映画館がやってきた!

構築日記・不定期便
- What's NEWを兼ねた日記のような読み物 -
2002年12月
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2002.12.31
  • 紅白歌合戦をBS-hiの110インチで鑑賞
     1999年に、90インチのBS2で見て以来、3年ぶりの紅白。
     初のハイビジョン版。
     ハイビジョンカメラの小型化が進んだせいか、以前とはカメラワークが変化して、 「普通の歌番組」のように激しくカメラが動く。クレーン、ズームは当然のこととして、 渦巻きのような360度回転なんて 技も飛び出し、派手に見える反面「会場に居るような臨場感」は 激減したと思う。
     ハイビジョン放送であるかぎり、最低でも視聴者は28インチ以上のTVで見ている のであり、主流は32〜43インチだろう。
     14インチの小さな画面では、激しいカメラワークや「顔面ドアップ」が必要だろうが、 大画面になるほどカメラは「客観的」な視点で捉える必要があると思う。 渦巻きターンに至っては「吐くかと思った」。
     つまり、今年の紅白は「普通の歌番組」を見ている感覚に近くて、NHKホールの臨場感は 薄かった。だから年末の特別な気分に欠けるところがあった。と言いたい。
     とはいえ、面白かったけれど。

     双方向機能の「お茶の間審査員」にも参加して、結構楽しかった。
     結果が各県ごとに集計されて日本地図に色分けされるのも、面白い。
     投票は終始10%以上の「赤優勢」が続いたが、妻の指摘するところによれば、 「BSデジタル機器を買うのも操作できるのも男が多いから最初から偏っている」 のだそうだ。
     かなり正しいかも(^^;
  • 紅白の後は、「レコード大賞」の録画(後半)と「CDTV新春ライブ」の録画を見る。
     レコ大が刺激的でなくなったのはいつのことか分からないが、「今年はこれに決まりだ」 という決定的な一曲が世の中に無いと楽しくない。
     今年は、「亜麻色」と「アユ」の一騎打ちと言う感じだったが、結果はアユの二年連続受賞。 総売上の凄さからすると文句は無いが、微妙に物足りないのはアユの声が辛すぎるせいか…。
     真面目な話、しばらく休んで喉を何とかしたほうが本人のためになると思うのだが…。
2002.12.30
  • 年末大掃除3
  • さらにTDK S-VHS XPへのD-VHS録画で死んでいるもの2本発見。
     合計で約15本使った内の5本がダメになった勘定。打率が低すぎる。
     怒りに荒れ狂い妻を怯えさせる(笑)
2002.12.29
  • 年末大掃除2
     古いVHSやHDDレコーダの中身の整理も大掃除のうち。
     DVD-RAMに溜めた「タイタニックの特番集」、「妻の合唱団がNHKに出たの」 「空星再放送」をDVD-Rに焼く。
     2,3,4枚入りのケースを買ってきたので、長い番組(最大8〜12時間)も CD一枚分のスペースに収まることになるので、コツコツやっていけば荷物が コンパクトになるな。
  • ハイビジョン録画が腐る
     S-VHSにD-VHS録画が出来るので、二時間テープはS-VHSを使っているのだが、 特定のテープで「録画した直後には見ることが出来たハイビジョン番組がいつの 間にか見られない状態になっている」という…
     あらためて調べてみると、TDK S-VHS XP(今年買った新品)が録画 16本中 3本死亡。
     SONY S-VHS V(主にこの数年内に買ったテープの再利用)は約15本で全部無事。
     ただし、TDKでも長く画質が維持されているものもある。
     もともとS-VHSのD-VHS録画は保証されていないとはいえ、この違いはどこから来るのだろう…
  • 黒澤映画『野良犬』鑑賞 ★
     戦後のどさくさ時代の世相が書き込まれているのが、今見ると新鮮だったりする。
2002.12.28
  • 年末大掃除1
  • プロジェクトX「あさま山荘事件」再放送
     小学生のとき、生中継で見た記憶のある「昭和史に残る大事件」だが、 「鉄球作戦」の目的が「二階と三階を繋ぐ階段室を破壊して、人質と犯人を分断すること」 が目的だったということを始めて知った。
     もっとも、人質は予想と違って犯人と同じ階に居て当初の目的は果たせず、 結局「銃眼を潰す」という作業になったようなのだが。
     それにしても、この秘密兵器、装甲鉄球クレーンを操縦したのも、 防弾改造をしたのも 地元の民間人だったというのが驚きだ。がんがん銃弾が飛んでくる 中での作業だから、一つ間違えば死ぬかもしれないという状況なのに。
     これでは、地球防衛軍に混じって活躍する民間人と変わらない。
     『鉄甲機ミカヅキ』で、民間のロボット開発メーカーの女子高生社長が 活躍していたっけ…。そんな感じ。浅間山荘は女子高生じゃないけど(笑)
2002.12.27
  • 仕事納め
2002.12.26
  • HV版『ナイトメア・ビフォー・クリスマス』ちょっと鑑賞(BShi) ★★
     ハロウィンのお化けたちがクリスマスを乗っ取る話。(略しすぎか…)
     まるで魔法のような人形アニメ。人形たちが命を持ったように動き回る。
     この作品は「ミュージカル仕立て」なのだが、それぞれの曲がなかなか良い。
     オープニングの曲は、どうやら「東京ディズニーランド」のハロウィン・パレード に採用されているようだ(なんとなく聴き覚えがあった)。
     こんど妻にも聞かせてやろう。
  • 『スーパーマン』鑑賞(TV) ★
     今週はBS2でスーパーマンの映画を立て続けに放送中。
     同じ時期のアメコミ生まれの『スパイダーマン』と兄弟のようなもので、第一作には スーパーマンの誕生、母星の崩壊、地球へのたび、地球の養父との出会いと成長、 新聞社への入社などの経緯がみっちり書き込まれている。
     しかし、二時間ちょっとの映画の半分あたりまでスーパーマンがスーパーマン として登場しないというペースはまったりしすぎ。
     養父の死後、隠されたクリスタルを発見して旅に出て、そこで実の父の遺言を発見 することで、自分の出自を知ることになっているので、映画も 「地球で拾われるところ」から始まっても良いと思う。
     また、原作がどうなっているのかは知らないけれど、スーパーマンが正義のために 働くのは、「人類を正しく導くため」と父が遺言したからのようで、しかし、 何故そんなことを言い出したのか、映画ではよく分からない。
     だいたい、スーパーマンの敵はいつも「民間の犯罪者」が相手。 「人類を導く」 といったら、その手段は「政治」「宗教」「教育」であって、フィジカル・エリートの 出る幕では無いような気がするのだ。
     パレスチナ問題や国家テロ、カルト宗教などと戦ってくれるなら、 人類を導く宇宙の使者という感じがするかもしれないが、一人のヒーローには 「人類を導く」という題目は高すぎる。
     結局趣味のレスキュー活動みたいに感じなくもない(^^;
     『スパイダーマン』が戦う理由は「叔父が犯罪に巻き込まれる原因を自ら招いたトラウマ」 が原動力で、あれは結構共感を呼んだ。
2002.12.25
  • ドラマ「空から降る一億の星」再放送三日目
     あっという間に1〜6話終了
     一時間ドラマをどうやってDVD-Rに残すかを考えて、レート 4.0/DD1で CMカットをして各46分。11話を一枚三話、4枚組みにするのが良さそう。
     ただし、空星は第一話と最終話が90分枠なので、これで一枚を作る。
     あんまり保存するほどでもないというドラマの場合には、 「最初と最後の二話だけ保存」というのも手軽だし、丁度良い。
2002.12.23
  • ドラマ「空から降る一億の星」再放送開始
     毎週見て最後「大失敗」と思ったドラマだけれど、今年ドラマ視聴率第一位でも あったし、何があんなに不評だったのかを検証してみたい気持もあって再度見る。
     まあ、一週間で全話放映という手軽さも大きいけれど。

