映画館がやってきた!

構築日記・不定期便
- What's NEWを兼ねた日記のような読み物 -
2009年9月
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[9月のBS/WOWOW★注目番組 ]

2009.9.30
  • あんまりWindowsUpdateがやかましく言うのでIE8にしてしまった。しまった…
     なんだか使わない機能が増えて、表示が1行狭くなったような…
2009.9.29
  • 終わらない夏休み
     何がって、写真の整理が…(^^;
     今日は多摩動物園の写真の続きを見ていたけれど、やはり「室内」で飼育されているコアラの写真の 歩留まりはとても悪かった。被写体はたいして動かないのだが、どうしても手ブレが。
     コアラは大人2〜3匹、子供1匹が居たけれど、子供は他の動物のようには可愛くなくて、 親より一回り小さいだけの印象。
     もともとが「可愛い系」の動物なので、子供ならではの良さが割り引きな感じ。
     そして、大人もイマイチ表情に乏しい。というより「こんな生活にうんざりしている」 という雰囲気だなぁ。
     
  • 今月のHiVi
     パナソニックのDMR-BW970評価記事。質はともかく「WOWOWの一ヶ月番組表」は予約トラブルの元だと思うのだ。
     他の放送局は「一週間先」までしか予定がわからず、WOWOWだけ「一ヶ月先」の予約をしたら、 その週になるまで予約のバッティングが検出できない。ということは、結局数日置きに自分で 予約リストを見直さないと失敗の可能性がある。
     どうせ見直すなら週末に一週間分の映画を予約するので十分だし、SONYみたいに自動録画が充実していれば、 「初登場の映画を全部録画」なんて簡単に出来るのだから、そのほうが良いなぁ。
     「おまかせ録画」を使い始めてから、番組表なんてほとんど使ったことが無い。
  • 「○○さんに××(新作Blu-ray)を見てもらった」という記事
    がいくつも有るのだが、その作品の監督を呼んで見所解説してもらうのは意味が有ると思うが、 素人にホームシアター欲しくなりましたなんて言わせて面白いか?と思う。 記事として有益とは思えないなあ…
  • 音がいいUSBケーブルだとかの記事(小原)はなんだか虚しい
     まあ記事を書いている本人には「聴こえている」のだろうけれど、USBケーブルで 音が変わったらコンピュータなんかに使えないし、そもそもMP3で音質を云々するのが デジタルのご先祖様が聞いたら化けて出てきそうな世界だわね…。
2009.9.28
  • 東京港臨海大橋(仮称)側径間下部トラス桁 海上架設工事(若洲)[参考pdf]
    [東京港湾事務所HP]
     行ってきました。
     東京タワーよりでっかい鉄骨の塊を三隻の巨大クレーン船で吊り上げ、コンクリートの土台に据え付けるわけだけれど、 上に20m横に40mくらいの距離からスタートして、わずか30分ほどですぱっと定位置に納めてしまった。
     もちろん、その後ミリ単位の微調整をして設置するわけだけれど。
     平日だが結構見物人は多くて、そばにいた若い女性が 「合体ロボみたいにガチャ〜ンってくっつかないものかしらね〜」などと無茶な感想を述べていて 笑ってしまった。
     事務所コーナーをみると、完成の暁には石井幹子プロデュースのライトアップもあるのだとか。
     この橋は通行無料だし、25階建のビルと同じ高さに遊歩道も作られるのだとか。
     完成が待ち遠しいすなぁ…。
     帰って写真を現像してまた、その大きさに感動。
     案外、作業用のワイヤーも逆光なのに1ドットまできちんと解像していて感心もする。 EF70-200mmF4L ISは優秀だ。でも距離があるので、橋げたの上(500m以上先)で作業する人の様子まで 見るには400mmでも足りないくらいだったかな。全体を撮るには広角が必要だったけれど。
     双眼鏡も持っていけばよかった。
  • BDZ-RX100を再注文
     結局のところ、amazonがいつまでたっても出荷の見込みを送ってこないのでキャンセルして、 楽天最安で在庫のある「まいど」でオーダーしなおしてしまった。
     それだって本当に在庫があるのかよくわからないのだけれど、ボタンを押したら確かに在庫カウントは一つ減ったので まんざら嘘でもないことを期待して。一週間待つのだ。
     今回のポイントは、amazonよりさらに15,000以上安いということ。
     もちろん三年保証なんか入らない。絶対その前に買い替えちゃうもんな…
     それにHDDレコーダの場合、保障に入っていたって、飛んだデータは帰ってこない。 祈るのが一番である(^^;;
     ちなみに「10/6到着予定」というメールが来た。
  • 秋の新作アニメ・緊急対策
    • 10/2(金) 0:45am NHK-G 「グインサーガ」[NHK公式・自動音楽再生あり]
    • 10/2(金) 1:49am TBS 「けんぷファー」[starchild公式]
    • 10/2(金) 2:19am TBS 「にゃんこい!」[TBS公式]
    • 10/3(土) 2:00am BS日 「生徒会の一存」[NT公式]
    • 10/3(土) 2:30am MX 「とある科学の超電磁砲」[公式]
    • 10/3(土)10:55pm テレ東 「テガミバチ」[公式]
    • 10/4(日) 0:00am BS11 「戦う司書」[公式]
    • 10/4(日) 1:35am チバ 「とある科学の超電磁砲」
    • 10/4(日) 2:29am 日テレ 「犬夜叉〜完結編」[ytv公式]これまでの全167話のおさらい&配信の案内あり
    • 10/5(月) 0:00am チバ 「そらのおとしもの」[tvk公式]
    • 10/5(月) 1:30am テレ東 「夏のあらし」[公式]
    • 10/5(月) 2:00am テレ東 「ミラクル☆トレイン」[公式]
    • 10/5(月) 5:30pm テレ東 「あにゃまる探偵キルミンずぅ」原案:河森正治…[公式]
    • 10/5(月) 5:30pm チバ 「らんま1/2」
    • 10/7(水) 1:00am チバ 「11eyes」…原作はXbox360のアダルトゲーム
    • 10/7(水) 1:14am 日テレ 「君に届け」…青春ものI.G.制作
    • 10/7(水) 1:21am テレ朝 「秘密結社 鷹の爪 カウントダウン」…世界征服ギャグ
    • 10/7(水) 1:30am MX 「聖剣の刀鍛冶」…騎士の少女と刀鍛冶の少年
    • 10/7(水) 「」
     一通り公式サイトを見てきたけれど、高校生くらいがターゲットの作品が多い感じ。
     グインサーガの再放送を録画する予定だが、そろそろBS2をハイビジョン化して欲しいというか、 ファーストランをSD画質でやるのは嫌がらせなのか…
     いずれにしても、「いかに絞り込むか」が問題なのである。
2009.9.27
  • 自家製パンチェッタ
     豚バラのブロックを買って塩をまぶして冷蔵庫に転がしておくだけ。本当は風に当てて乾かしたり とかあるのだが、まあ「塩豚」とも言える。
     普段はほんとに「塩豚」としてなんとなく料理してしまうのだが、今回はちょっと熟成させてみようか ということで、今月の初めくらいに製作。
     先週あたり妻が「う〜ん、これヤバイんじゃないかなぁ…」と言い出したのだが、 臭いをかいで見るとほとんど無臭である。透明感が出てきたので見た目が変化しただけと 思われる。
     ということで、細切れをほうれん草の炒め物に入れたものを妻が作った。 味はまあまあだが、やはりかなり塩辛い。
     塩が少なければ腐ってしまうけれど、塩辛すぎるのも美味しさの点では難がある。 煮込み料理に使うのならば平気なんだけれど。
     …というわけで、本当に旨いパンチェッタを作るには、腐敗しないギリギリの 塩分量をきちんと計量して作る必要があるのだろうなぁ。
     今のところは、肉全体に塩をまぶして溶けきらずにほんのりザラツキが残る程度 の塩を目分量しているのだが、これだと確かに普通に料理に入れないほどの塩を 使っている。
    (ちなみに、この分量で作ると一年くらい放置しても全然腐らない)
     今度作るときには、塩を計ってみよう。
     結局のところ問題は水分活性なので、乾燥工程を入れると格段に 少ない塩分で行けるようにも思うがはてさて…
    参考:水分活性の話
     ところで、微生物が繁殖できないほど「甘い」のは人間が美味しく感じるのに、 「塩辛い」ほうは「うぅ…」ってなるのは面白いですねえ。
2009.9.26
  • 巨大建築大好き・首都圏外郭放水路
     雑誌ニュートンに綾瀬川流域と江戸川を繋ぐ「首都圏外郭放水路」の記事が載っていた。
     これは、1993年から2006年にかけて作られたもので、国道16号線の地下をシールドマシンで 掘り抜いて走っているのだそうだ。直径は単線の地下鉄の二倍。
     目に見えない地下に凄いものを作ったなと思うが、「建設後、地域の洪水被害が減った」 という記事を見ると2002年7月の台風の浸水被害248戸が2006年12月の低気圧で85戸に減ったとのこと。
     この記事には放水路に掛かった金額が書いてないのだけれど、200戸ばかしの浸水を救うためならば、 低地の地域全体に補助金を出して盛り土して建替えるという手も有りじゃないかなぁ。
     一戸当たり2,500万の補助金を出してもx200なら50億円だ。
     これは放水路より安そうだし、ゼネコンのお金が流れるより、個人住宅の建て替えが 進むほうが地元建設会社も潤うし、耐震住宅とか、総合的に防災も進むし良い考えだと思うがなぁ。
     まあ「昔からの洪水の名所」みたいな土地に過密な人口が住んでいるのがそもそも 不思議なことではあるけれど。
     日光に行く途中、東武線の車窓から、田んぼの真ん中に「高く石垣を積んでお城みたいになった農家」 がたくさんみられる地域が有る。これは明らかに河川の氾濫に備えた知恵で、ほんの50cm程度で 水害から守られているのだろう。水害地域に新築する人はもっとこういう知恵を活用すると良いと思う。
2009.9.25
  • SONYの新型ウォークマンNW-A840のレビュー記事→[AVWatch]
     発売は10月末だけど、これはいいねぇ、欲しいねえ。
     楽天で最安を見ると、32Gが\29,800、64Gが\39,800
     amazonでは64Gが\35,800
     発売時点ではだいたい\35,000前後になるかなぁ。
     黒はスタンダードだけれど、ブロンズも実物を見てみたいですなぁ。

