[11月のBS/WOWOW★注目番組 ]
2009.11.30
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CASIO Ex-word 電子辞書 XD-SF7500 (音声対応 55コンテンツ スペイン語モデル)購入
全然単語が増えないのでやはり辞書は必要かと。
でも最大の難関はやっぱり動詞の活用かな。近道はないなあ…。
2009.11.29
- ネットで日本の空港について調べる[wikipedia]
日本には各県二つ平均の空港がある(関東には少なく、地方には多い)のだが、
どうもここ数年で経営破たんして定期便の運行が取りやめになった空港が多いようだ。
地方空港なんか「平らな空き地」に過ぎないのだが、結構借金は膨大らしいが、
羽田-札幌が「500万人/年」以上の客が利用しているのに対し、地方の空港は
その1/100も利用客の無い空港がごろごろしているのだから、成り立つはずが無い。
客が少ないのは「当然」だとしても、事前の「需要予測」を上回る利用客が有ったのは、片手で数えるほどで、
多くの空港は予測の半分も使われておらず、先日見たニュースでは、
「事前予測の13%しか利用が無い」という空港も有るそうだ。
もともと建設の借金を返す為には予測値すれすれの収入が前提の場合が多いことを考えると、
本来ならば利用客が予測値を切ることはあってはいけないはずで、
13%なんて誰かが責任を取る必要があるのではないか。
もっとも、政治家は責任とって辞めても赤字は残るんだよねえ。
当選させた住民の責任でもあるけれど。
少なくとも需要予測に「署名」が必要なのではないかと。
2009.11.27
- 今日飲んだワインが美味しかったメモ
"ベルルーシュ" コート・デュ・ローヌ ルージュ - M.シャプティエ[2005]
近所のスーパーで1980円ほどだったが、華やかな香りで味もけっこう濃厚。ほんのりと
甘みがあるので濃厚なソースを使った料理に合うかな。
ぶどう品種は、シラー 50%/グルナッシュ 50%
ネットの解説をみると、オーガニックなつくり手で、
なんと「手摘み&足踏み&木樽」とか、なんだがオタクっぽい。
ブドウ踏みはぜひ若い娘さんに任せたい(笑)
- ちなみに、後日飲んだ同メーカー同グレードの白は好みでなかった
2009.11.26
-
出ました。劇場版 マクロスF~イツワリノウタヒメ~「CMランカ」 [Single] [Maxi]
~ 中島愛
映画の中のCMソングばかり集めたCDでシングル扱い。内容は
曲目リスト
1. そうだよ。
2. スターライト納豆
3. ダイナム超合金
4. 開拓重機
5. だるまゼミナール
6. ニンジーン Loves you yeah !
7. ファミリーマート・コスモス
8. 恋のドッグファイト(ちょっとだけ)
この「CMランカ」というタイトルは「CMようこ」というCDのタイルトルの
パロディを意識しているのだろうねえ。菅野ようこは元々CM音楽の大家だから。
2009.11.25
- 11月25日はハイビジョンの日
- 「SonicStage」から
「X-アプリ」へ [HP]
ウォークマンのPC側ソフトは長年「SonicStage」で、動画転送などは別ソフトを組み合わせる形式
だったのだが、最近これらを統合したソフトが登場した。
というわけで、別に急ぐ必要は無かったのだが、無料だし、最近曲データのバックアップをしたばかりで
区切りもいいので「x-アプリ」をインストールしてみた。
これがなんだか一時間くらいかかってしまったわけだが、曲データの再構築とか、
曲の内容を分析して雰囲気別に再生するジュークボックス機能の分析とか、延々PCが動いている。
機能的には、「ポッドキャスト」にも対応していて、i-Podからの移行組にも
ほぼ今まで出来ていたことをそのまま出来るようにという感じはある。
UIがかなり変化しているので、最初は「しまった」(^^;と思ったが、
まあまあ、色々なところが少しずつ使いやすくなっているようではある。
動作もひょっとしたら軽くなっているような気はする。(裏で楽曲の分析ソフトが走行しているので、
数日たってからでないと、実際の性能がわからないけれど)
- X-アプリでの大変化としては、
「ジャケット写真」の検索能力がUPしていること。
SonicStageでジャケット写真が検索できなかったCDに対して検索をかけると、次々とヒット。
海外のCDは、日本版が引っかからないと、同名の海外のCDとか別バージョンのCDの画像を
適当に引っ張ってくるよう。
古いCDが多いので今までジャケット写真のヒットしないのが多かったが、
今回相当数が埋まって満足。
- EOS 1D4登場 [HP]
冬季オリンピック用に出るだろうと思っていたプロ用の「高感度・高速」のデジカメ。発表は10月だが、
そろそろ雑誌で評価記事が出始めた。
中級もプロ用も、スペック的にはキャノンとニコンがぴったり横並びという感じ。
しかし個人的には「本体」は相当良くなっているけれど、レンズはまだまだ作るべきものが有ると思う。
現行の「300mmF4L」と「100-400mmF5.6」を新しくして欲しい。
具体的には300mmF4の大きさをあまり変えずに、70-300mmF4のズームを作る。
そうすると、x1.4のテレコンをつけて、98-420mmF5.6になって、これは100-400mmの代用になる。
