2006.7.31
- 今月はBS2ミュージカル映画特集の録画をたくさんDVD-Rに焼いた。
初期のミュージカルの多くにはたいしたストーリーは無いけれど、
F.アステアとジーン・ケリーのタップ・ダンスはまさに「至宝」だと思う。
アステアなんか結構「いいトシ」なのに、カッコいいんだもんな〜。
踊っている時でなくても彼らは美しい。身のこなし、立ち居振る舞いの美しさを
少しでも真似してみたい。背筋を伸ばして生活したい。
この時代のミュージカル映画を見るとまさに「娯楽の王様」という言葉が
ぴったりに思える。
今回は、『ザッツ・エンターテインメントPart1,2,3』をまとめて
録画する事が出来たので、ここに出てくる作品や俳優の出演作は、今後じっくり
フォローして楽しみたい。
2006.7.30
- RD-X6 修理完了…「納得してません!」
ER0001を表示して起動しなくなった東芝のRD-X6。
7/13に入院させたが、再三の予定延期の末、半月以上かけてやっと戻ってきた。
修理内容は「基盤交換」
ネットでの噂からみると、こういう修理は多いらしい。
基盤交換なので各種予約データを含む全ての設定は消えている。
録画内容は「○○件の録画データを残しました」と修理伝票に
書かれているが、実際は「コピーワンスの録画は全て消去された」
伝票に「○○件消去した」ではなく「○○件残した」と書くのは、
あたかも修理がうまく行ったかのように見せる非常に卑怯なやり方だと思う。
ここには「お客様の大切な録画番組を失う事態になって申し訳ありません」という
誠意が微塵も無い。
RDは「仕様」は最強のレコーダだと思うが、RD-X3も壊れたり、DVDの焼きミスが多かったり
で、不具合も少なくなく、メーカー東芝は好きになれない。
実家で買ったTVも案外短い期間で壊れた事があって、電球や蛍光灯以外の製品は買う気にもな
らない。
- それはそうとして、「コピーワンスの番組が修理で消える」のは、基盤を交換すると
暗号キーが変わってしまう、みたいなことが起こるかららしい。
東芝にはもとの基盤を治すとか、なんらかの方法でバックアップ/リストアしろよと思うが、
根本はコピーワンスという制度が、録画データの消失の原因だ。
東芝は「これからの時代の録画はHDDが主役」なんて言っているけれど、コピーワンスのある限り
「少しでも見直す可能性のある番組は、迅速にディスクにムーブする」という使い方をしないと
録画資産が守れない。
もっとも、RD-X6はDVDの書き込みも結構失敗するので信用ならない。
コピーワンスで書き込み失敗したらデータが消えてしまう。
そういうわけで、このまま「地上デジタル完全移行」したら、今のようにDVD-Rを焼いて
コレクションするという趣味も終りになると思う。業界はもうちょっと真剣に考えて欲しい。
ともあれ、いま「アナログGRTx2」搭載のRDは"X6"しかないので、
買うなら今のうちしかない。
たぶん、基盤は新しくなってるし…。
- それはそうとして、次世代はBlu-rayを買うことになると思うので、恐らく
1.シャープ、2.松下、3.ソニーのどれかを選ぶことになると思う。
2011年には3台所有しているRDも粗大ゴミだ。
アナログを止めて欲しくないけれどな。
- 家庭内LAN Gigabit化計画
1GBのネットワーク接続HDD TeraStation導入に伴い、スイッチングHUBを
GigaBit(1000M)対応のもの(コレガ CG-SW08GTV2B)に代えてみた。
どうやら、壁の中の配線は(Cat.6?)対応しているらしく、無事にTeraStationを1000Mで認識したので
次はパソコンもGigabit対応の予定。
まあ単純に100Mの10倍にはならないと思うが一枚10MByteもある写真データを扱うのに
今の2〜3倍になるだけでも良い。ちょっとバックアップ取ろうとすると今は数時間かかるが、
これもうまくすれば一時間以内になる?
2006.7.29
- TVが寿命…?
妻が言うには、「電源を入れたらパチパチ音がする」と。
このところの高温多湿のせいで高圧回路が漏電しているのか?
アナログ停波まで、あと5年は動いてもらうつもりなんだから、
今壊れてもらっては困るぜ!
- 電話の子機が鳴らない
妻が「最近子機が鳴らないので、寝室から電話が取れない」という。
試しに、親機の側に持っていくと繋がる。
それで子機の位置をあれこれ変えてみると、今までよりわずか50cm、親機に近い地点で
着信が鳴る事が分かった。「微妙」だ。
- NTP対応
TeraStation導入に伴い、既存ネットワーク機器の点検をした。
そこで、無線ルータの内蔵時計が2年くらいずれているのを発見した(^^;
最初のセットアップで設定していなかったのか、停電でリセットされたのかは不明。
これを機会にntp対応して
時計の心配をしなくてすむよう、たの機器も含めてあれこれ設定しまくった。
- Googl Earth
「タモリ倶楽部」で、Googl Earthが紹介された翌日、
「世界で一番受けたい授業」でも、Googl Earthが紹介された。かぶるね、ネタが。
これは「地球の衛星写真から任意の地点に向かってズームアップ表示」するシステム。
衛星写真と航空写真をシームレスに繋ぐ事によって非常に高解像度な表示が出来るし、
地形データとの連携で、それを「鳥瞰図」に変換したりできる。
これまでも、「国土交通省」の提供する「航空写真検索システム」で
日本の任意の場所、時代の航空写真を見る事ができたが、見たい場所にたどり着くのが
がなかなか手間だったし、解像度は二種類しか選べなかった。
しかし、「20年前の新宿副都心」とか、過去に遡る事が出来るので、
タイムマシンのようで面白いサイトでもある。
Googl Earthは、世界中を好きな縮尺で閲覧できるのでさらに面白いことは間違いない。
- 隅田川の花火大会
音がどかどか煩く、我が家のベランダから外を覗くと花火大会が見えた。
隅田川の花火は会場が狭いためか、びっくりするほど低い。
特に川下側の会場は、まったく周囲のビルより低い。
2006.7.28
-
東芝のHDD内蔵HD DVDレコーダ、発売開始
秋葉原で大々的にスタッフを動員して発売開始していた。
現物を見るとでっかい。まあ、巨大アンプと違ってラックに入らない
ということもないだろうが。
ストリーム録画なので画質については言うことはない。15GBじゃ
2時間入らないのはやはりどうかと思うが。
そんなことより気に入らないのはチューナーの構成が
「デジタルx1+アナログx1(GRT無し)」のこと。
下位機種が「デジタルx2+アナログx1」が標準になりつつあるのに、
ちょっとツボを外してきた。しかも、今までRDの上位機種には
GRTチューナーを積んでいたのに、今回は外した。
…というか、RD-X6以後出た機種はみんなGRTを外している。
東芝の開発者がどういう見解なのか分からないが、デジタルの
コピーワンス問題が解決しない限りまだまだアナログチューナーを
捨てることなんか出来ないわけだし、地方ではデジタル放送が始まって
いないところもある。
まだまだ、アナログGRTx2の機種も残してくれないと…
- そのとなりで、最強のDVDレコーダという肩書きで
RD-X6を89,800円で売っていた。
う〜ん、安い。
修理に出した我が家のRD-X6は「部品の手配が付かない」という理由で
2週間以上帰ってこない。店頭で安売りしている商品の部品が無いとは
どいういうことか?