  • クリスマス・イブのイブ
     休日なので我が家のクリスマス・ディナーは23日。
     昼間には食材とワインの買出し。シャンパンは「コドーニュ」昨年買って きりっとすっきりしてとても気に入ったので、今年も迷わず購入。
     前菜は「フォアグラのソテー大根のミルフィーユ仕立て」
     以前買ったフォアグラとは違う部分のものを使ったのだというが、確かに 食感が違って「肉らしさ」の強い食感がした。

     メインディシュは妻が通販で買った「ラムラック」の丸焼き
     我が家は通販の専門店でよく羊肉を買うが、今年は最近のDancyu 誌で塊肉の上手な焼き方が掲載されていたのでこれに挑戦だ。
     普通は「ラムチョップ」という名前で骨付きのばら肉を使っているところを、 今回はあばら骨が7本ほど繋がった大きな塊を切り離さずそのまま焼く。
     強めに塩、胡椒したら、まずフライパンで表面にこんがりと焼き目をつけ た後、染み出してきた油を掛け回しながらじっくり30分ほど弱火で焼く。
     骨の側はフライパンには直に当らないけれど、熱い油でこんがりと よい焼色になってくる。
     焼きあがったら、皿に移して肉汁が落ち着くのを待つ。30分くらい。
     塊を骨一本単位に切り分け、これを暖める程度に軽く焼いて出来上がり。

     固まり肉を切り分けた断面は見事なピンク色で、これをサッと暖めたものを 口に入れた瞬間に、いままで想像したことも無いふんわりした食感と 瑞々しさに驚いた。
     その優しい味わいは、まさに肉本来の旨さというものがストレートに伝わってくる 感動があり、味付けは最初にした塩、胡椒だけだが、こんがりと焼けた外側の肉と 油の香ばしさそのものがソースのように全体を引き立てる。
     まさか、自宅でこんな幸せを味わえると思わなかったので、調理した妻と一緒に びっくり仰天というところ。お店で出しても通用するだろう。

     固まり肉料理としては前に「美味しんぼう」に載っていた、牛の大きな塊を焼いて、 その中心部分だけをくりぬいて食すという贅沢料理にも通ずるし、もっと身近には 「ローストビーフ」とも似ている。
     原理的には「肉はたんぱく質が固まるぎりぎりの温度に熱したときに一番美味しくなる」 ということを実現する方法で、羊肉の場合じっくり火を通すことによって「脂身の臭み」 を抜いて香ばしさだけ残す、という効果も大きいようだ。
  • 今年は今回の「ラムラックの焼き方」の他にも、「ためしてガッテン」 の「チキンのから揚げをジューシーに揚げる方法」とか、「はなまるマーケット」の 「塩豚料理」とか、手軽で本当に旨い使える料理を覚えてラッキーだった。
     食材が手軽ではないが、妻が「フォアグラ料理」に手を付けてみたのも 新たな一歩だった。
     これ全て、今年の後半のことであるが、なかなか味覚の広がった一年だった。
2002.12.22
  • 妻は先日と同じ合唱団の「クリスマス・イベント」の二回公演に狩り出されて 朝からお出かけ。その間に私は劇団四季のハムレットや「李こう蘭」の 舞台物の録画をDVD-Rに焼いて、レーベルデザインなどして過ごす。
     これらは二時間以上有ってHalf D1モードになってしまうのだが、RD-X2で 再生するといかにも水平解像度が半分と言う感じの絵になるのに比較して、 DVD-Rに焼いてDVP-S9000ESで再生すると、斜め線のジャギーが補完されるのか 「甘い絵」ではあるが「荒い絵」には見えない。
     映像レート3.0以上ならば、FULL D1最低の4.0で動画の破綻が多いことを 考えれば、むしろ「甘くても安定した絵」と言っても良い感じ。
  • VHSの棚を調べると、他にも二本の映画版ハムレットの録画が出てきた。
     『ローレンスオリビエのハムレット』はDVDが発売されたが、ロシアで製作された 作品は珍品だろう。
     だが、今一番DVDで見たいのはレンタルで見た『ケネス・ブラナーのハムレット』
     まったくケネスも、『ハリー・ポッター』でひょうきんな先生の役なんかやっている 場合ではないのである。あれはケネス・ファンとしては泣ける(^^;;
2002.12.21
  • 妻の合唱団の演奏会を聴く(恵比寿GP)
     クリスマス・シーズンにつき、宗教曲ばかり。一曲目は想像より良い出来だなぁと 思ったが、アヴェ・マリア集の中のプーランクなどの「モロに難しい響きの曲」 はちょっと難しさが聞こえてしまった(^^;
     倍率の高いオーディションを経て集まったメンバーばかりという合唱団なので、 声の良い人は多いのだけれど、「タリスの40声のモテット」みたいに、ほとんど 一人1パートになる曲では「良い声」より「とけ合う声」が要求されるわけだが、 このような曲でも合唱の中のソリストのように飛ばす人が多いような…。声自慢 の集まった合唱団の盲点だと思った。
     妻は別の曲でsoliのsopを担当していたが、声質が曲にマッチしていたので 結構良かったのではないか。同じ曲でアルトのソロはあがっているのか楽譜を 支える手がプルプルふるえていたけれど、見た目の緊張にしては、声はちゃんと していたようだ。落ち着けたらもっと凄いのかな?
     男声ソロの2人は楽しそうだった(^^)
2002.12.20
  • ショベルカーを操縦する人型ロボット
     ロボットが「作業着」を着込んでいるのが何となく可愛い。
     ロボットのモニターカメラを見て人間が遠隔操縦だというので、人間がかなりの 訓練をしないと使えないだろう。つまり「ロボットのエキスパートにショベルカーを 訓練させる」なら、それは汎用でも何でもないので、人型を介するよりショベルカー の専門家にラジコンを持たせて直接油圧を制御するほうが現実的。
     最も役に立つと思われる「災害派遣」に備えるとしても、ロボットの確保より 操縦者の確保のほうが大変そうだ。
     これはこれで「過渡的技術」として評価できるが、ロボットを使うなら、 実用的にはバーチャルリアリティーで無意識に操作できるくらい、操縦技術が 発達する必要があるのだろう。
     アニメの中のロボットなんか、どうしてあんな複雑な動作ができるのか 説明の無いものが多いが、現実もやっぱり難しそう。
2002.12.19
  • ドラマ「真夜中の雨」最終回  [鑑賞記]
     毎回どんでん返しの本作、最終回はどうなるのかと思ったら犯人は早々に捕まって、 本筋は「家族の再生」と「理想の病院像」の話になっていった。
  • ドラマ「アルジャーノンに花束を」最終回 [鑑賞記]
     泣く。いや「あの原作をこんなにして…」と(^^;
     たぶん原作ファンで見ていた人のほとんどは納得しないのじゃないかと思うが、 単純にドラマだけを見ていた人にとっては「感動の最終回」なのかもしれない。
  • ドラマ「HR」11.クリスマススペシャル
     クリスマス会の出し物の順番を待つ仲間。隣の食堂にゲストの「奥田民雄」がやってきて 一曲歌って大騒ぎ。
     出番が近づいたそのとき、同じく出番を待っていたマジシャンが、人体切断の 箱に誰かが入ったまま鍵が壊れてしまった、というので、主役をやるはずの 八木田さんが箱の分解にかかってしまい、間を繋ぐためにクラスメートが 舞台で一芸披露をするが、ことごとく失敗する…
     という話。
     話としては他愛もなく、奥田民雄が来て嬉しいというのが売りのような気もするが、 まあまあ楽しかった。
     一週間考えて、先週「何故八木田さんがハムレットなのか」ということが分かった。
     八木田さんは興奮するクラスメートの間で一人冷静で、役者に対して演劇論を 語ったりする。曰く「大げさな言葉遣いはせず、自然に語るを良しとする」だが、 これは本家ハムレットの中で、王子ハムレットが「旅の一座に向かって講釈する 一幕」と同じ流れである。
     つまり、八木田さんはハムレット役に抜擢される遥か以前から、ハムレットを 演じていたのだということになる。
     ひょっとすると、あの回には他にも本家ハムレットとのリンクネタが仕込まれて いるのかもしれない。
2002.12.18
  • 日亜とソニー、青紫色レーザーダイオードの共同開発及び技術協力関係の構築に合意
     というニュースが。
     どうも、両社ともに青紫色レーザーの開発の、特許を取り合っているために、 どちらか単独の特許だけでは製品開発が難しいが、特許を持ち寄れば実用化が可能。と読める。
     しかも今頃「協力合意」で「2003年春頃を目処に量産可能なレベルの製品を共同で開発する」 ということは、現在モノ自体は「相手の特許を使えばここまで出来る」という試作も完了していて、 お金の問題が解決すれば即量産というレベルまで行っていたと言う事なんだろう。
     いよいよ、だ。ボーナスは、取っておくか(?) 初号機につぎ込む度胸が出るほどの機械になるか どうかが問題だが。

