映画館がやってきた!

構築日記・不定期便
- What's NEWを兼ねた日記のような読み物 -
2000年12月
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2000.12.31
  • 夕方、妻が出演する東京都主催の東京21世紀カウントダウン・コンサートを聴くため、 東京文化会館に行く。
     オーケストラと合唱、アリア、和太鼓、バレエなんかがあって、前半は20世紀を振り返る ような曲、後半は21世紀を祝うような楽しい曲が並ぶ。
     クラシックの演奏会としては、「20世紀の作品だけでプログラムを組む」という のは「難しげな作品が並ぶ」ことであり、考えてみれば普段ではあり得ない無謀な 選曲だが、お客さんは満席でびっくりした。たぶん、世紀越えのイベントとして 演目などあまり気にしていなかったのだろうと思うが、実際前半はざわざわして いたなぁ(^^;
     後半はカウントダウン、そしてポピュラーな曲がずらりと並んで盛り上がる。
     指揮の井上道義氏はとってもしゃべりたがり屋さんらしいがもう一つギャグが 滑っているようなのでいっそうの精進をお願いしたい(笑)
2000.12.30
  • 雑誌を片づける。量が凄い。雑学の証ではある(笑)
     ついでにガンダムWをながら見する。
2000.12.29
  • DVDラック検討
     内寸400*500*150mmの引き出しを7段という案。奥行き400mmだとトール2列、ジュエル3列と両用できる。
     計算してみると、トール462枚(66枚/段)、ジュエル945枚(135枚/段)。
     体積的にはほぼ二倍の差が出るが、ジュエルなら一台作ればいっぱいになるまで 10年くらい持つかも。
     金額的には5〜6万円で製作可能なつもり。
  • 『オール・アバウト・マイ・マザー』鑑賞 ★☆
     主人公には次々と不幸が襲うのだが、これ見よがしの演出を加えるのではなく 淡々と立ち向かい乗り越えていくというところがこの作品の特徴だし、成功した ポイントだと思う。
     イタリア製の人情物映画に見られる「全身で泣き笑いを表現する姿」が時に 暑苦しくさえ感じられるのとは好対照の淡泊さだと言って良いと思う。
2000.12.28
  • 20世紀の10大ニュース…を考えると、「第二次世界大戦、アポロ月面に立つetc.」 とあっという間に項目が埋まってしまって取りこぼしが多い。
     では、毎年の10大ニュースを100年分集めたら結構いいか?と思うのだが 1,000大ニュースは結構凄そう。
     気分を変えてジャンル別10大ニュースなら、これは結構ぽんぽんと出てきそう。
     政治、経済、芸能、音楽、科学、犯罪、事故、災害、スポーツ、ジャンルを出すだけでも思案の しどころだが、なんとなくクイズ番組みたい(笑)
  • 先日このと、「来年はDVD収納ラックを自作してみようか」と考えハンズを回ってみたが、 引き出し式で100%抜けるタイプの金具を探したらなんと一組5000円もする。ぐぁ…。
  • とりあえず金物屋さんのページ
     ここのオンラインショッピングだとハンズの半額で買える! なんか やる気が出てきたぞ(笑)
  • まだ「公団マンション値下げ訴訟」戦っているらしい。しかし単純な敗訴ではなく 訴訟費用は被告が持つという和解案らしい。
     それにしても、絶対勝てない訴訟をやるのは不思議。値引き販売されたところで今持っている マンション資産価値が変わるわけじゃない。「売りに出したら資産」だけれど、 住み続ける限り中古価格がどうあれ関係ないのだし、そもそも中古価格はその時々の 経済状況で変わってしまう。値引きでやっと何とか売り切ろうという状況のマンション に高い中古価格が付くはずもない。
     そう考えると「高く買ったことが悔しい」のは当然だろうが「資産価値に与えた被害額」 なんてたぶん無い。逆に空き家の多い開発地域が満員になることによってイメージアップ したのかも知れないと言うことも出来るだろう。売れれば修繕積立金だって楽になるのだし 住人としては速やかに完売になった方が良いはずなんだけどな…。
2000.12.27
2000.12.26
  • 『スチュアート・リトル』鑑賞 ★☆
     ぱっと見て最初の印象が「綺麗な絵だな〜」という。
     まあ、とにかく爽やかな印象の作品だった。
     米国では古くから有名な絵本が原作らしいが、ストーリーは ネズミの子が養子になって、人間の男の子や飼い猫と、最初は 受け入れないのだが色々なエピソードの末に男の子と本当の兄弟の ように仲良くなり、ついには、街の野良猫との対決をくぐり抜けて 飼い猫のスノーベルとも友情で結ばれるという話。
     「綺麗な絵」という印象は画質そのものが良いということも もちろんあるし、ネズミの子のCGの強烈な実在感にもびっくり させられる。