部品の保有は法律で定められているのに、そんな理由は違法だよ…
- Blu-rayについては、ストレージ製品が9万円程度で
販売され始めた。
たとえば、今安売りしているX6のドライブにBlu-rayのドライブを
上乗せすれば198,000円ていどで、レコーダーは売れるのではないかな。
メーカーには頑張ってほしい。
2006.7.27
- SEIKO Sportura SNL029P1購入
時計買いまくり。…とはいえ、先日のWIRED AGBV505(限定700)は
観賞用時計、今度のは使うつもり。
そもそもはSEIKOがKINETIC(=Auto Quarts = AGS)を開発したごく初期から
思想的にファンでAuto Quarts時代、AGS時代の時計を一つずつ所有しており、
KINETICも一つ欲しいと以前から思っていたのだが、SEIKOは「ソーラー電波」
も「機械式」も「スプリングドライブ」も作っているためか、「KINETIC」の
ラインナップはAGS時代より縮小して、なかなか「これ」という機種が見当たらなかった。
今回購入したのは7L22というキャリバーを搭載した「海外仕様モデル」の
クロノグラフ。
同じキャリバーを使用した時計は国内にもPROSPEXシリーズの中に
存在するが、デザインがもうひとつで購入に至らなかった。
しかし海外モデルのデザインはインパクトがある。
一言でいえば、「モータースポーツっぽい」。つまり、スポーツカーの計器パネル
を髣髴とさせる精悍なダイヤルデザインである。
そもそもクロノグラフといえば、「ロレックス・デイトナ」か
「オメガ・スピードマスター」を二大本家として、っぽいデザイン
ばかりが全メーカーにあふれている。
ところが、この7L22は、はっきりと違う個性を持ったデザインだ。
捻り過ぎで実用時計としては「基本時計」の視認性に難があるとは思うが、
デメリットを上回るデザインの「カッコよさ」を獲得していると思う。
小さくて見難い基本時計も、この「SNL029P1」では、マットブラックの
文字盤に真っ白な針で、慣れればそれなりに見やすくなりそうでも有る。
一番美しいのは、幾層にも立体的に重なる文字盤デザイン。
いつまで見ていても飽きないくらい、精密感あふれるダイヤルだ。
クロノグラフとして、ボタンの操作感はとても良い。
START/STOPの強いクリック感も良いし、RESETの動作もメカニカルな
カム式のためピキンとしている。
リューズが大きいのも扱いやすい。
- 難点は
- あまりにもピカピカで傷をつけるのが怖い。
現在メインで使っている純チタンのダイバーズウォッチは、二年間毎日使って
結構スリスリにすれている。この「SNL029P1」は黒のコーティング仕上げなので
擦り傷を付けたくないな〜と。
- 200gあってかなり重い。腕が長くなりそうだ(笑)
ちなみに、手持ちの時計で一番軽いのは50g。これだと全然つけている感じが無い。
- 大きい。…横幅40mm、縦(かん足距離)45mmで、ここまでは
今使っているダイバーズ
ウォッチと同じだが、バンドの1コマ目が曲がらない構造。
そのぶん幅が張り出して、縦の最大幅が65mmにもなる(^^;
そんなところかな。
- もっとも、オメガとか、タグ・ホイヤーとか、王道のクロノグラフも
いつかは使ってみたいものだが(笑)
SEIKOからも「アナログなのに1/100秒が計れるクロノ」が出るようだし、
ちょっと底無しに深いぞ、クロノ道。あまり深入りしないほうが…(^^;
2006.7.26
- TeraStasion 1.0T購入
数ヶ月前から家庭内共有ディスクとして使っている160GBのNASドライブの震動が
大きくなってクラッシュの危機を感じていた為、次期装置を検討していた。
これは300GBのNASを手動ミラーリング(^^?する目的で使っているので、
壊れても即日困ることは無いので、じっくり何度も某カメラ量販店で
悩んだ。へとへとになるくらい(笑)
従来は、気の向いたときにメインの外付けHDDからもう一台のHDDに
手動で全コピーしてデータの二重化をしていたが、「たま」のこととはいえ
始めると何時間もかかるし、今回のようにディスクの調子が悪くなるたびに
不安になるのも面倒なので、ディスク自体にクラッシュ耐性のあるRAID5の
ディスクを導入することにした。
他にもミラーリング機能搭載の500GBや800GBのディスクも登場していたけれど、
ミラーリングすると実質半分容量の250GB/400GBになってしまう。
そこにいくと、RAID5は1000GBが750GBの3/4容量だから、実は
安全かつ容量もお徳ということになる。
これで実質79,800円程度とは、良い世の中だ。
ちなみに、調子悪かった160GB HDDは、新しい装置をつないだら、なんだか
異音がしなくなった。危機感か(苦笑)
- 日本デザイン界のパイオニア 渡辺 力氏による“エコロジカル”をデザインした機械式腕時計発売
定価21,000円の激安ムーブ。
中身は「Y675Aキャリバー」で3針カレンダー付き自動巻き
精度は、日差±1分以内(気温5℃〜35℃において腕につけた場合)
これだと、毎朝時間合わせをする、ということだな。
それにしても、21,000円は安い。
2006.7.25
- NIKITA vs STORY 8月対決
今月上旬のこと、妻が本屋の店頭で「夫に見せたいモノがある」と雑誌売り場に
向かった。
その婦人向けファッション雑誌の棚には幅広赤と黒の横ストライプの「同じワンピース」
を着た二つの雑誌があった。
これは確かに椿事である。
NIKITAは外人モデルで特集は「柄女(ガラージョ)の作り方」ちょいムチボティーを
がらモノでカバー。
STORYは日本人の超主婦(?)モデルで特集は、ぽよっとした体型に合うパンツの選び方。
二誌を並べて鑑賞した感想は「NIKITAの方が圧倒的にモデルとワンピースの
マッチングが良く表紙としてカッコいい」という結論。
で、今週のAERAにコトの顛末の記事が載った。
撮影はNIKITAの方が先で、一般的にはワンピースを貸し出したメーカーに
こういうバッティングが起こらない為の注意義務が有る。
「表紙対決」については、AERAにコメントを寄せた評論家も「STORY」のモデルに
このワンピースは似合っていない、とのこと。
このモデルはベタに「上品な良家の若妻」というルックスなのだが、
彼女にこのギラギラした「幅広の赤黒横ストライプ」のワンピースはどう見ても似合わない。小さくスキップ
踏んだようなポーズも合わない合わない。
どう見ても「NIKITA」の長い足を強調して挑むような視線のイタリア女性モデル
の方がかっこ良く着こなしている。