  • 『指輪SEE』の音声解説(キャスト編)を見る
     大勢登場しているが、どうやらホビット一行以外は別撮りらしい。
     解説字幕に役者の名前と役名が併記されて出るのはとても親切。なにしろ 大勢が喋るから。
     役者の話なので、撮影中の苦労話や、ホビット一行の話には、 ベテラン役者に対する絶賛なども多い。
     強制遠近法を使ったシーンの指摘や、スタントを使っている場所の 話も多い。
     監督解説にあった「サルマンのバンドエイド」は、どこか扉で 指を挟んで怪我をしたらしいと分かった。他でも、左手を隠している シーンがいくつかあるようだ。
     サルマンと、ガンダルフの格闘シーンは「整体師」が付きっ切り と言う話も、思わずご苦労さん、と言いたくなるエピソード。
     SEEの追加カットに関しては「苦労して取ったこのシーンが復活して 嬉しい」という声が何度も聞かれた。
     「アルウェン(リブタイラー)」のコメントもあるが、英語を喋って いても、あの独特の柔らかく紗のかかったような声を聞くと「エルフ」 っぽいと思う。
     ガラドリエルの声もナレーションに採用されただけあって女王っぽく 良い声だが、神秘的という点ではアルウェンの方が魅力的。二人とも、 キャラクターにぴったり合った声だ。
     全体的には、役者のコメンタリというのは話がピンポイントに なりがちで、監督コメンタリのほうが映画を楽しむためにの役に立つ 感じかな。

  • スポットライトの電球(ダイクロ・ハロゲン)交換。
     JD12V20WN(狭角10度)2300円なり。
     いままで使って切れてしまったランプは13度だったので、さらに 指向性が上がって、たったの20Wでもやたら明るい。
     ただ、古いランプは何となく白くくすんで見えるし、内部にガラスの 破片が見えるので、使っているうちに徐々に暗くなっていたのかもしれ ない。
  • ヤマギワの電灯コーナーを見ていると、たった1.2WのLED スタンド/クリップ・ライトが有った。夜にパソコンのキーボードや、 読書灯として使う目的のものらしいが、映画を見ながらちょっと 手元に明かりが欲しいときに便利そうだ。
2002.12.17
  • 某掲示板で「最近のビデオテープは軽くなった。D-VHSの方はずっしりしてる」 というメッセージを読んだので、ホントかな?と思って計ってみた(^^)
    古S-VHS 120分 245g
    新S-VHS 120分 200g ... 確かに軽くなっている(SONY比)

    新S-VHS 3.0時間 230g
    新D-VHS 2.5時間 228g
    新D-VHS 3.0時間 230g
    新D-VHS 3.5時間 230g ... (ビクター比)
     … 最新のテープでは、SもDも同じ目方。しかも、D-VHSは 長さが違っても同じ目方。
     最近のテープは軽くなったというのは、 事実だが、D-VHSはずっしりしているというのは「価格から来た錯覚」 ということのようだ。

  • 「ホーム&アウェイ」最終回12.16 [鑑賞記]
     最後は結婚式前夜の誘拐事件(^^; 脚本家もひどいことする(笑)
     誘拐事件そのものはともかく、これまでの旅の名シーンが白黒で次々と 思い出される回想が、なんだか懐かしくて泣けてきた。
2002.12.16
  • 『指輪SEE』の音声解説を見る
     雪崩を起こすサルマンの左中指にバンドエイド。(監督コメンタリより)
     みると、結構がっちりと巻いてある。ガンダルフを戦ったときに痛めたのかなぁ という解釈で(^^;
     今日は監督&脚本家コメンタリをついに見終わったが、監督は、 劇場版も、DVD-SEEもどちらも完成した作品だと言っているが、 「大切な描写なので、二つの塔の前にぜひDVDを見ておいて欲しい」という 発言が幾度もあった。
     追加部分は主に旅の仲間の心情の描写だから、見れば微妙に仲間たちの行動の 意味に対する理解が深まるのは確か。
     監督コメンタリは、ロケの苦労や特撮の裏側の話もあり、原作と脚本の 変更部分に関する考え方の解説も興味深い。長いがやっぱり、必見だ。
     それにしても、解説は全部で4本。あと3本の解説を見るのに10時間以上かかる 予定は、根性がいるなぁ…(^^;

  • 『エピソード2』のDVD不具合についてFOXから返信。
    「調査したいのでディスクを送ってください」
     面倒だな〜、まさかメールを送ったの私が一番乗り?(^^;;

