映画館がやってきた!

構築日記・不定期便
- What's NEWを兼ねた日記のような読み物 -
2005年 8月
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2005.8.31
  • 『容疑者 室井慎次』鑑賞(TC市川#1) ★☆
    2005/日本
    監督/脚本:君塚良一
    出演:柳葉敏郎(室井管理官)/田中麗奈(小原弁護士)/哀川翔/柄本明/筧利夫/真矢みき(沖田管理官)
     八嶋智人(灰島弁護士)/吹越満/佐野史郎(東京地検検事)/他

    Story:
     室井管理官は、新宿で起きた殺人事件の捜査本部長を務めていた。被疑者は警官。 勤務中の交番での取調べが始まるが、突然逃走した被疑者は路上で車に跳ねられ即死した。
     「現職警察官による殺人」という不祥事は、被疑者死亡のまま書類送検、不起訴と言う 最悪の結果で幕を閉じたかに見えたが、 室井は被疑者の遺留品に不審点を発見し捜査を続行しようとする。
     ところが、そこに警視庁、警察庁、双方から捜査中止の圧力がかかる。
     これに対しあくまで捜査を続行しようとした室井の前に東京地検の検事、窪園が現れ、 室井を『特別公務員暴行陵虐罪の共謀共同正犯』の容疑で逮捕した。被疑者の取調べに 不法行為があったと遺族から告訴されたというのだが…

    以下ネタバレあり

     『踊る…』のスピンオフ映画第二弾は、警察内部の権力闘争に巻き込まれる 室井を描く。
     アクション派の青島の背後で、常に警察官僚の縄張り争いの防波堤として 踏ん張っていた室井が遂に罠にはまり、権力のピラミッドに対する邪魔者として 葬り去られようとする危機にさらされる。
     『踊る…』らしい派手な画面はどこにも無いが、常に官僚構造との軋轢を 背後に描いてきた本シリーズにとって、権力と信念の狭間で苦しむ室井の姿を 描く本作は『踊る…』の正統を継ぐものであると言う事ができるのではない だろうか。
     そして、困難に立ち向かう室井の中には、青島との約束が生きている。
     「室井は現場の刑事が正しい事ができるように上に行って頑張らなくてはならない」。 この信念が、『踊る…』本編とこの作品を固く結び付けている。

     というわけで、上手くすればこれはハードな名作になったかも知れないのだが、 一本の映画としては「踊るらしさ」にこだわったあまりにバランスを失している 点が数多く、いわゆる「スピンオフ映画」の枠から抜け出す事ができ なかったように感じた。
     少し例を挙げると、冒頭の「逃走する被疑者を追いかける警官の群れ」は、 新宿の大通りを埋め尽くす数の警官が一斉に走り出し、スクリーン一杯に 映し出されるのだが、 正直「ここは笑うところなのか?」と思わずにいられない。
     武器も持たないたった一人の被疑者を追うシーンなのだから、取調べを担当する 所轄の刑事とキャリア数名が登場すれば十分なシーンであって、画面に展開される お祭り騒ぎははっきり言って「青島の属性」である。 こんなバカ騒ぎは「室井の属性」には無い。
     そもそも、マスコミが注目する現職警官の殺人事件の取調べを、被疑者が勤務する 街の交番で行うことが不自然で、それもまる一日半ぶっ通しでやっていた挙句取り逃がし、 立ち止まったところに車が突っ込んで本人死亡。そこには何の説得力もリアリティも無い。
     ただ、「新宿の大通りを埋め尽くす警官の群れ」を撮りたいが為の設定 にしか見えない。普通に取調室に入っていれば被疑者の逃走は無かったし、 追いかけたパトカーがサイレンを鳴らしていれば、車が突っ込んでくることは無かった。
     敵役の弁護士が歪んだオタクとして描かれているのも、そこで『踊る…』の 統一感を作ろうとしている意図はわかるのだが、結果として作品のシリアスさを そぐ要因になっており、警察権力と戦う室井の敵としては、ストーリー 上の異物としてしか見えない。
     つまり、『踊る…』の歴史の中で組織と戦ってきたのが室井という 男なのに、彼が主役の映画で戦う相手は、いままで青島が相手にしてきたのと 同じ種類の人間だった。
     これでは室井の映画にならないではないか。
     田中麗奈(小原弁護士)はほとんど喋らない室井に対して「主役」と呼んで 良いほどの活躍ぶり。演技は素晴らしいと思うが、「昔ストーカーに襲われて顔に 傷つけられたことがある」という設定は、TVCMで「私警察が嫌いです!」 と叫ばせたいが為にやっているだけにしか見えない。
     『踊る…』に登場する女性人は代々犯罪被害者というお約束で やっているだけにも思え、とにかく本筋と関係ない。傷を撫で回すシーンが長すぎて 気色悪い。

     そして肝心のストーリーも、捜査の方針についてさんざん警察幹部が 妨害を企てて、老人が暗躍して、事件にはどんな背景があるのかと思ったら、 小娘を巡る痴話喧嘩ですよ。 これはもう「ドラえもんのラストがのび太の夢落ちだった」と言われるくらい やるせない結末
     刑事ドラマなのに、事件は「室井を追い込む小道具」に過ぎなかった。
     これでは室井一人ばかりか、捜査にかかわる大勢の刑事に血が通って見えない。 あいつらの熱血は何だったのかと…。

     結局『踊る大捜査線』は斯く有るべしというマーケティング…ヒットの方程式が、 これが「室井の映画」であることを妨害してしまった。
     室井(柳葉)の渋い表情が冴えまくり、彼の秘められた過去が明かされたり、 面会に現れた「スリアミ」から湾岸署の近況が聞けたりと、『踊る…』ファンとしては 楽しい見所が満載であっただけに、映画全体が「室井らしさ」でビシッと 統一されなかったことが残念でならない。
     要するに「『踊る…』ファンには祭りの雰囲気だけ与えておけば良いのだ」となめられている。 受け手の深みなど想定されていないのだ。