2009.9.24
  • 昨夜、Amazonから「BDZ-RX100の出荷予定が立ちません。いつでもキャンセルできます」のメールが来る
     最初の出荷予定は20〜22日だったが、リアル店舗には16日頃から並んでいたので、 いくらなんでも、先週のうちに「予約数と実入荷数の引き算」ぐらい出来るのではないかと 思うのだ。
     ようするにAmazonは「いつでもキャンセルOK」の予約システムなので、発売前の発注(確保)数が、 大幅に少ないのだろうな。でも大手量販店の開始価格より安かったから、キャンセルしない人が多かったのだろう。
     ヨドバシで実物を見たところ、発売前の予約価格から大幅に値引きされていてこれなら 買ってもいいかと思ったけれど、確認したら、Amazon価格は先週より1,000円ちょい値引きされて さらに安くなっている。
     出荷が遅い為にAmazonをキャンセルする人も出るだろうから、順番は繰り上がっていくだろうし、 その間にも各社の値段は変動していく。悩ましいところだ(^^;
     もっとも、良く考えてみると「欲しいことは欲しいけれど今すぐ欲しいということは全然無い」 のである(^^;
     妻に相談すると「真っ先に買うとバグや初期不良に当たるでしょう」と言われた(^^;
     いや、最近のデジタル家電は衛星ダウンロードで自動バージョンアップがあるから不具合は 後から修正できるんだ、というと「あとから誤魔化そうという発想が気に入らない」 と…(笑)
  • シグマのレンズを眺める
     先日こんなレンズがあれば…という話をしていたのでカメラ屋に眺めに行く。
     100-300mmF4なんてレンズがあって、300mmF4をズームにするという考えは大賛成なのだが、 下が100mmはなんだか長いな〜と。これでは、70-200mmF2.8にx1.4のテレコンをかませたのと 大差ない。何故一般的な70-300mmのままF4化しないのだろう。それでもキャノンの70-300mmより高性能かもしれないが、 フィルター径φ82mmは巨大(^^;(EF300mmF4Lはφ77mm)
     キャノンの望遠ズームはほぼ全品売り切れ入荷未定。
     「秋の行楽シーズン」で売り切れただけなのか、商品ラインナップの更新が近いのかが 気になるところだ。もっとも、今シーズンは話題の新100mmマクロを含む3本の新製品を 出しているので、この上の追加はそうそう無いだろうが。
     50-500mm(EOSでx1.6換算、80-800mm)というレンズがデモしていたのでのぞいたが、 さすがに500mmは手ブレ防止機能があっても手持ちでは限界領域だと思った。
     機動力があるのは300〜400mmが限度だな。
  • と考えると、70-300mm,100-400mmのズームは実用範囲で使いやすそうな長さ。
     しかしフルサイズでは100mmを跨ぐ標準ズームがあったけれど、 APS-Cサイズになると、これが少ない。
     17-105mmなんてズームがあったらいいんだが。
     あるいは、やはり70-300mmF4の高性能レンズ。70-300mmF5.6と70-200mmF4/F2.8 があれだけ売れているのだから、両方の良い所取りで絶対売れると思うのだが。
     x1.4で98-420mmF5.6 になる。ってことは人気の100-400mmの設計流用で簡単に作れそうだ。
2009.9.23(秋分の日)
  • シルバーウィーク
  • 我が家的には夏休みの予備日であるが、妻は発表会のリハーサルにでかけ、私は 「HDDレコーダの引越し」のために溜まった番組を見つつ、「多摩動物公園」の写真整理。
     今回は撮影した1,000枚のうち半分近くが「ユキヒョウ」だったのだが、動物園は「柵」越しの 撮影になるので、歩留まりが低く、ここで1/3は捨てておきたいなという感じ。
     技術的には、EF70-200mmF4Lで、絞り開放(絞り優先オート)にして柵をぼかす、 のを基本に、AFのフォーカス・リミッター(3-無限遠)で近くを無視するか、 マニュアル・フォーカスで撮影。ただし、柵の近くに「子ヒョウ」が来ると、3m以内になってしまうので、 頻繁にモード切替が必要。
     面白いことに「ヒョウ」は体の模様がはっきりしているためか、想像以上にAFの反応が良く、 柵越しでもそのままAFで行けるシーンが案外多かった。
     フォーカス・リミッターも、動物園ではどこでも有効。難しいのは、動物が3m以内に 近寄ってしまい、1.2〜3mの間に居て、しかも柵に1.2mより近付けないケース。
     さらに極端に柵のそばに「ヒョウ」が居ると、AFは柵より「ヒョウの模様」のほうを拾うことが多い。
     微妙な距離のときはマニュアルで対応だけれど、思った以上に元気に動き回るので、 マニュアルは難しい。しかも、面白い動きをしたときほど「突発的」だから。
     一度だけ母親が突然大ジャンプをした時は、ズームもAFもパニック(笑)
     4コマほど撮れていたけれど、ピントが甘いのは残念。妻は「動画で撮ろう」としたらしいが、 見事に「着地」だけに。コンパクトカメラは動きが重い(でもほんの1秒差かな?)
     もうひとつ難しかったのは、オランウータンの空中散歩。
     これがスイスイと渡っていってしまい、なかなかAFフレームの真ん中で捕らえるのが難しい。 背景が空で、体毛が黒っぽいのもAFが迷う原因か。
     茂った木を上っていくシーンは、動きは遅いが、半分は手前の木の葉にピントが。
     レッサーパンダもたくさん居て面白い動きをしていたのだけれど、木登り大好きで、ピントが木の葉。
     「オーストラリア園」(コアラ・ワラビーetc.)はガラスで囲われた飼育場所が多いので、 「柵」に邪魔されることは無いのだけれど、見物人が映りこんで、常にもわっと白っぽい。
     「アフリカ園」は、広場に放し飼いっぽく展示されているので写真的には楽勝。
     人ごみというほどのものも無いし、明るいし、柵は無いし。
  • というわけで、今回の撮影は技術的には頑張ったんだけれど、「機材」はこんなだとさらに良いなぁ… という話。
     レンズは70-200mmF4 IS USMを主に使ってほぼOKだが、50-400mm程度の範囲が有ればもっと楽。
     他人の機材を見ていると、まあ同じEF70-200mmF4LかF2.8Lがいちばん目に付くが、 EF100-400mmは何人も居たし、シグマの120-400mmとか150-500mmとか持っている人もちらほら。
     中には300mmF2.8クラスも何人も。
     400mm前後になると、動物の「表情撮り専門」という感じか。
     連休の大混雑の中に、そこまで巨大な機材を持ち込んでも身動き取れないよね?という 疑問もある(一脚ならまだしも、ジッツォの重い三脚とかね…。)けれど、 大口径レンズのほうが「柵が大きくボケて結果が良い」ということは 有ると思った。
     テレコン(x2)所持率も高い。
     総合的に考えて、100-400mmあたりが一番「動物園」的レンズだと思うが、 檻の中に居る動物なら70-300mmで十分。ただ、EF70-300mmは、AF動作が遅く、一旦「柵」にピントが 行ってしまうと、動物に戻ってくるまで待たされるし、マニュアルフォーカスもやりにくい。
     EF100-400mmだと、望遠性能やAFは申し分ないが、重いし、標準ズームと重なる焦点域が無いので レンズ交換が増えそうだ。
     70-300mmF4あたりのスペックのAFの早いレンズが出たら欲しい気もする。
     EF24-105mm + EF100-400mmというセットも有りかもしれない。重いけど。
     ちなみに、妻のコンデジは25〜300mm相当なので、何の不満もないようだ(^^;;
  • カメラ本体は、その前の「イルカショー」や「泳ぐペンギン」などなど、高速移動する 動物たちを撮るためにAF性能の限界を感じた。
     EOS20Dは、ひし形配置の9点AFだが、一瞬で90度以上の角度カメラを振るような状況では、 なかなかセンターで追いきれるものではない。
     そんな時に、新しいEOS 7Dの19点AFの密度の高いAF点配置はヒット率高そうだ。
     連射速度と枚数ももう少し欲しい。
     EOS20Dは、RAWで「5枚/秒・6連続」だが、EOS 7Dは「8枚/秒・15連続」
     イルカでもヒョウでも、動物がジャンプする瞬間を収めようとすると、連射が1秒では短い。
     カナダのクジラの写真も、ちょっと1秒では短かった。
     まあ、最近は妻が「動画」で撮影したりしていて、決定的瞬間を狙わなくてもそれなりに 写っちゃっうみたいな状況もあるわけだが。
2009.9.22(国民の休日)
  • シルバーウィーク
  • 「多摩動物公園」に行って「ユキヒョウ」の赤ちゃんを見よう!
     そもそも札幌の円山動物園で「ユキヒョウの双子が生まれた」という動物園ブログを見て 「こりゃ可愛い」と思ったのだが、そうそう北海道に通えない(^^;
     そんな頃「多摩動物園でユキヒョウの赤ちゃん誕生」のニュースが入ってきた。
     最近「動物園経験値」が上昇中なので、「午前中に見に行くべし」と、我が家的には珍しく 朝から行動したが、現地に行ったら「公開は9:30から11:30までです」の看板。
     「うお〜残り時間が!」←実は当初予定から1時間以上遅く行動していたので…(^^;
     広大な多摩動物園の一番奥の方にある「ヨキヒョウ」の檻めがけて山道を登る。たどり着くだけで 今日のエネルギーの大半を使ってしまった(^^;;
     案の定動物園は連休の凄い人出で、中でも「ユキヒョウ」「オランウータン」「コアラ」 「カンガルー」あたりは行列状態。
     見るだけで一苦労の状態ではあったけれど、まあ周囲の女子が「可愛い〜!可愛い〜!」と 連呼するだけの事はある。もう絶妙。しかも、ほとんど動かない親たちと違い、ひと時も ジッとしていない。あの可愛さにはやられた。
     小学生以下の子供たちが「赤ちゃんは〜」と探している。
     いやいや、猫よりでっかいけど、あれが赤ちゃんだって(笑)
     しかしどうやら、親子兄弟で激しく遊ぶシロクマと違い、ユキヒョウの子供は 一人遊びが好きなようだ。親子の絡んでいる写真はほとんど撮れなかった。 なんだか授乳もしない。
