映画館がやってきた!

構築日記・不定期便
- What's NEWを兼ねた日記のような読み物 -
2009年6月
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[6月のBS/WOWOW★注目番組 ]

2009.6.30
  • 中国で建築中の13階建てマンションが倒壊
     普通こういうものを作るときには杭打ちをして基礎を作るものだが、倒壊現場の映像を見ると、 なんだか「電信柱」くらいの太さの中空のコンクリートパイプ、しかも鉄筋無しのものが 申し訳程度に見えている。
     そんな状態で、どうやら「マンション本体が完成した"後"から地下駐車場を作ろうと掘り返した」 らしいのだ。当然のようにそんな細い杭では重量が持ちこたえられなくなってポキポキと折れてしまい 傾いたのだな。
     むちゃくちゃだ(^^;
2009.6.28
  • 自宅ジンギスカン
     妻がネットの肉屋で「生マトン」の塊り肉を購入した。
     これを最近良く見かける「生ラム・ジンギスカン」屋のような厚みのある一口サイズにカットして、 軽く下味をつけて焼いてみた。タレは「お店のタレは柑橘系の香りがする」からということで、 妻のアイディアで、ポン酢と焼肉のタレをブレンド。なるほど、簡単にどこかの店で 食べたような気のするタレが出来た。
     今回の肉は「マトン」だというが、ほぼ完全に脂肪が取り除かれていて、全然ヒツジ臭さ が無いのには驚いた。ネットで買える肉もなかなか高品質だ。むしろ渋谷の某店で 食べた時よりも今回は「熟成」が出来ていて美味しかったかもしれない。 さらに数日置いて熟成を進めてもも良かったかもしれないけれど。 熟成で旨みが出てくるのと、匂いが強くなるのとたぶん同時進行だと思うので、 マトンの食べごろって難しいのかもしれないな。
  • 「廃棄食品リサイクル事業が破綻」(アグリガイアシステム(八街市))
     アグリガイアシステム社は、国の「食料自給率アップ」政策に乗って、 廃棄食品などを原料に「飼料」と「堆肥」を生産するという事業で、 千葉県から16億円の助成金を受けてて工場を建設した。
     従業員は250人。このご時世に全員に解雇予告だそうだ。
     破綻した理由は「飼料の生産能力が想定を下回り、堆肥化事業が不採算だった」 とか。ようするにコスト高で買い手が付かず商売が成り立たなかったという ことらしい。
    [参考:千葉日報]
     このニュースは「セブンイレブンの期限切れ弁当の廃棄処理」 とも繋がっていて、2003年から、今回破綻したアグリガイア社で「堆肥化事業」を やっていたのだそうだ。
     セブンイレブンの期限切れ弁当は、「回収・リサイクルされるから無駄になっているわけではない」 といわれていたけれど、事業停止で今後は「焼却処分」になるのだそうだ。
     最近話題の「賞味期限間近の弁当の値引き販売禁止」騒動も、 逆方向から考えれば、「食品リサイクル」を事業として回していくために、 一定量の売れ残り弁当の確保が必要だったという本末転倒な話もあるのだろうな。
     本部の「値引き容認」への方向転換には、リサイクル事業が破綻してただ焼却するだけならば、 売れ残りを最小にするほうが良い。という勘定も当然あるだろう。
     それにしても、「コンビニ弁当を豚のえさにする」という事業は、事業開始当時のニュースに対しても 批判的に見ていたわけだが、「弁当の中身を人手で分別して、白米だけを集めるとか、串モノを分解したり、 飼料に向かない脂っこいおかずを取り除くとか、手間をかけて豚の飼料にする」なんてことを やっていたわけだ。
     おなじ食品残渣の利用でも、「豆腐のオカラ」とか、「ビールの絞り滓」とか、 そんなものとは比較にならない工数を投入するわけで、普通のビジネスマンの 感覚からしたら「採算が取れるはずが無い」のはミエミエなんじゃないかと思う。
     試算する必要も無いくらい人海戦術的なコストが上乗せされる上に、 「生き物の餌」にするには品質の安定に不安がある。つまり、買い手にとって 買いたいものでも無い。
     これが「成り立つはずの無い事業」なのは誰にも想像が付くことだ。
     さて、ニュースを見るとこのアグリ社の工場建設には「セブンイレブンの信用力・資金力」を見込んで、 国の「バイオマスの環づくり交付金」を元とする県助成約16億円が投じられた、とある。
     これではセブンイレブンがアグリ社から手を引くのは、ちょっと信用問題が残る。
    [参考:千葉日報]
     無駄になった16億円。誰が責任を持つのか…というと、誰も責任を取らないのだろう。 しかし、「採算が合う」という確信があるならば最初から公的資金の投入など必要なかった という考え方も出来る。つまりこういう公金投入の方法は限りなく詐欺的だし、 公金を投入したからこそ「大規模な不採算事業が走り出してしまったのだ」とも言える。
     国は平成17年3月に閣議決定された食料・農業・農村基本計画で「食料自給率の向上」 を最重要課題として位置づけたのだが、「食品循環資源の飼料化」は、家畜も自然の生き物であり、 不自然な飼料を与えることによる危険を軽視している。
     たとえば、「狂牛病」は、牛に牛(肉骨粉)を食べさせるという効率優先のゆがんだ餌が引き金になった。 「エコ」とか「リサイクル」という言葉でそういう危険な過去を忘れてしまうのはどうかと思うよ。
  • 「食料自給率の向上」は考えるべき課題だけれど、優先順位的に「リサイクル」の上に 「リデュース」が有ることをもっと重視するべき。
     セブンイレブンが値下げ販売を認めることには意味がある。
  • 食料自給率が低下した原因は色々有るけれど、「食生活の変化」は一番大きいのではないか。
     江戸時代の日本人なんかひたすら米ばっかり食べていたというのに、米を食べる量が減ったこと だけを考えても食料自給率はガタオチだ。
     大豆や小麦など、輸入品のほうが安い。だから日本が豊かに食べていけるということも言える。
     これらの穀物の国産の比率が高まったら、価格が高騰して満足に食べられなくなるか、 市場価格を安くするための「農家への補助金」で税金が高くなるかどちらかに、必ずなる。
     タンパク質だって「あなたが魚を買わない理由は?」というアンケートをとったら、 「割高感があるから」という回答が一位だったそうだ。確かに、30年前より魚はなんだか高くなったし、 肉は全体的に安価になった。
     国産の肉が安いのも、実は輸入される穀物が安いおかげだし、牛肉なんて国産と米国・オーストラリアの 安さときたら段違い。
     とにかく、食料自給率の低下は「農業振興策」の問題ではなく「価格差」の問題に、究極には 行き着くことになる。
     まあ「政策」の問題を言うならば、「巨大スーパーと商社」が世界中で売れるものを開拓している間に、 政治は補助金で票を買うことしかしてこなかったことだな。
  • 食料自給率を「価格」の問題から見てみると、解決方法は
    1.国産の食料を安価で生産し価格競争力を高める。ことと、
    2.国民の経済力を高め、高価でも美味しくて安心・安全な食品を買えるようにする。の二つ。
     スーパーマーケットも昔は「びしっと形の揃った美しい野菜」を並べていたところに、 「曲がっているけれど一袋100円」の安価な野菜を売るようになってきた。
     こういう野菜は、それまでは流通経路ではじかれて畑に捨てられていたのかもしれないし、 過剰な選別作業でコストを押し上げていたのを安く提供する方法の一つになっているの かもしれない。
     いずれにしても、一人一人の消費者が何を選ぶか、ということが結局は本当の鍵を握っている ということだと思うのだ。
  • しかし、江戸時代から現代までの間に増えた「人口」を考えると、 日本の国土を全部田んぼにしても食糧は賄えるのだろうか?
     物理的に無理だとするならば、日本の農業は「趣味の高級食材」に特化していく しかないような気もするな。
2009.6.27
  • 国民生活センターGJ・ゲルマニウムブレスレットに効果なし
     まあ効果がないことは当然の結果だが、広告に「高純度のゲルマニウム使用」と書いて 12銘柄中8銘柄は黒色又は金属の粒部分にもゲルマニウムが微量しか含まれていなかった。うち1銘柄は ゲルマニウムが検出されなかった。 というのだから、詐欺にもほどがある。
     国民生活センターは今後もがんばってオカルト商売撲滅の仕事をしてほしい。
     消費者も少しは学習していいと思うがね。
     Amazonや楽天で検索すると、まだまだ数千の商品が登録されているが、ゲルマニウムでマイナスイオンとか遠赤外線とか、 なんとも出鱈目だなあ。でもゲルマニウムとかチタンとかのネックレスはファッションアイテムとして流行しているようだが、 「私はオカルト好きです」というサインがチカチカして見えてしまうね。
     次は「チタン」の健康グッズですかねぇ。
     業者にかかればありとあらゆる元素が健康効果があるようになってしまう。果てしないイタチごっこだけどね…。
  • KDDI/東芝の「DVD Burnning」サービス終了
     月間利用者が500人で継続不可能。ちなみに最盛期の1/3〜1/4というから、ピークでも1,500〜2,000人/月
     さすがに、500人では人件費どころかサーバの電気代が出るかどうかも危ないな…。
     改めて見たら、例えばトップページに掲載されている「ワールド・オブ・ライズ」 をDLしてDVDに焼くと「2,690円」とか。
     同じ作品をAmazonで調べたら、新品2,945円、中古1,999円
  • 300円程度の差額なら製品版を購入した方がいいな。
     こういうサービスが成立するには、やはり製品の半額以下だろう。 作品によっては980円のDVDもあるわけで、500円程度が適正価格かな。
     TSUTAYAが提供している「アクトビラ」の配信(レンタル相当)は、ハイビジョンの映画が1本、630円
     同じTSUTAYAのネット宅配レンタルは、1,344円/4本・月(定額)…約330円
     まあ、配信は宅配の同額以下…半額くらいでないと不自然な感じはするね。
     アニメの配信「1話105円」というには、絶妙なところかもしれないが、どうせなら「4話200円」くらいで お願いしたいかな。
2009.6.25
  • 9月23日【東宝特撮Blu-rayセレクション】として「ゴジラ」や「モスラ」など5作品 [Amazonで見る]