でも、この事件のおかげか「STORY」は創刊以来の発売冊数の記録を更新したのだそうだ(^^;;
NIKITAもクレームどころか「余裕」らしいのであった。
- こんなに表紙がかぶった雑誌を見るのは、去年の
「dancyu」と「食楽」以来だ(何月だったか忘れたけど)。
もっと遡ると「dancyu」と「dancook」のモロパク事件(^^;もあったが…
食べ物雑誌も「旬」というものがあるので、記事のかぶる率は高そうだけれど。
「ネタがかぶる」といえば、TBSが一回の取材で自局の朝の番組、昼の番組、
夜の番組、週末の番組の4回使いまわしをやっているのは、原価対策なのかなぁ…(笑)
2006.7.24
- ハードディスク障害
数ヶ月前から「家庭内共有ディスク」として使っている、160GBのLAN接続ドライブの
震動と動作音が大きくなっていたが、ついに異音が電源投入をはばかられるレベルに
なってしまった。
現在の主力は300GBのLAN接続ドライブで、160GBドライブは300GBのバックアップを
とっている。壊れてもすぐには困らないけれど事故の備えが無くなる。
二台の外付けドライブを「ミラー」的に運用しているわけだが、壊れることを考えると
RAID5も検討したくなる。
一方、今まではHDDを買い換えるたびに「倍々」の容量を選択してきたが、
最大のデータが「写真」であることを考えると、そろそろ伸び率は頭打ちかも
しれない。
つまり、+100GBの400GB HDDのソフトミラー運用でも良いかもしれない。
100GBも増えれば、4,5年(300GBディスクが壊れるまで)に撮る写真の量と
バランスが取れているような気がする。
一方さらに大容量のRAID5で10年使うという方法もある。
それにしても、500GBのHDDのバックアップをDVDで行うと100枚以上必要になる
計算だ。そろそろBlu-ray時代だなぁ。
2006.7.23
- こわれもの
旅行の写真を現像処理中である。
今回はほぼすべてRAWモード撮影で、約7.5GB (4泊5日) の撮影だった。
以前から高感度撮影で「輝点」が有るのが気になっていたが、横浜花火大会の撮影で
赤い輝点と緑の輝点が一つづつ、結構目立っていた。日中の撮影ではわからないのだが、
これは修理が必要だ。
小絞り時のCCDのゴミも目立つ。
ブロワで吹き飛ばしてはいるのだが、徐々に吹くだけでは取れないホコリが
残るようになってきたような気がする。
今回は2日目の撮影で「うす曇りの空」でF20前後のカットが多く、
ホコリが見えてしまった。ただしF16程度ならホコリはわからないので、この日以外の
撮影では問題にならなかった。
いずれにしても、近々CCDの調整と清掃のためサービスセンターに行こう。
場所を調べないと…(^^;(銀座キャノンが移転してから、まだ行った事が無いのだ)
- 黒いWIRED ARCISM (AGBV505)
時計話は続く。
旅行前に発注した、WIRED ARCISM (AGBV505)が届いていた。
もともとARCISMというシリーズの時計は、銀色の文字盤がものすごく
光って目立つ機種に惹かれたのだが、シリーズを調べているうちに「真逆」の
全身マットブラックの機種にぶつかったのだ。
これが「真っ赤なクロノグラフの秒針」以外は針も文字盤も全てが
マット・ブラックで、
時間なんか全然わからない。時計としての機能を否定するようなデザインなわけだ。
つまり「今日は時間を気にしないよ」と言っている時計。
普段に使うことは絶対無いわけだけれど、一つくらいこういう時計を
持っていても面白いと思うんだよね。平日使っている「電波時計」とは
まったく逆の極限だから。
2006.7.22
- 時計とワイン
「英語でしゃべらナイト」に出演していたソムリエが、お客様の靴と時計を見る
と言っていた。あるいはスーツと時計のバランス。
「靴と時計」は、価格的にどんなクラスのワインを勧めるかの目安になるし、
良いスーツの割に遊び系の時計を身につけているお客には、ちょっと目先の変わった
ワインを勧めてみることが出来るし、反対にフォーマル系の時計なら、
ワインもオーソドックスな正統派ワインを勧めると。
その他に、店に入ってくるときの歩き方や、グラスに延ばす手つきや、
そういう小さな仕草から、お客のワインに対する慣れや飲みっぷりを想像して
ワインを選んだり厨房に指示を出したりするそうな。
そんな話を聞くと、やっぱり時計は趣味をアピールするツールの一つだな
と思うわけで、バリバリに高価じゃないけれど「遊び心を感じさせる趣味の
良い時計」を持ちたいな〜と思うわけだ。
2006.7.21
- 船上の時計たち
今回のクルーズに向けて「フォーマル用腕時計を買おうかな〜」としばらく悩んで
結局買わなかったのだが、実際に乗船して周りの船客の時計を意識してみると色々
参考になった。
なにしろ、飛鳥IIは日本最大の豪華客船であり、世界一周クルーズほどでは
ないにしても、船客には本物の富裕層がいて、私たちのように「普通の人」で
あっても、そんなシチュエーションを意識した乗客がほとんどだ。
もちろん、フォーマル(燕尾服orダークスーツ)のドレスコードの夜もあるので、
全員バリバリの正装をスタンバイしている。
そういうわけで、「船の上の時計」というと、
金側&クロコベルトの極薄時計が一番のスタンダードのようだった。
本当のフォーマルでは、「懐中時計」なんだろう。
カフスボタンを使うシャツだと袖口がピシッと詰まっているので、
必然的に厚みのある時計は使えない。だから「懐中時計」は正解だと思うし、
腕時計なら「極薄」となる。
たくさんある薄型の金側時計がどういうメーカーのものであるかは、ほとんど
わからなかった。
女性はみな華奢なブレスレット系の時計を使っている人が多かったが、
たまに雑誌でしか見た事が無いような豪華で奇抜なデザインの宝飾系時計を
着用している人が居た。
フォーマルの夜以外で見かけたのは、店頭以外で初めて「ザ・シチズン」を
見かけたのは感動した(笑)
「やっぱりなぁ…」と思ったのは「金ロレックス」を一つも見なかったこと。
まあ船客は800人もいるのでゼロとは断言できないけれど、5日間いて一つも
見なかったのは、平日電車の中で必ず一回は見かけることに比べると、
相当率が少ないのは間違いない。
グランドセイコーも見ない。ロレックスもセイコーも「実用時計≒仕事用」
ということなんだろう。
客の年齢層が60,70歳ばかりなので、もちろん最近流行の派手な
ブランドウォッチも見なかった。クロノグラフもG-SHOCKも皆無である。
それにしても、こういう薄型ドレスウォッチは、有名ブランド物で