    「猫の仲間」だから?
     「円山の双子のユキヒョウ」もあまり二人で遊ばないらしいし、子供を飼育員が抱いても 親は気にしないらしい。
  • もうひとつの目玉は「オランウータンの樹上生活」
     行動展示で人気の旭川の動物園でも人気の展示方法だが、もともと「山」そのものの 多摩動物公園では、建物からホンモノの密林にロープが設置してあり、親子三匹が 飼育小屋と山を行き来している。
     綱渡りの軽快さは体重に比例するらしく、子供のオランウータンは観客がハラハラするほど 元気よく軽快に綱を渡り、手と足の区別も無い。大人は上下二段のロープの両方を使って ゆっくりと渡っていく。
     大人が地上で行動しているところを見ると、二足歩行とはいっても、両手を松葉杖のように突いて 歩くことが多い。完全に「脚力」より「腕力」が優位な樹上生活の本性が見られるようで 面白いと思った。
  • 大昔、初めて日本にコアラが来たときには「パンダ」と同じように大騒ぎだった。
     狭い観覧通路を「立ち止まってはいけません〜!」という指導に従って粛々と通過するだけ。
     で、久しぶりに行ってみるとこれが…いやいや、対して変わらない盛況振りではありませんか(^^;;
     まあ昔のように全然立ち止まれないということは無いけれど、凄い人ごみで 警備員が「後ろの人にも見せてあげてください」と叫んでいるのは変わらない。
     しかし、アクリルガラスに囲まれて、コンクリートむき出しの床に四角く組まれた足場 で生活している彼らを見るのは、好きなように遊びまわるオランウータンの後で見ると いかにも窮屈で気の毒。
     まあ、一日の大半を寝て過ごす彼らに、どんな不満があるのか知る由も無いのだけれど、 せっかくだから空を見せてあげたい気もするのであった。
     ちなみに、「コアラ」も「赤ちゃん」がいたが、対して動いておらずなんだか良くわからなかった。
     「ワラビー」もそろそろ袋が窮屈になったくらいの大きさの親子が居た。
     袋の中を懸命に覗き込む子供が、なかなかの可愛さ。
     「ウォンバット」は一匹しか居ないようだったが、いくら夜行性とはいえ、 地面の浅い窪みにはまって大の字で眠りこけるのはどうかと思う(^^;;
     「ワライカワセミ」は、私がその場を離れた後に盛大に鳴いていた。何故だ(^^;
     アフリカ園は、シマウマとかキリンとかが、たくさん「群れ」になっているのが良い。
     やっぱり1,2頭では寂しいし、ここでも今年生まれの子供が居てなかなか可愛らしい。
     昆虫園では「秋の鳴く虫展」を開催。風流であるが、こういうところでは人間の子供が とっても煩い。動物の子供は可愛いのにな〜
     チョウチョの舞う大温室はなんだか妻には好評であった。なんとなく優雅で和むね。
2009.9.21(敬老の日)
  • シルバーウィーク
  • VPL-VW100ランプ寿命警告
     いきなり「あと50時間でランプ寿命です」という表示が出た。ん〜安いものではないのだから 100時間前には警告してくれないと心の準備がな…消耗品だから買わないわけにもいかない(^^;;
     しかし、覚悟はしていた。前回ランプ交換までは約2年だったので、今回も似たようなペース ではある。
     というわけで、楽天でカードで買える一番安い店の世話になることに。
2009.9.20
  • 夏休み
  • 八景島シーパラダイス
     ここからは「シルバーウィーク」とかいって全国的に連休。ってことで、観光地に行くと うんざりするほどの人でしかも子供がうじゃうじゃ(^^;
     東京はインフルエンザの流行が「警報レベル」に上がったというのに、とりあえず 人ごみを自粛している人はどこにも居ないのだなぁ…
     「八景島シーパラダイス」の大水槽は、平成ガメラ第一作『ガメラ・大怪獣空中決戦』の ロケ地の一つでもあって、GWには第二作のロケ地「札幌」に行っているので、あとは京都(駅) に行けば一年で三作ロケ地巡りコンプリートなんだが…(笑)
     シーパラって昔から存在は知っていたわりに、どういう施設化全然知識がなかったのだが、 豊島園に水族館(イルカショー)をくっつけたような感じだった。
     まあ「一日あっても遊びきれない」というと好意的な見方だが、水族館好き視点だと 「鴨川シーワールド」の方が充実感はあったかな。展示内容が違うので単純比較は出来ないけれど。
     ここの目玉は「シロイルカ」がたくさん居ることか。
     単独の水槽もあれば、ショーでも活躍している。
     あの独特の「ぷにぷに感」が「いや〜ん、癒される〜」と女子一同には好評。
     「ふれあいコーナー」もここならではで、水槽のイルカに触ることが出来る… というか、イルカの方からなでられに寄って来るのだ。なんだか「飼い犬がしっぽを振って懐いている」 のと全然変わらない感覚。
     水槽のヘリに来てなでられているイルカがごろ〜んと回転して、ヒレやお腹を見せるなんて、 いやいや、意外なんてモンじゃない(^^;
     「海の動物ショー」はなかなかショーあっぷされていて、お姉さんのテンションも高くて面白かった。
     全般的には、水と水槽のガラス面がとても綺麗なことに感心した。とにかく見やすい。
     去年見た「名古屋港」の水族館も驚異的な透明度だったけれど、技術の進歩を感じる。
  • 遊園地部分では、ジェットコースターが3分半もあって、とっても長かった。
     動きはそんなに過激じゃないので、じっくり楽しめる感じで宜しい。
     垂直に落ちるやつも乗ったが、いや〜、あれは「本能」に反しているわ。 子供の頃は高いところから飛び降りるの大好きだったけれど、これは自分で コントロールできないから恐怖感が沸くのだろうなぁ(^^;
  • 同じことを繰り返す動物たち
     シロクマ。水槽を泳ぐ姿が見られるのだが、必ず同じ場所でターンする几帳面さが印象的。はじっこできちんと 壁に「タッチ&ターン」するところなんか良いな〜。
     シロイルカ。円筒水槽に住んでいるのに、何度見ても同じルートを上下しながら「泡遊び」している。
     写真的にはずっと繰り返してくれるので撮りやすいのだけれど、 あまり同じことの繰り返しなんで「本人も退屈しているんじゃないか」と思わないでもない。
2009.9.19
  • 夏休み
  • レコーダー引っ越し準備など
2009.9.18 2009.9.17
  • 夏休み
    サッポロビール船橋工場見学
     今まで何度か見学したことはあるのだが、日曜で工場が動いておらず、こんかい初めて 稼動しているビール工場を見学できて楽しかった。
     ビンビールのラベル張り機が不調でメンテナンスしていたのがまた良い(笑)
     というか、それ以外はほとんど無人だったなあ。人件費なんてほとんど掛かっていないようだ。
     工場見学をあんないしてくれるお姉さんの制服はなんだか「大阪万博」のコンパニオン のセンスのまま。ブルーの基本の上に白と赤のライン。なんだか歴史を感じたな〜。 昭和である。
     見学の後はジンギスカン。90分一本勝負だが、平日で混んでも居ないせいなのか、 ラストオーダーの後追い出されることもなく、「もう食べれない…」とのこりの肉を 突っつきながら、二時間半近くうだうだ過ごしたのであった。
     旨いのだが、けっこう味付けは濃かったな。もっとアッサリしていてもいいな。
2009.9.16
  • 夏休み
    7p-9p:タブラトゥーラコンサート
2009.9.15
  • 夏休み
    9a-4p:東京湾エンターテインメントクルーズ
    東京(日の出桟橋)〜千葉港〜横浜港(大桟橋)〜東京(日の出桟橋)
    12p-3p:臨海大橋中央防波堤側トラス桁架設
     普段は「東京湾納涼船」なんかをやっている船で、東京湾を一回りするクルーズに参加。
     エンターテインメントというのは、船内で「マジック」「三味線」「まぐろ解体ショー」があったので。
     とはいえ、こっちはただの「船好き」なので、出し物はパス。
     まぐろ解体ショーなんか物凄い人だかりで見ることも出来ないので、「船内TV」の中継で見た(笑)
     千葉港には、千葉県発のユルキャラ「ちーば君」の着ぐるみがお出迎え。
     こいつは「せんと君」が話題になっていた頃にネット「全国のユルキャラ」なんて画像で 知ってはいたのだが、横向きの犬っぽいキャラが千葉県(房総半島)の輪郭をしているという モノなのだが、立体物にして正面顔などでは、もはや最初の趣旨は想像も付かない。
     イベントなんかに参加しても当然ほとんどは「正面」を向いているわけなんだし、 「横顔が地図の形」という発想は、キャラクター展開を考えると不適切だったような…。
     まあ可愛かったけれどね(^^;
     「船旅」としては、一日中辛うじて降らない(一瞬パラっと来たこともある)という程度の 天気で視界が悪くて「東京湾を一望」というわけではなかったのが残念。
     やたらと船に群がる「カモメ」の写真ばかりが撮れてしまった(^^;
2009.9.14
  • 夏休み…ほんとに休むだけ…
2009.9.13
  • 東京湾臨海大橋
     若洲とごみ埋め立て地を結ぶ「東京湾臨海大橋」の工事が、今週最初の「トラス部分の架橋」工事をするのだとか。
     この橋、水面からのクリアランスは、54.6m
     レインボーブリッジが「クイーンエリザベス2」がギリギリ通れない(約52m)と非難され、晴海客船ターミナルの 衰退を招いたことから、余裕を足して設計されたのだろう。
     しかし、件の「クイーンエリザベス2」もすでに引退。
     後継世代の客船は、
    • クイーン・メリー2号は 62m(2004年就航)
    • サファイア・プリンセスは 54m(2004年就航)
    • フリーダム・オブ・ザ・シーズは 54.5m(2006年就航)
    • 新クイーン・エリザベス号は 56.6m(2010年10月就航)
    また通れないね…。
    参考:
2009.9.12
  • 今日から夏休み
  • 合唱団GPC第36回定期演奏会(@恵比寿麦酒記念館)
    バッハに捧げるオマージュ
     指揮:櫻屋敷滋人
    ・J.S.バッハ/イエス、よわが喜び BWV227
    ・信長貴富/ゴールドベルク賛歌
    ・F.マルタン/二重合唱のためのミサ