  • その他の人々
     『OD2』の敵役、真矢みきが「良い人」になっていたのには驚いた。
     理由が「あの時室井さんにかばってもらったから」ってさりげなく室井の好感度upしている。 更正したんだなぁ…
     筧利夫&真矢みきの『踊る…』が有ってもいいと思うくらい良い感じのコンビであった(笑)
     そういえば、室井さんといえば以前から「コートを着るシーン」が印象的に使われた事が 何度もあったが、今回は悪乗りが過ぎるほど頻繁に「コートをがばっと着る後姿」 が挿入されていた。
     室井は何回コートを着たのか。シツコイと思うが…。
  • ロケ&セット
     劇中に登場する新宿は「地方ロケ&セット」らしい。
     中に「新宿三丁目」そっくりの寂れた飲み屋と駐車場のある通りが出てきて、よく こんな雰囲気のそっくりな場所を見つけてきたものだと思う。スタッフは頑張っている。
     『OD2』でレインボーブリッジを借りる事ができずに建設中の道路を使ったのも 良く出来ていたが、東京都は映画の撮影に非積極的なのだなぁ…。
     教会を警察署に改装して使っているのは何かの外国映画のパロディーなのだろうが、 日本ではどうもうそ臭い。
     警察幹部がずっと工事現場で密談しているのも嘘っぽい。
     どちらも別に普通に撮ればいいじゃん…と思うのだが?
2005.8.29
  • カレーの話を書いた
  • 新・EF70-300mmIS のデータを見ると従来よりかなり解像度が上がっているようだ。
     たとえば300mmなら28-300mmIS LよりMTF曲線は良い。となると気になるレンズだ。
2005.8.28
  • どっちの料理ショー「スパゲティー対決」で紹介の店の評判を調べる。  もっとも評価の高い「香味屋」だが、値段も結構するし、きちんとした身なりで 行く店っぽい。勝負用か?(笑)
  • ちなみに以前フィシュバーガーで紹介されていた 秋葉原 - チェルシーマーケットを 先日覗いたら「フィシュバーガー」始めましたの看板。時々、どっちの料理ショーで紹介されてから そのメニューを始める店があるのはなぜだ?
2005.8.27
  • 妻のフラメンコ発表会のプログラムに載せる写真撮影
     今年は教室の方針で髪型をアップにしたカラー写真に統一するとのことで、以前使用した 写真が使えない。
     とりあえず、最近のスナップ写真の中からそれらしきものを選んで規定の4x3cmで印刷 してみたが「背景がうるさい」ので新に撮影することにした。
     以前の発表会のプログラムを見ると、ほとんどの人は「証明書写真」を使っている ようで、一部にスナップ写真の流用、さらに稀に「写真館の女子アナ履歴書風写真」を 使っている人もいる(黒バック、髪ツヤツヤ、瞳キラキラでこれは目立つ)。
     これが合唱団の方のプロフィール写真だと、ソリストとして活動している人も居たり するのでだいぶプロが取った写真が増える。その代わり「何年前の写真だ?」と思うものを 使っている人も居るが…。

     さて、せっかく撮影するのだから「写真館品質」を目指して、 スポットライトにBLフィルターかけて 髪の毛ツヤツヤを出したり、窓からの自然光とフラッシュをMIXしたりと、照明つくりも 念入り。
     背景はせっかくのカラー写真なので濃いブルーの布を使用。これが今年流行のターコイズ の装身具とマッチして行けている。唇の赤も引き立つし、恐らくほとんどの人がまた 「証明書写真」だとすると単純に目立つことも考えてる(笑)
     あと、BGMにフラメンコも流す(笑)
     レンズは24-70mmF2.8Lで約60mm、開放。どちらかと言うと、ソフトな描写を狙う。

     これで色々な角度の表情を撮影。
     ほんの30枚ばかりだが、そこからベストの一枚を選ぶのが大変だった。
     結局プロフィール写真として採用されたのは、本の少し斜めを向いて目線正面のもの。
     昨年のプログラムでは「笑顔」系の写真が大半だったが、フラメンコなので 真剣な視線のものが良いだろうと思う
     写真としては斜め下を向いて目を伏せた写真が「化粧品の広告写真風」で面白かったが、 プロフィール様としては深刻過ぎて「ソロでシリアス系の曲を踊るくらい偉くなってから 使え」という感じであった。
  • ともあれ、掲載用は結局4x3cmになってしまうので、あまり凝っても成果が見えない のがしゃくで一枚だけA4に伸ばしてみた。
     おぉ、迫力だ(笑)
     今回あえてソフトな描写を狙ってはいるのだが、メーカーのサンプル画像のように シャープな映像にならないのは、微妙に被写体ブレもあるようだ。まつ毛の一本一本や 毛穴まで写る必要も無いが、一方でカリカリの写真も撮ってみたい。
     100mmのドアップで絞り込んでフラッシュ使えばカリカリ?
  • 後は、USBケーブルでカメラとPC直結して、リアルタイムでクライアントに コマを見せながら撮影すれば完全に写真館か(笑)
     ライティングとか背景とか要素は色々あるけれど、最終的には、モデルの表情が決め手 になるので、本人が納得行くために、リアルタイムで確認できる環境って理想的 だと思うのだなぁ。
2005.8.26
  • 『ケロロ軍曹 第13巻』DVD購入
  • 『オペラ座の怪人』DVD購入
  • シャープの65インチ液晶TV見物2
     このTVは「真紅」の蛍光体を採用しているのも売り。
     店頭では『スパイダーマン2』のDVDを上映していたが、主人公のコスチュームが 完全に「イチゴ色」になっていた。ポスターやDVDのジャケットでは「深い朱色」。
     「店頭モード」なのだろうが、やりすぎて若干の違和感があるのは確か。
     画素変換がガタガタなのは、お店で使っているDVDの出力がヘボなのか? (DVDが隠されていて確認できない。リモコンも使えない…)
  • S&B スパイシーリッチカレーを食す
    商品説明:  世界有数の産地から厳選した3種類のブラックペッパーと 「風味」「旨み」「辛味」の赤唐辛子が つくりだすこだわりのスパイス感。
     ローストチキンの旨みが引きだす「深みのある味わい」、 「刺激のあるスパイス感」、もう一口食べたくなる様な「余韻の残るあと味」。
     次々と3つのリッチな味わいが広がります。
    感想:
     ものすごくあっさり、さっぱり、さらさらした味で、コク方向の味はほとんど無い。
     具に使用した牛肉を口にしてはっと気づいた。たぶん原因は 「植物油脂使用」「牛肉関連原材料不使用」という消費者のBSE心理に配慮 したのか原材料高騰の絡みだか、そこにある。つまり原料を見渡してこってり感のある 素材がほとんど入っていない。
     というわけで、このルーでうまいカレーを作るには牛肉やたまねぎを大量に使って 煮込み時間もじっくりとって、それだけで旨いスープが取れるようなきちんとした ベースを作る必要がありそうだ。
     「スパイシーリッチカレー」という商品名から濃厚な味わいを想像したが、 この「リッチ」とは、胡椒に凝ってみたという意味らしい。
2005.8.25
  • 『ローレライ』DVD鑑賞 ★☆
     戦争映画だと思ったら、実は「SF映画」だった(^^;
     作品としては面白い。 けど微妙にツメが甘いような気もする。ただし、 「この映画の改善点をびしっと指摘する事ができるなら俺だって監督になれるのに」 ともどかしく思うくらいに微妙な問題だ。