最初から100-400mmだと、常用ズームのxx-85mmとの焦点距離の隙間が出来てしまうので、
どうしても70mmからのズームも欲しくなってしまうけれど、70-300mmをテレコンで伸ばせるなら
荷物がへって嬉しいよね〜。
まあ70-200mmF2.8に対してx2(140-400mmF5.6)という手もあるけど。
おねがいキャノンさん。
2009.11.23
- オーブンレンジが壊れた
買ってから何年目だろう?10年は経っていないと思うのだけれど、「レンジ機能」だけが
壊れてエラーメッセージが出る。取り説を見ると「コンセントを挿し直して直らなかったら修理」
直らなかった…。
外観チェックを、と思って引っ張り出してみると、背中に「クッキングシート」が有った。
たぶん、これが吸気口に張り付いて、電気回路の温度が上がって長い間に故障したと推測する。
まあ、本当のところはわからないけれど。でも壊れる前に温度警告機能があっても良いとは思うが。
だって動かない方向に壊れたから良いようなものの、止まらない方向に壊れたら危ないじゃんね〜
とりあえず、レンジは高電圧の塊なので、今回は素人が空けたりしない方針。
2009.11.22
- 『劇場版マクロス・フロンティア〜イツワリノウタヒメ』鑑賞(TC本八幡#1)
なんとなく「そんな」気はしていたのだが、全然完結していなくて「続く」だった(^^;
映画版は、TVと同じくシェリルがフロンティアに訪れるところから始まるけれど、
マクロス映画版の伝統を引継いで、設定はかなり変化している。
登場人物も整理されていて、ナナセは登場しないので中華のバイトの話は冒頭だけ、
ナナセが好きなルカの出番も激減。シェリルが転向して大暴れという設定も無い。
大幅に増量しているのは「戦闘シーン」の書込み。
TVでも視力が追いつかないくらい動いていたけれど、カメラアングルはより広角レンズで
グイグイ接近してくるし、ミサイルを発射したら、画面が真っ白になるくらい一面のミサイル。
本気で視力の限界に挑戦されている。
シェリルのコンサートの演出も、最近の本物のアリーナコンサートの演出に+αした感じ
…現実のコンサートで空は飛ばないからね…の派手さ。
ただし、曲は覚えるほど聞き込んだTV番の楽曲の方がなじんでいる分思い入れもあるわけで、
新曲を使っている分は物足りない部分もあり。
TVアニメの終了以降は、TVの音楽番組(NHKのアニソン番組とか)で、May'nの生歌とか聴く
機会のほうが多くて、ちょっとがっかりすることもあるわけだが、映画の歌はちゃんと
シェリルの完成度になっていて良かった良かった。
歌といえば、今回は「ランカ」が膨大な数の「劇中CMソング」を歌っていて、これは面白かった。
作曲家の中の人(?)がそもそもCMソングの大家なので、いかにもピッタリ。
そのうち映画のサントラも出ると思うが、楽しみである。
2009.11.21
- NHK交響楽団・定期公演Cプログラム(NHKホール)
今回のメインは「火の鳥」組曲
後半「カッチェイ王の踊り」で、前の席に座ってウトウトしていたオバサマが、出だしの「ギョン!」という
爆音でマンガのように椅子から飛び上がって驚いた。この爆音は全部で4回ほど繰り返すのだが、
一発目であれほど豪快に飛び上がったのに目が覚めなかったらしく、マダムは二度目の
「ギョン!」でも飛び上がり、それでようやく目が覚めたようだ。
笑いを抑えるのに苦労した。勘弁して欲しい(^^;;
- 焼鳥「とりビアー」(三軒茶屋)
原住民の友人に「安くて美味しい」と教えてもらった店に行ってみた。
テーブル席はすべて予約済みのようでカウンターになんとか着いた。
焼鳥は串ではなくてバラで焼いて皿盛りになって出てくる。一皿500〜600円くらいだが、
ボリュームたっぷりで、確かに安ウマ。予約で埋まってしまうのも納得。
一緒に行った友人はキリスト教徒なので、昨日の演奏会(巡礼の歌)の話をする。
「サンティアゴの巡礼」は、日本の旅行社が年に一回くらいツアーを組んでいて、
定年退職した信者さんたちは一週間くらいの日程で参加する人が結構居るのだそうだ。
目的地の「サンチャゴ・デ・コンポステラ」の寺院は世界遺産になっていて、
TVでもよく放送されているけれど、日本人にとって結構人気の旅行地になっているのだなぁ。
でも、スペインの北のはずれに位置するので、いわゆる「スペイン」らしい観光とは
全く無縁の土地。
というわけで、マジに巡礼の路を行く観光客の他は、ぐるっと回ってポルトガルをセットにした
旅行がオススメなんだって。
とりあえず、私も「モンセラート寺院」と「サンチャゴ・デ・コンポステラ」には行ってみたい
のである。信者じゃないけれどね。
サンチャゴ巡礼の途中経由地の「ビトリア」には行った事があるけれど、
南とは全然違ってしっとりとしたいい土地だと思う。北スペインもいい所。
なにより、南より泥棒が少ないよなぁ(^^; 南の都市部にいくと微妙に空気がサツバツ
としている。田舎が良い。
2009.11.20
2009.11.19
- フラメンコ・ライブ(アルハムブラ・西日暮里店)
「フラメンコは男性の踊りがカッコいいよね〜」と言っていたら、
妻が適当なライブイベントを探してきてくれて連れてってもらった。
山手線の駅で「西日暮里」は初めて行ったと思う。山手線にこんな小さな駅があるとは知らなかった…、