     バッハは先月の全曲演奏会でも聴いた。先月の方がまとまっていた感じ。
     「信長貴富/ゴールドベルク賛歌」は、谷川俊太郎がバッハの「ゴールドベルク変奏曲」を聴いて 触発されたイメージを言葉にしたもの、それの「言葉」から感じたイメージを「曲」にしたもの。
     発注した側からは、これを「二台ピアノ伴奏」にという注文を受けたそうな。
     私が作曲家なら、ゴールドベルク変奏曲を二台ピアノ伴奏の合唱曲にするなんて「無茶振り」 な発注は勘弁してほしいところだが、事情通に聞くと「よくあること」なんだと。

2009.9.11
  • オペラの録画大整理(BDレコーダー(BDZ-RX100)買い替え計画)
    以前から資料に使っている「一冊でわかるオペラガイド 130選」 山田 治生 (著)
    の見出し作品130と、マニアック編70作品(計200作品)のタイトルをすべてExcelで書き出して、 「DVD&CDファイル(72枚収納)」の背表紙として印刷(三分冊)。
     72枚x3冊で216枚のBD&DVDが収納できる。
     つまり「手持ちの録画済みタイトル」とは無関係に、収納スペースだけ先に確保。
     まだまだ見たことの無いタイトルもこれから録画して、どんどんファイルに追加しても、 これであと5〜10年は戦える。…と思う。
     放送は海外の「音楽祭」単位で複数の作品が連続することが多いので、以前は音楽祭単位で まとめたりしていたのだけれど、結局「国」-「作曲家」-「作曲年」の順でファイリング するのが分かりやすいようだ。
     今は「空き地」がたくさんあるので、コンプリート意欲も湧くね。
  • オペラの演目には激しく「流行り廃り」があって、参考書のリストを見ても生きているうちに 放送されるかどうか分からないような作品もあれば、数年前まで聴いたことも無いような曲が 世界中で上演されまくりなんてことも。
     去年からは「ヘンデル」のオペラが大流行。
     だいたい「生誕○○」「没後○○」の年には集中して取り上げられるわけなので、どの作曲家も 平均50年に一度はブームが来るわけだ。まあ大メジャーと100年周期でかぶってしまうと 思い切り日陰になってしまうこともあるけどね。
  • オペラの名盤 (平凡社新書)堀内 修 (著)
    は、「今聴ける名盤(69演目)」を取り上げているので、なかなか参考になる。
    ご本人もいまNHKですごく見ることができる旬の人だし。
  • ともあれ、たまったオペラをBDに書き出して残り200GB
     あと一週間でピシッとリプレイス出来るかな?
  • ビートルズのリマスターCDが話題だとか(amazon)
     amazonにサエキけんぞう氏の(いかに良いかについての)解説があるが、 お買い物的にはこの「2009/9/9発売」のディスク群がすべてリマスター版らしい。
     で個人的な結論としては、今までCDは赤/青盤しかもっていなかったから、このさいど〜んと BOXで買えばいいじゃん!てこと。
     アルバム14タイトルにミニ・ドキュメンタリーのDVDがついて3万円を切っていて立派な箱付き。 個別に買うより、コレクションとしてまとまり感があって良いよね。勢いで買っちゃうぞ!