     潜水艦映画の基本アイテムは、

    • 音だけの世界での知恵比べ
    • 密室の艦内での裏切り
    • 損傷を受けた艦の修理に命を掛ける/命を落とす自己犠牲の物語
    • 艦長の指揮能力に対する疑惑と納得のプロセス
     などだが、『ローレライ』はソナーではなく 水中を映像で見通すことの出来るSF超兵器がテーマなので、そもそも 「音だけの世界での知恵比べ」が欠落している。つまりこれは「半・潜水艦映画」 なのかなぁと思うのだ。
     メイキングを見ると、監督も原作者も「ガンダム世代」で、富野監督にカメオ出演 してもらっているなど、つまり「戦争映画」ではなくて「ガンダム世代ターゲット映画」 にしようと したことがわかる。
     ネタバレになるが、「ローレライ・システム」の核心はドイツ軍が開発した一種の 超能力増幅装置で、オペレーターはいわゆる「強化人間」。子供の頃にさらわれて 薬漬けにされていたり、このへん Zガンダム/SEED/Destinyあたりの匂いがする。
     オペレータは水を介して水中映像と人の心が読め、これを艦橋のモニターに投影し、 艦長の操船、攻撃に利用する。
     「音だけの世界での知恵比べ」が無い分の駆け引きは、攻撃によって敵が死ぬと オペレータが心理的ダメージを受けてローレライシステムが使えなくなるという 弱点をどうするか…という話になっている。
     何しろ「敵を倒した瞬間使用不可能になる兵器」というのは矛盾した存在だ。 主人公たちが無敵モードになるのを巧に阻止している。
     その他の、裏切りや自己犠牲etc.の要素はしっかり盛り込んであり、それぞれに 見ごたえがあるのだが、定番の要素で期待に応えることと、マンネリは紙一重で、 本作ではなんとか面白いといってよいレベルをキープした感じだ。
  • 画質・音質のこと
     『ローレライ』は、暗いシーンが多く見難いのは仕方ないとしても、明るいシーンの コントラストが低くてこれまた微妙。
     監督の意図としては「昔っぽく、かつファンタジーな感じの画調にしたかった」 ということらしいが、もう少しクッキリしていた方がDVDの買い応え(?)があるというものだ(^^;
     音は、きっちりサラウンドしていて満足。

2005.8.24
  • 『宇宙でもっともギリギリなCD第2巻』鑑賞
     今回は「556とラビー」
     ケロロたちが「たまには良いことをしよう」と試みるのだが、行く先々でコゴローに先を越され妨害を受ける。
     とはいえ、これはまったく何時もの通りの行動なので「CDならではの笑い」は無いかなぁ。
     第一巻「モアとケロロ」ほどギリギリでは無い。ラビーのにょろろ責めはあるがピーは無い(笑)
     「お歌」は、ヒーローもののパロディー。暑いぞ!

  • ゴーヤチャンプルーの苦くない食べ方
     以前NHKで紹介されていた調理法だが、「こんぶのうまみ」(てっとり早くは「味の素」やね) と合わせることで苦くなくなるということ。
     妻が忘れていたので、後からパパッと追加して見たらこれは「魔法のように効く」ね。
2005.8.23
  • キャノンがEOS-5Dを発表 [キャノン EOS 5D のページ]
     フルサイズCMOS/12.8M画素
     従来のフルサイズ機EOS-1Dsがバッテリーグリップ一体型の巨大なボディー だったのに対して、これは銀塩のEOS-1vのようにコンパクトになっている。
     それにしても、Large/Fine: Approx. 4.6MB (4368 x 2912 (12.8M pix.)) というのは、ファイルが大きくて大変だ。
     むしろMedium/Fine: Approx. 2.7MB (3168 x 2112 (6.7M pix.)) を常用してもぜんぜんOKか。
     あるいは、中盤カメラ的に「じっくり撮る」という姿勢が必要になるのかも しれない。