     今公開中の「ダイナソー」も実写を背景にしたCG作品だけれど、 あれはTV-CFでみてもCGらしさがあるのに対して、スチュアートは 本当に実在感がある。一本一本の毛の質感、風や水に濡れたときの 変化はもちろん凄い。さらに洋服の生地の質感はトイストーリー2 でも感心したのだが、スチュアートのそれはさらに数段リアルで 本当に実物そのもの。
  • 『蘇る金狼』鑑賞 ★
     1979年公開。  通して見たのはたぶん初めてだが、結構荒唐無稽な作品なのだな〜と言う感想。 話は荒唐無稽でも、銃器に関する書き込みは丁寧なのが「らしい」と思う。
     「松田優作」を見ていると「SMAPの木村拓也はじつに良く真似ているなぁ」 というのは、真っ先に感じた。本末転倒だけれど。
     悪者の雰囲気が『セーラー服と機関銃』と似ているのも気になった。 昭和中頃の裏社会のいかがわしさってのが、そうさせるのか?こてこて、 ぎらぎら、どろどろ。
     原作の方が、もっと悪人らしく、映画とエンディングも違うとか。原作は 読んでいないけれど、とりあえず、映画のエンディングは不満。
     「金狼」というのはもちろん主人公のことだろう。では「蘇る」とは なんぞや?と考えると、この映画の中ではどこにも「蘇る」にリンクする シーンが思い当たらない。すっきりしない。
     数々のハードボイルドな戦いを切り抜けた主人公の最後のミスが 女だというのも、はっきり言って情けない。「女だけが唯一の弱点」 なんて設定が最初からあるなら、そこに向かっての盛り上げ方もある と思うのだが、あまりにも唐突な感じがするのは、どこか脚本に 手抜きがあるのかと思ってしまう。
     だから「松田優作はかっこいいけれど、腑に落ちない映画」 という結論になってしまうのだ…。
2000.12.25
  • 『セーラー服と機関銃』鑑賞 ★
     なつかし映画なので買ってしまった。
     劇場公開は見ておらず、昔々TVで何度か見た程度だが、あらためて見ると、 TVではカットされていたのか記憶にないシーンが沢山あった。
     最も印象深いシーンはやはり「薬師丸ひろこが機関銃を乱射して"快感"」 と言うシーンだが、今見ると「CMのためにキメポーズを作った」という 感じでどうも感心しない(^^;
     弱小やくざの組長に女子高校生がなってしまうという設定はなかなか 面白いのだけれど、がんがん人が死ぬ割には警察があまり動かないのが ちょっと不思議だとも思う。悪役の悪さもちょっと「仮面ライダーの悪役」 のようなマンガチックな所があって、ちょっと緊張をそぐ。
     やっぱり、制作意図そのものが「薬師丸ひろこが可愛い」という 映画だったのかな(^^;

     DVDとして、画質は色はくすんでいるが邦画の標準はキープ。
     昔の新宿のすすけた感じは良く出ている。(今の新宿の明るくて 健康的なこと!)
     音はオリジナルのモノラルに加えて5.1chが追加されているが、 暴走族のシーンに追加されたLFEがちょっとわざとらしかったりして あまり成功しているとは思えない。

  • 『時をかける少女』鑑賞 ★☆
     これもなつかしい映画。
    『数多くの植物が絶滅した未来から、薬学博士の少年が研究に 必要な植物を採取するため現代にタイムトラベルし、孫を亡くした 老夫婦の家に入り込み、周囲の人間の記憶を操作して生活する。
     理科実験室の掃除中に「ラベンダーの香りのする煙」を吸った 少女(芳山)は、その日から時間を遡る能力を得るのだが、この 異常な状況に困惑する少女は少年から真実を聞かされる。
     少年との優しい記憶はすべて、彼がこの時間に滞在するため 彼女の幼なじみの記憶を借りて作られた虚構だったのだ。
     すべてを明かした少年は、関係者の記憶を消して未来に 帰っていくが、少女の心の中に生まれた恋心だけは消すこと が出来ず、少女は永遠の恋人を胸に秘めて生きていく。』
    …というお話。
     ストーリーは少年少女SFそのものという感じだが、冒頭に 字幕で提示される理想の恋人を追い求める悲しさというテーマが、ずっと 貫かれているので、角川映画にしては印象深い作品だと思う。
     この作品が何となく悲しいのは、「未来に去っていった恋人」 というのもあるけれど、彼が幼なじみの記憶を拝借していたために 彼に感じている恋心の何割かは、本当なら幼なじみの彼との間に 芽生えたはずの物だったという「間違い」が介在しているところに あると思う。幼なじみの気さくな優しさと、未来人の王子様的優しさ が合体した物が彼女の恋心の実体で、本当は存在しないものだから。
     「原田知世」が素人っぽくて、あまり上手くはないのだけれど 「そんな年頃の少女」という意味では理想的に見えたのもこの 作品の成功したところだと思う。エンディングで彼女が映画の 色々なシーンの中で歌う映像が納められているが、あれは 「舞台で言うカーテンコールなんだ」ということで、これが なんだか切ない結末の緊張感をほぐしてくれる効果があって 成功だと思う。

