マクロスF「グッバイ・シスター」
ウォークマンのワンセグ録画機能を使って録画したものを見てみた。
うぅ…、画面小っさ(^^;; この情報量は「人からこういう話だったとあらすじを説明されているくらい」
の感じだ(^^; スクリーン鑑賞と比べたら「面積比1,500倍」くらいかな。
でもまあ面白かった(^^)
今回は「オズマ兄貴最強」
って話し。前回の予告編推理は、相変わらず本編とは順序バラバラでミスリード満載(笑)
ストーリーはランカの「ファーストライブ・リベンジ」のチケットを前にしたオズマの
回想シーンから始まり、普通のアニメなら死亡フラグ立った!と言われる状況を次々とぶち破っていく。
まさにフラグ・ブレイカー・オズマ
逆に言うと、やる気満々のサブタイトル「グッバイ・シスター」のおかげで、オズマがどんな必死な状況に立たされても
「今週のサブタイトルで死ぬようなベタな展開は絶対無いから…」と安心して見ていられた(笑)
EPGには「オズマはランカの天空門ファーストライブに間に合うのか!」と書いてあったが、兄貴にとっては、
まさに「何が何でもライブに行くぞ!」という話。
AパートはSMSの人間たちが個別に「バジュラの謎」に近づいていく話し。
「ミハエル」はグレイスの薬の謎を解こうと、クランに「君の友人の薬学部の女子大生を紹介してくれ」と言う。
休日にカフェに呼び出して「女の子紹介してくれ」は無いだろう。
せっかくちょっとお洒落してワクワクていた様子なのに、クランがむかつくのは当たり前である。
直接「友達に薬の分析を頼みたい」といったら余計な詮索をされて話が大事になるのは必死だが、
彼の行動には「ついでにナンパ」しようという不純な動機がまじっていると疑われても
無理からぬ点がある。
っていうか、女子大生だったのか、クラン!?(^^;
偶然、通りの向こうで、ルカが黒服に連れて行かれるのを目撃してクランを伏せさせるのがまた
不意打ちであわてるクランが可愛い。
突然のことだが、「ミハエルは物凄く目が良い」という設定が生きたな。
ルカは官邸で「レオン&グレイス」から彼らの目論見を聞き出す。
「ビルラー氏は、運輸業で財を成した人物なので、自由なフォールドによって銀河の物流を支配したいだけだろうが、
我々はその先を見ているんだよ…」と優位性のアピール。
でも本心はまだまだ秘密だろう。二人が組んでいることは公開しているけれど、グレイスはまた、
さらにその裏があるし、レオンだってグレイスの裏をかく気満々なのではないか。
キャサリンはレオンを呼び出して相談。キャサリンの部屋はグレイスたちの盗聴器を発見しようと
蓋という蓋を取り外してすごいカオスになっているが、そこで「捕獲されたバジュラは異性生物研究所に運び込まれている。あれは怪しい」
という話に。
レオンが研究所に忍び込もうとすると、そこには「ブレラ」が待ち構えている。(やっぱり盗聴されていたのでは?)
銃を構えるレオンと、仕込みナイフを手にするブレラ。暗闇での死闘。
あわや…と思うが死なない。
ブレラとしては後の面倒を考えて「死なない程度に手加減している」のかも知れないが、
ヒュドラも一撃で撃退するパワーを持ち、アルト程度はけちょんけちょんの彼と互角に
戦う兄貴の余裕を見せ付けてくれるぜ。
そんな皆が活躍している最中、アルトはと言えばランカのボディーガードの目を盗んで
コソコソ窓からランカの部屋に潜入。芸能レポーターにばれたら大スキャンダル間違い無しの
恥ずかしいシチュエーションである。
ブレラは異性生物研究所に行っているので、この時のガードは恐らく一般人。
ブレラが見張ってたらまた半殺しにされるよ…。
で、ランカの相談事は、「ランカ・アタック」の意義について。
「ヒーロー」ならば、君の歌は戦場には相応しくないぐらい良いそうなところだが、
アルトは「良いんじゃないかなぁ」とほぼ肯定。まあ「マクロス」だしな…
「あい君」の小屋を覗き込んだアルトは、「あい君キック」の襲撃を受ける(^^;
嫌われているんじゃないのか(^^;っていうか、ここでは兄貴代わり?
Bパート
バジュラが攻撃を仕掛けてくる。
フロンティアの戦術は「最初から反応弾で殲滅して本島に近寄せない」というものに
変わっているのだが、どういうことか反応弾が効かない。
実はバジュラは進化する生物だった。
ある個体が攻撃された情報は他の個体と超空間のネットワークで共有され、
経験地を積むことで、新たに生まれる個体はその攻撃に耐えられるように進化していく。
これは究極の生物兵器だ。
っていうか、知っていて反応兵器の使用を大統領に具申しまくっていたレオンは、
どういうつもりなんだ。
バジュラを最強兵器に進化させた上で、グレイス一味からコントロール権を奪って
銀河を制覇?…そんなことはグレイス一味が許さないと思うが。そんなことすると、
消されるよ…
落とされるVF-171の正規軍の皆さん。そして、バジュラの一匹がマクロスのブリッジに迫る。
ブリッジを直撃するバジュラビームの射線に割り込む兄貴のバルキリーが大爆発!
うわ〜死んで……、生きてた!(^^)
強い、強いぞオズマ。
反応弾が効かなければ素手でもぶっ殺す、の勢いで突っ込んでいくオズマ&スカル小隊の皆さんは、
次々とバジュラをやっつけていく。
戦闘が終わり、なんとかオズマはランカのライブに間に合う。
キャサリンとVIP席に座り「あぁ、もうランカは一人前だ…」などと呟いてぐったりと倒れる
オズマの腹部に大量の血。取り乱すキャサリン…
てことで場面が切り替って病院。
廊下でぐったりなっているキャサリンとミシェルが「で、死んでいたら感動的だったんだけど…」と
オチを付ける(^^;;;
しぶとい。しぶといぞ兄貴。だけど、怪我をしているならコンサートの前に医者に見てもらえ。
死んだら迷惑だから(^^;
ラストは同じ病院でシェリル登場。
未だに体調が悪いのに、退院支度を済ませたらしいシェリルが、グレイスに向かって
「私たち話し合うことが有るわね」と。
この段階でミハエルが手に入れた薬の情報がシェリルまで伝わっているのかは不明だけれど、
少なくとも、「グレイスがランカ・アタックの指揮を取っていること」に関して、
自分も戦争の道具として育てられたのか、自分は用済みになったのか、という疑問は
ほとんど確定事項になっているから…。
あまり核心に触れるとグレイス一味に消されかねないから、彼女にはうまく立ち回って欲しい。
ここではマネージメント契約の話に限って、エルモ社長の事務所に移籍するのが賢いと思うなぁ。