  • 10月23日【黒澤明監督作品 AKIRA KUROSAWA THE MASTERWORKS Blu-ray Disc Collection】として「七人の侍」など7作品およびBD-BOX がリリースされる [Amazonで見る]
     やばい。欲しすぎる。
     リリース内容は、
    • 七人の侍
    • 影武者
    • 姿三四郎 / 続・姿三四郎
    • 椿三十郎
    • 悪い奴ほどよく眠る
    • 虎の尾を踏む男達
     以前角川から出たBOX(『羅生門 デジタル完全版』 『乱』 『まあだだよ』 『静かなる決闘』)と内容はかぶっていない。東宝のBOXの方が、 魅力的ではある。バラ売りで。『七人の侍』『影武者』『椿三十郎』『悪い奴ほどよく眠る』 だけでも良かなとも思うが、7本BOXで21,800円(1本あたり3,000円)は安いかも。
     ちなみに、同じ東宝の特撮シリーズ(ゴジラとか)は、一枚当たり1,000円高い価格設定。
     「世界の黒澤」より「ゴジラ」の方が強気か〜がぉ〜!
2009.6.24
  • 「録画圧」上昇中
     二台のBDZ-X90のHDD容量(500+500GB)の容量を「残り100+100GB」になるように 管理しているのだが、最近残りが少ない。
     「1台あたり100GB」というのは、おおむね「一週間の録画量」に対応していて、 このくらいは残しておかないと家を空けられない(^^;
     主要な原因は「懐かし系」再放送の番組を録画していて、一本一本は、 長くないのだけれど、それを見ていると映画やHV特集などの2時間もある長い番組を 見るタイミングがなかなか取れないことにある。
     アニメ系は4月からの新番組が今週でいくつも終わるが、7月始まりの番組が どうなるかなぁ…。厳選したいものだ。
     面白い作品が簡単に再放送されるならば必死にチェックしなくても、と思うが 「イノタミナ枠」のように過去再放送をしたことが無いとか、「涼宮ハルヒの憂鬱」みたいに、 あれほどの人気作品でありながら、三年間再放送が無いとか、なかなか見逃しリスクは 無視できない。
     昭和の特撮も「ケロロ軍曹」のモトネタチェックの意味で見逃せない…なんて考えると、 ほんとキリが無い。
     ブルーレイ時代以前の全ての再放送に再録画の可能性があると考えると、 いくら録画しても足りるわけ無いし、保存しても見ないわけだが…。
  • アナログ(DVD)時代に録画した番組は、「突然の放送時間変更」によって、シリーズの中での 抜けが多い。
     その点、デジタル放送時代になってからは「番組の自動追跡」の精度が上がって、 コレクションの完全性があがったのが、「保存したい」という欲望が増した原因かも。
     絵も綺麗だし。
  • そういえば、来週から「エヴァンゲリオン」の再放送もあるんだよね〜。
     DVDで録画したことはあるし、たぶん「ハイビジョン」と呼べるほどの解像度は無いのだろうけれど、 やっぱり再録画しちゃう。
     劇場版の公開記念特番もあるとか。(シネマガ27日2:30am)
2009.6.23
  • ウォークマンの曲データベース復活
     昨晩の「エラーメッセージ」の後延々となにか読み込みをしていたけれど、一夜明けたら 復活していた。よかったよかった。性能のいい小人さんだ。
     ただし、「最近転送した曲」のデータは復活しなかった。(全てが「最後に転送した曲」になっている)
  • ウォーキング用プレイリスト
     を作った。概ねメトロノームの速度表記に準じて10段階(Andante〜Presto)ほど。
     テンポが一定で明るい感じの曲ばかり手動で約200曲ほど速度を計測して分類。
     どのテンポも1〜2時間ほどあるので、好みのテンポでいくらでもウォーキングができる。
     ちなみに、Perfume「GAME」はBPM=120~130程度の曲が多い。
     ウォーキングにはこの辺のテンポの曲が適している。
2009.6.22
  • アニメ涼宮ハルヒの憂鬱「エンドレスエイト」
     ハルヒが「なんだか夏休みにやり残したことがある」感を抱いたために、最後の二週間がループしてしまう という原作のお話をどう料理するのかと思ったら、アニメは何事も無く夏休み最後の日まで ふつうに夏休みをやった(^^;;
     原作は「なんとなくデジャブを感じる」という光景が積み重なって薄々リピートしていたことに気がつく という流れなのだが、どうやらアニメでは次の週にまったく同じ内容を放送して「視聴者にデジャブを感じさせる」 という作戦なのだろう。
     こりゃ一枚もセルを書かない斬新な演出だなぁ(^^;
     だとしても、次回どこをどのくらいリピートして見せるのか、そこが気になる。 この手法は、成功するか非難されるか微妙だと思うので…。
  • ウォークマン不調(?)
     本体側の「曲データベース」なるものが壊れたようだ。PCに接続したら「再構築しています」 というメッセージが表示されて延々と何事かやっている。
     べつに変わった操作をした覚えは無いのだが、強いて言えばウォークマンの接続中に 「WindowsUPdate」が強制的にPCの再起動を実行して、起動中のSonicStageの動作に干渉した というストーリーが臭いんだが…
  • ウォークマンといえば、最近「Perfume(GAME)の楽曲はちょっとハードなウォーキングに最適だ」 ということを発見した。
     曲のテンポ(BPM)が、軽く汗をかく程度のウォーキングにぴったりの速度なのだ。アルバムの ほとんどの曲が同じテンポなのも便利だし、もちろん曲の中でテンポが変わらないのも良い。 曲と曲を繋げるときにテンポが一緒だとピタリと 決まるので、DJ系の人はBPMをとても気にするらしいが、同じ事情だ。
     というわけで、SonicStageの中の曲をBPMでソートできたらとても良いと思うのだが、 そういう機能は無いのが残念。
     VAIOに入っている「12音解析技術」を使ったジュークボックスソフトは、 曲のテンポを解析して「ウォーキング」「ランニング」というプレイリストを作ってくれるのだけれど、 この二段階の分割では実用的には不足を感じる。
     「ウォーキング」リストにある曲は比較的ゆったりした曲が多く、「お散歩」向き。 「強めのウォーキング」に適したテンポは、実際には「ランニング」リストの中に含まれるが、 速度の幅が広くて一定のテンポで歩き続ける用途には使いにくい。
     分析した時点で「速度(BPM)」のタグは作成していると思われるので、単純に速度で ソートしてくれるのが一番嬉しいと思うのだ。
     そうすれば、その中で「BPM=120-130の曲」とか、適当な速度のリストを自分で作ることが出来る。
     MP3用にはBPMを自動検出するフリーソフトなんかもあるようだが…
     まあ、一回のウォーキングは30〜60分なので、自分で手動で リスト作成しても苦にはならないけれどね。SonicStageにBPMソート機能。期待したいです。
2009.6.21
  • 溜池山王のローストビーフの店「Lawry's The Prime Rib,Tokyo」(Link:ぐるなび)に行った
     めったなことでは行かない高級店だが「妻の誕生日記念週間」ということで行ってみた。
     ローストビーフというのは、家庭で作るのがちょっと面倒で、分量も少しだけ作るのでは うまくいかない料理なのでずいぶん前から「お店で食べたいな」と妻が言っていたが、 この店はアメリカ発祥らしく、目の前で「巨大な固まり肉から切り出してくれる」 サービスが売り。しかも、分厚いカットで。
     ほとんど付け合せもとらず、ひたすら肉肉肉…という感じで食べて、 なんだか一年分のローストビーフを食べつくした気分。
     日本で「高級な肉」というと「霜降り」だが、しっとりとレアに焼きあがった 赤身肉の旨みは何年かぶりで堪能した。
     我が家もそうではあるが、この店は「誕生日月にケーキと歌のプレゼント」なんて サービスがあって、周囲では延々とハッピーバースディの歌声が響きまくっていた。
     サービス料10%必要なのだが、テーブル係がつきっきりで料理の説明をしたり サービスしてくれるので、こういう店ならサービス料の存在も理解できる(笑)
     物凄く満足したけれど、この店のメインは「ローストビーフ」一本やり。
     あとはサイドディッシュが数種類あるだけなので、同じ出費をするなら フレンチのどこか有名店のほうが豪華に見えるだろうなと思う。そういう意味では 「焼肉」に行くのと同様に「肉ムード100%」の時に生きる店だ(笑)
     なんだか出費の半分以上「酒」のような気もするが(^^;;
2009.6.20
  • 義妹の出産祝い
     三人目(男の子)が生まれたということで妻と祝いに行った。
     まだ頭の形が固まってなくて、水分も抜け切っていないくらいの小ささだが、ちゃんと可愛いし、 訪問中ほとんど起きていて色々と芸をこなしていた(主に100面相だが(笑))
     まさに赤ん坊は「可愛いが仕事」という感じである。
2009.6.19
  • 「傷はぜったい消毒するな」生態系としての皮膚の科学(夏井睦/光文社新書)
     「菌」好きの私としては、タイトルよりもサブタイトルの「生態系」に反応して読んだのですが、 これは面白い内容でしたよ。
     「湿潤治療」
     これは、この本によると「食品用ラップとワセリン」で素人でも出来てしまうらしい。
     ただし、火傷や傷の学会では取り上げられておらず、治療法を実践しているのは 学界の権威などとは無縁な「個人病院」がほとんど、とのこと。
     一般的な治療法は「消毒」して「乾燥する」と、そのうちに「かさぶた」ができて治る。というもの。
     普通はガーゼで蓋をしておくが、開放状態で乾燥して治すという方法を聞いたこともある。 (これは専門医の管理が必要なそうだが)
     だが、この本の著者は「消毒」と「乾燥」は絶対ダメ。という。
     「大学病院の専門医」なら最先端の治療をしてくれるのではないか?
     「湿潤療法が正しいのなら、なぜ大病院が取り入れていないのか」
     という疑問について、この本は非常なページを割いている。なにしろ「湿潤療法」の 方法自体は簡単すぎて、最初の章で説明終わりなので。ちなみに市販のバンソウコウの類の中では 「キズパワーパッド」というのが、この治療法に相当するそうだ。「プラスモイスト」 というのはインターネットで買えるそうな。
     (もちろん詳細な治療法は本を読んでね!)