     DVDとしては結構古いフィルムであるのに色調は自然で、 日本映画としては水準に達していると思う。
     オリジナル音声はモノラルだが、5.1ch化されて、時計の音が ぐるぐる回るなんてところで、ピンボイント的に効果的に使われ ていて、これは好感。
     しかし、もっとも意味があるのはエンディングの原田知世の歌が ステレオ化されて、オリジナル音声より遙かに鮮明になっている こと。オリジナル音声のエンディングは悲しいほど地味な音に なっているので、本当にステレオ収録してもらえて良かった。
     オマケは、動画は充実している。監督インタビューや原田知世の デビュー当時の様子を知ることが出来る。
     ロケ地マップなどは思ったより楽しくない(^^; チャプター 選択画面も、もうちょっと使いやすくならないかと思う。

2000.12.24
  • 『パトレイバー on TV Serese.2』クリア(^^;
     長かった。まさにクリアという感じである。
     あと、ガンダムWも見ないと たまっているシリーズ物が終わらないなぁ。
2000.12.23
  • 「週間住宅情報」(1/24発行)市川・本八幡駅エリア特集の取材
     インタビューを受けながら夫婦で写真を撮られる。連写連写(笑)
  • GPC クリスマス公演を聴きに恵比寿に
  • 『遊びの時間は終わらない』鑑賞(DVD) ★★ [鑑賞記]
    シナリオのない防犯訓練の犯人役を務める警官の一途な真面目さに爆笑! 本木雅弘格好いいボケが出来る役者だなぁ。
2000.12.22
  • 『時をかける少女』購入
  • 『セーラー服と機関銃』購入
  • CD『ボラーレ! ベリー・ベスト・オブ・ジプシー・キングス』購入 - 2枚組のベスト
     『鬼平犯科張』で有名な「インスピレイション」が入っている。 が、思った以上に聴いたことのある曲ばかりだと思ったら、どうも タモリの「空耳アワー」の常連だからなんじゃないかと思う(^^;;
     …と思ったら解説書の中にまで「第一回空耳アワー大賞」を取った話が(^^;;;
  • 『アンドリューNDR114』鑑賞 ★★
     妻が「この曲ってJ.ホーナー?」
     と聞くのでクレジットで確認すると
     "then you look at me"曲:J.ホーナー,歌:セリーヌ・ディオン
     じゃないか。タイタニックかと思った(笑)
     原題:Bicentennal man(直訳=200年生きた男)
     アンドリューが人間になりたがって努力して、恋をして、永遠の命をなげうつのを見て 思わず泣いてしまった。
2000.12.21
  • 『スチュアートリトル』購入
  • 『グラディエーター』購入
  • マイナスイオンの迷信 あるある大辞典批判のページ
     商売上で「イオン」と呼ばれているのは帯電微粒子のこと。ま、確かに。
     ちょっと前にこの日記でも書いた東芝のマイナスイオン・エアコンも叩かれてる。 なんであんな大メーカーが迷信商法を取るのか?
     オゾン式の脱臭機については、人体への危険の指摘もあり。
     健康に関わる議論で「酸化還元反応に関わる電子のやりとり」と「単なる帯電」を 意図的に混同させるのが、健康機器メーカーの陰謀らしい。
     「医学博士」の肩書きがあっても、メーカーと利益関係で繋がっている人は 嘘をつくということなのだな。確かに学会で地位を築くよりお金にはなるかも。
  • 深層水も切っている(笑)
     最近ものすごい勢いで流行始めているけれど、これもそうとう誇大広告。 海水の成分比率とつきあわせてみると、どうやら淡水化の過程でミネラル分が 1/50になり、普通の海水を1/50に薄めて飲むのとほとんど同じになるらしい(^^;;
     そもそも、ミネラル分の多すぎる水は「不味い」ということもある。
  • TVを見ていると「今年の十大ニュース」よりも「今世紀の十大ニュース」という番組が目立つ。 しかし、我々の年代だとその三分の一を生きてきただけで、"今世紀"といっても100年前の出来事には およそリアリティーがない。
  • 30年前の日本がどうだったかを考えてみる。
     1970年。前後数年の我が田舎の暮らしを振り返ると、
    • 予備知識として…
      • 1945年 太平洋戦争終結
      • 1952年 GHQ占領政策終了
      • 1964年 東京オリンピック、新幹線開通、私が生まれる(笑)
      • 1970年 大阪万国博覧会
    • TV…以前は白黒TV(1953放送開始)だった。カラーTV(1960放送開始)を 買ったのは70年頃。子供心に画面の片隅の「カラー」という表示を覚えている。
       途中ハイビジョンを挟むが、1999年のデジタル放送まで、ず〜っと放送の規格が 変化せずにいたのは驚くべきことだと思う。