入手しようとすると胸が痛むほど高価だ(^^; 派手で見栄えのする時計なら
それなりに高価でも自己満足が有るけれど、こういうジャンルの時計は
「地味で高価」だから庶民には手を出しにくい(苦笑)
船内のショップには銀座四丁目の和光が出している「WAKOブランド時計」が
販売されていた。もちろん、めちゃシンプルな「薄型金側クロコベルト」
であったが、値札は見えなかった。
2006.7.20
- 飛鳥II 横浜港花火大会-室蘭-大船渡クルーズ[5/5]
2006.7.19
- 飛鳥II 横浜港花火大会-室蘭-大船渡クルーズ[4/5]
「大船渡」入港、半日観光(碁石岬〜おさかなセンター)
2006.7.18
- 飛鳥II 横浜港花火大会-室蘭-大船渡クルーズ[3/5]
「室蘭」入港、半日観光(白鳥大橋〜昭和新山〜有珠山〜洞爺湖)
2006.7.17
- 飛鳥II 横浜港花火大会-室蘭-大船渡クルーズ[2/5]
終日航海
朝食の後、テーブルマジックの予約と、室蘭、大船渡のオプショナルツアーの予約をする。
2006.7.16
- 飛鳥II 横浜港花火大会-室蘭-大船渡クルーズ[1/5]
全国的に梅雨の大雨の影響を受ける中、4泊5日の船旅に出かけた。
一日目のイベントは「船上から横浜の花火大会を見物」であるが、
横浜駅〜日本大通り駅〜大桟橋の混雑たるや、並大抵のものではない(^^;
戦い(?)は朝の荷造りから始まっていた(普通前日に済ませとけとは思うが…)のだが、
花火大会の人出の中、スーツケースを転がして
人ごみを掻き分け、船にたどり着く頃にははやヘトヘト(^^;;
なにしろ、時間的にもそれなりに余裕を持って出かけたつもりが、
横浜駅内のエレベータ工事など、荷物持ちにとっては多大な障害があちこちにあって、
とにかく身動きが大変。駅のエレベータには乳母車、車椅子が長蛇の列で、その割りに
ホーム・改札階からは一般人で満員になっていて、途中の階からは全然乗り込め
なかったりする。
「行政は暮らしやすい社会を実現せよ!」と、旅行のたびに(にわか)社会派に
なるね。でも、政治家が「お車」で移動しているのでは、彼らに「社会」はわかんね〜
だろうなぁ。うん。
大桟橋の周囲は場所取りの人がいっぱい。早くも入場規制されている。
そんな人ごみを掻き分け、僅かにロープで仕切られた通路を進むのは、ちょっと
「これから特等席で花火みちゃいます、へへっ」な気分だ(笑)
と、そんなこんなで、乗船は案外ギリギリになってしまったのであった。
おかげで「ウェルカム・ドリンク・サービス」が終わっていた。
船内行事の予定表では、まだ15分はサービス時間だったんだけれどな〜(^^;
(単にレストランにスケジュールの周知が徹底していないだけなのかも)
食事は和食。
かなりの確実で雨かと思われた天気は奇跡的に持ち直して
無事に花火大会は開催された。
横浜港の花火大会は「東京湾大華火大会」とか我が家の近所の「江戸川&市川花火大会」
と比較すれば規模は小さいが、ベイブリッジをバックに上がる花火は
背景がグッド。
大桟橋に接岸する「飛鳥II」は特等席だが、赤レンガ倉庫方面からは、
「客船〜花火〜ベイブリッジ」という景色が見られることになって、
写真的にもなかなかのものだ。
船上では無料の「ビール&おつまみ」が提供されているが、
花火が上がってしまえばお代わりをもらいに行く暇は無い(っていうか、
そんなには飲まないか(笑))
赤レンガ倉庫の方の埠頭には「ふじ丸」が停泊しており、これも
花火大会クルーズをしているらしかった。
花火が終わって出港。
なにしろ花火見物のために湾内は一面に屋形船やらレストランシップが
出ていて、大渋滞。その湾の一番奥に飛鳥IIは停泊しているので、
湾内が静かになり飛鳥IIが出港するまでには時間がかかった。
明日は一日航海である。
2006.7.15
- 今日から夏休み
明日から旅行なので、HDDレコーダの録画設定や未見番組の消化に務める。
- 観劇「リチャード三世」(子供のためのシェイクスピアカンパニー in グローブ座)
「子供のためのシェイクスピアカンパニー」といえば、
腹話術人形を狂言回しとして使う演出が定番になっているが、
今回はなんと主役の「リチャード三世」の左手が腹話術人形になっている設定。
つまり、通常背中が曲がっていたり、足が悪かったりするリチャード三世の
醜さの象徴を「左手が腹話術人形になっている」に集中させたのだった。
この設定はストーリーの流れにも大きく影響を与えていた。
もともとこのカンパニーは、シェイクスピアに特徴的な長台詞を、本人が語る
だけでなく「腹話術人形」や「黒コート」を着た複数の出演者に分割して
シュプレヒコールのような効果を出したりと、色々工夫しているのが魅力的な
個性になっている。
だが、「リチャード三世」に限っては「本人の悪の個性」がブラックホールのように
渦巻く様が見せ場であるわけで、これは「一人の悪の魅力の物語」であるわけだ。
だから、ほとんどのシーンは「リチャードの主観」の視点で展開していく。
この一人称視点がリチャード本人と左手の人形との対話に書き換えられた事が、
良くも悪くも、今回の演出の最大の特徴になった。
好みで言えばオーソドックスに一人の男の悪の魅力で描ききってもらいたかった。
「左手」も設定上は「本人」ではあるのだが、どうしても腹話術人形が喋ると
一段高い視点の言葉に聞こえてしまい、それが「あの世のリア」とか「神父様」
とかいう配役ならばじつに効果的なのだが、リチャードとなるとどうか。
取り付かれたように悪を行う「リチャード」の一直線な生き方に「二つの視点」
が存在することになったのは違和感がある。と、そういう感想を持ったのだった。
- 今回の公演には「アフター・トーク・ショー」が付いていた
出演者にとっては大変だと思うのだが、楽屋裏話が聞けるのは楽しい。
今後も是非続けて欲しい企画だ。
- 昨日店で見てきたWIREDの700個限定真っ黒モデル
(ARCISM〜アークイズム〜EIR Slignature Model AGBV505 )を発注した。
[SEIKOプレスリリース]
[取説pdf]
この時計は最小1/20秒計測のクロノグラフで、7T92というキャリバーを
使っている。
ダイヤルは「1/20秒」専用の針があり、一秒に一回転する。ブンブン回って楽しい。
もちろん、真っ黒モデルなのでよく見えないのだが(笑)
バーゼル2006(6月)で発表された「ウブロ/ビックバン・オールブラック」
という前面オールマットブラックの時計は156万円であっというまに限定数を
売り切ったらしいが、実は、WIREDの全黒は2006年2月発売で、同じコンセプトの
時計だが4ヶ月SEIKOの方が早いんだよ。値段はほとんど1/100だけれど。