     銀塩EOSを使用していた時代は、20-35mm/28-135mm/75-300mmのズームを中心に 70-200mmF2.8Lとか単焦点数本を組み合わせて使っていた。
     これは「焦点距離」的には結構不満の無いラインナップだった。
     EOS 20Dでは、10-22mm/18-85mm/75-300mmで、フルサイズ換算すると、 16-35mm/29-136mm/120-480mmで、標準ズームは殆ど同じ使い勝手で、 広角-望遠のレンジが少し広がったことになる。
     ただし、手持ちのLレンズを生かすとなると、17-40mm/24-70mm/70-200mmの いずれも中途半端に長く感じる(27-64mm/38-112mm/112-320mm)ので、 フルサイズ機があれば手持ちのLレンズが生きる。(カメラ本体よりレンズの方が 高価なわけだし…)
     ともあれ、焦点距離の点ではEF-Sレンズの登場によって銀塩時代の感覚と あまり変わらず撮れるようになっている。
     結局フルサイズの一眼レフに期待するところは「撮像素子の大きさから来る余裕」だ。
     より「高感度のノイズが少ない」ことと、「ハイライトが飛ばないこと」とかの 質的な部分の向上。画素数は800万画素もあればデータの大きさの点からかなり 上限に近い。(まあ、大きくトリミングしたら800万画素でもアラが見える場合も あって、13Mpixが生きる時もあるだろうが、それはレアな状況)
     というわけで、しばらくは5Dの画質に関する世間の評価をウォッチしたい。

  • ところで、「銀塩EOS時代に撮った写真には、総コマ数の割りに結構傑作も多かった」 とちょっと思う。
     デジタルになってから「押さえで一枚、駄目押しで一枚」みたいな撮り方をする事が 増えて、一枚の重さが薄まっているのは確か。
     旅行の写真では、妻がじれないようにパッパと撮影している、後処理に期待して 露出に工夫が無い、なんてのも有るか。
     もっとも、ファミリー写真なら、被写体(=家族)が喜ぶ場所に行く、被写体の満足度 向上に腐心するというのが、結果として良い写真を撮ることにも繋がるわけで、 不機嫌になったら写真にならない。つまり「パッパと撮影して被写体を待たせない」 ってのも大切な要素。結局腕だな(^^;
2005.8.22
  • 『DREAMS COME TRUE CONCERT TOUR 2005 DIAMONDD15』DVD購入
  • シャープの65インチ液晶TV見物
     電気屋の店頭にあの世界最大液晶が展示してあったのでチェックした。
     先の45インチと比較すると確かに大きいけれど意外なほど物としての存在感が 少ない。SONYの70インチ・リアプロと5インチしか違わないのに、これは薄さが 効いているのだろうか。
     デモは映画のDVDを流していたのだが、画質/画調については、ほとんど 45インチと同等。あまりにも「見慣れた絵」で インパクトが無く物足りないような…。
     もちろん、ふだん110インチを使っているせいもあると思うが、 コントラストの作り方とか、画素変換の性格が「シャープ調」だからなの だろうなぁ。
     60インチの液晶は凄いが、商品としては45インチ液晶が「インチ一万円」に なっていることが凄いと思う。最初の製品から比べたらいきなり半額になったの だから驚く。
  • 2005.8.21
    • 「まるごと」機動戦士ガンダム(BS2) つづき
       日曜にしてはちょっと早起きして、午前中に第三部を鑑賞。
    2005.8.20
    • ぱしふっくびいなす見学会(横浜)
       世界一周もする豪華客船「ぱしふっくびいなす」の見学会に参加。
       最近はスローライフに特化したBS-iの番組で頻繁に見ている船だが、 実物を見学するチャンス。ただし有料(\1,500-笑)
       先月7/15に「にっぽん丸」に乗ったばかりなので、同じ規模の日本船として比較が 出来るのも興味深い。
       見学会は、最初の一時間はダンスホールにて「クルーズ商品の説明会」
       一週間程度のクルーズだと大体一日当り2万円くらいの旅費である。これは 「飛鳥」なんかと比較すると案外安い印象。飛鳥は乗った事が無いからどんな グレードの旅なのかはわからないけれど。
       説明会の次は、引率付きで約20人ごとに4グループに分かれて船内見学。
       まず説明会に使ったダンスホールは、案外天井が低いのだけれど、広くて踊りたい人には 快適そう。
       エントランスの階段は三層吹き抜けの螺旋構造になっていて、物凄く美しい。
       映画『タイタニック』でも、階段のホールは印象的に撮影されていたけれども、 「ぱしふっくびいなす」の階段は「円形の吹き抜け」の中央に自動ピアノがあって、周りを ぐるりとピカピカのパイプによる金色の手すりが螺旋状に取り巻く。そこに、帯状の布を 使ってラッピングしたような、そういう飾りがされて、天井からはお約束のシャンデリア。
       とにかく華やかだ。
       船首に一番近いラウンジには、白いピアノが有って、夜は生演奏の聞けるバーになる。
       これが結構広い。
       「にっぽん丸」の船首のバーはバーカウンターの前にはテーブル席が一列、つまり3m くらいの幅の横長のバーがあるのだが、本船は15m四方くらいの広さがあって、窓は 床から天井までの大きな窓だ。昼間は明るい開放的な空間で居心地がよさそう。
       中央は板貼りで、小規模なダンスホールとしても使えそうな空間だ。
       「QE2」のバー「ヨットクラブ」を質素にしたような感じかな。
       ほんとの船首は、もちろん立ち入り禁止だが、『タイタニック』ごっこが し易そうな構造だ(笑)
       ちなみに係留に使う装置は、デッキからは見えない一段下の層にある。
       同じ最上階にキッズルームがある。贅沢だな(^^;
       さらに最上階、展望風呂。日本船だから必須。
       そしてプール。泳ぐ…というほど大きくは無いけれどここで 「ダイビングスクール」を開いたりもするのだそうだ。
       ちなみに、この船は全般に「白と水色」で彩色されており、TVで見たときには、 「水色の船ってなんか変だ」と思っていたのだが、今日のような青空の下で見ると とても気持ちが良い。空と海と船と、青のグラデーションの世界。
       そして、最上階のさらに上、プールを見下ろす位置にトップラウンジという 鏡張りの天井のラウンジがある。
       ここは270度ガラス張りで、はるか水平線を眺めながらお酒が飲める空間。 ちょっとした展望台。
       「にっぽん丸」はほとんど「展望」という考え方が無いみたいで、デッキは広々 しているけれど風と日差しに耐えながら…という感じではあったのだが、この船は 一面ガラス張りの快適な展望台で寛ぎながら景色を楽しめる。
       ほんと、素晴らしい。まあこのラウンジの定員は48人で、広くは無いのだけれど。
       最上階後部(煙突の後ろ)は広いデッキになっている。
       たいていの客船は、(風圧がかからないため)後部を階段状にデッキとしているが、 この船はど〜んと一枚デッキ。だから広い。
       長い航海の時には、ここで「屋外パーティー」を開く事も有るそう。
       最上階の見学の後は客室
       4つしかないスイートルームは、全て異なるインテリアで、なかなか豪華。 バスタブは窓に面して展望風呂。一泊10万円くらいとのことで、縁は無い と思うが羨ましい(笑)
       真っ白な部屋、重厚な木のインテリアの部屋、ちょっと和風の部屋、明るく プロヴァンスなインテリアの部屋、と、こういう具合。
       普通のクラスの部屋も、結構良い。
       「にっぽん丸」には、折りたたみベッドのある三人相部屋仕様が有ったりして、 ちょっと変わったレイアウトだったが、こちらは普通のツイン。
       コンファレンスルームという名の「卓球室」が有った(笑)
       茶室、12疊以上ある。
       ダイニングルームは、「にっぽん丸」より、こじんまりした 印象かな? まあ、普通な感じ。
       これとは別に特別食堂が有って、スイート&デラックスのお客さん専用で、 静かに豪華なディナーを取るわけ。ううむ、椅子からして違うね。