    • 電話…田舎では農協が引いた「有線(放送)電話」を使っており、NTTの 回線を入れたのは80年くらいか。有線電話は村内なら直通電話できるのだが、 同時に使える回線数がとても少ないので、近所のどこかが電話していると 使えないと言うローテクな物であった。
    • パソコン…コンピュータ雑誌の老舗が発売されたのがたぶん1978年頃で はなかったかと思う。1976年、最初の1チップマイコンi4004が開発され、翌年あたり にはアマチュア無線、電子工作関係の雑誌にも話題が乗るようになってきた。
       私が最初にマイコンを知ったのは「マイコンを作る」という雑誌の増刊号で、 i4004にLEDとトグルスイッチがつくだけの構成だったが、全回路図が載っかって自分で 作ろうという記事だったのだから、昔は凄かった(^^;;
       これ以前には、電卓さえ無かったのだから、お店のレジなんかも、確かに機械式 だったはず。「ズダダダダ、チン!」という音の記憶が微かに残っている。
    • …バイクは多かったが車は無い家もあった。今じゃ田舎に行けば 一人一台だが。その代わり耕運機は普及していたような。
    • 田植え…子供の頃は田んぼの手伝いをした。う〜んと小さい頃の記憶では 田植えも稲刈りも手作業だったけれど、70年頃からまず刈り取りが機械化、
    • 開拓…父方の実家は戦後に開拓村で広〜い林を切り開いて酪農を始めた。 だから、生まれた頃には20年くらい経っていたわけだが、さすがに家はぼろかった。 まあ、北海道の昔を題材にしたTVドラマに出てくる昔の家みたいだったと言えなく もない(^^;
       なにしろ、実家の増築の手伝いでブロックを自分で積んだ記憶があるくらいで、その後 父が独立して始めて家を建てるときにも、湿地を埋め立てて基礎工事のコンクリート 流し込みまで自分でやり、私も手伝ったくらいなので、開拓育ちのDIY精神というのは 大変なもの。
       ちなみに、父の実家は増改築を繰り返してはいるのだが、コアの部分にはまだ、 1940年代の手作り部分が残っているはず。
    • 囲炉裏…母の実家は古くからず〜っと稲作農家だったので、改築前は 土間と囲炉裏があった。井戸もある。裏の土手には竹林。ほとんど日本昔話の世界。
    • お蚕様…その古い農家では70年代までは養蚕もやっており、しかも 部屋の中で飼うのである。もちろん部屋はいっぱいあるから枕元で飼うわけでは ないけれど、数千もいる蚕の部屋にはいると「さくさくさく…」と蚕が葉を噛む 音だけが聞こえてきてちょっと神秘的な世界ではあった。
    • DDT…1960年代に使用禁止。父母は盛大にDDTの粉を振りかけられた世代で、 真っ白になった話を聞かされたことがある。当時の子供にとっては楽しい思い出だった らしい。
       考えてみれば、この時代の人たちってみんな長生きだけど…(^^;
    • クリスマス…恐らく'70年代まではまだクリスマスより「お正月」の 方が大きなイベントで、年末の町の様子は「歳末大売り出し」だった。
       ちなみにプレゼントとしては、プラモデルなどの他には地球儀、スケート靴 など使える物も多かった。今の子供のクリスマスプレゼントはお金掛かりそう…
    • 寒い冬…私は長野県生まれだが、子供の頃は寒かった。雪も多かった。 60-70年代は80年以降より確実に寒くて、記憶にある最低温度は-13度で、今より 5度以上は確実に平均的に寒かった気がする。
       -10度以下になると、これはほとんど冷凍庫で、濡れタオルを振り回すと 凍ってしまうとか、洗濯物が乾くより先に凍ってしまうとか、危険だから 鉄棒にはさわってはいけない。という世界。気分は北海道。
       雪が多かったという点では、映画『私をスキーに連れてって('87)』の監督の コメントからもわかる。どうも、'90年代から急激に雪が減っているらしい。
       「温室効果」なのかどうかはわからないけれど、地球環境は確かに変わっている。
    • ゴミ問題…ゴミを捨てた記憶がない。生ゴミは庭に穴を掘れば 自然に分解するので一つの穴は何年も使えるし、空き瓶は回収されるし、 その他のわずかに出るゴミは庭で焼いてしまうので、たぶん敷地の外に 出るゴミは空き缶くらいだったのではないかな。
       今は確かにゴミが多い。買い物で貰う袋は紙だった。ペットボトルは無かった。 たぶん発泡スチロールのトレイも記憶に無い。缶ビールより瓶ビールの方が多かった。 牛乳はパックじゃなくて宅配だった。なにより、それほどじゃんじゃん買い物を しなかったような…(^^;
    • 映画音楽…我が家では74年頃にステレオを買った。この頃は4CHステレオ が流行っていたが、これは方式の乱立とほとんどソフトが無かったことから あっけなく廃れた。
       ステレオとともにうちに来たのは、歌謡曲の大全集と、映画音楽の大全集の 二つのレコード。当時は歌謡曲以外のしゃれた音楽というと映画音楽だったら しく、私自身も映画音楽の全集は繰り返し聞いたので、青春の音楽体験というと 「映画音楽」ということになる。