     さて、何故大病院が最新の治療法をやらないか。
     まず「ケガ」を対象にした診療科が無いということ。「え?」と思うが、外科は内臓が担当だし、 整形外科は骨折、形成外科は顔面と火傷、皮膚科は火傷は見るけれど、内科扱いなんだと。
     いわゆるケガの専門医は無くて、医者は新人時代にベテラン看護婦さんにちょっとしたケガの 治療を教えてもらうことが多いのだとか。
     また「外科」は非常に体育会系の組織で、「先輩の言うことは絶対」なんだそうだ(^^;;
     究極的には「医学」のほとんどは「経験則」の積み上げで、「科学的思考」というのは、 ほとんど無いのだとか。
     凄いこと言いますね。

     「湿潤療法」の根拠
     まず「消毒しない」ということに関しては、昔から「痔の手術傷は消毒しない」ものだそうで、 理由は「消毒しても便で汚れるから」
     他に、口の中の傷(抜歯とか歯茎の切開)、手術で内臓を切ったときのお腹の中の切り口、 手の手術でギプスで覆われた部分の傷、など。
     要するに、普通は傷はしつこく消毒するのに、従来から「手の届かない部分」や「やっても無駄っぽいところ」 の消毒はしないでも普通に治っていた。ということ。
     私も以前から、「開腹手術の体の表面の傷」は色々手当てするけれど、体の内側は、 縫って蓋をしたらそれっきりでどうやって治るのだろう…」と不思議に思っていた のだが、「何もしなくて自然に治る」というのが驚くべき真実だったのらしい。
     消化管とか、口内なんか「細菌だくだく」なので不思議なんだけれど。
     「乾かさない」というのも、傷を乾かす目的が「乾燥していると菌が繁殖できないから」 という理由なので、口の中の傷が細菌だらけの環境で化膿しないで治るのだから、 皮膚の傷も乾かす理由が無い。ということになる。
     「消毒と乾燥をしなくてよい理由」は以上の通りだが、 「消毒と乾燥をしてはいけない理由」もある。
     「消毒薬」は「細菌の細胞膜のタンパク質を壊す」のが働きだが、同時に皮膚の細胞を殺す。
     これは実感できますね。物凄く沁みる。あれは細胞の悲鳴ですね。
     「乾燥」がダメなのは「細胞は乾燥すると死ぬ」から。乾燥は細菌を繁殖させない 目的でやっているのだけれど、皮膚細胞も死んでしまうので再生できない。
     カサブタができると、その内側で再生が進んでいくのだけれど、ばい菌ごとフタをしたような ことになるのでよろしくない。
     実は傷口に細菌がいても、普通は「常在菌」や「マクロファージ」に守られていて 化膿しないが、血の塊とか縫合糸など、白血球が潜り込めないようなシェルターの 内側に菌が入り込んだときだけ化膿が起きるのだとか。
     溜まって淀んだ体液が存在しなければ、化膿しない。カサブタの内側は 溜まって淀んだ体液なので、良くない状態。そこで、ラップで覆って毎日取り替えるほうが 良い状態になる。
     凄いと思うのは、一般の病院で悪化した怪我や火傷が、この本で紹介されている経過写真だと、 「湿潤療法」に切り替えて1〜2週間ですべて治っていることだ。
     「皮膚移植しないと治らない」と宣告された重症の火傷でさえ、1週間。通常の治療で 悪化したケースでも7週間で皮膚が再生している。なんかミラクルだ。
     ラップで覆った瞬間に痛みが無くなる、というのも素晴らしい。