       同じフロアの土産物屋は、広くは無いけれど、ロゴ商品が結構な品揃え。
       カジノには、ルーレット、ブラックジャック、スロットマシン。他に マージャン室、囲碁・将棋室なんかもある。
       パソコンは、メールは出来るらしい。
       最後にお茶とケーキのサービスを受けて解散。
       この船のウェイトレスさんは、ラテン系の乗組員が多いみたい。(にっぽん丸は 東南アジア系だった)

       他船にも是非真似してもらいたいのが船内新聞の時間割
       普通は単純な「行事の一覧表」だが、この船はちゃんと横軸に時間、縦軸に場所の 「時間割」になっていて、何時、何処で何が、と一目瞭然。素晴らしい。
       こういうのは、罫線やグラフの得意な日本人ならではなのかな。

       残りの時間で、ボートデッキを一周してみた。
       なんとこの船、ボートデッキが通常の倍はあって広い。出航パーティーなんか ボートデッキで行うときに、広くて使い易そうだ。
       全般に、「ぱしふぃっくぴいなす」は、いかにも快適そうだと思った。
       「見る船オタク」としては、飛び出た展望スペースはカッコ良くないし、 ファンネル(煙突)の後姿が無骨なのがやや不満なのだが、乗ったら絶対快適。 次は動いているのに乗ってみたい。是非。