    • いじめ…小学生の数年間いじめられていた。少数派としての 「いじめられっ子」というよりは「いじめっ子」が活躍していたという 認識だが。
       粗暴な子供は粗暴な子供。確かにおとなしい子が「突然切れる」という 現象はあまり無かったような気がするが、いじめ自体はそれなりに、暴力的で 陰湿でえらいことだったような気がするな。
  • 100年前はどういう時代だったか考えてみる。
     日本で言えば、明治末。明治期に日本は激変したので、確かに1900年以降の日本は 「今世紀」という括りが当てはまるのかも知れない。
     電気や蒸気機関による動力の革命による工業化〜真空管〜半導体〜LSI、その延長の コンピュータ。ラジオ〜TVという放送と電話〜携帯電話の流れ。確かに20世紀。
     国際政治を見ると、最終的に「資本主義」が成功を収めているが、中でも アメリカの一人勝ちが目立つ。結局「一度も戦争で負けていない」ということが 大きいような気がする。心理的にも。
     とりあえず、ベトナム戦争である世代には特別な感情があると思うけれど、 全体的には「アメリカは一番」という気質が感じられて、日本人が日本製品に 自信を持ったりしている陰で少しは醒めているのとちょっと違うような…。
  • 今後の100年を考える
     21世紀の技術というと、バイオとナノテクノロジー、化石燃料依存からの脱却か。
     ナノテクはどうなるかよくわからないけれど、バイオと新エネルギーの開発は、 出来なければ21世紀のどこかで文明の峠を越えて、長い長い停滞期に入ってしまうと 思える。
     産業革命からつながる20世紀は、化石燃料、特に石油科学産業で成り立ってきた のは間違いない。そして、ある日突然終わりがくることはないにせよ、30〜40年で 「安い石油」が無くなることだけは間違いないようだ。
     そうすると、今のままの世界では、私たちが生きている間にもかなりの経済的 影響が起こることは免れない。
     ちなみに、日本もエネルギー消費大国ではあるが、アメリカの石油消費量は 日本の倍。アメリカ人に「鯨を食べるな」と言われたら「空気を汚すな」と 言い返すという話である(^^;
     まあ、そもそも鯨を減らしたのは油として乱獲した北米人が犯人なんだけど。

     ともあれ、なんとか「太陽エネルギーを使う」ことを考えないと。
     太陽エネルギーといっても、太陽電池ばかりではない。
     水力発電、風力発電も元は太陽エネルギー。宇宙空間で発電したエネルギーを 電波で地球に送電というのもある。
     とにかく何でも良いから発電して、水素に変換して貯蔵。燃料電池で発電 というサイクルがたぶん近未来の理想像だろう。
     人口増加と食糧問題は深刻だろう。
     日本は輸入超過国なのであるポイントで突然アウトになる危険がある。
     幸い日本の人口増加は頭打ちなので、なんとか食糧自給率をのばさないと。 これにはどうしてもある程度のバイオ技術の進歩が必要になると思う。正しい 知識と、正しい運用で遺伝子組み替えヒステリーにならずに進歩して欲しい。

2000.12.20
  • 『機動警察パトレイバー ON TELEVISION SERIESE 2 BOX』購入 ★★
  • CD『Henry Mancini Greatest Hits』購入 - ヘンリー・マンシーニの映画音楽ベスト盤
     22曲入っているが、なかでも楽しい曲は ピーター・ガン,ムーン・リバー(ティファニーで朝食を),子象の行進(ハタリ), シャレード,ピンクの豹,ロミオとジュリエットなど
  • CD『Ono Lisa: Boas Festas』購入 - 小野リサのボサノヴァなクリスマス・アルバム
     ほわ〜っとしたポルトガル語のボーカルが安らぐ。暖かいクリスマスな感じ。
2000.12.19
  • 『踊る大捜査線 BOX(全11話)』購入 ★★
     新方式「割り込み解説」が面白い。
     解説onにすると、要所で画面が止まり文字解説、さらに関連画像が小画面で割り込んだりする。
    説明していることは大したこと無いけれど、鑑賞のためのマメ知識という感じかな。
     室井さんの方言解説は有り難い。
     本編も、TV再放送時にはカットされていた細かいギャグなどが復活しているので、再放送の 録画しか持っていない人は買う価値有りかも。
  • vw10htの総時間が1222hに。
     明るさの変動はそれほど感じないけれど、カラーバランスがじわじわと変化しているように見える。
  • 河原で文庫本30冊拾った(^^;
2000.12.18
  • 『駅馬車』鑑賞(レンタルDVD) ★
    原題:Stagecoach,1939,米,白黒
     なんとなく、このノリはリアリティーというよりは歌舞伎の様式美に近い物がある。
     モニュメントバレーの荒涼たる風景、絶対死なない味方(脇役は一人死ぬけど)、 スピード感、ラストの決闘シーンの間(=見せ無さ)etc...