  • グインサーガ87「ヤーンの時の時」
     うわ〜、ついに…という感じ。
2002.12.15
  • 宛名書き用に「はがき作家」というソフト をDLして使った。
     去年の正月にExcelで作った名簿はあったので、これを何とかしたいと思っていたのだが、 Wordの宛名ウィザードはデータファイルの形式も良くわからないし、Accessでフォームを 作るのも仰々しいし(まぁ作ってしまえばそれまでなんだが…)ということで、 フリーソフトを探したらやっぱりあるもんだ。
     この「はがき作家」は、csvファイルを指定すると、元が何であれ、自動的に項目名を 判断して自分のデータベースに変換してくれるので、手持ちの住所録ファイルがそのまま 使えた。
     最近は、夫婦モノには「二人の連名」の宛名で出すことにしているのだが、 そういう指定もちゃんと有った。別姓夫婦でも使える仕様なのも良い。どちらが 世帯主かを、その場で指定する事もできる。只だけど必要十分。
    (まあ、普通は年賀状ソフトを買う人が多いのだろうけれど)

     ちなみに去年はどうしたか思い出してみたら、スキー場で年を越しそうになって、 旅館にこもって泣きながら手書きしたような…(笑)

  • 劇団四季・ミュージカル『李香蘭』鑑賞(BS2)
    李香蘭:野村玲子
     妻が以前これを生で見てきて「ぜひ見るように」と言っていた。
     満州国の建国前夜から第二次世界大戦の敗北まで、日本と中国の不幸な歴史を、 李香蘭、山口淑子を通して語る2時間強のドラマ。
     満州映画協会の「スター」として日本の国策宣伝映画に出続けた「李香蘭」は、 戦争中敵国に協力した非国民として告発されるが、彼女の生まれは実は日本人「山口淑子」。 中国人の養子にもらわれて二つの祖国を持つという彼女の祖存在の特別な視点で、 二つの国に関わった様々な思惑を平等に見せていく。
     まあ、歴史解釈については様々なのだろうけれど、両国の間には色々な出来事があって、 友好的な人間も居れば、欲に走った人間も居たと言うことを並べて見せて、見る人が 考えるってことで良いんじゃないかな。
     個人的には、「国民学校の歌」とか「兵隊さんのおかげです」とか、戦中には 小学生だった母が昔、鼻歌で歌っていた色々な歌が様々歌われていたのが、時代の雰囲気が 出ていて良かったなと思う。間接的に懐かしい感じがするんだな。
     最後、裁判にかけられた李香蘭は、実は日本人であると言うことが証明され、 「外国人には敵国に協力した罪は問えない」という法律上の規定で無罪になるのだが、 この辺の歌の盛り上がりは凄い。
     それが歴史上の事実であるとはいえ、死刑とかにならなくてほんとに良かったと 思うと、感動が盛り上がる。

  • ニーベルングの指輪「ワルキューレ」鑑賞(BShi)
    バイエルン州立歌劇場1989版
     4時間くらいあるので一旦HDDに落としてからテープにセーブしつつの鑑賞。 むか〜しBS2で放送された指輪は、録画しただけで見てないという話もあるが(^^;
     ともあれ、ハイビジョンの舞台中継は良いな。
     89年のハイビジョンはたぶんまだ「撮像管」時代なので、ハイライト部分が、尾を引く 現象が有って、レトロなものを感じもする。
2002.12.14
  • 『BROTHER』鑑賞(TV) ☆
     撃ちすぎ(笑)
     日本に居場所をなくした超硬派ヤクザのタケシが、弟の居るアメリカに渡って、そこで 弟が取引する麻薬組織(マフィア)を相手に破滅的な大暴れをするというストーリーだが、 いくら主人公が「破滅的」な心情にあるとはいえ、巨大組織を相手に、あれほどバリバリ撃ち まくっていたら破滅するだろう。末路がミエミエ。
     そういう「後先考えない暴力」が美学に見えるかというのがこの作品の評価の 分かれ目だと思うのだが、これが、ただ滅茶苦茶なだけに見えてしまったから、評価が 厳しくなるのはやむをえない。
     バイオレンスがテーマだとしても、撃った弾の数に見合う重みが備わっていないと 駄目ということなのだろう。

  • 矢野顕子コンサート「さとがえる2002」鑑賞(NHKホール)
     例年の「ピアノ、ベース、ドラム」という編成にギタリストを加えたバンドだった。
     たまには、こういう「本気で大音量」の音楽を聴くのも面白い。今年は2階席の最前列で 去年よりはスピーカーから遠かったけれど、それでもベースの音は耳がぼ〜っとなるくらいの 凄い音で、ホール自体が共振してバリバリ言う。
     それでも音色そのものは「マイルド」で、単純にうるさい音とは違うのが面白いところ。
     家の装置でも、「量」は比較にならないが、ああいう音色が再現できると良いのだが。
     演目上の今年の目玉は「娘」が登場して「NHKみんなの歌」で放送された 「くまんばちが飛んできた」を歌ったこと。すごく楽しげで良かった。

  • プリンタ不調に悪戦苦闘
     突然黒インクが出なくなる。インクの残量インジケータは1/2くらいを指しているので ノズルクリーニングなどやってみるが変わらず。
     結局「残量インジケータの表示誤動作」で、インクがなくなったことを検出 できなくなっていたようだ。
     以前、「黒インクの残量表示が50%くらいから突然100%に戻る」という現象があったので、 そのときに狂ったのだろうが、この動作からすると表示は、液面の低下などを見ているので はなく、打ったドットの数をカウントする仕様なのではないだろうか。
     ともあれ、この間「クリーニング動作」に拠るインクの大量消費と、 「残量が少ないとクリーニングを実行できない」という仕様のために、黒以外の 残りわずかなインクも交換する羽目になり、都合三色のカートリッジを変えた。
     バカにならない出費であった…。
     この季節、火急に印刷しなければならない物もあるわけで、わけの解からない 不具合に真剣に買い替えを考えて泣きそうな気分であった…。
2002.12.13
  • 『スターウォーズ・エピソード2』DVP-S9000ESに限ってフリーズ?
     チャプター3の3:45で数秒フリーズする。FOXに問合せメール送信。
  • 「真夜中の雨」第10話 [鑑賞記]
     ついに真犯人が明らかになるが、まだまだ最終回ではないのだ、これが。
2002.12.12
  • そういえば、某カメラ系量販店・錦糸町店では、HDD&DVDレコーダーの お勧めベスト3に
    1.東芝XS30 2.松下HS2 3.パイ77Hの順だった。
     先週までパイオニアを勧めまくっていたはずだが、営業と 喧嘩でもしたのか(^^;?
     もっとも、東芝は売り切れなのだが。ボーナスだし、年末年始は録画したい番組が 多いし、売り切れるなぁ。
  • 偶然ドラマ「白い影」の再放送を見た。
     夜の河原で石を投げるシーン。どこかで見た岸辺だと思ったら、カメラがパンして 背景に我が家が映ってびっくりした(^^;;
     でも家の前の川に石を投げるなよ、浅くなっちゃうだろ(^^;