  • この本は色々脱線した話も載っているのだが、「シャンプー」の話も有る。
     この先生は2年前から「お湯洗い」だけにして、即座にフケ・かゆみが無くなり 抜け毛も減った、と書いているのだが、実は私も半年ほど前から独自に、 シャンプーの使用を止めている。
     それまで何十年も「超代表的フケ取りシャンプー」を使っていたのだが、 主成分の「ジンクピリチオン」というのが「船の塗料に混ぜる殺菌剤」…カキやフジツボの 付着を抑止する…だというのは知っていた。
     ようするにフケの原因は細菌なんですな。
     それでマンガ「もやしもん」を見てから、実はフケ取りシャンプーで 頭皮を殺菌することで、かえって常在菌のバランスを壊しているからフケが 無くならないんじゃないかと思って止めてみたわけ。
     そうしたら、フケが無くならないわけではないけれど、シャンプーを使っているときより かえって少ないくらいにはなる、ですよ!
     髪の毛もパサパサしないで非常に具合がいい。
  • そういうわけで、この本の話は非常に論理的で、何もかも納得がいく。
     驚くのはその「治療成績」の写真だけで、あまりにも良すぎて怖いくらい。
     でも、スリキズくらいなら、遠からず自分(か家族?)で試せて、しかも 失敗したら命にかかわるってことが全然無いのが良いですよねぇ。
     何しろお金もかからないし。
     「凄い新型治療だけれど、何千万も費用がかかる」とかいう話だと思い切りマユにツバ つけて聞く必要があるけれど、こんなもので嘘の治療法書いても誰も儲からない上に、 ダメでも一週間で結果がでるから意味ないし。
     そう思うと、従来型の治療を続けるお医者さんの存在のほうが、なんだか不思議。
     でもまあ、お医者さんは人の話聞かないのが普通だからなぁ〜
     あぁ、私の知っている医者(身内etc.)は皆さん立派で良い人ですが(笑) 彼らはケガの専門家じゃないから、この件はどう思っているか聞いてみたいな。
2009.6.18
  • 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Blu-ray Disc BOX 1
     2009年8月25日からBOX2,2nd GIG1,2 まで年内に順次発売。
     いよいよハイビジョンではつばいだと思うと感慨深い。TVの再放送の時には放送されなかったエピソードもあるので 需要は高いと思うな。
     まあ、これらのTV版を再編集した攻殻機動隊S.A.C. TRILOGY-BOX (初回限定生産) [Blu-ray] は買ったのだけれど、良かったのだけれど、やっぱり本来の「TV版」は見たいよね。
    玉川紗己子(タチコマ)も出るねぇ(^^)

    [BD発売作品の一覧はこちら]

2009.6.17
  • YOKO KANNO SEATBELTS 来地球記念コレクションアルバム スペース バイオチャージ
     ぽちっと発注した。
     あ〜た、菅野よう子の(アニソン系)楽曲が、三枚組約50曲ですぜ。
    DISC 1
    01. Fly up in the air 〜 Tension /MEMBERS OF ISRAEL PHILHARMONIC ORCHESTRA (MACROSS PLUS O.S.T.)
    02. Tank!(TV stretch)/SEATBELTS (COWBOY BEBOP Tank! THE! BEST!)
    03. 荒野のヒース/AKINO (創聖のアクエリオン O.S.T.)
    04. トルキア/Gabriela Robin   (攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX O.S.T.3)
    05. WHAT PLANET IS THIS./SEATBELTS (COWBOY BEBOP 天国の扉 MAXI SINGLE Ask DNA)
    06. ハイヒールラナウェイ   (DARKER THAN BLACK-黒の契約者- O.S.T)
    07. Ask DNA/SEATBELTS   (COWBOY BEBOP 天国の扉 MAXI SINGLE Ask DNA)
    08. could you bite the hand?/steve conte   (WOLF’S RAIN O.S.T.)
    09. player/Origa with Heartsdales   (攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX S.S.S.)
    10. Power of the Light   (ブレンパワード O.S.T.)
    11. 限りなき旅路/奥井亜紀   (∀GUNDAM O.S.T.3)
    12. DANCE OF COURSE   (THE VISION OF ESCAFLOWNE 〜lovers only)
    13. Genesis of Aquarion/AKINO   (創聖のアクエリオン O.S.T.2)
    14. lithium flower/Scott Matthew   (攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX O.S.T.)
    15. shiro,long tail's   (WOLF’S RAIN O.S.T.2)
    16. inner universe /Origa    (攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX O.S.T.)
    17. ライオン/May’n/中島愛   (マクロスF オープニングテーマシングル)
    18. 地球共鳴/Gabriela Robin   (アルジュナ into the another world)
    19. ラクエン−WARSAW Ver. (WOLF’S RAIN O.S.T.2 シークレットトラック)

    DISC 2
    01. MOON/Gabriela Robin (劇場版 ∀ガンダム-O.S.T.「惑星の午後、僕らはキスをした」)
    02. high spirit (創聖のアクエリオンO.S.T.)
    03. 約束はいらない/坂本真綾 (天空のエスカフローネ OPテーマ)
    04. be human/Scott Matthew (攻殻機動隊 S.A.C. be human)
    05. GET9/jill max (攻殻機動隊S.A.C. オープニングテーマ)
    06. THE GARDEN OF EVERYTHING〜電気ロケットに君をつれて〜 /坂本真綾 feat. Steve conte (ラーゼフォン多幻変奏曲シングルM2)
    07. CORACAO SELVAGEM/Joyce (WOLF’S RAIN O.S.T.)
    08. Hamduche/SEATBELTS (COWBOY BEBOP 天国の扉 MAXI SINGLE Ask DNA)
    09. VOICES /新居昭乃 (MACROSS PLUS O.S.T.)
    10. Cloe/Gabriela Robin (アルジュナ into the another world)
    11. White Falcon (∀GUNDAM O.S.T.2)
    12. THE REAL FOLK BLUES/山根麻以 (COWBOY BEBOP Vitaminless)
    13. End title ノスタルジーナ (劇場版 ∀ガンダム-O.S.T.「惑星の午後、僕らはキスをした」)
    14. 指輪(Single Ver.)/坂本真綾 (劇場版エスカフローネ 主題歌)
    15. 時の記憶/SEIKA (ぼくの地球を守って O.S.T. 1)
    16. BLUE/山根麻以 (COWBOY BEBOP O.S.T.3 BLUE)
    17. THE STORY OF ESCAFLOWNE 〜END TITLE (THE VISION OF ESCAFLOWNE 〜lovers only)