  • SONY秋のAV機器新製品「ソニー ディーラーコンベンション 2009」
     今年の新製品は久しぶりに手に入れたいと思う機器が揃った。
     SXRDプロジェクターはVPL-VW80後継機とVPL-HW10後継機の二種類が発表されて、
    キセノンランプ搭載機種は無いが、まあ100万円を越す装置がそうそうバンバン売れるもの でもないから無理も無い。それどころか、VPL-HW10が安すぎるのかVPL-VW80クラスもそれほど 数は出ていないらしいのに、きちんと新型を出してきたことを評価したい。
     そのVPL-VW80後継機は、光学ユニットの漏れ光を低減させることと、 「アドバンスト・アイリス3」採用で、コントラスト比は12万:1に倍増したそうな。
     今使っているVPL-VW100のコントラスト性能は、 最大15,000:1(アドバンスト・アイリスONにて / OFF時推定 3,000:1)
    というもので、その前のVPL-VW10HT(透過型液晶)は推定300:1と言われていた。
     さすがに「300:1」は黒が灰色だったけれど、「3,000:1」ならば、初期の動的アイリスの 15,000:1の性能とデメリットを考えると、「3,000:1」で十分。さらにいえば、 1980年代にNHKが調査した「フィルム上映の諸元」では、初号プリントのコントラストが、 「1,500:1」というので、映画館の黒よりはずっと黒い。
     今回の新製品ではそれが、120,000:1(アンドバンスト・アイリス3:on)で、 ネイティブコントラストは発表されていないけれど、1/10としても12,000:1で、 手持ちの機種の4倍以上、アンドバンスト・アイリス3が使い物になるならば40倍の性能… ということになる。う〜む(^^;;
     今回のアイリス制御は、制御速度を高速化して、絞り込んだ状態でのコントラスト 制御もきちんとやっているそうなので、実用性は期待できる。
     まあ、4倍は期待したい水準だが、40倍までのコントラストは、そこまでやる 必要があるのかとは思うが。
     その外、倍速(120Hz)制御もあって、これは「液晶TV」では店頭デモでもとても 効果が高いので、あったら嬉しい機能だ。
     映画はたったの24Hz(コマ/秒)なのでそれほど気にはならないのだが、 ビデオ系は動体の鮮明さの向上効果は明らかだ。
     ガンマ・コントロールも調整項目が増えるようだ。いじって楽しい機種になるかも。
     ちなみに、価格は65万円程度とか。

     AVアンプの新機種はTA-DA5500ES(27万円くらい)
     今使っているフルデジタルアンプのTA-DA7000ESの後継機はまたも出ず。
     アナログアンプとの大きな違いはサラウンドスピーカーの二本同時駆動ができるかどうかが 違うのだが、SONYはどう考えているのやら…。
     とはいえ、TA-DA5500ESは、スピーカーの自動調整機能が大きく進化していて、 自動で超精密な再生をしてくれるのならば、もはや物理的なスピーカーをたくさん並べる必要が 無いのか?という気がしないでもない。
     機能的には「HDMI入力:6,出力:2本同時出力可能」というのがポイント高い。
     プロジェクターとTVに両方HDMI出力できるのは、とにかく便利だ。
     もっとも、我が家的にはまだまだアナログTVなのだけれど。

2009.9.10
  • ぽちってしまったぞ、BDZ-RX100。あとは一目散に今使っているHDDの内容の整理に専念だ!
     ところで…どうせならこの型番、RX78にすれば10倍売れただろう?