  • 「HR」10.ホイさんのハムレット(12.11放送)鑑賞
     丁度BSで「劇団四季のハムレット」なんかやってる。偶然だ。
     クリスマス会のためにホイさんがハムレットをぎゅっと20分に 短縮したバージョンの台本を作り、クラスのみんなで上演することに。
     ヒロインのオフィーリアは文句無く淡島さんのはずだったが、 鷲尾君にハムレットを頼んだところ、「僕は悪役の王様がやりたい」と断られる。
     そこでハムレット役はオーディションで選ぶことになるが、昔役者を志した事がある という須磨さん、昔はローレンスオリビエに似ていて「ローレンス」というあだ名だっ たという和久井さん、に対抗して淡島さんと競演したい轟先生までが 「この中で一番王子様っぽいのは僕だ」と立候補すると、 それを放置できない美紀ちゃんが「オフィーリアもオーディションにして!」と 名乗り出て、何故か宇部さんまで立候補。
     壮絶なオーディションが始まる。
     さらに、演出家ホイさんと、役者のみんなの対立もあって、事態は脱線を繰り返す。

     今回は面白かった。
     面白くなる定番のシチュエーションだが、役者が役者を役として演じ、それぞれの 演劇論をぶつけ合うというのは、役者の見せ所だと思う。
     傑作「マトリョーシカ」を物にした三谷の脚本だと思うとまたひとしおだが、 あんまり関係は無い(笑) しかし、古典をダシにパロディーを紡ぐことを得意とする 三谷ならではの面白さに溢れていたと思う。
     HRも10回を重ね、各キャラクターの色が明瞭になってきたところに、ハムレット の配役を取り合うこのシチュエーションは、劇と劇中劇のキャラクターの マッチ、ミスマッチが面白さを倍加する。そういう意味では、ハムレットが わからない人には面白さ何割減なのかもしれないが、ネタを料理する巧みさには 感服する(^^)
     だいたい「クリスマス会にハムレット」というミスマッチこそが、 喜劇なのかも知れん(笑) ハムレットをネタにする時点で、原作は滅茶苦茶に なる事が分かるもの。
     結局、

    • ホイ/八木田…ハムレット
    • 淡島…オフィーリア
    • 宇部…ガートルード
    • 鷲尾…悪い王様
    • 須磨…父ハムレット(亡霊)
    • 轟,神野…墓堀り人
    • 和久井…その他大勢(ロゼギル、フォーティンブラス、etc.)
     という、なんだか合ってるような、ないような変な配役。
     和久井さんは、虐められキャラなのだが、その他大勢を何役もやって 走り回るのがなんとも似合っている。
     轟,神野の墓堀り人コンビは、一瞬しか登場しない役だから、きっと 本番では他の場面で色々とやらかしてくれるんじゃないかな。
     それにしてももっともキャラクターから遠い「八木田さんのハムレット」 が本番でどんな演技になるのか気になる。
  • 妻が言うには、淡島さん(篠原涼子)は、蜷川演出でオフィーリアをやっている のだそうだ。結構好評だ。
2002.12.11
  • ポータブルDVD-Pを見る
     高画質のものは9万円台で、思ったより高かった(^^;
     しかし東芝とシャープの二機種は9インチ弱の小さな画面で ワイドVGA/SVGAでやたら綺麗。
     なんで東芝が…と思ったが、この液晶はリブレットの流れか。
     どうせならパソコン機能もつけてしまえば良いのに(笑)
  • 無線LAN-APを買う
  • 『昭和と平成のベルバラ(オスカルとアンドレ編)』鑑賞(NHK)
     11月の終わりに2001年に上演されたベルバラの放送があったが、今度は ハイビジョンの『宝塚リクエスト』特集で、昭和のベルバラが放送された。
     そういうわけで、プロジェクターで昭和版、TVで平成版を同時進行で 鑑賞してみた。
     ハイビジョンでの放送とはいっても、昭和版は「標準画質」で、 しかも「砒素カレーの判決テロップ入り」という悪条件である、こんちくしょう…、 だが、昭和と平成の違いはかなり面白かった。
     同じ「オスカルとアンドレ編」なので、台本は基本的に一緒、衣装なども 漫画のオリジナルがあるからほとんど一緒で、微妙に色違いだったりするが、 この「同じさ加減」が面白い。
     もっとも違うのは「人間」。
     昭和版はまるで「漫画のように悪役顔」の小太りのおばさん役者が居たりするし、 トップ以外、後ろで踊っている人ほど玉石混交「明らかな脇役の顔」が多数あり、 なのに、平成版はほとんど全員 モデル顔で尖っていて、スタイルもびしっと長足だ。
     この20年くらいの間に「日本人の遺伝子は変化したのか…」と思う。
     それ自体は驚嘆すべきことだが、オバサンも悪役もみんな美形なので、 「腐敗貴族」を演ずる事のできるブヨブヨした人が居なくて、ぱっと見て 分かりにくい(^^;
     昔の漫画なら顔を見ただけで「こいつはいじめっ子」 なんてのが分かったが、平成の宝塚にはそれが無い。
     マンガの方も、今のマンガには「ベルバラの悪役」みたいな、はっきり 不細工なキャラクターは出てこないのかもしれない。時代を感じた。

     カツラは、同じ役でも微妙に髪が長く、金髪の色合いも軽くなっている。
     たぶん、昭和編のほうが原作のカラーイラストのイメージに近いと思うが、 若い娘が皆金髪の時代になって、「髪の色にうるさくなった」という感じだな。
     背景はいずれも書割りなのだが、平成版のほうが絵のクオリティーは 高い。昭和版は「漫画であること」を意識してわざと絵のような背景にして いるのか…という感じ。
     他に大きな違いは「照明の使い方」だろう。
     平成版は、全体に明るく華やかに見えるが、ただ輝度が高いだけではなくて 沢山のライトを使いこなしてコントラストをつけて見せている。 コンピュータ制御の「バリライト」がぐりぐり動くシーンもあるし、 銀河のシーンなどはコンピュータ・グラフィックの動画をプロジェクションして 特撮の世界に突入だ。昭和版がせいぜいスライドの写真を投影しているだけなの に比べて豪華だ。
     「ペガサスが引く馬車」なんて道具も、かなり考え方が違って、昭和版は 馬の背に羽飾りがどっさり付いて、馬車もラメラメなのに、平成版はずっと シンプルで「豪華より高級」を狙って品がある。