とプチびっくり(^^;
ともあれ、駅の出口に程近くフラメンコ・ライブをやるスペイン料理店「アルハムブラ」はある。
最近のスペイン・バル流行に乗ってか、同じビルの1Fを分け合っていた寿司屋を改装して、
バルを開業する工事の真っ最中。
なんとなくざわざわっとした入り口を入ると奥は意外に広くて、客席に段差も有って、
ショーをやるスペースもたっぷりある。
我々が案内されたのは、二階席最前列。ステージからちょっと距離はあるけれど
まあ見やすいと言えた。
ショーは、男性1、女性2、歌1,ギター1の構成。
男性はさる高名なハイ゛レの息子さんで自分も教室で教えている、とのことだが、
ちょっと芸風が巨匠過ぎた。音楽がなる中で微動だにせずポーズをとり続けるのは、
伝説のマイケル・ジャクソンのコンサートみたいだった。が、あれほどの静止に耐えるのは
マイケルだけ(笑)
ほかにも全体的に「静と動の対比」というには、「静」の比重が多すぎるような気がするし、
恐らくアドリブで踊っていると思われる曲では、一連の振り付けの間に「素」の部分が
目に付いた。力強さは十分に感じられて面白かったが、まだまだ巨匠の域に行ってしまうのは
年齢的に早すぎる感じ。もっとガンガン動けるよね。
女性は、ずいぶんと慎重さのある二人だったが、小さいほうはやはりというか
コミカルな動きを多用しているように見えたが、「DNAに日本人が焼き付けられている」
感じ。ほのかに盆踊りっぽい。
アドリブ・パートは短いループが多い気がする。得意でお気に入りの振りがあるのだろうが、
もっとバリエーションと大きな流れが無いと、見ていて「長いな〜」という感じがしてしまうものだ。
要するにアドリブといっても仕込が重要なんじゃないかなあ。
背の高いほうの女性の踊りは、長身を生かして空間を大きく使った動きがなかなか良かった。
遅くマイナーな曲で緊張感の高い演技は、見ものであった。トリをつとめるのに相応しい重厚感であった。
- 「アルハンブラ」のスペイン料理屋としての実力は、料理はまずまず。けっこう本格的な
料理が楽しめる。味も良い。けどちょっと高めかな。
価格別にコースがたくさん設定されているので、これを選ぶほうがCPは高そう。
ショーチャージ600円x2回公演x2人+ワイン+料理4皿くらいで約14,500円かかった。
つまり、ショーは2400円、酒と料理は12,000円
平日の夜なのでお客さんは少なくて、まあこのくらいとらないとやってけないよね、
とは思うので、高くてもそれほど不満には思わなかったけれど、そんなに何度も行けない値段ではある(^^;
もっとも、そばに居た常連っぽい「ママさんグループ」は、ケーキ一つとドリンクだけ、
みたいな利用をしていたので、一人1,000円ちょい+ショー1200円=約2500円程度で利用している感じだったけれど。
(しかし、幼児がキャーキャーいっているのはどうかと思うよ…)
- 帰りに日暮里まで歩き、BSの居酒屋紹介番組に登場した居酒屋の場所だけチェックして帰ると、
店から出てきたサラリーマン風が、店の外観写真を撮っていた。プロガーだな(笑)
思い切り「TVを見てやってきた同類」であるな(^^;
西日暮里は、いつの間にか駅前超高層マンションが並ぶ近代的な駅に変貌していて、
目を疑ってしまうのでありました…(^^;
2009.11.18
- TANITAのデジタル・クッキング・スケールを買う。
これからは、1g単位で計量できるので、塩漬け系の塩分量の管理が正確に出来る。
器の重さをワンタッチで差し引くことが出来るのもデジタルならではの簡便さ。
計量カップなんか使わないでも、秤に載せたボールに次々と材料を足して計る事が出来るから
簡単にレシピ通りの再現が出来る。
もっとコンパクトで安価な機種もあるけれど、天秤部分が強化ガラスで手入れが簡単そうなことと、
底の部分に空間があるので片手で「ひょい」と移動させやすいこと。
薄型スケールは片手では手が滑って取り落としそうだし、全面がフルにガラスになっている機種も
手入れはしやすいと思うが、操作ボタンが側面にあって横から押す構造になるので
両手で支えないと本体が横滑りしてしまう。
そんなわけで、見た目と機能と手入れのしやすさで、一番優れていると判断した。
物を載せてからメモリが安定するまでの速度も速い。
2009.11.17
- AmazonでSONYのBD-R一層20枚組みとTDKのBD-R二層10枚組みを買う。
某カメラより明らかに安かったので、ぽちっと。
6倍速メディアが一通り普及したせいか、4倍速メディアはこの冬になってから
また1ランク低価格化が進み、単価はおよそ250円/25GB。
一層と二層の価格差も少ない。
レコーダー側の進化で、ドラマ程度なら4Mモードでハイビジョン録画できるので、
容量はDVD時代と全然変わらない。結果的に「5〜10倍のスペースセーブ効果」が
ブルーレイの一番のメリット、ということに。「コレクターの人」的には。
2009.11.14
- 羽田から離陸する飛行機の撮影
先日の台風一過の夜に我が家のベランダから羽田が見えたので撮影したけれど、本日も
なかなか空気が澄んでいたので撮影してみた。
APS-Cのデジカメで100mm前後の焦点距離で、羽田から北向きに離陸して、東京湾上空でUターンして海上に抜ける
航路を飛ぶ飛行機のライトの軌跡が収まる。
撮影距離は20km弱かな?