     どういうわけか、アメリカン・フォークソングで、この作品のテーマ曲でもある「駅馬車」 を中学生時代にさんざん音楽の授業で歌わされた記憶があり、そう言う意味では無闇と 懐かしさが漂うのだが、なぜ授業でこんな曲が取り上げられたのか、それは不明なのである。
     舞台は西部。インディアンの土地を白人が犯していった時代。
     ニューメキシコに向かう駅馬車に、敵討ちを狙う脱獄犯(ジョン・ウェイン)、 嫌われ者の酒場の女、騎兵隊の夫に会いに行く身重の女、保安官、酔いどれ医師、 いかさま師、不正を働いて逃げる銀行の頭取、酒のセールスマンetc.が乗り合わせる。
     インディアンの攻撃が激化しているというので、隣町まで騎兵隊が護衛してくるが、 隣町についてみると、引き継ぐはずの騎兵隊はすでに移動した後で、目的地まで 護衛無しに行くことになる。色々あって旅は続くが、案の定最後の街に着く寸前、 インディアンの猛攻撃を受けるが、間一髪、街の騎兵隊が駆けつけ、たすかる。
     ジョン・ウェインは、終着の街の敵と対決し、酒場の女とハッピーエンド。
     話はとっても簡単なのだが、次から次へと乗客の人間関係を軸に様々なエピソード が連続し楽しませる。西部劇の傑作と言われるのも宜なるかな。
  • 今度は、西部の男たちの暮らしぶりがわかるような作品を見てみたい。
2000.12.17
  • MAT練習&忘年会
     新人さんが参加して盛り上がる。
  • 帰路、総武線快速電車で座っていると目の前に「ズダーン」という音響とともに 突然女の子が降ってきた。
     ぴくりとも動かない。どうも、ドア口の角に引っかかって立ったまま熟睡していたのが ひっくり返ったようで、それにしてもぴくりとも動かないので、近くの数名が空いた座席に 引きずって座らせたのだが、それでも熟睡。意識不明。びくともせず。
     何の受け身も無しに倒れたから、きっと翌朝すごいアザが出来ているはず。
     下手すると、頭を打って死んでいるかも…。
  • 大学の先輩が、二年ほど前電車の中で倒れて死んだ。
     なんか、血管の問題で呼吸困難になって意識がなくなるという病気で。
     しかし、最近わけもなく道ばたや電車の中で座り込んでいる人が多いし、忘年会シーズン ともなれば、意識不明になっている人があちこちにいるし、本当の危篤状態でも 「あぁ、またか」で放置される危険が増えているよな、今の日本は。
2000.12.16
  • NHK交響楽団定期演奏会Cプログラム鑑賞(NHKホール)
     指揮はデュトワ
     チャイコフスキーのヴァイオリンコンチェルトが出色であった。
2000.12.15
  • 『パーフェクト・ストーム』の音楽は、あの『タイタニック』のJ.ホーナー なんだそうだ。誰のご指名か知らないが、これに『アポロ13』を合わせたら 「遭難三部作」ということに(^^;
     他には、ブレイブ・ハート(95)エイリアン2(96) ディープ・インパクト(98)、マスク・オブ・ゾロ(98)も 書いているけれど、フィールド・オブ・ドリームス(89)だけが、 穏やかな物語か?