2006.7.14
- 今日はブライトリングの偽物に遭遇。秒針の錨マークや文字盤の翼マークは
それらしいけれど、なんかブレスがチャチだと思ってみたら、ムーブが
クォーツだった(^^;
たんなる「それっぽいデザイン」も多々あるけれど、いかにも悪意ありな
贋物もずいぶん頻繁に見かけるものだな。
今日はついでがあったので「渋谷」で時計を見た。
安くてカッコいい時計が沢山あるなぁ。1〜6万円くらいのレンジに
個性的なデザインの時計がよりどりみどりの感じ。
中でも「文字盤も針も真っ黒」で何時だか全然分からない時計が気に
入ってしまった(笑)
逆に「総シルバー」でキラキラなモデルもカッコいいし。
ハンズには「キネティック・クロノグラフ」の逆輸入モデルもあった。
以前からWebでは見ていたが、実物を見るとあまりのカッコ良さで、
ふらっと買いそうになったが、帰宅してWebの価格を確認すると
ハンズの半額以下で購入可能だった。危ない危ない…(笑)
2006.7.13
- メイド・イン・アキバ
秋葉原で電気街口を降りると、「メイド喫茶」のチラシ配りの娘たちが、道なりに
4〜5m間隔でずらり10人くらい並んでいた。びっくりした(^^;
- 『アメリカ映画音楽ベスト100』についての考察
リストを見ると「曲は聴いた事があるが、映画は見た事が無い」という作品がたくさんある。
もちろん、あまりにも古い白黒映画は見ていなくて当然でもあるが、勿体無いことなので、
今後の鑑賞の指針としたいものである。
選ばれている曲を年代順にソートしてみると、1930年代から、各10年ごとに同じ
くらいの数が均等にノミネートされているようである。
そして、私の好きな曲を挙げると、'50、'60年代に集中している。
この年代には『雨に唄えば』『ウェスト・サイド物語』『サウンド・オブ・ミュージック』
などのミュージカル映画の傑作や『ティファニーで朝食を』『マイ・フェア・レディ』
などのオードリー作品がごろごろしていて、ハリウッドの黄金期だったのかな、と
改めて思う。
いつの日かこれらの作品の全てを見尽くしたいものだ。
- この作品は「歌」を集めたもので、ミュージカル映画のほか、普通の映画の主題歌、
挿入歌もノミネートされているのだが、画面の「出演者」を見ると、
男性では「ジーン・ケリー」「フレッド・アステア」、
女性では「」「」がやたらと繰り返し登場する。
40〜50年代は、MGMミュージカルの時代、という感じかな。
- 昼ドラ「我輩は主婦である」
たまたま見た。う〜ん、面白すぎる。再放送希望!
斉藤由紀の演じる主婦に、夏目漱石の人格が乗り移って「我輩」になってしまう
ドタバタ・ミュージカル・コメディで、もう次回最終話なんだけれど、
破天荒な展開と、突然のミュージカルパートが抱腹絶倒だ。
最初から見ていなかった事が悔やまれる(^^;
- RD-X6ついに入院
…というか、壊れたのはもう一ヶ月も前のことだがラックから引き抜くのが面倒で
今日まで放置してた。だけど、妻が「いい加減修理しないの〜?」と毎日言うので(^^;;
最近見ているチャンネルがBS2の映画。
そして、X6はアナログBS2が無いので、無用の装置に成り下がっていたのである。
もちろん、裏番組がバッティングしたとき、X3とX2の二台体制では不便な事も
多かったのだが。
今興味があるのは「BS2で放送される映画をコレクションすること」
である。
画質は程々で良い。とにかく、名作をたくさん見ることに専念したい。
アナログBS2が停波するまでに、いくつの作品が録画できるか分からないが、
頑張ろう。
-
「砂漠の惑星」…スタニスワム・レム(ハヤカワ文庫) 読了 ★★☆
未知の惑星で遭難したロケットの捜索任務を持って出発した「無敵号」が
遭遇する異星の敵との戦いの物語。
映画『ソラリス』で有名なスタニスワム・レムだが、逆を言うと『ソラリス』
以外の作品は一般にはほとんど知られていないだろう。
(そもそも、ほとんど本屋で見かけないが)
最近亡くなったことで「SFマガジン」に追悼特集が組まれ、
私も他の作品を読んでみるきっかけとなった。
その「砂漠の惑星」は、「ソラリス」同様、未知の生命との
遭遇を扱った作品で、ストーリーを書いてしまうと面白くないのであえて書かないけれど、
「ソラリス」の叙情的な気分と、J.P.ホーガンのハードSFの雰囲気の両面の
面白さを持った作品なので、J.P.ホーガンを面白いと思う人にはお勧めの
作品であった。
文章はえらく淡々としているが、戦闘シーンの描写を頭に描いてみると
物凄いエネルギーが爆発している。個々のアクションはほとんど記述が
無いけれど、
エネルギーシールドで保護された無人の自動戦車が、反物質粒子兵器で無数の敵と
持久戦をするシーンなんか、読み手がイメージできるなら、これは
物凄い戦闘なわけで。
その壮絶な力のぶつかり合いの対極に、一人の人間の行動や「心」というものが
対比される。
まあ、SFの世界では語りつくされたテーマなのかもしれないけれど、レムが
書くと、静謐感漂う世界が現れるのが面白いところだね。
2006.7.12
2006.7.11
- 007と腕時計
先日BSで放送された『アメリカ映画音楽100』という作品を見ていたら、
『007/ゴールドフィンガー』でショーン・コネリーがつけている時計の
ドアップが映っていた。
機種はロレックスのサブマリーナ・ノンデイトのベルトを布ベルトに付け替えたもの。
ボンドが時計をちらっと見る。時計のアップ。秒針が0を指した瞬間、
ボンドの背後で大爆発、ボンドの笑み…という、スパイ映画お約束のシーンでの
登場であった。
この時計の「グレーと黒のストライプの布ベルト」への付け替えというのが、
「お洒落」なのかなぁ…。
007シリーズは時計メーカーとのタイアップもあって、初期のボンドは
ずっと「ロレックス/サブマリーナ」なのだが、ロジャー・ムーアの時代には
セイコーとのタイアップで、改造デジタル時計などが多用される。
液晶表示を使って敵にくっつけたトレーサーの位置が点滅するとか、TVモニター
になるとか。秘密兵器テイスト全開である。
ピアース・ブロンスナンの時代になると、オメガ/シーマスター
が使われている。
セイコーの秘密兵器は別格で市販時計とのリンク
は薄い感じがするが、サブマリーナとかシーマスターとか、ダイバーズウォッチの
ヘビーデューティーな感じは007に良く似合う。
しかも、これらのモデルは案外スーツにも合うんだよね。
まあ、このゴツイ時計が似合うのは腕が毛むくじゃらだからかもしれないけれど(笑)
あ。ひょっとして、
ショーン・コネリーが布ベルトを使っているのは、金属バンドだと「毛」が挟まって
痛いからなのかな?