撮影チャンスは北向きに離陸する「快晴の北風限定」…冬場にはよく見える可能性が高い。
一方、南風の場合は、我が家(東京湾の北)からは後姿しか見えないので、写真としてはイマイチである。
離陸からUターンして羽田上空を去っていくまで、1分少々。
これを約20秒の長時間露光x3〜4枚で撮影した後、パソコンで一枚の軌跡に合成。
ISO=100,SS=20秒,F=5.6前後
分割撮影と合成をするのは、まるまる1分以上の露光をすると、背景が明るくなりすぎるから。
何しろ、背景には品川のコンテナヤードがあって夜までナトリウム灯が明るいので、
空が完全に暗くなるということが無い。
さて
羽田の北東から見ると、飛行機の進行方向斜め前から見るので、
最初は「ヘッドライトとフラッシュライト」が見えていて、
Uターンを始めると順に、緑の翼端灯が見えてくるのと同時にヘッドライトが明るくなり、
正面を向くと赤の翼端灯が見える。
横倒しの放物線の頂点を、緑と赤のライトで飾ったように見える。
さらに、30分間に飛んでいる10〜20機くらいの軌跡を一枚にまとめると、
「夜の高速道路のテールランプ写真」の飛行機版、的なものが出来た。
- 出来上がるのはなかなかきれいな風景だが、冬の夜中の
17:30頃から21:00頃まで、20秒ごとにひたすらレリーズを切りまくり、
1時間に100枚以上、通産500枚以上の写真を撮ったら風邪を引いた(^^;;;
そして、軌跡の合成処理もなかなか根気のいる作業。
完成品の美しさは満足だけれど、年に一度で十分かな…(^^;
2009.11.13
-
「天冥の標I メニー・メニー・シープ」(上/下)(小川一水/ハヤカワ文庫)
全10巻を予定しているという長編SFの始まりの章。
恒星間移民船が新天地を目指して地球を旅立った時代、一隻の移民船「シェパード号」が
トラブルのために
惑星「ハーブc」に不時着し300年。移民船に積み込まれた高度な技術の大半が失われ、
かろうじて残されたロボット兵とその都市の唯一のエネルギー源である移民船の発電炉
を支配する「総督」が一切を管理する中世のような社会体制に
なりながらも、人々は再び文明を築いていた。
だが、総督が発電炉の不調を理由に配下の街々への給電制限を強化し続けたことによって、
人々の間に不満が高まりつつあった。
…
てなわけで、人間、改造人間、ロボット、アンドロイド、はたまた移民性の原住民だとか
凶暴な謎の宇宙生物だとか入り乱れての展開。
上巻たりはまだまだ普通のSF(?)なんだけど、下巻に進むと上巻で語られたモロモロの事情には
すべてウラがあった…かと思うと、全てをひっくりかえす怒涛の展開。
上下巻を読み終わったところで「続きを読ませろ〜!」と呻いてしまった(^^;
2009.11.12
- 自家製パンチェッタ[塩分7%]と
ハンバーグ[塩分3%]
計量祭り実施中。
ひき肉に塩を入れて練ると固まる。というわけで、試しにハンバーグを塩分3%で作ってみたらまあ、
固まること。かっちかち(笑)
こんなに硬くなるなら食品添加物はいらないなぁと思うけれど、かなり塩辛い。
見た目にも塩が多いのだが、普段「少々」と言いながら入れる塩は「1%くらい」かも。
「ソーセージ」ならゆでて塩分が流れるので塩分3%でも良さそう。
というわけで、「適度な歯ごたえと塩分」のバランスを求めて、近いうちに
さらなる試行の予定。
ただ、現在の10g単位の秤だと、これ以上少ない塩分を計量するのがちょっと難しく、
計量スプーンに頼るか1g単位のデジタル・スケールを買うか思案しているのだが…。
「自家製パンチェッタ」は、世の中に普及しているレシピだと水分を抜くために
「ピチットシート」(商品名)を使用する方法が普及しているようだ。
このシートは水あめをセロファンでサンドイッチしたような構造で、浸透圧を利用して
食品から水分を奪う仕組み。
身近に経験できる類似の現象は、食パンにハチミツを塗るとパリっとした食感になる
現象と同じだが、糖分の分子を通さず、水の分子だけが通り抜けるシートを組み合わせたのがミソ。
ただ、これがとても便利なのはわかるけれど、仕上がるまでに何度も交換すると
一枚の単価が高いので市販の生ハムの価格と差がなくなるような気がする。それは面白くない。
…というわけで、今回は塩が回りきったところでラップをはずして「冷蔵庫の中で自然乾燥」
できるかどうかの実験に着手。
危険なことは重々承知(^^;;
ラップの代わりにキッチンペーパーでくるみ、一週間経過して、表面の弾力がすこしずつ
硬い感じになってきたが、ラップと違って透明じゃないので、表面の色の変化が判りにくいのが
欠点だ。乾いてくると紙と肉がくっついてしまうのも難点。うんと乾燥したら包丁で表面を削って
みても良いけれど。
さて、この実験はどこに行くのやら…。
- 秋季ドラマ
今シーズンは「アニメ」の録画数を減らしたかわりにドラマを見ている。
- 「ターミネーター:サラ・コナー クロニクル」
とても面白い。しかし製作会社の資金難のために第二シーズンで中座してしまったらしい。う〜む。
他社が再開したとしても、あまり間が空くとキャストが年を取ってしまうぞ。
- 「HEROS」
グロテスク描写が多いのが不満足。SFよりオカルト寄り。
- 「アンタッチャブル」