    DISC 3
    01. さすらいのカウボーイ -カウボーイビバップのテーマ- /TADA ‘ED’AOI (COWBOY BEBOP CD-BOX)
    02. Doggy Dog /SEATBELTS (COWBOY BEBOP Vitaminless)
    03. 猫のキモチ (デモバージョン /Gabriela Robin (天空のエスカフローネ CD初収録)
    04. 魅惑のホースライディング /EHARA ANDY MASASHI (COWBOY BEBOP O.S.T.3 BLUE)
    05. WO QUI NON COIN /多田 葵 (COWBOY BEBOP O.S.T.3 BLUE)
    06. No Money/SEATBELTS (COWBOY BEBOP 天国の扉 O.S.T.)
    07. WARATTETA/Gabriela Robin (CD初収録 「オーバン スターレーサーズ」より)
    08. CAT'S DELICACY /Gabriela Robin (天空のエスカフローネ O.S.T. 2)
    09. AI戦隊タチコマンズ/Tamagawa, Sakiko (攻殻機動隊 S.A.C. be human)
    10. ランカとボビーのSMS小隊の歌 /ランカ・リー with ボビー・マルゴ (マクロスF ランカとボビーのSMS小隊の歌 など。)
    11. ABC Mouse Parade/Gabriela Robin  (Song to fly)
    12. 夜明けのオクターブ/坂本真綾 (坂本真綾 シングルコレクション+ ニコパチ)
  • 玉川紗己子で思い出した
     『東のエデン』でついに謎のコンシェルジュ「ジュイス」の顔を見ることができたけれど、 これってやっぱり「ロボット」だよね。だってあの 「タチコマ」の玉川紗己子が声を当てているんだもんねぇ? これは確定事項だよね?脳科学研究所(?)だしね。本体は別の場所にあるみたいだしね。
2009.6.16
  • 「美味しんぼ」の社会的意義を検証するシリーズ(笑)→Click!
     何年も前に「美味しんぼ」のメニューが家庭のメニューに応用が利くのかどうかという ページを作っていたのだけれど、最近見直すと、どちらかというと「政府と業界に対する批判」 のほうが多くて、実は料理の話が少ないなと。
     だったら、80年代から現在まで「美味しんぼ」が批判してきた政治の問題や業界がどう 変化したかを洗いなおしてみようかということでやってる。
     薄々気がついていたことでは有るが、「感情的で頭の悪い消費者団体」と同じ事を 言っている回も多い。ドライビール批判なんか「カッコいい」と思ったものだけれど、 ダメな回が多いよなぁ…(^^;
     噂によると、原作者はオーストラリアに移住していたのだけれど、人種差別に 嫌気が差して日本に帰ってきているらしい。
     だいたい、初期からやたらと「オーストラリア」ネタと「韓国」ネタが多かったわけだが、 最近はどっちの国にも行きにくいよね。まあ韓国人は観光に行ってお金を落としてくれる分には 歓迎なんだろうけれど。でも住めないだろうね。
     ネットを見ると「美味しんぼのレシピで料理して不味かった」という記事も多い(^^; のだが、そもそもきちんと(分量まで)レシピが描いてある話は少ないけれど、 微調整しだいで使えるネタはたくさん有ると思うのだ。
     ていうか、失敗している人は、料理の途中で味見しないのかな?
     自分がやると作りながら「俺補正」入っちゃうから、何を作ってもそんなに 変な結果にならないよな〜
     あと、塩気が強くてビールと一緒ならたいていのものは……でも無いか(^^;;
    ※もちろん作ってみたら美味しかったという記事も沢山ある

  • 『ウルトラマンA(エース)の再放送スタート(TOKYO MX 日6:30PM)
     Aパートはウルトラマンエース誕生物語、そしてBパートで初の怪獣戦。
     北斗は「パン屋の運転手」南は「看護婦」さん。舞台は広島。
     前半では「ウルトラマンエース誕生物語」をちゃんとやろうという「意図」はわかるのだけれど、 無理無理。
    ・格闘戦ではビルが壊れない。
    ・トランポリンを使用した宙返りのイメージカットがやたらに多い。仮面ライダーの影響を感じる。
    ・頭が大きくてカッコ悪い。(小学生の頃から思っていたけれど、今見ても頭でっかちだ。特に第一話は 他のウルトラマン(兄弟)といっしょに登場するので違和感があり過ぎる)
    ・車がカッコ悪い。…今まではマツダのコスモとか、でかいアメ車(ウルトラ警備隊)とか、 ベースの車がカッコよかったのに、エースではもっさりした普通の乗用車だな。

     全体的に、子供向け、低予算の匂いがする。
     隊長(瑳川 哲朗(さがわ てつろう))の顔に見覚えがある …と思って調べたら、大江戸捜査網(井坂十蔵)を12年もやっていた
     どうみても時代劇の匂いがするはずだ…(^^;
     しかし最近では「蜷川シェイクスピア」の常連として見かけるほうが多いかも。 う〜む。

     この作品から「怪獣」のソフビの売り上げが1/3になってしまって、玩具メーカーは 投資が回収できなかったそうだ。
     確かに、マン・セブン・新マンと比較するとデザインが「ツボ」を外しているような 気はするよね。新しいことをしたかったのだろうけれど。