-
ボンドモデルのオメガ、いいなぁ。でも自分が買うならGMT付きのシーマスターかな。
ロレックスとSEIKOを比べるとSEIKOが好きだが、オメガはちょっとひねりが入ったデザインだ。
007抜きでもちょっと気になるモデルの一つではある。
- ロレックスのカタログ雑誌を買った(笑)
ほとんど全ての現行モデルの写真が載っていて便利便利。
目まいがするほどのバリエーションが有るのに、街で見かけるロレックスは
やたらと「金(orコンビ)のデイトジャスト」が多い。
中古なら30万円を切っているので、いつかシャレで買っても良いかも(^^;
探している「GMT針付きモデル」も、エクスプローラIIの中古なら30万円以下。
いや〜どんなもんじゃろう…
ロレックスの全モデル一覧を見たけれど、意外にデザインの幅が狭い。
モデル数は多いが「文字盤とブレスの組み合わせ」によるもので、
ケースの形や、針の形のバリエーションが少ない。
形はスイス時計なのに、なんだか「アメリカ」の匂いがするのも不思議だ。
- 14:06頃、約一分の停電。
被害はオーディオタイマーがリセットされた、ミニコンポのタイマーが消えた、
FAXが紙送りされたなど。
ネットワークドライブは電源が落ちたけれど、クラッシュはなかったようだ。
RDが録画していない時間で助かった。パソコンはノート型だし。
2006.7.10
- 某量販店で「赤い文字盤の時計」を見た。
「赤」は案外色々なメーカーのものがあるが、プラスチックな質感のものは
イマイチだな。遊び時計なので安いほうが有りがたいが、子供じゃないので
チープじゃ困ります(笑)
でも、イタリアっぽい赤は時計に使うと安く見えるんですが…
因みに最近気になっているのはSEIKOの「ワイヤード」。あのギラギラした
デザインがたまりませんな。赤い文字盤もあるし(笑)
(何しろ実売2万円以内なので、冗談で買える。そのわりに、質感高い。)
-
某量販店でSEKOメカニカル SARA00xを手にとってみた
先日実物を見たときに「写真より全然良いな」と思ったのだが、
GSの半額の価格帯で、デザインもレトロで美しく、「一本欲しい」と思わせる
魅力がある。
で、文字盤「銀」と「金」を比べてみた。
フォーマル用に「金」なんて良いんじゃないかと思って見たのだが、
あわせてみるとインパクトに負けそうだ(^^;;
「銀」を試すと非常にシックで日常・仕事に使っても全然違和感無いと思うが
もう少し華やかさがあっても良いような気がする。
つうか、ここまで上品ならGSのSBGW001とか、そこまで行ってしまっても
良いような気がするなあ。
つまり、魅力的だけれど「ストライク」ではない。
いっそレトロを極めてカットガラスを使ったSARB005(茶グラデ)、
とも思うが、そのうち緑や赤のグラデが登場して欲しくなる危険もあり(笑)
-
久しぶりに妻とワインのボトルをあけた。
モノは[2003] モンテス・アルファ シラーだが、
びっくりするほどピュアでスムースな味わい。感動した(笑)
複雑な要素が詰まっているけれど、個々の要素に突出して尖った
ところが無い。
「気難しいワインが、食事と合わせることでおいしく飲める」
ということはよくあるが、これは「ワインだけすいすい飲んで
飲みすぎてしまうような旨さ」だなぁ。
2000円ちょっとでこの旨さは「もうけもの」だ。買い溜めしておくかなぁ…(^^?
2006.7.9
- ジローラモの「LEON」
昔は『LEON』といえば当然ジャン・レノだったわけだが、最近は
チョイワルおやじの雑誌ですな。創刊当時タイトルに引っかかって立ち読み&爆笑
した記憶があるけれど、いつの間にか流行っていた。
一度も買ったことは無かったのだが、たまたま「時計特集」だったので、
手にしたのだ。
表紙に「必要なのは"お金"じゃなくて"センス"です」と書いてあるけれど、
中を開けてみたら、99% 3桁万円の時計しか載っていなかった。
くそ〜だまされた(笑)
300万円を超えないと"お金"とは言わないようだ、LEONは(^^;
それはそうと、ジローラモ氏は1,000本くらい腕時計をもっているらしいですな。
- LEON的にROLEXはナンセンス?
この特集にはROLEXが一本も登場しない。
「安すぎる」からかも知れないが、
理由を考えるとメーカーが
掲載拒否をしているか、ロレックスに「ワル」オーラが無いかどちらかだな。
GRAND SEIKOとシチズンが一本ずつ掲載されているのは義理もあるだろ。
でも「GALANTE」は載っても良い気がする。
それはそうと、今日電車で隣に座ったオヤジが「総金デイトナ」をはめていて、
気にすると超高価なロレックスも沢山見当たるもんだと憤慨(?)していたが、
もう一度見ると「秒針」が回っている。ひょっとして中国製?