まあまあ。ミステリーとしてフェアなのかどうかは良くわからないが。
- 「タイガー・アンド・ドラゴン」(再放送)
面白かった。噂には聞いていたが再放送を見られて満足。
2009.11.11
-
「航空機は誰が飛ばしているのか」轟木一博(日経プレミアシリーズ)
これもタイトルインパクト新書。
まあ、タイトルで買っているんだけれどね(^^;
ぱっと見、普通の航空マニア向け解説本に見えて、章が進むと「羽田空港の国際化問題を検証する」
のが目的の本だということが分かるという寸法。
第一章は「航空管制業務」の概略を説明しているけれど、それは空港の一日の発着量の上限は
どうやって決まっているのか、という羽田の現状と新しいD滑走路完成後の発着量の試算のための
前ふり。
ともあれ内容は面白かった。
現状、地方空港は羽田との離発着便が生き残りのために必須だそうで、多数の発着ワク待ち
があるのだそうだ。だから新滑走路ができても、国際便なんか増やさず国内の空港振興に使って
ほしいという希望も大きいらしい。
2009.11.10
-
「イエスはなぜわがままなのか」(アスキー新書)
著者、岡野昌雄はフェリス女学院の学長。
西洋芸術(=キリスト教文化)の鑑賞の足しに、と思って時々キリスト教に関する本を読むのだが、
これはタイトルが良いね。最近の新書はまず「タイトルのインパクトありき」で企画されているみたいだけれど、
この本のタイトルはいいところを突いている。
まあ宗教の本なので章が進むにつれてまじめに難しくなってしまうのだけれど、ちょっと聖書をかじったくらいの人が
疑問に思う聖書の中のキリストの理不尽な行動を、信者がどう理解しているかが解説してあって面白く読めた。
まずは大前提として「聖書はキリストが書いたものではない」ということがあって、
現代のノンクリスチャンにとっては不可解な行動でも、初期の信者が「これは書き残したい」
と思って書いたものだから、神様として相応しくない行いだったら残さなければ良かった。
つまりどんなに奇異な言動も、聖書を書いた人たちにとっては重大な意味が有ったということだな。
さらに聖書を読む前提として、例えば日本語で「罪」と訳されている言葉の意味が、
日常の日本語の「罪」とは違う、というようなこと。
聖書の原語(ヘブライ語)にある「二十以上の言葉」が日本語訳では一つの「罪」という単語に
なっているそうだ。
「雪」に囲まれて生活するイヌイットの原語は「雪」の様々な状態を表す単語を豊富に持っている、
なんて話があるように、「ヘブライ語」を使用する民族の中は「罪」について敏感だったんでしょうね。
ほとんど砂漠のような環境で生きていくには、共同体の掟も厳格なものだったろうし、
ベースとなる感覚が相当に違う。
まあ「著者がキリスト教のことをどう捉えているのか」ということは、この本を読むと
なんとなく判るけれど、独学でキリスト教のことを理解するのは無理っぽいな、
という気持ちにはなる。というか、下手に理解した気持ちになるのは危険かも知れず、
その場合まず間違いである可能性のほうが高い、と。
- ちみに、SFファン的には「レギオン」のエピソードも取り上げられてます。
マルコ第五章、『ガメラ2』に登場する宇宙生物の名前ですな。
汚れた悪霊が人間にとりついているのをお払いしたら、抜け出した悪霊が豚に取り付いて、
2千匹の豚が湖に身投げして死んだって話。
悪霊を払うために「2千匹の豚」が犠牲になるというのは、えらくスケールが大きいのだけれど、
当時の民族的な価値観では「豚は汚れた生き物」だから、いくら大量死しても別になんでも無いこと
なんだそうです。
『ガメラ2』の「レギオン」もガメラにとりついた後、飛び去って海岸の水際で
大量死しているので、そのへん聖書の記述をなぞっているのだなぁと思う次第。
ちなみに豚を飼っていたのは「ギリシャ人」とか。
ユダヤ教徒が豚を不浄とするのは、まあ「勝手」なんだけれど、そこがベースのキリスト教が
広まっていったローマとかスペインとか、豚肉大好き民族は、「イエスは豚飼いに対して酷いことするな〜」
と思ったりはしなかったのかなぁと、思わざるを得ないですねぇ。
- 先日の「クリスマス・オラトリオ」の講演会
では、カトリックとプロテスタントの話もあった。
ドイツはプロテスタントの国だということ。
ルターの宗教改革のお膝元だ。
全世界ではカトリック10億人、プロテスタント3.6億人。
日本じゃザビエルさんが持ち込んだこともあってか、やっぱりカトリック優勢みたい。
「バッハ」って音楽の世界では宗教音楽の大作曲家なのに、あまりキリスト教の宗教行事
で演奏されるイメージがないのはプロテスタント作曲家だからなのか。
バッハの大編成な音楽の演奏に向いている巨大な教会は、日本のプロテスタントには
めったに無いような、つまりドイツのプロテスタントの規模があってこその作品なのかなぁ、
と思われる。
2009.11.9
-
「ヘンリー六世・全三部」シェイクスピア全集19・松岡和子訳(筑摩書房)
これは来年の「彩の国」での上演のために翻訳されたもので、三部作が一冊にまとまっている。
上演は「前後編」の二部構成になるのだそうだ。どこで切るのかまだ不明だが、内容的には、
第1部(英仏戦争=ジャンヌ・ダルク編)と第2,3部(薔薇戦争)に分けるのではないかなあ?