  • 「ユダヤパンでも切るか」…『プライベートライアン』から
     ヒトラー青年隊のナイフを取り上げた兵士が言うこのセリフ、なにか深い意味が あるのかと引っかかっていたけれど、「ユダヤパン」というのは 「ベーグル」のことで、ドーナツ型のもちもちしたパンを半分にスライスして クリームチーズを塗ったり、様々な具を挟んだりして食べるものなので、そのことを 言っているらしい。
     ベーグルはヒトラーの弾圧から逃れたユダヤ人亡命者がアメリカに持ち込んだもので、 この頃からアメリカで流行りだしたものらしい。映画に出てくるような兵士たち にまでそんな流行が浸透していたのかどうかは分からないが、ドイツの文化人の 多くがアメリカに逃げたため、今も昔もアメリカの映画人の中にはユダヤ系の人 が多い。そんな思い入れから、このエピソードが挿入されたのかもしれない。
  • お徳用自転車、よりどり2台16,800円 by ダイエー
     総菜のノリですな(^^;
2000.12.14
  • 『ひまわり』鑑賞(レンタルDVD) ★★ [鑑賞記]

2000.12.13
  • 『十二人の怒れる男』鑑賞(レンタルVHS) ★★
     三谷幸喜の芝居/映画「12人の優しい日本人」のモトネタ。
     「父親を刺し殺した少年」の事件の陪審員をつとめることになった12人のアメリカ人 男性が、11対1で有罪、から始まって次々と有罪の証拠を覆して全員一致の無罪を 決めるまでの法廷サスペンス。
     二人の証人と状況証拠。証人は若い女性と老婆。
    「細かいことなんかどうでも良いんだ、ああいう不良は死刑になるべき人間だ」 などと怒鳴り散らす人がいる一方で、「本当にすべての証拠に疑問はないのか」と 推理を巡らす人。
     話の根底に「国選弁護人は、全くやる気も能力もなく真面目に反対尋問をやっていない」 という条件があり、時折そんなことは裁判で問題になって当然ではないか というような話も混ざるのが「作り話臭い」のが欠点ではあるが、謎解き の下りの全体はなかなか面白い。隙はあるのだが、それをぶっ飛ばすスリルと スピード感がある。
     『12人の優しい日本人』とのつながりを見ていくと、これはネタバレになるけれど、 全体の流れがそっくりなのを基本として、かなり多くのネタがうまくアレンジされて 取り込まれているのが分かる。
     地図を書いて解説したり、現場検証のように人を並べて実際に何かやったりする シーンも あるのかな?と思ってみていたら、犯行現場のアパートの見取り図が出たり、 歩く時間を実際に計ってみたりと、見たようなシーンが続発。「私は絶対○○しない」 という人を引っかけて○○さてせしまうシーンなんかも絶妙。
     全く異なる事件の議論で、ここまで互いのエピソードに共通性を持たせて何の不自然 もなく作ってしまった三谷脚本ってなんだか凄いなぁと改めて感心してしまった。
     本家には「なんでそんなこと弁護士がきちんとやらない」という所が多いのに対して 三谷の方は「裁判でも混迷を極めた」という設定になっており、与えられた情報から 全く反対の結論にひっくり返っていく鮮やかさは上かも知れない。
     両方見て二倍以上に楽しめる素敵な関係になっているかな?

    ちなみに、カラーのリメイク版(評決の行方)もあるらしい。
2000.12.12
  • 祝・大江戸線全線開通
  • 大江戸線・公式ページ
  • ゆめもぐら私設ファンサイト
  • 完全無料お得サイト集というページ
    やっぱり、掲示板は ネオシティーが使いやすそうかな…?
  • ジュラシックパークの原作(マイケル・クライトン)読了 [鑑賞記]
     上下二巻からなる長い話だが、4,5日ほどで読めた。登場人物と設定は映画もほぼ 同じだが、ストーリーはかなり違うところもあった。
     とにかくマルカムはカオス理論を立てに「予測不能」とばかり言う。その状況の 中で何が出来るか考えるのが科学者だろ?というわけで、私の読後感は 「マルカムにはむかついた」これである(^^;;
  • 高エネルギーコロイド水「ゼータ・ウォータ」って何だろう?