LEONに掲載されないのは
「ホンモノを嵌めていても、うっかりするとニセモノだと思われる危険がある」
というリスクを考慮してのことかもしれないな(^^;
- 赤い文字盤の時計
「ガンダム世代に赤いグッズはマスト」ってことで時計雑誌を見ていたら、
妻が「これは赤い時計じゃないな…」とかいう。ワインレッドはNG?
彼女のイメージは「イタ車(フェラーリ)の赤」なんだと。しかも、文字盤だけ
赤じゃNG(^^;
う〜ん、ベルトまで赤い時計なんか見た事が無いなぁ。
赤ダイヤル、黒ベゼル、革ベルト赤…ならなんとか時計のデザインとしてアリかな?
ウブロのビッグ・バン赤とか近い?
そうでなければポルシェデザインの「フラットシックス・オートマティック・クロノグラフ P'6340」
どうだ?
- …と、色々検討はするが、今手持ちで一番出番が多い機種が、一番安い
ダイバースキューバのPROSPEX SBDA001なんだけどな。
こいつをオーバーホールに出して精度を追い込んでもらうのが一番必要なことかもしれない。
2006.7.8
-
HV版『皇帝ペンギン』鑑賞(WOWOW) ★
「やっぱネイチャーモノはハイビジョンでしょ」…ということでWOWOW初放送の
『皇帝ペンギン』を鑑賞したが、あんまりバリ・ハイビジョン画質じゃなかった。
DVDアプコン画質よりは良いのかもしれないけれど。
ただし、水中撮影では明らかにビデオ機材で撮影してフィルム変換した事が分かる
画質の部分があったので、フィルム撮影の部分はそれより高画質だし、時々、
羽毛の質感がなかなか良いと感じるシーンもあったので、ハイビジョン放送を待った
甲斐はあった。
ストーリーは皇帝ペンギンの子育ての過程。営巣地への行進から産卵、羽化、そして
成長して海に戻るまでの過程。
ナレーションがペンギン視点のフランス語で語られることを除けば、ほぼ
純粋なドキュメンタリー映像のようで、映画としてのドラマ的な作為はほとんど
無いようだ。
やらせ満載で変に思い入れたっぷりに煽られるよりマトモな作品では有るが、
何しろモノが「ペンギン」であるので、ヒナのしぐさが可愛らしいこと以外は
ひたすらペンギンの歩いている映像ばかりだ。
哺乳類の愛らしさにはちょっと及ばないような気がする。
アクシデントは、卵やヒナが凍ってしまうとか、アザラシやカモメに食べられる、
といった生存競争。これはかわいそう。
…というような具合に、「映画的な感動」はこれと言って込められていないのだが、
やはりヒナは可愛い。ぬいぐるみが欲しい気持ちにはなる。
2006.7.5
- 時計話・SEIKOマスターショップモデルの巻
会社帰りに銀座の某「SEIKOマスターショップ」に寄ってみた。
店員がずらりと並んで、基本的に買う気の無い通りすがりにとってはめちゃくちゃ
居心地の悪い場所だったりするのだが、そこはそれ(^^;
「マスターショップモデル」は現在カタログ上は11モデル確認できる。
貴金属モデル/クォーツを別にすれば、その内訳は
- SBGL001 9S67 メカニカル自動巻き3DAYS(デイト・パワーリザーブ付き/SS側/シースルーバック)
- SBGM001 9S56 メカニカルGMT(デイト付き/SS側)
- SBGR025 9S55 メカニカルブライトチタン(デイト付き/BT側/シースルーバック)
- SBGE001 9R66 SD GMT(デイト・パワーリザーブ・クリスタル回転ベゼル付き/SS側/20気圧防水)
- SBGA011 9R65 SDブライトチタン(デイト・パワーリザーブ付き/BT側/シースルーバック)
- SBGA001/3 9R65 SD黒/銀(デイト・パワーリザーブ付き/SS側/シースルーバック)
の7本。
「SBGL001 メカニカル自動巻き3DAYS」は外観はGSの王道的文字盤にパワーリザーブ
が付いただけなのだが、今後「72時間巻き」がGSの主流になったら、従来モデルの
立場を揺るがしかねないなと言う危機感を感じさせる(^^;
「スプリングドライブ」モデルも実は「72時間巻き」である。
文字盤の色が、白、黒、銀と三色あるが、白(ブライトチタン・モデル)が一番美しい。
ステンレス・モデルより10万円も高いのだが、それなりの価値はあると思える。
さて、今回も注目しているのは「GMT針」付きの二本。
「SBGM001 メカニカルGMT」は、写真で見るとロレックス「GMTマスターII」に
そっくりなのだが、実物を見るとベゼル部分が細くて、文字も小さい事が幸いしてか
格段に落ち着いて見える。ケースサイズも39mmしかない。
しかしそれでもこの「デジャブ」な感じが微妙に引っかかる。
「SBGE001 スプリングドライブGMT」は迫力がある。
回転ベゼルがクリスタルガラスで出来ていて、24時間表示の文字が「ルミブライト」
で光るというのが凄い。
ケースサイズ43.5mmは、私が今普段用に使っているダイバーズウォッチとほぼ
同じだから、大きいけれど、大きすぎない。と思う。
なにより、実物を見ると存在感があって美しい。
グランドセイコーにはこのほか「クラシカルGMT」と呼ばれる、革ベルトのシックな
GMTモデルがあり、これも美しい。
GMT針が文字盤いっぱいに長いのがカッコいいという基準から言えば、
「クラシカルGMT」の短い針は惜しいのだが、短いGMT針のデザインの中では
他社の色々なGMT時計の中で相当に美しいほうだと思う。
-
クレドール・ノード
この店には
「クレドール・ノード(メカニカル4s76モデル)」(GMT・レトログラード曜日針)が三個あった。
バリエーションは、革ベルト、ステンレス白/黒文字盤。
ステンレスモデルの実物は始めてみたけれど、白文字盤に青焼き針と言うのも
捨てがたい美しさだ。迷うぜ…。
- SEIKO・ガランテ
ネットでスプリングドライブのページを見ていると、GMTモデルとして
「ガランテ」
もあった。(まだ現物を見たことがないけれど)
ガランテは「LEON風ちょいわる」なスポーツエレガンスモデルという位置づけか。
貴金属モデル以外は定価で50万を切っており、グランドセイコーと良い勝負。
迫力の割には安いかもしれないと思わせる。いやいや、金銭感覚が壊れてるな(笑)
-
SEIKOメカニカル[SARA005]の実物を初めて見た
今までにネットの写真で見ていた感じ
より、実物は全然高級でかっこ良かった。これは…確かにレトロかっこいい。
ネットを見ているとさらに「メカスピ SCVS003」の文字盤を「赤」「青」「緑」にした
バリエーション・モデル(海外用?)が存在していた。
この安価(実売3万以下)な機械式シリーズは、ある意味「SEIKO 5」の高級ライン
みたいな展開をしていくのだろうか?