というわけで、この本は「新国立劇場」のグッズコーナーで発見して購入した。
併せて「ヘンリー六世・人物相関図」も更新してみた。
以前に読んだときには、脇筋や長い独白は「あとで芝居を見るからいいかな?」と
思ってパスしていたのも、芝居を見た後なのでさらっとおさらい。
いつものことだが「松岡和子訳」は、現代の言葉と時代劇的な重たい言い回しの
調和が取れている気がするし、最新の原点研究の成果も取り込んだ「脚注」が充実していて
読みやすく、ためになる。
今回は「史実と芝居の対照」がたくさん書いてあって、なるほどと思ったことが多い。
巻末には「家系図」と「年表」もある。
「ヘンリー六世」はものすごく登場人物が多くて、しかも「同名・別人」がぞろぞろ
居るので、普通に読んでいても、誰が何を考えているのかさっぱりだ。最低限、
家系図は見ておきたい。
それなりに予習をして、登場人物の配置をイメージに留めておくと、
「日本人がNHK大河ドラマを見る」時に受容れられる状態に近くなるかと思う。
あちこちで戦争が起きるので「地名」も知っていると良いと思うのだが、これは
また徐々に勉強していこう。
フランスの地名は、ワインの産地でしか知らないかも。ついでに、
イギリスの地名はウィスキーの産地しか知らないな〜(^^;
- 自分で作った資料を挟み込んでおくには、文庫ではなくひとまわり大きい版型が便利かな、
と思うけれど。これは特殊なリクエストだな(^^;
色々資料を作成しているうちに、香盤表(?)も自作してみたくなった。
ヘンリー六世は非常に長い時間を扱っているので、同じ名前でもいつのまにか代替わりして別人になっていたり、
第三部で顕著なのは、一幕だけちょろっと登場して後はどうなったのかわからない人物が
とても多い。
書き出してみると膨大な登場人物も、同時に登場する数ではずいぶんコンパクトになるはずで、
「最低何人で上演できるか」というパズルを解いてみるのは楽しそうだ。
2009.11.8
- フィギュアスケートNHK杯の公式動画サイト
これはなんだかすごい。競技種別・選手名を指定すると、表示される動画の横に「技名」
が表示されていて、これをクリックすると、直接その「技」部分が再生される。
(頭から再生すると、ちゃんと「技」の表示が点滅して、次の技名がわかる)
動画の下には、PCSの詳細も記載されている。
便利。凄すぎる。さすが有料放送(^^;
- フィギュアスケートNHK杯・TV観戦(三日目・最終日)
最終日は「アイスダンス」と「エキシビション」
実はフィギュアスケートで最も面白い種目は「アイスダンス」。
日本には強い選手が居ないので、
民放は男女シングルしか放送してくれないけれど、絶対に見て面白いのは
これ。
シングルにもダンスの要素はあるけれど、「規程の技の完成度」
を競うという要素が大きい。ジャンプは点の配分が大きいけれど、
見極めるポイントはシンプルなものだ。
それに比べるとアイスダンスは、基本のワザや二人の同調性などの
判りやすい判定ポイントはあるけれど、誰も見たことの無い新技の
開発競争や、あるペアにしか出来ない「持ちネタ」など、見どころいっぱいだし、
そもそもシングル選手にありがちな「ジャンプの助走」の真っ白な「間」に相当する時間は無くて、
ぎっしり演技が詰まっていて退屈させない。
リフト系の技は、上位のペアになると、スロー再生にしても
何が起きたのか目を疑うほど複雑で人間離れした技が繰り出される。
そういうため息をつくような凄い演技を「日本人が勝てない」という理由で
放送しない民放は、偏狭ですね。
放送されれば競技人口が増える(将来日本人選手が登場する)かもしれないのに。
- オリンピック代表候補
日本の候補はこのグランプリシリーズに一通り参加している。
二回参加しているのが、オリンピック候補ということになるが、整理すると、
男子:織田信成(1,1),小塚崇彦(2,7),高橋大輔(4)
女子:安藤美姫(1,1),浅田真央(2,5),中野由加里(3,4),鈴木明子(1),村主章枝(7)
織田と安藤はファイナル確定。
高橋と鈴木はまだ1回しか出場していないので確定していないが、
鈴木の残りの試合の出場者の点数をシミュレーションすると、次の試合は
5位でもファイナルに出られる。
(アメリカ大会で、キムヨナがレイチェルフラットに負けない前提で。鈴木は一度も
美姫・ヨナ・真央と当たらなかったのはラッキー)
そして高橋は、何としてもカナダで優勝しないとファイナルに出られない。
女子の三位争いはまだまだ微妙だが、個人的には鈴木をオリンピックで見て
みたい。個性的な演技が光っているから。
2009.11.7
- バッハの「クリスマス・オラトリオ」講演会
TBS(東京バッハ・スコラーズ)という合唱団を主催する先生のトークが炸裂するイベント。