  • ステーキ屋のO-157騒動二件について
     「ペッパーランチ」の角切りステーキで食中毒が出て、営業再開したという ニュースとともに、別のステーキハウスで、同じO-157食中毒が発生した。
     二つの事件の原材料は、カナダ、オーストラリア産で、加工は国内の工場で やっているようだ。
     O-157が付着したのが「食肉生産工場」「国内の加工場」「店内」の何処かは定かでないが、 問題は二つの事件とも「角切りステーキ」だということにある。
     O-157は「大腸菌」なので、発生源は糞便。と殺場で解体するときに大腸の結搾が きちんと出来ていないで、肉に(間接的にでも)糞便が付着する可能性があると、 汚染が起きることになる。
     通常のステーキ肉ならば「菌」は表面にしか存在しないから、切り分ければ 肉の内側に「菌」は存在しないし、軽く焼くだけで死滅する。
     しかし「角切りステーキ」は寄せ集めの加工肉だから、菌が存在すれば 製品の内部にまで入り込んでしまう。
     菌類は最低でも70度以上の温度で調理しないと死滅しないから、 ステーキのような調理法では殺菌は不可能である。
     逆に言えば、店についてから付着した菌は、表面の過熱で死ぬので、 菌が混入したのは店内ではない。(保存中の温度管理が不適切だった可能性はあるが。)
     この食中毒が「角切りステーキ」で発生しているということは、国内で この形状に加工した工程に問題があった可能性が一番高いのでは無いだろうか。
     国内の牛肉業界は「国産が安全」などと宣伝はしているが、国際的な評価では、 衛生的な加工技術で米国などには遠く及ばないのが実体らしいから、きちんと、 原因を追究して衛生技術のレベルアップを果たしてほしいものだ。
  • まぐろ輸出禁止とか…
     地中海のクロマグロを輸出禁止にしようとしている組織があるようだ。
     まあ、自分の食生活的に困りはしないのだけれど、日本人の食べ物が 外国人の手で制限される事態について、危機管理の考え方を持っておく必要はあるなぁ、 となんとなく考えさせられる事態では有る。
     まあ一番直接に困るのは輸出しているスペイン人なんじゃないかと思うのだが。
     それにしても海洋資源はいつまでたっても「採った者勝ち」なのかねぇ?
     科学的に「持続可能な漁業」の考え方が定着してもいい頃だと思うが、 現状は科学というより「政治力の欠如」なんだろうな。
2009.9.9
  • EOS 7D,APS-Cの1800万画素ってどうなんだろう
     前機種のEOS 50Dは1500万画素、1.2倍、手持ちのEOS 20D(800万画素)の2.25倍。
     カタログでは、配線の微細化とマイクロレンズの距離の短縮をしたと書いてある。
     配線の微細化はつまり「開口率」を上げているということなので、フォトダイオードの 面積は画素数の比率ほど減っていないことになる。
     マイクロレンズの距離の短縮は、レンズからの光が斜めに入射することによる損失を 抑えることが出来る。つまり「周辺光量低下」を軽減する。
     技術的な根拠はそういうわけだが、やはり画質は撮ってみないと判断出来ない。
     一方ネットでは「高画素批判」が大盛況。
     もちろん、ライバルのNikon D300Sなどは何年も前から「1200万画素」で進化が 止まっていて、相応の大伸ばしをした場合、画素数が1.5倍も違うと解像感は変わって くるので、批判をしないと心穏やかでないのはわかる。
     ただし、ネットで批判している人の大部分はパソコンで1:1表示した場合の 1ドットごとの見えを云々しているのがおかしい。
     1800万画素は、縦横のドット数では5184×3456画素
     フルハイビジョンのディスプレイが1920×1080画素で、粒子を観察するには さらに二倍程度にしないと見えてこないことを考えると、粒粒を論じている 人たちは、全画面の1/50程度の面積しか見ていないことになる。
     そのことに何か意味は有るのだろうか?
     レンズの解像度の限界を超えそうな部分も批判の対象になっている。
     「1800万画素の解像度を生かすには、高価なレンズしか使えない」 というのだが、「サンプリング理論」から考えれば、レンズの性能を漏れなく 再現するには、レンズの解像度の(縦横)2倍の画素数は必要だ。
     CDのデジタル録音が44.1kHzのサンプリング周波数で22kHzまで録音できることと 同じで。
     そして「撮影機材の主役はレンズ」だと考えれば、「レンズの持ち味を再現する為に 画素数が必要」なのであって、「画素数が多いから解像度の低いレンズが使えない」 という考え方は本末転倒だ。
     もっとも異常に感じるのは、「レンズ」の性能を評価するのに、まるでスキャナーで 平面原稿を取り込むように、 1ドット毎に完全な再現をすることを至上命題と感じているひとが多いようなところ。
     マクロレンズで平面…硬貨の模様を撮影するとか、そういう特殊なシチュエーション も絶無ではないが、女性ポートレイトなんか、まつ毛の先だけにピントが合っていて、 あとは如何に美しくぼけるかが勝負だったりする。
     世の中の「良い」とされる写真のほとんどは、いかにボケを生かして背景を整理し、 主題を見せるかが重要事項。
     そういう前提で、画面の隅っこのほうの1ドットずつを観察してネットで激論している人は、 本当に暇人というか、パソコンを畳んで撮影に出かけろ、と助言したい。
     そもそも、女性写真ならモデルの一番美しい部分にピントを合わせるべきで、 全画素美しい人間なんかいないし、そもそも人間は立体だから、厳密に言えば ピントが合うのは一箇所しかない。
  • まあ、いろいろ考えて1800万画素は必要以上に多い?という意見が出るのは おかしくも無いが、800万画素のEOS 20Dで撮影していると、横位置で撮影した写真を 縦位置にトリミングしたばあいに、A4用紙に印刷しても少し解像度が足りないと 思うことは有る。(実質画素数は半分以下になってしまうから)
     最初から縦位置で撮影すればいいことだが、小鳥を高速連射するとか、横位置でないと チャンスを生かしきれないシチュエーションはあるし、縦の紙焼きと パソコンやプロジェクターで鑑賞することを両立させるために、 横位置優先のことは多い。
     いざというときに画素数が二倍あると、1.4倍のテレコンバーター的に使える 意味も有る。
     これも本来は「レンズを交換すべき」だろうが、とっさの場合でレンズ交換していると チャンスを逃すこともあるし、旅行で機材を絞りたいとか、暗くてテレコンが使いにくいとか、 画素数が多いことで撮影領域が広がることはある。
     建築物撮影なら、あおり撮影による垂直線のゆがみも、シフトレンズを使わずとも、 超広角で水平に撮影して、要らない部分(下半分の地面)をトリミングでカットすればいい という使い方もある。
     まあ、昔から「トリミング前提のフレーミングは邪道だ」という論はあるのだが、 それはやっぱり「精神論」であって、画質が許すならば最適なフレーミングというのは 4:3や3:2のフレームだけではないはずだし、 風景写真でも、現場でやたらと色々なフレーミングを大量生産して後で悩むのも いいけれど、現場では絞りやピントに集中して、厳密なフレーミングはPCの画面上で 考えるのもありだと思う。
  • EOS 7Dは、約1010万画素のM-RAWモード(3888×2592画素)もある。
     このモードも使えそう。
     トリミングの必要が無いA4〜A3出力が前提ならば、高速で扱いやすく、ノイズも減って 言うこと無しになりそうな予感である。
     まあ、実機が楽しみだ。
  • 『涼宮ハルヒの憂鬱』に関する「京都アニメーション」の作画批判
     いまやっている「溜息」は映画を撮る話でえんえんとロケに出ているわけだが、 古泉君にレフ板なんか持たせているくせに、全然「光」が描かれていないのが 納得行かない。
     アニメにおける「光」とは「影」の事でもある。
     全体に「今は一日のうちの何時なのか」「どこに太陽があるのか」が全く作画に 反映されておらず、意識してみると殆どのシーンで二十四時間、東西南北、 どの様な条件であったとしても、光源は殆ど頭の真上からやや正面あたりに有って、 地面に落ちる影は、足元になんとなく楕円を描いている。
     レフ板は「逆行やトップライトで人物の表情が陰になるのを補う」ために 使うものだが、古泉の持つレフ板なんて、まったくの記号で、シーンによっては 被写体に影を作るような位置に立っている(レフ板の向こうに夕日がある)ことさえある。
     つまり「京都アニメーション」で絵を描いているスタッフは、下から上まで、 現実の人物を見たことも無ければ、意識して人物の写真を撮ったことさえない 人たちの集まりとしか思えない。
     いくらなんでも「映画を撮る話」でこれは酷すぎる。
     もしも「素人が出鱈目な撮影をやっている」という設定であったとしても、 出鱈目ならば出鱈目なりの影をつけるべきで、ここまで光と影を無視した記号的な 絵を見せられると、空虚さに唖然とする。
     これが『エヴァンゲリオン』だったら、次のシーンで 「今までの話は全て舞台劇で、夕日の背景は書割でした」と言われるんじゃないか と思うくらい、 現実感の無い絵ばかりだ。
     閉じこもって絵を描いてばかりいないで、アニメーターもたまには陽の光の下に出て行き、 人物写真の一枚も撮ってみたほうがいい。そうでなければダメになる。
     このシリーズでは原作で「音も無く長門が入ってきた」というシーンでずさずさ足音が付いていたり、 レーザーで一文字になぎ払われたはずのレフ板がふにゃふにゃの線で切れていたり、 ト書き一つまともに読んでいないような仕事っぷりも目に付き、愛のカケラも無い。
  • SF的温暖化対策
     純粋に妄想ですが、温暖化抑止のために二酸化炭素を削減する以外にできることを考えてみました。
    1.宇宙に放熱
     二酸化炭素が「赤外線」を吸収することが温暖化の原因ならば、吸収させなければ良いので、 世界の熱を集めて大気圏を突き抜けるほど高い場所に送り、そこで放熱(放射冷却)させます。
     同じ理由で、余熱で発電機を回して、青色レーザーで宇宙に逃がします。
     まあ現実的には集めた余熱で発電してリサイクルしたほうが絶対にいいと思いますけど。
    2.太陽電池で太陽熱温水器
     これは若干マジ。  実は「温水器」が必要とするのは「赤外線」で「太陽電池」が働くのは「紫外線」に近い領域の 波長のエネルギー。太陽電池は高温になると発電効率が低下するそうで、真夏には 冷やしたほうが良いのです。太陽電池を冷やしながら温水を作れば、エネルギー効率は ど〜んと倍増。やらない方がおかしいくらいの策であります。
     あとは、「風車」を設置した広大な土地に「太陽電池」を敷き詰めるくらいは、 だれでも思いつきますな。
    3.帆船復活
     船マニアとして(笑)…オイルショックの時には、マジで帆を持つタンカーが建造されたことも あるんだけれど、あれは今はどうなっているのかなぁ…
    4.ビル風発電
     日本で風力発電があまり普及しないのは「良い風」が吹く場所が少ないから。
     しかしながら「ビル風」は結構あちこちで問題になるくらい吹くのであるから、 これで発電しては?(風の谷…です)
  • 海の温暖化
     この前TVで「さかなくん」が言っていたのだけれど、魚は「体温=水温」なので、 海の温度が1度変わるのは、人間が体温が一度変わって寝込むのと同じくらい大変だ。 と言ってました。分かりやすい。
2009.9.8
  • 「二酸化炭素25%削減を目指す」宣言
     鳩山さんが目指すそうだ。
     25%はかなり高い目標で、さっそくネット右翼の皆さんが「日本はお終いだ!」と大騒ぎしているが、 さてどうなることやら?
     自民政府時代の試算では、15%の削減だけでも家庭の負担は7万円以上で、25%の削減には その数倍のお金が掛かると言っていたらしいが、そもそも交通量でも水需要でも、 官僚の計算が正しかった試しなんて一度も無いので、そんな数字を元に騒ぐのは おお馬鹿だと言っておきたい。そんなものは「幽霊が出たぞ」と言っている程度の 信頼度である。
     大前提として、二酸化炭素削減目標の大変さは、産業別に大きく異なる。大変な人たちほど 大声で反発するのは当然だが、全員一律に25%offする必要は無い。出来るところからやるのが 大切。
     もっと言えば「二酸化炭素削減することによって利益が出る」ような政策 に予算を注ぎ込むのがみんながハッピーになる第一歩である。
     根拠のある計算をすることも大切。
     「温暖化対策に○○万円掛かる」とアンチは一口に言うが、たぶんその計算は「単年度」だろう。
     条件の設定によって、数字なんていくらでもいじることが出来るので、わかりやすい 数字だけに振り回されてはダメだ。
     目先の支出のことだけ考えていたら、「ハイブリッドカー」やら「省エネ家電」への 買い替えが起きるはずが無い。その年の支出だけ考えたらお金は出て行っているだろうが、 製品寿命まで考えで、例えば10年間のランニングコストを含めて計算したら、 買い換えたほうが得になる。そういう製品が売れていくはずだ。
  • 今日のニュースを見ると、「昭和シェル石油」が太陽電池事業に参入とか、 「三井造船」が太陽熱発電に参入とか、必要な技術を持っている企業、 石油社会の主役に居た企業が、積極的に脱石油事業に乗り出している。
     結局のところアンチ地球温暖化の「言論工作」に明け暮れるしかない人々は 現実の波に乗り遅れ、まじめに技術開発に取り組む企業が生き残っていくという 当たり前の変化がこれからの10年に進むのだろう。
     「全世界の油田の生産能力が数年前にピークを過ぎたらしい」といわれる 中で、温暖化の是非はいざ知らず、「石油の値下がり」ということだけは、 この世界では絶対にこない。
     社会全体の省エネ化と自然エネルギーの開発は絶対に必要なことだ。
2009.9.7
  • さんま祭りとかいもに祭りとか…
     秋である。
     目黒のさんま祭りは5,000匹のサンマが産地(岩手県宮古港)の無料でふるまわれるとか言うのだが、 待て待て待て、落語の「目黒のさんま」を考えれば、本当の産地はせいぜい「銚子」あたり、 もしかすると神奈川のどこかが本当なんじゃないか?
     そんな考証しちゅいけないのか(^^;
     あと、原価計算すると、5,000x50円=250,000円くらい?
     たったの25万円で全国ニュースでばんばん名前が流れるなんて、 なんて効率のいい広告なんだろう。頭いいな宮古漁協幹部。
  • どこで買おうか、BDZ-RX100
    amazonで SONY デジタルハイビジョンチューナー内蔵HDD搭載ブルーレイディスクレコーダー HDD1TB BDZ-RX100 をのぞいてみたら、発表当初の表示価格から10%割引になっていた。
     もうビックカメラなど、大手量販店のポイント引き後価格より少し安いくらい。 「最安」はさらに1万円以上安いのだけれど、発売日にちゃんと入荷しているのかどうか分からないし… う〜ん。行くか?
2009.9.5
  • EOS 7D 研究[→公式特設サイト]
    日経トレンディの試用記事
     新BDレコーダーはもう購入決定で、HDDの中身をがんがん減らしている最中なので、気分は カメラのほうを向いている。
     EOS 50D/EOS 7D/D300S(Nikon)のスペック比較表をExcelで作ってみた。
     現在の主力機はEOS 20Dで一番近いのはEOS 50Dだが、ダスト除去機能とか、 RAW現像ソフトによる様々な補正機能は手持ちの20Dは対応していないので、 さすがに画質的に世代が変わっている気がする。
    • 10D(2003.7)…600万画素,3.5fps。一眼レフとして使い物になる機種が買える値段になった。 しかし画角が1.6倍なので20-35mmレンズでも降格側が足らず17-40mmF4Lも買った。
       舞台撮影を頼まれることも多かったので明るいレンズが増えた。でも低照度の描写は イマイチで色ころびが多かった
    • 20D(2005.1)…800万画素,5fps。EF-Sレンズの登場で使いやすい焦点距離のレンズが揃った。 ので、キットレンズ(EF-S17-85mm)とEF-S10-22mmも買った。
       75-300mmレンズが壊れたので70-200mmF4Lを買った。
       高感度性能が上がったのは良かったが、シャッター音が甲高くなって、舞台撮影には 消音対策が必須。その他はほぼ満足。
    • 30D/40D/50DはPass
       画素数は1500万画素6.3fpsまで進化して20Dから見たら倍増して、価格は半額。 でも買い換えるほどではない。
    • 7D(2009.?)…1800万画素,8fps
       ここまで新型をパスしてきたのは、20Dにまあ満足していたからだけれど、 最近シャッターは硬くて切れにくくなってきたし、撮像素子は汚れてきたし、 突然エラー停止するし…(^^;
     …って、性能じゃなくて「故障で買い替え」という感じでは有るけれど、 週末にカタログを入手して眺めていると、サンプル写真の超高感度(ISO 3200とか)の 写真が昔のISO 400のフィルムの質感に似ていて、渋くって良いなぁと思えてきた。
     どの写真もツルピカでなくって、フィルム的に落ち着いた表現だ。
     もちろん、低感度(ISO 100-400?)で撮ればノイズレスだろうけれど、 感度設定によって、フィルム時代のネガの400な感じとか、ベルビアな感じとか、 今なら色々出るのかもしれないなぁ。
  • 新しいEF-S15-85mmF3.5-5.6 IS USMも気になる存在だ。
     APS-Cの15mmは、35mmカメラなら24mmレンズ相当。
     これはOM-2時代に重宝していた焦点距離で、28mmレンズとは一味違う。
     妻のコンデジが25mm始まりのズームで近い焦点距離だが、これを人に貸すと えらく散漫な写真でまともに映らない(^^; …というのは、28mmと比べるとやはり 一味違うんだよね、被写体との距離感が。
     しかし24mmは画角が約90度で「人間が頭を動かさないで見られる限界の角度」 に近いので、ある意味自然でもある。
     ただ、「新レンズ」をセットで買うことを想定すると、 同じお金でフルサイズの「EOS 5Dmk2」が買える。
     そうしたら、24mm〜のレンズは今あるEF24-70mmF2.8Lが使えるという話もあるね、 手ブレ補正は無いけれど。結果的にこちらでもEF24-105mmF4L IS USMなんてレンズを買うことになって やっぱり追加出費が…(^^;?
2009.9.04
  • 東京JAZZ 2009 ガラナイト(オープニング・コンサート)」(東京国際フォーラムHall.A @有楽町)
    出演:
    1.NHK交響楽団&エルダー・ジャンギロフ(Pf)
    2.ウーター・ヘメル
    3.矢野顕子&上原ひろみ