  • アニメ「グインサーガ」11「戦士たち」
    ・マリウス初登場。うわ〜こんな歌イヤ。
     中世の「吟遊詩人」の歌って、譜面が残っていないので現実にはこういうものだとは 誰も言えないわけだが、それにしても…。何しろ「天下の吟遊詩人マリウス」だから、 歌で世の中動いてしまうようなインパクトが必要だよね。現実にCDシングルでリリースしたら チャート10位以内にバシバシ入るような曲じゃないと。
    (すごい高望みだとは思うけどさ…)
     ところで、マリウスは「どこかわからない空中の湖を望む岩」で歌っている。
     ゲームのイメージカットみたいだ。
     キノコみたいな奇岩がにょきにょき生えていて、キノコの傘の部分が湖になっていて、 そこから滝が流れ落ちている。湖に流れ込む川が無いのに滝が流れ出ているというのは あまりにも奇妙だ。
     「魔道ポンプ」でどこからか汲み上げている。そんな疑惑の湖。設定的には マリウスは現在モンゴールの王宮のそばにいるはずなんだけれど、『グインサーガ』 全体の中で将来不思議な世界はいくらでも登場するわけで、今は異世界とは言っても 「人間の領域」であるべき中原の風景に、こんなおかしな景色を描いたら飛ばしすぎだよ。
     こんなことをしていたら、将来バランスが取れない。
    ・アムネリス帰宅で、フロリー、ミアイル初登場。
     フロリー。本編100冊あたりから主役グループの仲間入りする重要キャラクターなので、 不用意な扱いはしないよう注意して進めていただきたいところである。
     アムネリスの「夜会衣装」が登場したのだが、全然高価そうに見えないのは、 やっぱりデザイナーの勉強不足なんじゃないのかな。それは通常のキャラデザインとは全然 違うスキルが必要だ。
    ・パロ。リギア初登場。まあこんなもの?
    ・草原の中の王宮。エマ、ベック公、スカール(ちょ、長髪!?)初登場。
     巨大なドーム型の宮殿は、ひょっとして「パオ」の形をそのままスケールアップしているのか。
     根本は「遊牧民」が定着して国を作った設定なので、あまり巨大な宮殿は 不自然だ。だいたい「石の街」とはいっても、どこから石材をもってくるのかって話よ。
     ベック公とスカールの衣装がほとんど同じなのは設定ミス。遊牧民にまじって走り回っている スカールと、石の宮殿に落ち着いているベックが同じはずが無い。スカールのワイルドさが 全然出ていない。顔に傷があれば良いってもんじゃないですよ。
  • ハプスブルク特集(NHK)
     再放送だが、最初の放送は良い具合に忘れたので再見。
     マクシミリアンIの鎧が凄い。
     『スターウォーズ』に登場するデススターの砲撃担当兵がかぶっているヘルメットのような デザインの兜。これが元ネタか〜と納得。
     常識的には「のぞき穴」の上部が庇のように出っ張っている所を、スリットの下側が 口ばしのようにせり出しているのは、おそらく「巨大な鷲鼻」を収納しつつ視野を確保する為っぽい。 まさに「ハプスブルク一族仕様」から生まれたデザイン。
     こういうのを見ると、『グインサーガ』みたいにデザイナーがイメージだけで起した 鎧のデザインなんか及びも付かない奇抜さと豪華さがあって、素直に「凄い」と感嘆する。
     人類の数千年の鎧の歴史の積み重ねから出たデザインを超えるようなものが、そんなに簡単に 出てくるはずが無い。
     『スターウォーズ』のデザインは、ドイツっぽかったり日本ぽかったり、中世ヨーロッパ的だったり、 ベースとなったイメージは匂っているけれど、だからといって「遠い宇宙の物語」という ファンタジー世界を狭めることなく、あの世界の中できちんと機能している。
     モトネタをみて改めて感心した。
  • 「人工冬眠への挑戦」(ブルーバックス)市瀬 史
    「ホッキョクグマ好き」としては、熊の冬眠の話が面白かった。この本の読み方としては はなはだ邪道だと思うが(^^;
  • オリンパス、超小型デジタル一眼 薄さ35mmの「ペン E-P1」登場
     「マイクロ・フォーサーズ」の新型。ニュース記事の「デジタル一眼」というカテゴリーは、 ミラーが無いんだからちょっと違うような気がするが、一番近いのは「レンズ交換式コンパクトデジカメ」 という言い方か。
     「一眼レフ」というカテゴリーの中で見ると、ミラーを無くした構成はAF性能や、動体撮影の シャッターチャンスの掴みやすさなどで明らかに見劣りするわけだが、レンズ交換のできる 「コンパクトデジカメ」という位置なら、上位機種と言える。
     オリンパスが「ペン」というかつての大ヒット「ハーフサイズ・カメラ」の愛称をこのカメラに 付けたのはなかなか良いアイディアだ。センサーの面積もフィルムのハーフサイズと同じだし。
     この愛称だけで、ノスタルジーを掻き立てられて買ってしまいそうですよ(^^;;
     上質な専用レンズが揃えば、結構いけそうな予感。
2009.6.15
  • アニメ『バスカッシュ』…「月面リーグ」の物理
     巨大ロボットがバスケするアニメ『バスカッシュ』。その中で「月面リーグ」 という設定が出てきた。
     まだ絵にはなっていないが、「月面の住人は猛烈に発育が良い」という 設定もあるから、やっぱり低重力には違いないのだろう。とすると、 地球の1/6の重力でバスケットやったらどうなるの?ということを 考えてみるのも面白そうだ。
     とりあえずは「人間サイズ」で考えてみる。
    ***
     とにかく1/6[G]なので、地球サイズのゴールではダンクシュートは超簡単 になってしまう。ジャンプは簡単だが、むしろ、飛び過ぎでなかなか着地できないことの ほうが試合を難しくするだろう。
     通常のシュートも飛びすぎてしまう。シュートは「山なり」だから ゴールに入るのであって、そっとユルユルのシュートで無いと、コートの外に どこまでも飛んで大ホームランだ。
     ゆるく投げるしかない一方で、選手のジャンプ力は増しているから、 遠くから投げてもゴール直前で横取りされる可能性はほぼ100%かも知れない。
     「シュートをカットしてはいけない」というルールを作らないと試合にならないと 思われる。
     一方ボールの飛距離は長くなるので「超ロングシュート」が見られる。
     コートのどこに居ても玉は届いてしまうのは、いいのか?
     プレイヤー自身もダッシュしたら止まれない
     素早いフェイントの動きというのは「摩擦力」が有ればこそ。月では摩擦も 小さくなるから動き出したら止まらない。それは攻撃も守備も同じことなので、 フェイントに成功すると、逆を付かれた側はスローでひどく間抜けに見えるだろう。
     それでもバスケットらしい動きをするためには、床に吸い付くような 高性能な靴を履いて、姿勢を落として重心を低く保つことが重要だ。