    • 見学会の後は中華街
       今日は久しぶりに「山東」に行った。
       いつも大行列が出来ているのだが、他の店が開店する5時直前に行ったら、 殆ど待たずに入れた。どうも、この時間は「後の予定」のある人が 食事しているので、ずんずん回転しているらしい。
       もちろん、6時には長蛇の列になっていたけれど。
       注文したのは、
      • ハチノスと青菜炒め…内臓系が苦手な人でも、これは食べてみる 価値が有ると思うほど、むっちりした食感で旨い。そして量が多い(笑)
      • 水餃子…皮が厚くてもちもちと食べ応えがある。特製のタレはたぶん ココナッツミルクを使っていてほんのり甘口
      • 酢豚…これは普通に旨い
      • 海老の胡椒炒め…山東にきたら絶対注文する品。頭が完全にカリカリして 「頭から皮ごと旨い」という状態なのに、身はしっとりジューシーなのが技なんだな。 そして一皿に1ダースは有って、二人だとこれまた多い(笑)
      • ビール…サッポロです
       一皿1500円前後のものが多くて、どれも山盛りなので4人くらいで来る のが最適だと思うが、今回は頑張って食べた。旨い。また来よう(笑)
      [写真]
    2005.8.19
    • 「まるごと」機動戦士ガンダム(BS2)
       BS2で『劇場版・機動戦士ガンダムI,II,III』の全話と、特番「ファンのお薦め」 「監督インタビュー」「激論モビルスーツ」の三本を併せて約9時間ぶち抜きで放送する という凄いイベント。
       はっきり言って「NHKは凄い」としか言いようがない。
       映画本編はなんと「オリジナル音声版」で、DVDでは効果音や音楽が変わってしまって いるために、今では幻のバージョンでお届けと言うのもなんともマニアックである。
       とりあえず、全部録画して今日のところは特番部分のみ鑑賞。
    2005.8.18
    • 米SONY 50/60インチのSXRDリアプロ「Grand WEGA」発売
      主要なスペックは
      • 1,920×1,080ドットフルHD対応0.61インチSXRDパネル搭載(新開発)
      • デバイスレベルのコントラスト比 5,000:1(ダイナミックアイリスで10,000:1)
      • 画素ピッチ7μm、応答速度は2.5ms。(旧型より応答速度向上)
      • 映像エンジンとして「ベガエンジンHD」、HD信号向け映像処理技術「DRC-MFv2」などを搭載
      • HDMI入力x2、i.LINK入力x3、PC入力x1など
      • ランプ出力120w
       QUALIA 004/006では0.78インチのSXRDパネルを使用していたが今回の0.61インチは 面積にして約60%であり、パネルの歩留まり向上や光学系の縮小で安価になる事が期待される。
       国内でこのデバイスを使用したリアプロ/フロントプロジェクターが発売されることを期待したい。
       特に我が家のVPL-VW10HTは「1.3インチ液晶パネル」を使っているので、0.61インチSXRDとなれば、 ずいぶん小型化されてリプレイスということが期待される。
    2005.8.17
    • またまた「カレーライスが食べたい!」と言っていたら、妻が秋葉原デパートの 輸入食材屋でカレー粉を買ってきて、昨日作った野菜スープをカレー化した。
       表示の分量を入れただけなのに激しく辛い(^^; 「ストロング」を買わなくて良かった と胸をなでおろす。(そっちは見るからに赤い)
       近所で売っているS&Bのガラムマサラなどはたいして辛くないのに、やはり秋葉原デパート は辛いモノに強い人間が集まっているのか…
       それにしても、野菜スープの状態では十分旨いのに、カレー粉を入れると 刺激的に辛くて旨みが後退してしまうような気がする。足りないのは何か?甘みと油分では ないかと想像するのだが…。
    2005.8.16
    • 総選挙に「東ちづる」と「ほりえもん」が自民党から出馬するとのニュース。
       焦点は郵政民営化と小泉首相の政治手法のはずだが、そういうシリアスな選挙で 「知名度優先」のタレント候補擁立とは、ふざけているのか自民党?
    2005.8.15
    • 宮城県沖で震度6弱の大地震
       東京は震度4で、幸いなことに先日の「千葉県北西部・震度5強」の地震 [7/23の日記参照]で色々落下した我が家 では何事もなく、止まっていたハト時計が動いた程度。
       昼間、外出している最中に大きな地震があると、自宅がとても心配だ。
       震源近くでは怪我人が出ているようだが、それにしても大きな地震が続く…。
    2005.8.14
    • 帰省2
       父から「カレーライス」をオーダーされたので、庭の野菜を最大限使ったカレーを 作ってみる。
       ポイントは「ナスとトマトを大量に使ったこと」か。トマトはどう考えても生食では 食べきれなさそうな量が育っているが、カレーに水代わりのつもりで投入す ればたくさん食べられて美味しくなるよ、ということを教えてあげた。
    • 帰りはまだまだ帰省ラッシュのピークは遠いといっても、高速道路は渋滞しており、 ふだんより一時間余分に使って帰宅。
    2005.8.13
    • 帰省1
       一泊二日の帰省なので、母のお墓参りに行って夜は父と宴会。そういう感じ。
       なんとなく焼肉が食べたくて「生ラム・ジンギスカン」になった。
       実家は昔から「羊肉」を食べる文化のあるところだからか、近所のスーパーマーケット にも最近になって流行の「生ラム肉」が置いてある。もちろん昔ながらの 「味付けジンギスカン」の袋も売っているし、使い捨て ジンギスカン鍋まで有って文化を感じる。
       もちろん帰省すると定番の「馬刺し」も購入。(「馬のモツ」などという珍しいものも売っていた。これも文化?)
       野菜は、きゅうり、ナス、ピーマン、オクラ、トマト、トウモロコシ、ジャガイモ、 アスパラガスを庭で調達。モヤシはお店で。
       買ってきた「生ラム」はなかなか良い肉で旨い、父に「最近はこれが流行っているんだ」 と食べ方を教える。
    2005.8.12
    • 夏休みの中休み
       毎日私が食事の用意をしていたら妻が「そろそろ自分で作りたくなってきた」 と言って食事の支度(笑)
       私も料理は好きだが毎日となると献立を考えるのが大変だし、時間も大変だ。 この数日は妻の「偉さ」が身に染みるいい機会だった(^^)
    2005.8.11
    • 鴨川シーワールド
       妻が「千葉県民なら一度は行くべき」と主張する「鴨川シーワールド」を訪問。
       外房線の特急に乗って千葉を出ると電車が急停車して30分立ち往生という アクシデントに遭遇。原因は鳥が車両に衝突したためとか。
       鴨川駅からシーワールドまでは「無料送迎バス」で楽々。