     古い宝塚の映像を見るとけっこう「悶絶物」のシーンが多かったりするのだが、 宝塚も進化しているのだなぁと感じる。海外ミュージカルの 引越し公演とか、四季、東宝ミュージカルなどの存在はきっと刺激になって いるのだろうなと思う変貌振りであった。
     にもかかわらず「今でもベルバラ」ってのがまた凄いと思うけど…。
2002.12.10
  • 『ロード・オブ・ザリング SEE.』の特典鑑賞
  • 『ホーム&アウェイ』第10話(12.9放送)鑑賞 [鑑賞記]
     かえではやっとお父さんに会う事ができ、ぎこちないながらも和解し、 結婚することを伝え、式に出てもらえるように言う。
2002.12.9
  • プロジェクター、大掃除。
     一年ぶりに開けたが、パネル掃除したら格段にコントラストが復活 して感動してしまった(^^;
     はっきりと埃が映らなくとも、画質維持のため、年に一度の掃除は必須だな。
     プリズムの上にある金属メッシュが微妙に黒ずんでいたのは、ディーゼルエンジン から出る微粒子のようだ。ちょっと見ただけでは良くわからないが、取り外して エア・ダスターで吹くと、黒ずみが吹き飛んで銀色になる。
     空気清浄機のフィルターが黒くなるのと同じだ。
  • 『スターウォーズep2』の特典映像を見る
2002.12.8
  • ヴァージン・シネマズで『タイタニック』上映の予定
     市川では2/1(土)〜2/7(金)
  • 『スターウォーズep2』のNG集を見る
     エピソード1と同じ隠しコマンドで、同じようにNG集が入っていた。
     NG集としてはR2-D2がお茶目だった前作のほうが面白いような気もするが、 エピソード2ではアナキンの失敗が中心。ヘイデン・クリステンセンが物凄い 勢いでコケまくっている。コケ過ぎ(笑)
2002.12.7
  • 今日は「博物館」「コンサート」「映画館」で鑑賞のトリプルヘッダー
  • 江戸東京博物館「本田宗一郎と井深大展 −夢と創造−」展観覧
    企画展のページ
     先週黒山の人だかりで入れなかったので、再挑戦。今度は昼少し前に到着して 混雑はしていたけれど、入場制限までは無く入れた。
     HONDAとSONYの歴史の展示が順路に沿って左右に並列されている。 目当てはSONYなので、SONY側の流れに参加。
     名高い「電器座布団」に始まって、世界初のトランジスタ・ラジオ、 G型テープレコーダ、トリニトロンTV、Uマチック、ベータ、ハンディカム、 ウォークマンなど、歴史的な製品がずらっと並ぶ。
     技術にロマンを感じる男子にとっては、やっぱり感動的で熱いものを感じる。
     その昔週刊誌に「SONYは大企業のモルモット」と書かれて、モルモットで 結構と、その実験的精神を大切に「金のモルモット像」を作って、社長に送った というシャレた心など、当時の総合家電メーカーには絶対になかったSONY ならではのエピソードだろう。
     これからも「精神はアンチ大企業」のSONYで有って欲しいものだ。
     懐かしいCMの上映もあって、「タコの赤ちゃん」とか「ウォークマンに 聞きほれるサル」とか涙物の懐かしさであった。
     ところで、観客は若いアベックや男の子どうし、親子連れが多いようだが、 若い娘たちの二人連れも結構居た。面白いのかな…
     各展示の前で、一々力強い解説を子供に聞かせるお父さんも居て、 きっと子供はSONY信者に育つのであろう。妻に語っている老夫婦もいたし、 やっぱりSONYファンは熱いわ(笑)

  • 「N響定期公演、Cプログラム」鑑賞(NHKホール)
     午後は渋谷でコンサート。
    ・指揮:エサ・ペッカ・サロネン
    • ストラヴィンスキー/組曲「ペトルーシカ」
    • ショスタコーヴィチ/ピアノ協奏曲第1番(Pf:アレクサンドル・トラーゼ)
    • バルトーク/組曲「中国の不思議な役人」
     今回の演目は、CDが出始めた頃に買って聴いた曲ばかりで、偉く懐かしい。 演奏もなかなか良かったが、ピアノのトラーゼが、演奏中に立ち上がってしまうほど エネルギッシュなのに、絶妙にレガートなピアニシモも聞かせてくれて、 そのダイナミックレンジの広さに感心した。
     「中国の不思議な役人」は合唱の入らない組曲版で、CDで全曲版を 知っているせいか、どうしても途中で終わった感じがして寂しい。
     もっとも、合唱が入る後半はやたら不気味で好きと言うわけでもないのだが(^^;

  • 『ハリーポッターと秘密の部屋』鑑賞(VC市川#7) ★★
    公式ページ
     トリプルヘッダー、三番目は映画。妻がVC市川の座席を取っておいて くれたので、渋谷から本八幡に飛んで合流。
     以下、激しくネタバレ。
     一作目は「ふふん、所詮は子供向け映画だな」とかいいながら、なんだか むずむずして、二作目も見に行ってしまうのであるが、いやはや、凄い映画 だった。でもお子様向け(笑)
     第一作同様、ホグワーツでおきる事件に対して、先生はほとんど何の役にも 立たず、却ってハリーたちの足を引っ張る奴らばかりである。
     「大人が役に立たないので、子供が何とかする」という設定は子供映画には よくある設定では有るけれど、「魔法界の重鎮」が居並ぶはずの 名門学校の教師が、ことごとくダメダメなのは、あんまりだ。
     ハリーが狙われる立場なのは全員が分かっているのに、事件がおきると ハリーが疑われるというのもあんまりだ。悪役があからさまに悪そうなのは、 未就学児童ターゲットなのかなぁ…
     4つある内の一つの寮が「反社会的」なのは、学校の設立当初の対立に 原因があると説明されたが、原因となった魔法使いが抜けてしまったのなら、 寮も潰して、災いの種を刈り取ってしまえば良いのである。1,000年も 放置しておくとは、どういうことだ。
     一番がっくり来たのが、長年隠されてきた「秘密の部屋」の入り口が女子トイレの中に あるって事だ。
     別にどうでもいいけど、やっぱり脱力する。大魔法使いは変態か(^^;;;
     残念だったのは、「ハーマイオニー」が敵に狙われる役で重要では有るのだが、 変身薬の調合に失敗して寝込んだり、石にされて動けなくなったりで、 1に比べると全然活躍していないこと。
     逆に1では、ハーマイオニーに助けられっぱなしで、全然活躍していなかった ハリーが「魔法バンバン」なこと。
     前作の終わりが学期末で、本作は新学期。つまり、本作のハリーは 前作からこれといって修行がすすんだり、そんなに進歩しているはずが無いのに、 やたらと活躍する。信じられない。(ずいぶん育ってるし)
     そういう、ストーリーの大枠や個々の登場人物の行動がとにかく めちゃくちゃで「なってない」にも関わらず、それなりに面白いのだから ほんと、困った作品だ。
     話が滅茶苦茶なのは「原作」のせいだろうが、映画として「冒頭のおじさん 一家との絡み」は無意味に長すぎと感じたり、もっと脚本を練っても良いんじゃ ないかとは思う。

     ところで、映画館には8割程度の入りで、賑わっていたのに、 「ここは笑わせ所だろう」なんてシーンでも劇場がシーンとしていたのは何故だろう。 そんなに詰まらなくは無いと思うが。それに、「クレジットの後にも映像があります」 と劇場に張り紙がしてあったにもかかわらず、ほとんどの人が退場してしまったのは トイレが我慢できなかったのか?
     思ったより観客に「盛り上がるぞ」という気迫が感じられなくて、 せっかくの劇場なのに微妙に寂しいのであった。
     見終わって出ると最終回「レイトショー」の時間で、異様に大勢の人がいた。 土曜の晩とはいえ凄い。近所の映画館が流行っているのは結構なことだ。 オープン直後は このまま消えてなくなるかと思うほど、客が少なかったからな〜(^^;;