     上にジャンプしてしまうと方向転換できない。結果、着地地点で待ち伏せされてアウトだから、 スパイダーマンのような姿勢で常に床に這うような動きになるだろう。
     ドリブルも強いドリブルでは、反動で自分が浮き上がってしまう。
    ***
     というわけで、地球上のバスケをそのまま月に持ち込むと色々な難しさが出てきて、 迫力・スピード感という部分に課題があるわけだが、これを補う「月バスケ・ルール」を 考えてみよう。
     改めて問題を列記すると
    • 走れない
    • ターンできない
    • ドリブルできない
    • ロングシュートが超スローボール
    • ダンクシュートが簡単すぎ
     用具的には、ボールは軽量化する必要がある。重力という点から、自然と軽くはなるのだが、 「質量=反動」を減らさないと、低重力で足元が悪いためにドリブルやパスの反動が大きくて扱いにくい。
     ボールを超軽量にすれば、長距離の速いシュートにスピンをかけて弓なりに曲げることも出来そうだ。
     次に、素早く走り回る為に「コートを半球状にする」というのはどうだろう?
     走ることで擬似的に重力(実体は遠心力)が発生して、コートに押し付けられるような 効果が得られるから、全力で走ってピタリと止まることも出来る。
     コートの端から端へのロングパスは、途中にいるプレイヤーの頭上を素通りする形になるが、 重力が小さいからジャンプして止めることは出来そう。これは見た目にも面白いと思う。
2009.6.14
  • 『エイリアン/ディレクターズ・カット版』(WOWOW/HV-5.1) ★★☆
     ディレクターズカット版はWOWOWでは初放送。
     「20周年記念版」DVD(2000年/現行品は2008年廉価版再発売)と比較してみたら、 総時間は変えずに、全編に渡って細かなシーンの追加/削除、順序の入れ替えが なされている。
     今回のバージョンは「24年後に監督自身が再編集した」ということなのだが、 この仕事の細かさを見ると、その執念には驚嘆してしまう。
     その効果がいかほどか、というと、監督本人がこだわるほどには大きな違いは無いような 気もする。
     ハイビジョン放送としての品質は、「彩度・コントラスト」はDVD版よりだいぶ控えめで 殺伐として宇宙の果て…な感じは今回のほうが良く出ていると思う。色鮮やかなら 良いというものではないから。
     精細度はシーンによって異なる。明るい部分は総じて良い。
     レンズの周辺部分がボケボケで、照明の少ないシーンを大口径レンズで無理して 撮っている感が感じられて、フィルム好きには悪くないかも。
     「ノストロモ号」のミニチュアのディテールが詳しく観察できるのは、 ハイビジョンならではで嬉しい。ミニチュアの宇宙船といえば、『スターウォーズ』4,5,6 がハイビジョンで見られる日が待ち遠しい。『未知との遭遇』は早々とBD化されているし、 『2001年宇宙の旅』は、今月BD発売だから残ったSF特撮の大物は数少ない。
    -*-*-*-
     さて、久しぶりに見た感想だが、SFとしての整合性なんかは結構ないがしろに されているところが目に付いて、どちらかと言えば「ホラー」として見るべき作品なのかな と思える。
     宇宙船の内部は重力があるのだから、「重力制御技術」が存在する設定だと思うのだが、 ぜんぜんそれに見合うハイテクな感じ画無いのが「味」といえば味だけれど、 宇宙なめてると思わないでもない。
     ノストロモ号は出港前から「宇宙生物を生きたまま捕獲して帰れ。乗員の生命は問題ではない」 という(軍か会社の)指令を受けていたことになっている。
     この命令を実行するために「アンドロイド」の科学主任をこっそり乗り込ませているのだが、 貨物船にこっそり乗せて帰るための偽装だとしても、クルーの人選には問題があった。
     つまり、リプリーが強すぎ(笑)もっと惜しげも無いクズみたいな乗組員を乗せていたら、 すんなりと地球に帰れたことだろう。
     リプリーも「エイリアンと勝負して貨物船を爆破したこと」が、今回の命令と 会社の利益に大々的に反していることは承知の上だったのだから、最後に冬眠して帰還しようとする シーンで「会社以外の公的な機関」に回収されなかったとしたら、一大事だ…ということを 意識していないのはおかしい。
     まあ『エイリアン2』で面倒なことになったのはこの点で正しい。
     「エイリアン本人」について考えると、フェイスハガーが取れて、 最初の犠牲者が食事をしたいなんて言い出したとき、何の検査もしていないのはダメだね。 医務室には人体のスキャン装置だってあるし、細菌検査だって必要だ。
     胸を食い破って出てきたエイリアンが「大きめのトカゲ」ほどのサイズなのに、 次に登場するシーンで突然人間より大きく成長しているのは、物理的に無茶。
     せめて「食料庫を荒らしていた」みたいな一言と数週間の猶予があれば。
     最後に「脱出カプセルの隅にこっそり体育座りしている」のがまたおかしい。
     あの巨大な貨物船の中で脱出カプセルに潜り込んでいるのは、「英語が理解できる」 くらいの知能は必要だろう。リプリーたちの会話を盗み聞きして先回りしたので なければ有りえないから。だがそれにしては、ラストの脱出カプセルの中の鈍い攻防は、 昆虫並みの知性しか感じさせない。まあ「冬眠しかけていた」と解釈できなくも無いけれど。
     というわけで、そういう色々の辻褄をあわせるのがSFで、怖ければそのへんはスルー というのがホラーなんだろうなぁ。十分SFらしく突き詰めた別のバージョンも作れそうな 気はする。
     『エイリアン2』は景気良く「ミリタリー・アクション」を狙ったようで、 やはりあまり理屈は言わずに見るタイプの作品。
     3,4はあまり記憶が無いな。1,2回しか見ていないので。
2009.6.13
  • N響・定期公演 6月Cプロ2日目
    指揮:準・メルクル
    演目
    • ヴェートーヴェン/ピアノ協奏曲 第1番 ハ長調(pf:ジャン・フレデリック・ヌーブルジェ)
    • メンデルスゾーン/劇音楽「夏の夜の夢」作品61(語り:中井貴恵、ソプラノ:半田美和子、メゾ:加納悦子、合唱:東京音楽大学)
     本日は「完売御礼」だったらしい。一緒に行った妻は当日券。残ってて良かった。
     ヴェートーヴェン/ピアノ協奏曲 第1番はめっちゃ若いピアニスト。 1986年生まれ、まだ20代。
     ちょっと線が細い感じでショパンとかのほうが向いている人ではないのかと思う [既発売CDリスト] が、 そもそもこの曲がそんなに良いとは思わないな。
     作曲者が若いときの曲で、後の本人自身より熟していない…というのはもちろん 有ると思うが、とにかく「繊細可憐」というのでもなく、「壮大華麗」というのでもない、 その隙間の谷間にはまっているような感じだ。
     頑張っているけれどなんだか硬い、みたいな。