個人的にはバッハは好きだけれど中心は「器楽」であって、「宗教的合唱作品」に関しては
超素人ですよ。
聴衆として、単に「美しいメロディーだなぁ」というふうに聴いていいものかどうかも
良くわからない。
そもそも「日本人のクリスマス」と「ドイツのキリスト教徒のクリスマス」じゃ、
大違いにも程があるし。
というわけで、六部にわたるこの長大な作品が、本場の教会でミサを交えながら
一週間かけて演奏されるというお話と、日本での扱われ方を比較して考えると、
生活の基礎の部分の「どうしょうもないギャップ」を感じるばかりであることよ…。
だいたい、「日本人のキリスト教徒」の友人の言動を観察していても、
極々ローカルなサンプルであることは承知の上で言うのだが、日常感覚で
深いギャップを感じることは少なくないからな。
広く「西洋の芸術」を鑑賞する基礎教養として、キリスト教の色々な文化は
勉強しているつもりなんだけれど、芸術(絵画・音楽)も教義(一般向けの図書だけど)も、
哲学の方面から見たアンチな本も併せて読んで、歴史も読んで、それでも、
生まれたときからキリスト教徒の人の言動にはなんだか「別の世界」を
感じるよね。
そういうわけだから、「クリスマス・オラトリオ」を聴いて、信者と、その他の
感じるものって、違って当たり前。
「葬式」になると、別に仏教信者じゃないけれど、一緒にお経は唱える。
たぶんキリスト教式のお葬式に参加しても、なんか歌は歌う。
そういう時には、あまり宗教と関係なく、想うことは同じだと思うのだが、
モノがクリスマス・オラトリオで、
「ドイツだとクリスマスの12/25が過ぎてもクリスマス・ツリーを片付けてお正月、
とかなくて、年が明けて6日まではクリスマスの続きで…」とか言っても、
私ら日本人だし、正月はするし。としか言いようが無いよね。
というわけで、結論としては「年末にドイツの地方都市に行って前後二週間の年越しをする」
そのくらいすれば、日本の正月を忘れて、ドイツとバッハのクリスマスを体験できるかもね。
もちろん、ドイツ語で旅行できるくらいは勉強してね。ということですよね。
- ドイツには「宗教税」というものが有るんだそうですね。
自分の宗派を申告すると自動的に引き落とされ各宗派に振り込まれるんだって。
なんか中世のまんまじゃ?
- フィギュアスケートNHK杯・TV観戦(二日目)
「安藤美姫」が金メダルで、グランプリファイナル進出を決定。
とはいえ、ジャンプが不発で点数は160点台。オリンピックの最有力候補「キムヨナ」は、
200点超えを達成しているので、最低あと30点は上積みしたいところ。
ファンとしては、本人が会心の出来でにっこり出来るのならば、点数やメダルの色は
あまり関係なく喜べるのだけれど、本人も勝ちたいだろうなぁ。
今シーズン「浅田真央」が不調で前のオリンピックから4年間「浅田真央」一本で
引っ張ってきたマスコミの興味が一気に「安藤美姫」に向いているのも、選手には
プレッシャーなんじゃなかろうか。
グランプリ・シリーズの「ポイント」としては、「浅田真央」の方が絶望的に
低いとはいえ、絶対的な得点、仕上がりで比較すると二人の間に大差は無いので、
もっと先の「全日本選手権」あたりまで、どちらが調子がいいのか、イマイチ
判断がつかない。
思うに、二人とも「演技構成点」は素晴らしくて「ジャンプに頼らないで点が取れる」
という練習はとてもやってきているようだけれど、その分、ジャンプの精度が低下していて、
練習時間の配分の問題はあるのだろう。
結局「ジャンプも演技構成点もどっちも」出来たものが勝ちなのは確かで、
キムヨナとえ居なければ、どちらかに力を入れる作戦でもOKなんだけれど。
でもまあ「静かに見守る」のが、唯一の出来ることだね。
男子は「高橋大輔」の国内復帰第一戦となったが、こちらも微妙な出来。
まあ彼のほうは大怪我からの復帰の途上で、これから滑るたびに「良くなる一方」
であることを信じて次の大会を待ちたい。
- 外国選手も、いつのまにかジュニアから上がってきた新人の台頭が著しいが、
ロシアの子「レオノワ」が元気があって良かった。いきなり「銀」をとったけれど、
彼女はこれから人気が出ると思うな。「スルツカヤ」の若い頃を彷彿させる。
男子もやけに「美形の演技派化」が進行中だ(^^;;
去年まで「なよなよ王子様」だった「ウィアー」が「迫力」を増してきたことも驚きだ。
2009.11.6
- フィギュアスケートNHK杯・TV観戦(初日)
今回は「長野」開催なので、TV観戦である。(TVの方が見やすいしね(^^;)
TVとはいえ、NHKはテレ朝と違って、ほぼ全競技を放送してくれるし、
暑苦しいタレント系スポーツ・キャスターの余計なおしゃべりも無くて、純粋に競技を楽しめるので、