  • ハリーポッターにはもれなく『二つの塔』の予告編付き
     ハリポタの本編フィルムの頭に、『二つの塔』の予告編がくっついていて 確実に見られるそうだが、そうなのかな。
     ともあれ食い入るように見たが、 物凄く要素が多くて複雑だった。CGの質感も分厚い。予告編のために、もう一度 ハリポタ見に行こうかと言うくらい何度も見たい感じ…。

  • ドラマ「HR」9.八木田さんの恋
  • ドラマ「真夜中の雨」第九話 [鑑賞記]
  • 東芝 RD-X3 発表 - 1月末発売。XS40にGRT搭載してHDD 160G,再生スペックも SD-9500を改良したレベルになる
2002.12.5
  • 『スターウォーズ・エピソード2 クローンの攻撃』DVD発売 ★★☆
     売り場に行ったら長蛇の列で驚いた。(指輪はすでに売り切れていた。)
     待望の一本だけれど、指輪の翌日に見ると軽い。パッケージも工業製品に見えてくる。
     中身については、今更感想を述べるまでも無いと思うが、「デジタル撮影」で あることが、画質にどのくらい影響を与えたのかというのは、『エピソード1』の 画質がイマイチだったのに比べると、あれほどの不満は感じないレベル。でも、 凄いって程でもない。
     それより、DVDは劇場で見るより一段と「絵」っぽいのが印象的。
     明らかにCGイラストなんだけれど、それが動くのがびっくり。という感じの 映像。ファンタジック。
     『指輪』と相前後して見ると、これほどまでに違うものかと改めて感じた。
     改めて鑑賞しても、絵の凄さ以上に「音楽の盛り上がること」は、 スターウォーズならではの面白さだ。涙腺が緩む緩む…。
     4,5,6,1,2と延々続いてきた物語の蓄積、音楽の歴史が普通じゃない効果を 生んでいると思う。音楽の良さに、聞く人の条件反射も出来上がっていると思う。

     本編はまだまだじっくり見直そうと思っているが、特典映像は興味深かった。
     これを見ると、SWがいかにアニメーションとして作成されているかが 分かるのだが、スタントマンが必要なシーンをアニメで作成することを 多用しているので、種族が人間のキャラクターであっても、アニメ化されている 部分がずいぶんあるらしい。
     危険と言うわけでなくとも、アニメとからむ役者のシーンを、表情だけが 本人で首から下がアニメとか。役者を使うよりはるかに労力が多いと思える シーンが本当に多い。
     ルーカスの監督ぶりの映像を見ていると、「ほとんど宮崎駿」に見えてくる。 ひげも似てるし(笑)
     まあ、よくよく『指輪』と対照的なつくりの作品だということだ。
     これほどまでにフルデジタルで合成できるのなら、噂されるエピソード4,5,6 の作り直しも、そうとう徹底的なものになるのかも知れない。嬉しいような 怖いような…。

  • 驚愕・30インチ液晶TV対決
     某量販店で、SONY,シャープの新旧2機種、サムソンの30型液晶が並んでいた のでじっくりと比較してみた。
     ソースは『ソルトレイク2002女子フィギュア』
     結論から言えば、
    • 1位 SONY液晶WEGA(動画性能高い、純白が美しい、値段ダントツ)
    • 2位 シャープ新(動画性能高い、やや発色がくすむ、セール中でお買い得)
    • 3位 シャープ旧(動画性能が低い、発色が悪い)
    • 4位 サムソン(動画性能が低い、発色が悪い)
     という感じ。
     SONYとシャープの新型は、液晶の応答時間を高速化する回路が入っている らしい。松下も応答時間16/1000秒で最速という広告を出しているが、 実はWEGAエンジン搭載のSONY液晶も応答時間16msでタイ記録だ
    (広告の打ち方が微妙だ…)
     通常の液晶は60msというから、かなりの改善。
     シャープ新型の応答時間は分からないが、見た感じでは16msの機種よりやや 劣るものの、旧型とは比較にならないほど動画に強い。
     ハイビジョンのフィギュアスケートは、全編パンしまくりの、動画性能チェック には最適の映像だったので、周囲に展示されているプラズマTVであっても動画 性能的に厳しいと見えるのに、新型の液晶はほとんどブラウン管と同じ絵が 出ていた。
     シャープの新型とSONYの差がハッキリしたのが、スケーターの衣装のスパンコール がキラキラと輝くところ。
     同じハイビジョン・ソースでありながら、より小さく鋭く豪華にキラキラと 見えたのはSONYだった。並べた旧型液晶との比較はまさに「驚愕」としかいい ようが無く、シャープの新型と比較しても、はっきりと違う。
     スパンコールのピカピカ以外は僅差と思ったシャープ新型と比較して、 大きく差が出たのが「色と白の純度」だった。
     スケートが終わって「紅白歌合戦の予告番組」になったとたん、 白・赤、の抜けるような美しさと、真っ白が飽和しないで、ハイライトの 階調表現が豊かなのがSONYで、これは結構な違いがあった。
     「プラズマWEGA」が他社に比較して僅差なのに対して、「液晶WEGA」は、 驚くほどの性能差で、もう旧機種のことは考えられないくらいだ。

     ただしSONYは、2位のシャープより、実売で10万円も高い。
     液晶TVを買うのはライトユーザーも多いだろうから、この価格差では 画質より値段で選ぶ人も多そう。
     30インチ台では、液晶とプラズマが競合するが、32インチの日立のプラズマと 30インチのシャープ新型液晶が並んでいるのを見ると、はっきりと液晶のほうが 良い。
     画素数からくる決めの細かさでも、発色でも、動画のノイズ、擬似輪郭 でも、全てに関して液晶が美しく、消費電力も寿命も長いとなれば、 プラズマが生き残るのは液晶で作れない50インチ・クラスだけかもしれない。
     ブラウン管も、14インチの安い奴以外液晶になってしまうかも。
     液晶は値段でまだ負けているけれど。
     はっきり言って、欲しい。久しぶりに物欲を刺激するSONY製品だ。
2002.12.4
  • 『ロード・オブ・ザ・リング EXTENDED Ed.』鑑賞 ★★★
     約30分の追加シーンを含む完全版ついに公開。
     二枚組みで3時間30分を越える大作となって、「本日は午後8時から上映開始」 …などと予定を立てて生活を合わせなければ見ることのできない作品になったが、 姿勢を正して見る価値のある大作となっていた。
    ●特典が面白い
     まず、これも二枚組みの特典映像を見ていくが、映画では一瞬しか見ることの できないデザインの細部までをじっくりと見せてくれるもので、これを見ると、 「中つ国」を実在させるための膨大な仕事に感動する。
     いくつもの種類の指輪のアップや、武器の柄に掘り込まれた聖句、遠景でしか 映らない建築物のデザインなど、この特典映像を見てもどこに有ったか思い出せ ないような様々なアイテムの精巧さに改めてため息をつく。
     現代の映画では「普通CGかマットペイントで処理するだろう」と思われる背景 や建築物に意外なほど沢山の模型、しかも大きくて精巧なものが使用されている ことにも驚く。
     マットペイントと比べれば、確かにアングルは自在だし、CGより陰影に富んだ ものになるのかも知れない。造型の中に「職人技」が込められるという効果も 有るか。
     模型はまた、撮影のプランを練るのにも多用されていて、本番までにきっちり 用意して一発で決めようという監督の姿勢が現れているようだ。
     脚本や絵コンテの話には、  特典は本編以上に膨大なので、いきなり全部見ることはできなかったけれど、 とりあえず美術面を予習しておくことで、本編を見たときに細部まで見ることに 役立って、美味しさを数段UPしてくれる優れものだと感激した。