     劇音楽「夏の夜の夢」は、「中井貴恵の語り」で物語を進めていく形式で、 ひょっとしてシェイクスピアの戯曲をストレートに上演するのと同じ時間かかるのかと 不安になったが、そんなことはなくて、適宜はしょって一時間で終わった(笑)
     「結婚行進曲」はさんざん聴いたことがあるのに、生で聴くと改めて 「なんだかめでたい気分」に反射的になってしまうのが凄い効果だなぁ…。

  • ところでこの曲、シェイクスピアの芝居の為の音楽だが、1590年台という初演年代とは全く関係なく、 250年ほども後世のメンデルスゾーンがドイツの王様のために書いた音楽 (1826/43年)で、時代はまったく飛んでいる。
     シェイクスピアと言ったら、エリザベス朝時代の人で音楽的にはバッハなんかよりも100年も昔。 ルネッサンス音楽の後期。
     メンデルスゾーン自体はバッハの「マタイ」を再発見したように古い音楽に興味を持っていたようだが、 それ以前となると現代の方が近年の研究で発掘が進んだようなもので、シェイクスピア とメンデルスゾーンの音楽との脈絡は限りなく薄い。
     そんな状況だが、オリジナルの芝居にも「歌うシーン」やト書きで「静かな音楽」などと書かれては いるのだからその時代の音楽はあったはず。
     当時のイギリス音楽状況は舞曲かリュートソングなんかの「小唄」ばっかりで、 ヨーロッパの中では音楽後進国 みたいな実体だったろうから、そんなに立派な音楽が付いていたとは思えないけれど、 古楽っぽい音楽で演じる「夏の夜の夢」を見てみたいような気はする。
     いくらメンデルスゾーンの音楽が素晴らしくても、現代の感性から言ったら ちょっとシェイクスピア劇のテイストじゃ無いような気がするんだ。
     時代的には、映画音楽で言ったら『エリザベス』なんか、時代考証した音楽が付いていたから、 あんな感じかなぁ。聞き覚えのある舞曲も出てきた。『恋におちたシェイクスピア』はそれらしい 曲もあったけれど芝居部分はほとんどオリジナル曲だった。
     …というような話題で後の居酒屋で議論百出(笑)
     「タブラトゥーラ」なんかが絡んだ企画でどこかやったら面白いと思うよ。うん。
  • ジンギスカン「ゆきだるま」(@渋谷)
     渋谷の奥座敷的、隠れ家的エリアにしゃれた内装のジンギスカン。
     ジンギスカン・ブーム(2005年?)もほぼ収束した最近はどうなのよ…と思いつつ行ってみたけれど 意外に悪くなかった。
     基本のスタートセット1,000円、追加の肉800円、野菜500円、基本の野菜はタマネギとピーマンが 飾り程度に入っているだけだが、追加野菜は「タマネギ、カボチャ、ニンジン、ピーマン、もやし」が 山盛り。
     肉は都内のジンギスカンでは主流の生ラムの厚切り一口サイズ。肉質と鮮度は申し分ないけれど、 筋が気になる。下ごしらえで丁寧に取り除いてくれればワンランク上になるのに。
     モツ三点盛り(800円)を頼んでみたら、結構楽しめた。
    (カシラが細切れすぎたのは疑問だが、これも下ごしらえの腕か。肉の質そのものは良い。)
     全体的にブーム以降のジンギスカン屋としては水準をクリアしているが、きれいで快適な 店内なのはポイント高い。デートで使っている若いお客さんが多いようなのも納得。
     しかし自分が大学生の頃はお金が無くて、デートでこんな外食するとかほとんど無かった 気がするなぁ(^^; んなお金があれば弦を買うとか? そんな。地味だな(^^;;
  • 涼宮ハルヒの憂鬱「孤島症候群」
     妻と前後編をまとめて見た。
     孤島での夏合宿、作中的に「二泊三日」ほどの日程と思うが、メンバー全員朝晩に着替えをしていて、 それが凄いと思ってしまった。特に「長門の私服」が(笑)
     一日目のチューブトップの私服など、365日制服でも全然おかしくない長門にしては、 どこで仕込んだのか驚くほど普通に可愛い。
     ひょっとするとハルヒが世話を焼いて私服を買いに行った可能性もあるのかな〜と 思ってみたりするが、「宇宙人の端末」の長門としては、「夏合宿」というシチュエーションに 合致する私服を適当に情報検索して空間からひねり出したのかもしれないなぁ…
     ということで、衣装が変わるたびに妻と歓声を上げていたのだった。長門以外に意外な ファッションがあったわけではないけれど(笑)
     ところで、この回はやけに下からあおる構図が多かったけれど、下から見た (あるいは胸を張ってのけぞった姿勢での)口パクが なんだか妙な違和感のある作画だったな。
     下から見る為に通常より「あご」がたくさん見えていて、その状態で口パクのセルだけが動くと 不自然だ。元々人間の目鼻口骨格を無視したキャラクターデザインだから、正面顔以外の アングルだと描きにくいんだろうな。いかにもアニメ的な、そういう意味では よくあるバランスでは有るのだが…。
2009.6.11
  • 「ルーブル美術館展・17世紀ヨーロッパ絵画」[公式]
     先日週末に出かけてあまりの人にそのまま帰って来た美術館展、こんどは平日木曜に行ってみた。それでも 入場一時間待ちだったが、なんとか人ごみの中でも見られないことは無いというくらいの混み方で。
     「日時指定チケット」というものがあるらしく、調べてみると「ローソン」で売っているらしい。
     一日の終わり2,3時間の時間帯は混雑が減ってくるらしいので、金曜の17時とかのチケットなら 一番ゆっくり見られそうだ。
     今回の出品は「17世紀ヨーロッパ絵画」ということで、大航海時代で、フランスがもっともお金があって (浪費の限りを尽くして)豪華だった時代のことで、 有名で美しい絵(レンブラント、ベラスケス、フェルメール、ルーベンス、などなど)が集中していて見ごたえがあった。
     フェルメールの「レースを編む女」は初来日。びっくりするほど小さかった。24cmx21cmとかでA4より小さいかな? 液晶画面に表示できるくらいのサイズ(^^;
  • 「モッラ遊び」という絵があって「それ何」という話になったが絵に解説は無。
     絵を見た感じでは「指スマ」みたいなもんじゃ?と推測。
     後刻ネットで調べてみたら、
    イタリア風じゃんけん
     奇数か偶数?とお互い前もって決めて、1〜5まで片手で数を作る。
     相手の出した数と自分のを足して、その合計が奇数か偶数か当たった方が勝ち。
     うむ。80%くらい指スマだな。
     これだけじゃよくわからないが、Morraで検索すると動画もある。しかも、イタリア、ヨルダン、中国etc.でルールも掛け声も違うさまざまなモッラがあるみたい。
  • 最近「ファッションから名画を読む」という本を読んだので、「衣装」の描かれ方は 特に気になったわけだが、その点一番目立っていたのは「フランス・プルビュス(子)「マリー・ド・メディシスの肖像」(1610年)」
     レースの襟と袖飾り。あれをパリっと糊づけして美しく保つだけの為に人を雇っていたりするのだよなぁ。
  • ルーブル美術館の公式サイト
    に行くと、今回来ている作品などをデータベースで検索して見ることができるよう…なのだが、 「フランス語」で検索なんかできね〜(^^;;
  • 美術展の後は「バニュルス 上野店」で軽く(?)飲み
     オザミデヴァンの系列らしいこの店は、 系列的にワインに力を入れたスペイン料理屋。
     16時頃で、入店時に「喫茶?食事?食事ならレストランorバル?」と選択肢を聞かれた。  店内はバル用の「カウンター&2人掛け喫茶店的な席」のコーナーと奥の方のテーブル席に分かれている。
     今日は一応食事ありでバル。
     バルのドリンクメニューには「ボトル」は含まれていなくて、グラスワインは500〜1,000円の範囲で色々。
     タパスの中心価格は1,000円くらい。二人でワイン5杯とつまみ3品で7500円くらい。
     料理は「スペイン風」というか日本人女子が喜ぶ味にアレンジされているような気がする。 ハープポーションで品数を頼める方がもっと楽しいような気はするけれど。まずまず。
     次はレストラン系のメニューも試してみたい。
2009.6.10
  • BDZ-X90が自動アップデートされていた。
    【機能改善内容】は、
    [1] 「BDZ-A950/A750」でブルーレイディスクにダビングした「アクトビラ ビデオ・ダウンロードセル」タイトルの再生機能追加
    [2] 再生操作性の改善
    [3] その他改善

     2,3の詳細が気になる。
     ネットでも噂はあるが、スキップのレスポンスとか、早送りから再生に戻る速度とかが 少しずつ改善されているような感じはするかな?
2009.6.9
  • 数日寝込む。体温が35度に低下して死ぬかと思った。飲む点滴で復活(^^;
     それはそうと、新型インフルエンザは各地で「終息宣言」をしたとたんに増加傾向。
     休校するから広がらないのであって、再開したら広がる。まあ当然だ。
     船橋あたりでも、「感染者が出た」というニュースが出たとたんに、発熱相談の電話が鳴りっぱなしになる …ということは、それまでは熱があっても気にしていなかっただけで、着々と広がっていたわけだろう。
     完全の完全な封じ込めは難しいけれど、せめて「ワクチンが用意できるまで」は、 厳密な対策を続ける必要があると思うな。
     オーストラリアなどは一日100人単位で感染者が増加してかなりアウト。南米もほぼすべての国で 感染者が出ているが、アフリカだけは感染者が居ない。
     よほど人の出入りがないのか、検査体制ができていないのか、情報封鎖しているのか…
2009.6.3 2009.6.2
  • dyson DC26turbinehead entry
    やばい、これ欲しい!
    「A4一枚にのっかるサイズ」なんだそうだ。
2009.6.1
  • 友人からYahoo!のニュースからからから亭がリンクされている!というメールが来て見てみたら、「漫画を読んで料理をつくる人、けっこういる?」 という趣旨で、(うち的には)やたら昔に書いたあんまし内容の無いページ( 『美味しんぼ』のレシピを試す)へのリンクでお恥ずかしいことだ(^^; つか、Yahoo!もネタ探し辛いならわざわざリンク張らなくてもいいのに…と思うが、 最近はWebといえばblogの単発記事ばかりでリンク対象も少ないのか、と想像してみたり。
     せっかくだから、そのうちネタ追加してみるか?
  • 横浜・ホフブロウ
     アド街「横浜」で紹介されていた洋食の老舗。県民ホールの裏。
     横浜に行くとまず中華街に行ってしまうが、たまには洋食もいいかなと思った。  ちなみに、ライブドアグルメでは★3.5らしい。 ちょいB級ぐらいの雰囲気がいいのね。
6/7月のBS/WOWOW★注目番組
  • 6月
  • 6/7日13:30-  WOW ★フィフス・エレメント
  • 6/7日20:00-  WOW ★クローバーフィールド
  • 6/14日16:00-  WOW ★サンシャインボーイズ「returns」
  • 6/21日20:00-  WOW ★ハムナプトラ3呪われた皇帝の秘宝
  • 6/21日深夜1:00- BS2 ★努力しないで出世する方法
  • 6/22月21:00- BS2 プロデューサーズ
  • 6/23火21:00- BS2 ジーザス・クライスト・スーパースター
  • 6/24水21:00- BS2 ★アニー
  • 6/25木21:00- BS2 オペラ座の怪人
  • 6/ BS2 

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文:唐澤 清彦 映画館がやってきた!