2006.7.4
- 事件だっ!
駅前の交番の前を通りかかったら、突然警官が駆け出し目の前を通り過ぎた。
「えっ事件!?」と思って後姿に注目すると、
その先には歩行者用信号機が「点滅」していた。
2006.7.3
- BSデジタル映画祭2006ラインナップ
からから亭的注目作品はHV放送限定ということで
- 8/5(土)「バットマン ビギンズ」 WOWOW
- 8/6(日)「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」 WOWOW 15:15〜
- 8/6(日)「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」 WOWOW 17:35〜
- 8/6(日)「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」 WOWOW 20:00〜
- 8/31(木)「逆境ナイン」 WOWOW 22:00〜
2006.7.2
-
フォルティス B-42フリーガー【GMT】637.10.12M
2006.7.1
- あっというまに7月、蒸し暑い…
- 時計話「SEIKO ブライツ ソーラー電波 SAGZ003」
6/22にソーラー電波のブライツを買って1週間ちょい経過した。その使用感をまとめてみる。
デザインに関しては黒文字盤で「1.2[日付]4.5.6.7.8.9.10.11.12」という数字文字盤で、
書体がクラシカルで良いと思っている。
ただし、「日付」のための「レンズつきガラス」は20cm以内に顔を近づければ見やすいが、
すこし離れると、ちょっとした角度の変化で文字がレンズから外れてしまうために見難い。
レトロな雰囲気は醸しだされるけれど、実用的にはレンズは無い方が良かった。
文字盤はインデックス、SEIKOの文字、地板が全て立体的な加工が施されていて、
そこはかとなく「手間かかっている感」が充実している。
「針」は、先端が細くなっていて少し暗くなると見難い。鏡面なので屋外なら空が映り込んで
良く見えるが、室内だと光源が限られるので、うまく反射しない。ダイバーズウォッチの極太針
の見やすさとは段違いだ。
ケースは約100gで程よい重みだ。
手持ちの「純チタン」のクォーツ(AGS)はたったの50gで、持った時に「しゃらしゃら」
した質感だが、この時計はステンレスより明らかに軽いが、構造が肉厚のためか
充実感が大きい。
ベルトのデザインは「力強い」と「いやらしい」の狭間のラインか(笑)
「ブライトチタン」は純チタンより白っぽく磨いた部分が美しく、つや消しパーツと、
つやパーツを交互に使ったベルトは、なかなか良い。
留め金部分は一週間でかすかな傷がついたが、デスクワーク中カチカチぶつかる部分
なのでそれは仕方ないか。
歩いている時、道端にはみ出している蕎麦屋のエアコンの室外機に思い切りぶつけたが、
幸い無傷だった(^^; 風防ガラスの角に白い塗料のカケラが付着していたので「勝った」
のかと…(^^;
狭い道にはみ出して日ごろから邪魔な室外機だと思っていたが、まさか勝ったばかりの
時計で勝負することになるとは、やれやれ…
まあ「クリスタルガラス」とステンレスより硬い「ブライトチタン」の面目躍如か。
さて、機能のこと。
電波はマンションの中だと全然受信できない。送信所のある方角の出窓に置いた時にだけ
かろうじて受信可能。まあ「夏」だから電波は弱いと思うので、これからの季節に期待する。
電波を受信しないときの精度は「+/-15秒/月」なので、数日受信できなくても困らないけれど。
モーターは説明書によれば、3個入っている。
「秒針」「時分」「日付」
リューズは物理的に針とは繋がっておらず、単なるモードスイッチだ。
最近の時計が、こういう構造になっているとは知らなかった。驚きだ。
内部LSIの「電子的な時計」をアナログ表示しているだけ、という感じだな。
こういう構造のために、バッテリーが消耗すると運針を止め、光が当たると
現在時刻に急速に針を進めるという芸当が可能になるわけだが、それにしても
奇妙だ。
秒針と自分の針は別々のモーターで動く為、分針は5分ごとに「つっ」と間欠動作
している。
独立制御の為に「永久カレンダー」も簡単に実現可能。日付は0:00:00ジャストから
5秒ですっと切り替る。
高機能なのだが、そこに機械時計の時を刻む感覚はまるで無い。
機械時計(オートマチック)や、キネティック(AGS)との使用感の違いは、
「腕を振る意味が無い」ということもある。
オートマチックの時計をつけて歩くと、「時計にエネルギーを与えている」
という不思議な共生感覚があるのだが、電池(ソーラー)の時計には、
繋がりを感じない。
電波を受信させるためにちょっぴり世話が焼けれるのだけれど、
それでも機械時計と比べると格段に「実用品」という感じがするので、
やっぱりこれは「スーツを着ている日の時計」ということになる。
- 時計話「PROSPEX ダイバースキューバ SBDA001」
「仕事用時計」としてソーラー電波なブライツを買ったために、SBDA001の
「夏時計」としての立ち位置は明瞭になった。
純チタンのこの時計は買って二年目。ガラスは一週間以内に謎の擦り傷が付いてしまったが、
それ以後は無傷。ケースに細かな擦り傷はあるが、基本つや消し仕上げなのでそれほど
気にならない。
「回転ベゼル」で時間を計るのは結構使うし、太い針は見やすいし、良い時計だ。
重たい割には、装着感が良いのも特筆して良いポイント。
平日でも、仕事から買えると「ソーラー電波」から「ダイバー」に付け替えている。
手に付けるのは「エサをやっている気分」(笑)もあるし、顔を洗ったり水仕事したり、
そんなときにも安心だし、頑丈な安心感と、重いのにフィットしている快適さもある。
一日20秒進むという精度の不満はあったけれど「電波時計」併用でいつでも修正できる
おかげで、ますます「使える時計」の地位が強固になった気がするな。
運動量は少ないはずなのに、夜ちょっと付けているだけで自動巻きが止まらないのも
立派かもしれない。
- 時計話「GMT針つきを探す旅」
楽天でGMT針つきを検索すると1,000件以上ヒットしてしまい、見るだけで根性が磨り減る(笑)
楽天で17万円までのモデルを探索した。
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