    1.NHK交響楽団&エルダー・ジャンギロフ(Pf)
     「ステージ・オーケストラのための組曲」「ラプディ・イン・ブルー」「シンフォニック・ダンス(ウェストサイド)」
     面白かったのだけれど、オーケストラのためのジャズのレパートリーって、 何十年もガーシュインとバーンスタインばかりで、やってて飽きないのかな〜って 思うね。もう目をつむっても演奏できるでしょう、このあたりは。
     ロックの世界では昔プログレな人たちがオーケストラを楽器として大がかりに使った時代があったけれど、 ジャズだって何かオーケストラと面白いことすればいいのにね。
     ビッグバンド・ジャズは今さらという感じがするけれど、「弦」を使った ジャズでなにかひとつ。
    2.ウーター・ヘメル(Vo)
     今年は「日本オランダ年」なんだとか。
     で、オランダの若手男性ジャズボーカリスト。これはほとんど「ポップスター」な感じで、 軽く楽しく聞けた。まあ英語なので、曲間のトークくらいは理解したけれど、曲になると ほとんど聴き取れなかったけれどね(^^;;
    3.矢野顕子&上原ひろみ
     本日のメイン。二人が登場したとたん会場がわ〜っと沸き上がった。
     矢野顕子はポピュラー界の人だから「東京JAZZ」に出演するのは初めてなのだそうだが、 客席的には、ひろみちゃんとどちらの客が多いのか、どちらも盛り上がっていた。
     私のように「両方のファン」というひとも多そうだ。
     二人の演奏を一曲やったあとに、「上原ひろみ」のソロピアノ。
     今までのどんな演奏より、超速くて音符がぎっしり詰まった演奏で、人間の肉体の限界に 挑戦するばかりでなく、聴く人の脳の奥まで熱くジンジンして焼き切れそうな凄い演奏。
     信じられないような音符の連なりが、そんなに速いにもかかわらず、どわ〜っと塊になるのでなく、 ひとつひとつクリアに整然と脳に入力されるものだから、神経の歯車にがっちりと噛み合って、 私の脳が回り始める、活性化される。でも速すぎる(^^;;
     生演奏でなければ、何かの編集トリックかとさえ疑えるような、そんな速度と無尽蔵のパワーに 圧倒された一曲だった。生で聴けて良かった!!
     矢野顕子はいつものように自由奔放に歌っているけれど、相手が若くてバリバリなので、 矢野さんにもはつらつとしたパワーが感じられる。
     ひろみソロと交代して出てきたとき曲間で「いいわね、あんなに弾けて」とつぶやいたのが、 客席を和ませていたが(^^)
     二人とも主にニューヨークで暮して仲良し。矢野顕子は上原ひろみに手料理を食べさせてあげるような 仲だという。年齢的にも「親子」みたいな関係か。楽しさと真剣さが程良くかみ合って充実した 演奏だった。
     NHK(BS-h/BS2)が月末に放送してくれるので、もう一度聞けると思うと今から楽しみだ。

2009.9.03
  • お台場ガンダム…その後
     どうも、最終日8/31には、台風が接近していたために「クロージング・セレモニー」 みたいなものは全て中止され、危ないので近づくことも出来なかったようだ。
     「ガンダムの写真を見せあう掲示板」を発見して眺めていたら、台風一過の巨大な水溜りに 映る「逆さガンダム」もまたオツなものであった。
     投稿写真はなかなか良い写真が多かったけれど、数百枚見た範囲では「自分が取った写真のような写真」 は一つも無くて、ちょっと満足。
     逆に私には撮ることの出来なかった綺麗な雲や、沈む夕日に照らされるガンダムや、雲の間から 差す光とか、湿度100%の雨の中でミストを吐いたらモウモウと立ち込めているシーンとか、 「その日その場所でしか撮れない」という写真がたくさんあってコレクションに保存したい ものも沢山あった。
     「偶然の光」をうまく捉えることが出来るのは、ネットで大勢が持ち寄ってこそ。 個人の力ではこんなに色々な写真は撮れない。「天気がよければ良い写真」というわけでは"無い" から、面白い。
     9/2頃から解体が始まっているようだが、つま先から解体しているようだ。
     頭と片腕を外してくれると、「ラストシーンっぽい」のにというのは、 みんな言っていることだと思うが…(^^;;
2009.9.2
  • Canon EOS 7D 発売決定(10月下旬)
     現在使っているEOS 20Dがイマイチ不調(電圧が低めのときにErr表示でシャッターが下りなくなる、 シャッターボタンをぐっと押し込まないと反応しないことがある、撮像素子の画素欠けが増えてきたetc.) で、「EOS 50Dを買うか新機種を待つか」でモヤモヤしていたところだが、前触れも無く新機種の 正式発表があった。
     「ヒトケタEOS」ということで、EOS 50Dの後継ではなく、上位機種の扱いになって併売されるようだ。
     このことで、EOSのラインナップは プロ(2機種): EOS 1Ds,1D
    ハイアマ(3機種):EOS 5D ,7D,50D
    入門(2機種): EOS KissX3/X2
     の3クラス7機種ということになる。
     同時に7Dは、Nikonに有ってCanonに無かった「APS-Cサイズ」の最上位機種という ポジションを埋める機種の登場でもある。
  • 主な特徴
    • 約1800万画素CMOSセンサー(高速8チャンネル読み出し)
    • デュアル DIGIC 4 (14bit A/D変換処理)
    • 常用ISO感度100〜6400 (感度拡張 = 12800)
    • 最高約8コマ/秒
    • AF測距点 19点(全点クロス測距)
    • ファインダー視野率100%、倍率 約1.0倍、構図表示付き
    • オートライティングオプティマイザ(顔検知あり)
    • 記録画質はRAW(L/M/S),JPEG(L/M/S圧縮率2種類)とその組み合わせ(RAW+JPEG)
       (RAW :約1790万(5184×3456)画素,M-RAW :約1010万(3888×2592)画素,S-RAW :約450万(2592×1728)画素)
       (RAW=25MB枚,M-RAW=17MB)
    • 連続撮影可能枚数 JPEGラージ/ファイン:約94(126=UDMA)枚RAW:約15(15)枚
    • 63分割TTL開放測光(評価測光(AFフレーム対応) / 部分測光(中央部9.4%)/ スポット測光(中央部2.3%)/ 中央部重点平均測光
    • シャッター速度 1/8000〜30秒、バルブ、X=1/250秒
    • 内蔵ストロボあり(GN=12/焦点距離15mm相当の画角に対応)
    • 動画撮影機能(MPEG-4 AVC,撮影モード:1920×1080(Full HD):30p/25p/24p他)
    • 液晶モニター:3.0型/約92万ドット(VGA)
    • 大きさ・質量 148.2(幅)×110.7(高さ)×73.5(奥行)mm 約820g(本体のみ)
    • 価格は17万円くらい?
     