シーズン一番のイベントといってよい。
初日(土曜日)は、各競技のショートプログラム。
日本選手はなかなか低調な滑り出しという感じ。
2009.11.3 [文化の日]
- Studio Life 音楽劇『十二夜』(β組)(シアターサンモール@新宿御苑)
10月23日にα組を見て面白かったので、
役者の組み合わせの違う「β組」の公演も見ることになった。
直接の目当ては
「α組」で公爵の召使「ヴァレンタイン」を演じていた「ちびのメガネっ子」が
「β組」では富裕な伯爵の跡取り娘「オリヴィア」を演じるというので。
「α組」の「オリヴィア」はかなりはっきり「女装」とわかる背の高い男性が演じており、
他の配役も「女装」を強調していたように見えるが、比べると
「β組」は「美形」を女役に配置して、むしろ「こんなに美人だけれど中の人は男なんです」
というアプローチか。
ちなみに「オーシーノー公爵」「マルボーリオ(客演)」「サー・アンドルー」役などは固定。
同じ人がαβで別の役で出ているケースが多くて、(我が家がそうなように)
二倍のお客を呼ぶ効果はあると思うが、練習も二倍の労力だよなと…(^^;
さて、そんな違いがある二つの公演だが、女役に「美形」を投入したβは間違いなく
楽しいのだけれど、立っているだけでは到底女に見えない男の役者が「仕草で女に見える」
というαの出来の良さに改めて感服したという部分が大きい公演だった。
別の角度から見ると、女があそこまで「女らしい仕草」をすると、
むしろ「不自然」と言われるのかも知れず、「男が女に見える倒錯」にこそ、
芸の価値が輝いているのかな、と考えさせられる。
シェイクスピア時代には、全員男が演じていたのだから、当然こういうシチュエーションから
生まれる滑稽を計算して書いていただろう。特に喜劇では。と思うと、むしろ「正統派」の
演出なのだろうな。
「蜷川のオール・メール・シリーズ」の「十二夜」よりも、役者の芸、演出の大衆性などという面で、
この「α」は、上を行く部分も有ると感じた。
ちなみに「β」も、「ちびのメガネっ子」の可愛らしさを生かした演出・ネタがたくさん仕込んであって
面白かったし、反対にそのちびっ子が男声で怒鳴るギャップ萌えシーンもあって、
役者をシャッフルしただけでない演出の細やかさには楽しませてもらった。素晴らしい。
前回も思ったけれど、残念なのはは「音楽劇」の部分が、効果的な部分と、ストーリーの進行を
妨げてしまう部分とがあること。
公爵の登場シーンでロック調で恋心を歌う部分とか、苛められたマルヴォーリオが
ムード歌謡調で傷心を歌う部分とか、いい部分もたくさん有ったけれど、「ワンコーラスで十分ですよ」
と思うところも多々有った。
この「十二夜」には、原作の中にも道化が歌うシーンが多々あるのだけれど、戯曲を読んでも歌の部分は
ついつい読み飛ばしてしまうからね…。
2009.11.2
2009.11.1
- 自家製パンチェッタ[8%]
約4週間経過で半分使ってみた。
火を通すと良い香りがするが、生の状態では微妙。
塩味は8%だとやはりきついので、5〜8%の間のどこかで、乾燥工程が必要と思われる。
- フィギュア・スケート NHK杯放送予定・チェックリスト
11/6(金)
16:00〜19:00(3:00) NHK-h ★ペアSP★男子SP: (生放送)
19:30〜20:43(1:13) NHK-G ★女子SP:(生放送)
22:00〜22:44(0:44) NHK-G 男子SP:(録画)
11/7(土)
13:00〜17:59(5:00) NHK-h ★ダンスOD★ペアFS★男子FS:(生放送)
16:40〜17:59(1:20) NHK-G 男子FS:(生放送)
19:30〜20:43(2:13) NHK-G ★女子FS:(生放送)
23:00〜24:00(1:00) NHK-h 女子FS:(録画)
11/8(日)
13:00〜18:00(5:00) NHK-h ★ダンスFD★エキシビション (生放送)
17:00〜17:59(1:00) NHK-G ペアFS)/ダンスFD):(録画)
21:50〜22:35(1:45) NHK-G エキシビション:(録画)
d1=3:00+1:13=4:13
d2=5:00+2:13=7:13
d3= 5:00
d123=16:23
…録画はSRモードで「SP系」25GBを1枚、「FS+エキシビ」に50GBを1枚、だろうか。
いずれにしても長丁場である。
ただし、予約録画的にはゴールデンタイムを外した午後の放送なので、案外他の予約との
バッティングが少なく済んでラッキー。
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