       シーワールドの目玉は白イルカ、イルカ、シャチ、アシカの四種類のショーである。
       トップシーズンの今は、各ショーが30分間隔で並んでいて、2時間あればすべてのショー を見て回れるためとても効率が良い。しかも「夏休みの平日」という条件の今だと 各ショーともちょうど満席になるかどうかの入りで、席取りに苦労することも無く 快適。シアターは海岸沿いに一列にあるので、出口に近い席に座っていれば、 終演後ただちに移動することで待たずに全部良い席で見ることが出来るだろう。
       さて、入り口に近い順に見ていこう
      • ベルーガ(シロイルカ)ショー
         イルカといっても、こちらは飛んだりはねたりするショーではなくて、イルカの生態や 知能の高さを照会すると言う趣旨のショー。
         超音波のエコーでコミニュケーションする様子を紹介するため、イルカに目隠しを した状態で輪をくぐらせたり、水槽の外からの指示を目で確認した仲間のイルカの 声を聴いて目隠ししたイルカが芸をするなど。
         数の判別、アルファベットの順序の学習、人間の単語の聞き取りなど、ジャンプ主体の ショーとは違った面白さがある組み立てでなかなか良かった。
         人間の言うことを良く聞き分けて芸をするイルカは「巨体」に似合わず 良くなついた犬のようで可愛い。
      • イルカ・ショー
          カマイルカ2頭と、バンドウイルカ2頭のショー。イルカの知能の高さは面白いが、 やはりジャンプは見ごたえがある。
         珍しいところではイルカの歌。…4頭のイルカの鳴き声の元々の音程の違いを利用して、 お姉さんが指差したイルカが鳴き声を出すとまるで「ハンドベル」を演奏するように メロディーが出来上がる。これは楽しい。
         ダイナミックなところでは、ボールを使って鼻先でトスを上げたのを尻尾で オーバーヘッド・キックするのが凄かった。客席のどこに飛び込むか分からない スリルも良い(笑)
         フリスビーをキャッチする芸も、とても難しそうだ。
      • シャチ・ショー
         鴨川シーワールド最大の売りがこのシャチのショー
         プールには三頭のシャチがいるのだが、とにかくイルカとは比較にならない大きさで ジャンプ一つにしても「ずもももも〜」っというスケール感がたまらない。
         鼻先や胸びれに乗ったお姉さんをジャンプさせる芸は、乗っている方も いったん凄く深く潜っており見た目以上にハードな芸だろう。
         ジャンプするとあふれる水の量も半端じゃない。
         座席の7段目くらいまで「濡れます」の表示があって、前列は「大変濡れます」だ。
         さらに舞台の右手のエリアが「ずぶ濡れ」エリアで、シャチの尻ビレで盛大に 水をぶっ掛ける演出もあり。
         シャチの気分で、演技ごとにショーの雰囲気は変わるようなので、何度見ても 面白いと思う。
      • アシカ・ショー
         アシカ夫婦の一人娘にボーイフレンドが出来て、お父さんは大慌て …というストーリー仕立てでコントが展開される。
         お父さん役のアシカは「笑うアシカ」で有名。コントのラストにはちゃんと 笑うシーンがあるし、「笑うアシカと記念写真」のコーナーもある。
       ショー以外で面白かったのは、「イルカの赤ちゃん」が見られたことだ。
       鴨川シーワールドのイルカ、アシカ、トドetc.の水槽は水中からも見られる構造に なっており、親子のイルカが泳ぐ姿が良く見えた。
       イルカの赤ちゃんは2頭いて片方はなんとたった生後二日。それでも 親と並んで泳ぐ姿はまるで「カツオ」くらいの大きさだ。
       もう一頭の生後二ヶ月近くなる赤ちゃんは、どうやら母親から なるべく深く泳ぐことを教えられているようで母親が上から下へ下へと 誘導している。
       この水槽には他に大人のイルカ4頭以上が泳いでいるのだが、二組の母子は ママ友といった雰囲気で一緒に泳ぐ事が多く、ほほえましい姿が いくら見ても飽きない。
       他にはトドの赤ちゃんが母親に甘えている姿も見られて、今年の 夏は、鴨川シーワールドの見所が一段と多いということになるのだろう。
    2005.8.10
    • 夏休み企画「スペイン料理」
       久しぶりのスペイン料理に挑戦である。とはいってもいつも作る手軽な品しか出来ないけれど。
      • ガスパチョ
      • トルティーヤ
      • マッシュルームのオリーブオイル焼き
      • など…
       ガスパチョは初めて作ってみたけれど、いろいろな本やTV番組を見て結構 レシピはバラバラだ。基本的に「トマト、ピーマン、きゅうり、タマネギ、酢、オリーブオイル」 あたりの材料は同じだけれど、分量はマチマチ。なので我が家で作るガスパチョも ミキサーでバリバリ混ぜながら味見をしつつ適当なところに落ち着くみたいなレシピ。
       よく作る煮込み料理は暑いのでパスした(^^;
       最近日本でも流行の「ピンチョス」は、ちまちましていて見栄えは良いが家庭料理としては 今ひとつフィーリングがあわず、どかんと大皿で供するような料理を中心に 作りたいところ。そんな夏向きのレシピを蓄積したいものだ。
    2005.8.9
    • 夏休み企画「焼肉食べ放題」
       今日は焼肉。うちで食べればお店で食べるのの数分の一、要は肉質と下ごしらえ だからね。
       ちょうど今月号のNHK「食彩浪漫」が焼肉特集だったので、ここに載っている もみダレ、つけダレをつくってみた。マンゴージュースなんかが入っているのが 特徴。
       妻が買って帰った牛&豚肉は値段以上に上質で旨く、うなるほど食べた。幸せだ…(笑)
       付け合せは、ごま油風味のサラダとキムチできゅうりを和えたもの。
    • このキムチはぜんぜん旨くない。てか、塩気も旨みも辛味もほとんど無いし。
       製造元を見ると「中国産」だった。は〜キムチで 中国産ね。ってあまりに不味いので不信に思い輸入元の「大河商事」で検索すると 「韓国(風)手づくりキムチ」という商品名の中国産キムチ (このリンク先音楽が鳴るので注意)なんて怪しげ商品を販売していた会社だ。
       少なくとも旨いものを輸入する会社ではなさそうだなぁ…
       中国産キムチについては こんなページも有りました。
    2005.8.8
    • 夏休み企画「夏野菜カレーMAX」
       夏休みなのでちょっと主夫をやって妻を楽させてみようという企画
       カレーが食べたかったのでちょっとこれまでに無いくらい豪華な夏カレーに 挑戦してみる。
      • とうもろこし 1本
      • ズッキーニ 1本
      • オクラ 5本
      • トマト 2個
      • なす 2本
      • カボチャ 100g
      • アスパラガス 4本
      • グリンピース 少々
      • えだまめ 少々
      • 干しブドウ 少々