     ということで、視野率100%のファインダーとスポット測光は「プロ機の証」みたいな扱いだったし、 Nikon派がEOSを攻撃する点だったのでその穴を塞いできたと。
     「高画素&高速連射」はEOS 1Dの直接の下位機種という感じで、フルサイズ機の1Dsと5Dの関係に近い。
     1Dsと1Dはプロ用としても「仕様と価格が究極」で有りすぎるから、その下に「5Dと7D」が用意されるのは 筋が通っているし、わかりやすく、選択しやすい。
     AF測距点が19点になったのは、動体撮影用途としてバランスが良さそうだ。
     EOS 50Dまでの9点測距も、実用に問題は無いけれど、倍に増えると「空を飛ぶ鳥や飛行機」 のような小さな動体に向けてもすっとピントが合うだろう。

  • この新型EOS 7DにはIMAGE MONSTERという愛称が用意されたそうだ
     メーカーの思い入れが感じられる。
     現行のEOS 50Dは、量販店では10万円を切っているので、17万円の機種が数量的に メーカーを代表する機種にはならないと思うけれど、100万とか50万ではなく、 現実的な価格で、趣味の人間にとって「憧れの機種」のポジションに投入してきたのは いいことだ。
2009.9.1
  • 居酒屋「あて」(市ヶ谷)
     仕事帰りの散歩エリアにある居酒屋が雑誌に掲載されていたので、思い切って行って みようかな?と思い、市ヶ谷地元&元地元メンバー4人で訪れてみた。
     奥まった路地にある昭和の一軒家を改装して一年ほど前に開業したらしいが、 ひっそりして、鈴虫が鳴いていて良い雰囲気だ。全く普通の民家であることを 生かして、居酒屋としての装飾も何も無い。メニューの張り紙も無い。
     酒は日本全国、北海道から四国まで、20数種類。750〜950円(すべて一合徳利)
     ほぼ純米〜純米吟醸ばかりをそろえている。
     料理は惣菜的なラインナップだが、どれもみな手が込んでいて予想の斜め上を 行くものが出てきて感心した。
     こじんまりとやっているところに雑誌に掲載されて普段より多くの客が来たせいか、 いかにもてんてこ舞いという雰囲気で、料理の出が遅かったけれど、突然客が 増えたからといって手抜きをせずに、きっちりと手の込んだ料理を作っているのは かえって好感が持てる。
     落ち着いた頃にまた訪問したい店だ。

  • BDZ-RX100購入準備SP(1)
    BDZ-X90(DZ)
    先行して[Rei]に移行する項目は■、重複のため消して良い予約は▲ 予約リスト(32)
    • アニソンぷらす (火)3:15AM-3:45AM テレ東 毎(火) LSR
    • 海のトリトン (火)0:35PM-1:00PM NHK-BS2 番組名 LR
    • クローンウォーズ (火)7:00PM-7:25PM NHK-h 番組名 SR
    • 電脳コイル (火)8:00PM-8:25PM NHK-BS2 番組名 LR
    • 蒼天航路 (水)0:59AM-1:29AM 日テレ 番組名 SR
    • 涼宮ハルヒの憂鬱 (水)2:00AM-2:30AM チバTV 毎週 SR
    • 化物語 (水)2:30AM-3:00AM チバTV 番組名 SR
    • 科学忍者隊ガッチャマン(水)7:00PM-7:30PM MXTV 番組名 LR
    • 銀魂 (木)6:00PM-6:30PM テレ東 番組名 LSR
    • ノイタミナ・東京M8 (金)0:45AM-1:15AM フジTV 番組名 SR
    • 夜話 番組名 LR
    • エウレカセブン (金)11:00PM-12:00AM BS11 番組名 SR
    • ▲化物語 (金)11:00PM-11:30PM MXTV 毎週 DR2
    • トップランナー (土)0:10AM-0:55AM NHK-G 番組名 DR2
    • タモリ倶楽部 (土)0:15AM-0:45AM テレ朝 番組名 LR
    • ▲涼宮ハルヒの憂鬱 (土)2:30AM-3:00AM MXTV 毎週 SR
    • 王様のブランチ (土)9:30AM-11:55AM TBS 番組名 LSR
    • 獣の奏者エリン (土)6:25PM-6:50PM NHK-E 毎週 SR
    • 刑事コロンボ (土)6:55PM-8:35PM NHK-h 番組名 SR
    • アド街 (土)9:00PM-9:54PM テレ東 番組名 LSR
    • ガンダム00 SS (日)11:30AM-0:00PM BS-TBS 番組名 DR1
    • 鋼の錬金術師FA (日)5:00PM-5:30PM TBS 番組名 SR
    • THE世界遺産 (日)6:00PM-6:30PM TBS 番組名 SR
    • 円谷劇場「A」 (日)6:30PM-7:00PM MXTV 番組名 LR
    • グイン・サーガ (日)11:29PM-11:54PM NHK-BS2 毎週 LR
    • プラネテス (日)11:54PM-0:20PM NHK-BS2 番組名 LR
    • 夜話 NHK-h 番組名 LSR
    • ■週刊・手塚治虫 (日)7:00PM-8:00PM NHK-h 番組名 LSR
    • 2009 F1 フジTV 番組名 LSR
    • 黄金の洋楽ライブ NHK-BS2 番組名 LR
    • カラヤンの芸術 NHK-BS2 番組名 LR
    • HV特集 NHK-h 番組名 SR
    x-おまかせ・まる録
    • ★アニメ新番組 SR
    • 手塚治虫/GALACTICA/栗本薫 SR
    • カラヤン/上原ひろみ/フラメンコ/蜷川幸雄/市村正親 ^音楽のある風景 SR
    • スポーツ:フィギュア/アイス/F1 SR
    • フィギュア/F1 DR2
    • ガンダム/BSまるごと DR2
    • 南極/北極/シロクマ/ペンギン/ホッキョクグマ ^お笑い SR
    • ガッテン/サイエンスZERO/スペイン ^TVE LSR
    • ハイビジョン特集/HV/May’n/中島愛/BSまるごと SR
    お気に入り番組表
    • ドラマ新番組
    • 黒澤明/クロサワ/黒澤/F1/コロンボ
    • オペラ/歌劇/バレエ/音楽祭/オラトリオ ^宝塚^名曲アルバム
    • アニメ特撮: ウルトラ/マクロス/仮面ライダー/戦隊/ンジャー
    • 国内アニメ: ^じんじゃー^おじゃる^ななみ^プチプチ^アンパンマン^どーもTVシリーズ
    • 栗本薫/神尾真由子/グイン・サーガ/May’n/中島愛 ^音楽のある風景
    • プラネットアース/南極/北極/シロクマ/ペンギン/ホッキョクグマ ^お笑い
    • 夜話/とことん/お宝TV ^スーパーニュース
    • アニメ特撮: ムーミン/アンデルセン/物語/名作アニメ/【新】^ハッチ
    • アニメ特撮: [新]/【新】/第1話/(1)/<新>
9/10月のBS/WOWOW★注目番組
  • 9/8火深0:30-  WOW デヴッド・ボウイ1987(SD)
  • 9/12土0:40-  WOW 座頭一物語
  • 9/12土20:00-  WOW ICHI
  • 9/16水24:00-  WOW 落下の王国
  • 9/20日11:00-  WOW ★FREEDOM(全7話)
  • 9/21月6:15-  WOW オーシャンズ11
  • 9/21月8:15-  WOW ★動く標的(ポールニューマン追悼特集(17木〜25金)
  • 9/21月24:00-  WOW 布袋寅泰live
  • 9/27日20:00-  WOW センター・オブ・ジ・アース
  • 9/30水1:30-  WOW ジェネシス1987
  • 9/30水24:00-  WOW 12人の怒れる男(ロシア版)
  • 9/30水深2:45-  WOW 12人の怒れる男


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文:唐澤 清彦 映画館がやってきた!