    ●本編鑑賞
     追加された映像は、チャプターごとに「まるまる追加チャプター」または 「再編集チャプター」と明記されており、実際にはほとんどのチャプターに なんらかの手が加わっている。
     そして、冒頭からして劇場公開版とはかなり受ける印象が違うのだが、 「ホビット庄」の描写が大変に充実して、美しい風景を堪能できる事が 嬉しい。
     全体の時間からすればわずかなこの舞台だが、「ホビット庄」のシーン だけを見たとしても、映画の満足感がたっぷりしている。それは、この世界が 隙無くきっちりと作りこまれているからだろう。
     前半のもう一つの名所である「裂け谷〜エルロンドの館」も、秋の寂しさ だけではない、なんとも言えない優雅な美しさが増して見えるが、それも 細部の描写の徹底と、もうひとつ、画質も向上している事が大きいと思う。
     ほんの少しずつであっても、追加されたシーンは確実に「意味の有るもの」 と確信するもので、最初から、1枚目最後の「エルロンドの会議」まで ず〜っと感動しっぱなしだ。

     以前『スターウォーズ』の新作の予習として、旧三部作を編集して一本ぶん (二時間)に収まらないかと考えて見直したときに「ここは削っても平気」と 思ったシーンが、「特別編」で追加撮影されたシーンばかりだったのと比べて、 『ロード・オブ・ザ・リング』の追加シーンは、欠くことのできないものであり、 もとのシーンと一体化していると思う。
     つまり、これこそ「完成した姿」と思う。
     一枚目が終わった瞬間、ここまでで普通の一本の映画から受ける感動を しのぐ満足感があるのに驚いた。

     30分ほど休憩を取ってから二枚目に入る。
     モリアの坑道と、ロスロリアン、最後の戦いがどんどん続く。
     後半は次から次へと敵が出てくるけれど、特典映像で怪物たちの造型や 鎧兜の一つ一つのディテイルをじっくり見た後なので、以前に見たときよりも 格段に鮮明なイメージで戦闘シーンを見る事ができた。クラーケン、トロル、 バルログと、何れも暗闇の中で全体像が分かりにくいのだけれど、全体像を 脳内補完して見ることで迫力アップ。
     樹上のエルフの館も、複雑な曲線を多用し、自然と一体化していたデザイン が、いちど模型の全体像を見たり、エルフのデザインのツボを紹介された後で 見ると格段に把握しやすく、美しさも増して見える。
     戦闘シーンで、各人がどんな武器をどのように扱っているのかも、 今回鑑賞して初めて納得の行ったことが沢山ある。
     ストーリー上大切な、「折れたる剣」のエピソードや、「エルフの奥方 からの贈り物」のシーンの追加は、このバージョンでやっと納得だ。
     後半の追加シーンには「ボロミア」が関わっている部分がたいへん多く、 彼の「人間」らしい苦悩の描写がとても深まったと思う。
     祖国を思い、ホビットにとっても気の会う仲間として良い存在であるが、 「人間」で有るがゆえに指輪の魔力に屈しそうになる運命的な部分が 分かりやすくなったと思う。
     盤交換の休憩を入れると、鑑賞には丸々2本ぶん、4時間かかる大作 となったExtended Editionだが、より美しく分かりやすく充実した 内容によって、オリジナル版より確実に面白く見られる作品になったと 思う。
     劇場ではどうしても「上映時間の壁」が有って、こういう作品をその まま上映するのは難しいのだろう。DVDという器が有って本当に良かった と思う。

    ●画質・音質・パッケージ
     画質は、確実に通常版を上回っていると思う。長い作品を 二枚に分けたことによる余裕が利いているのだろう。
     合戦の遠景などのもやもや感が払拭されているし、中間色の微妙な エルフの森の見通しが良くなった。
     DVDのデータ量のせいではなくて、根本的に元のデータ(色バランスなど) が見直されているのかもしれないが、とにかく見通し感が増した。
     音質は、dd-EX,dts-esに対応していないので評価できないけれど、 通常のドルビーデジタルで十分サラウンド感は楽しめ、モリアの坑道で どこからとも無く響いてくる敵の足音…なんて感じは、よく伝わってくる。
     パッケージは、十分に重々しいし、4枚のDVDを収めているのに コンパクトで凝縮されたお得感がある。
     同梱フィギュアは、値段分の精巧さはある。飾れるオマケだ。
     ポストカードは種類は充実しているが、紙質は若干映画館で売って いたものの方が良い感じなのは、これが輸入品だからか?

2002.12.2
  • 特命リサーチを見ていたらHRの神野さんと宇部さんが調査員をしてた。 なんか変だ(^^;
2002.12.1
  • 江戸東京博物館「本田と井深展」入り口で挫折
     午後二時頃行ったら、入場制限中で長蛇の列。なんと40分〜60分待ち。
     根性の無い私たちはあきらめて後日再挑戦とし、ミュージアムショップを物色した後、 両国、錦糸町界隈で散歩&買い物。あの賑わい、ホンダとソニーの人気を侮っていたかも(^^;
  • NHK杯フィギュアの録画を見る。
     今年の女子シングル出場の三人は、三人ともに個性的で、先のオリンピックより 実力が上がっている感じ。芸術性も外国勢に負けないレベルになってきていると思う。
     男子も悪くないが、女子のほうが次のオリンピックに期待したくなる感じだった。
  • 中山美穂のダンス・フラメンコ(ハイビジョン)鑑賞
     中山美穂がフラメンコを習って、スペインの祭りに参加して、さらにフラメンコの 源流を求めて旅をし、フラメンコ一家に教えを請い、地元の人たちと交流するという 企画もの(2時間番組)。
     「うるるん旅行記」よりずっとハードに長期間(日本で半年、現地で数週間)フラメンコ 修行をしており、なかなか見ごたえがあった。それは「中山美穂が…」という 部分より、「フラメンコとは何だ」という好奇心を満たしてくれる番組になっていた 事が大きいんじゃないかな。
     八百屋を一人で切り盛りしているおばちゃんが、いつでも踊れるようにと 仕事着の下に水玉の衣装を重ね着している(^^;とか、誕生パーティーのフラメンコ の輪の中で、まだ歩くこともできない幼児が抱かれた腕の中でフラメンコの手つきを 踊っているシーンとか、アンダルシアの民にとって「生きることはフラメンコ」 と言う光景が、凄く印象的だったのだ。
  • ドラマ「真夜中に降る雨」第9話 [鑑賞記]
  • 『アルパチーノのリチャードを探して』
     11/26に放送されたのをDVDに焼いて、戯曲の「リチャード三世」を再読し始めた。

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文:唐澤 清彦 映画館がやってきた!