      • タマネギ 1/2玉
      • にんにく 2片
      • しょうが 1かけ
      • 合い挽肉 350g
      • ベーコン(ブロック) 100g
      • ヨーグルト 200g
      • 牛乳 200g
      • オリーブオイル 適宜
      • カレールー,ガラムマサラ,塩コショウ等
       カレーに合いそうな野菜13種類を思いつく限り投入、そこがMAX。 「夏野菜」ゆえ、定番のニンジン、ジャガイモなどは省いてみた。
       それぞれ少しづつとはいえ、大変な量になる。肉からは旨みが出るのだが 半分くらいでも良いかもしれない。ベーコンは旨みと歯ごたえを狙って。
       野菜の甘みが出るので思ったより辛くない。適宜香辛料を補って 程よい辛さに調整してみた。
       妻の感想も上々である(^^)  
    2005.8.7
    • バンダイミュージアム見物 in 松戸
    • HV版『CASSHERN』鑑賞(WOWOW) ☆
       世間の評判は超×ムービーだが、そう言われるとなんとなくこの目で見て みたいなんて気持ちもわいてwowowの放送を録画してみた。
       基本情報はYahooにて
       世間の代表的な賛否を読んでみよう。
       支持(しろはた)
       不支持(超映画批評)
       この作品は、監督・脚本が「紀里谷和明」氏である。私は率直に言って、 「押井守作品を拡大・劣化コピーしたような作品」というイメージを持った。
       まず、原作であるアニメ『新造人間キャシャーン』のファンにとっては、この映画は 0点どころかマイナス100点とか付いても不思議は無い。というのは、この映画に キャシャーンに似たところなどほとんど無いからである。
       似ているのは「科学者が偶然生み出してしまった人類の敵と、その科学者の息子が戦う」 というところだけだ。
       リメイクを作るときにどこまでオリジナルを尊重するのかということは それなりに幅があるものと思うが、ここまでオリジナルに無いもの反するものが 多いと原作ファンの支持はまったく得られないものと思う。
       逆にこれが「アニメとは無関係な新作である」と表明すれば、客の数は減るだろうが 一本の「映画」として公平に評価することは出来る。
       そうした見方をすると、「プレステのRPGみたい」とは思うがインパクトのある 画面は散見され、巷の酷評ほどに見るところが無いわけではない。
       しかし監督のこの才能は「美術」に発揮していただければ良かったのではないだろうか。
       "movie"として見れば全体にここには「テンポ」というものが存在しないに等しいし、 脚本は独りよがりで押し付けがましくてくどい。
    2005.8.6
    • 本日より夏休み であります
    • 江戸川花火大会
    • 花火大会付属宴会
       今回はケロロ軍曹ドラマCD鑑賞会となった
    2005.8.3
    • 『スターウォーズEP3/シスの復讐』鑑賞(TC市川#5) ★★★
       妻がノベライズを読み終わったので、二度目の鑑賞。
       「スターウォーズ展」のプロップでどこに出ていたのか記憶に無かった物も 今回はその存在を確認できた。ジェダイが様々な星に派遣されていて、そこで 一瞬だけ映る景色の中に映っている物、それも結局丁寧に作りこむわけだかから 作る人は大変だ。数秒しか使われていないのに。
       ノベライズと比較すると、映画はテンポが速い。というかノベライズが 遅い。特に戦闘シーンは説明のし過ぎでダラダラしている。あのノベライズを 元にもっと文章のセンスのある人間が書き直せば良いのにとは、妻と意見の 一致するところ。
    2005.8.1
    • 『ケロロ軍曹・第12巻』DVD鑑賞 ★★★
      • 45a ケロロ 愛のいきなりだんご
      • 45b 夏美&桃華 V作戦発動!
      • 46 ケロロ あなた忘れられていませんか?
      • 47a 夏美 ひなまつりを守れ
      • 47b ケロロ アフロでみゃおん
      • 48a ケロロ小隊 春のうららの大作戦
      • 48b 冬樹 ダメダメハザード救出作戦
    • 地球侵略CD(1)〜(5)購入
       ケロロの12巻とともに、ドラマCDも買ってしまう。これが面白い。
       ラジオドラマって面白い。
    • 夏ダイエット1
       ソーラン節でも良いから何か動いてダイエットしたい今日この頃、でも暑い(^^;
       と、TVを付けたら「社交ダンス」の番組をやっていた。これは「TV埼玉」か?
       素人が自己紹介(ダンス教室やサークルの宣伝)の後、一曲踊って先生のコメントを戴く という構成だが、たぶんサークルの宣伝が主目的と言う感じである。
       ちなみに「千葉TV」には「カラオケ」の番組がある。
       ローカルTVの恐るべきニッチ番組だなぁ。
       ちなみに、全国放送では「BS-i」の隙間感が凄い。しかもその隙間にはまっている私(笑)
    • 夏ダイエット2
       「低炭水化物ダイエット、米アトキンズ社が破綻」だって。
       低炭水化物ダイエットの本がベストセラーになったアトキンズ氏が1989年に設立した会社で、 2002年頃からブームになって2004年初めには米国の大人の1/10がこのダイエットを試している とされた。
       その後、無理なダイエットの悪影響を指摘する声もあり人気は急降下。破綻。とか。
       日本でも去年TVで取り上げられていたけれど、「糖質の高い炭水化物に代えて肉やチーズ を摂取することを勧める」というのは、「アメリカ人が大好きなものを食べて良い」 ということだから、人気が出たのは必然かもしれない。
       とはいえ、これで痩せるはずが無いので、試す人が増えるほど「痩せない」という 評判が確立するのも早いだろう。
       だからこの会社が破綻するのは必然だったわけだ。
       そして、ダイエット業界がめまぐるしくあの手この手の情報を投下するのは、悪い評判が 確定する前に別のダイエットに誘導して業界全体として長生きしようと言う智恵なのだなぁ。
    • ちなみに「偏った食生活」を勧めるダイエットは摂取カロリーが同じなら 原理的には痩せるけれど、これは100%「体に悪い」ということを意味しているのだから、 飽きもせずそういう方法が流行るのは不思議だ。
       とはいえ、美味しいものを食べつつ、楽して痩せられたら良いよな〜(^^;
       偏食系ダイエットは、美味しいものが食べられないから全然良くないと思うのだけれど…
       毎日ソバorウドンorソーメンだけ食べて夏を越したら痩せるかな?
       理性と本能は矛盾するものなのか(笑)

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    文:唐澤 清彦 映画館がやってきた!