ。
     昔から学生だけの活動だったから、「経験豊富な指導者」に 恵まれてこなかったのは確かだけれどね。人数の衰退とともに伝統も途切れていく感じだなぁ。
2010.5.1
  • 新宿御苑の「八重桜」見物
     ヨメイヨシノの季節には100%枝だけで、しかもウネウネと曲がった怪しい枝ぶり。…これはなんだと いつも謎に思っていた「ふだん八重桜」を見に行き、「やっぱり八重桜」に確定した(^^)
     いわゆる花見シーズンにはかなわないけれど、八重桜の本数も相当なもので、たいへんな人出。
     いい季節だ。

からから亭の気になるモノ


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文:唐澤 清彦 映画館がやってきた!