    AVビレッジの新商品。これで拭くと静電気が消えるんだそうだ。
2000.12.11
  • 『シルバー仮面BOX』購入 ★☆ [鑑賞記]
     昭和46年放送の特撮。30年前の作品と言うことになるらしいが、超、懐かしい。
     地味だけれど、ウルトラQ的な怪しい世界は捨てがたい味がある。
     特撮のレベルやご都合な設定は、今見るとけっこう笑えるのだが、これは 笑って楽しむのが吉(^^)
  • チョウさんのページで紹介されていた SD9200とS9000ESの比較のページ。 世の中には濃い人がいる物だ。他のページを見ると結構年季の入った分解マニアみたい(^^)
     単純に善し悪しが付けられる物ではないが、S9000ESの中身は驚くほど大量の部品が詰め込んであり、 コスト的にはこれがSD9200より安い価格で発売されたのはそうとう戦略的なんじゃないかと 感じさせられる。こうもボリューム感が有ると本能的に嬉しくなってしまう(笑)
2000.12.10
  • 『疑惑(松本清張シリーズ)』鑑賞(レンタルVHS) ★☆ [鑑賞記]
     保険金殺人疑惑を巡る裁判物だが、主役の桃井かおりの「悪女ぶり」が 強烈なのだ。昭和57年くらいの作品だとおもうが、TVで見て強烈に印象に 残ったまま、今日に至るってくらいに。
  • 矢野顕子さとがえるツアー2000(NHKホール)
     今年は去年よりシンプルな機材で、アッコちゃんはピアノ、ローズ、 オルガン(CX-3)のみ。また、二部構成で前半はピアノ一台の弾き語り。 なんとなく、ピアノ一台だけというのも矢野顕子らしくて良いもんだ。
     ペースとキーボードは去年と同じ人。相変わらずの超絶技巧(^^)
  • 黒子の毛を抜くと悪性のガンに変異する危険性があるのだと…。こわっ。
2000.12. 9
  • 『ターミネーター2 特別編』購入 ★★
     153分の長いターミネーター。
     もちろん追加シーンも興味深いのだが、一番のポイントは 監督、キャスト、スタッフが勢揃いしてのコメンタリー、しかも日本語吹き替え コメンタリー。
     ストーリーのうちに込められた真意や、特撮の苦労話などいろいろ聞けて楽し い。
     画質も、なんとなく色の抜けが良くなったような気がする。
2000.12. 7
  • 『櫻の園』鑑賞(DVDレンタル) ★☆ [鑑賞記]
     実に少女漫画である。大きな目、か細い線、ふわふわした髪、背景に霞のように 舞う桜の花びら…そういう少女漫画の属性がまぶたに浮かんでくるような映像で、 そう言う視点からは実に良くできていると言えるし、それはやっぱり監督のセンス なんだろう。
  • テクニクスのページのオーディオコンサルティング - 音に関する教科書的な知識があれこれ。目次はびしっと埋まっていて、内容が未完成の項目には掲載予定なんて日付が打ってあるのだけれど、一番先のは2003年の予定とか…。う〜ん(^^;
     内容は今後期待できそうだが、用もない画像が多くて使い勝手が悪いのは改善して欲しいものだ。ソースを見るとjavaとTABLE tag の固まり。デザイナー本位のページはNO!
2000.12. 6
  • 神保町で突如 5,000円分のSF文庫本etc.を買う。ハヤカワ文庫って売っている店 が少ないんでずらずら並んでいるのを見てつい…。
  • 『この森で天使はバスを降りた』鑑賞 ★★ [鑑賞記]
2000.12. 5
  • 鈴木そのこ、肺炎で死去だそうです…。冥福を祈ります。
2000.12. 4
  • 『大怪獣東京に現る』レンタル(DVD) ★★ [鑑賞記]
2000.12. 3
  • 最近ベランダに置いた鳥の餌台の人気がないなぁと思ったら、近所の柿の木 は大盛況だ。人間は何故か一つも実を採らないので鳥たちの食べ放題。
  • 『無限のリヴァイアス 3,4,5,6』鑑賞(VHSレンタル) [鑑賞記]
2000.12. 2
  • VPL-VW10HTお助けサービスで神奈川のTさん宅に。
     デンオンのAVC-A1SEを使った6.1ch対応システムでスピーカーはすべてJBL。 ジャズ喫茶世代のこだわりを感じるシステムはやっぱり、大きなスピーカーを ゆったり鳴らしてこそ…という筋が通っていて気持ちがよい。
     センターもリアも、リアセンターもすべてJBLの吊れるスピーカーとしては 最大級のものを使用しているので、スピーカーにぎっしり囲まれたような 世界。
     スクリーンは、80インチの立ち上げ式ビーズで、自作の「シネスコマスク」 付き。マジックテープで左右を固定するアイディアはなかなか手軽で実用的。 左右にそびえるスピーカーも一種の視界を整理するマスクになっていて、 画面サイズ以上に画面に集中できる雰囲気があって、なかなかいい感じ。
     BSデジタルもさっそく導入されていて、 「VW10HTこそ、BSデジタル最適プロジェクター」という認識をくっきり と見せつけてくれました。やっぱりワイドXGAの精細感は凄い。BSデジタルが スタートした今、SVGAの機種を買うのはちょっと考え直して!とお節介を焼き たくなってしまう(^^;(BSデジタルでは画素数が3倍もの差になる)
     私も早くBSデジタル対応しないと…
     とにかく居心地の良い男の空間になっていて、リビングシアターの私には 羨ましい限りでした。
2000.12. 1
  • BSデジタル本放送開始
     秋葉原には巨大なディスプレイが設置されてイベント。
     各お店を見て回ったが、大々的にディスプレイされているが売る物が無いという 感じ。チューナーはシャープ製しか残っていないようだし、内蔵型TVも数が無いよ うな。
     今まで見られなかったデータ放送も幾つか試してみたが、ニュース系のチャンネル で改行制御が失敗して表示が崩れている番組もあり、メーカーは「作れない」と いうより、こういうトラブルが怖くて生産量を押さえているのではないかという 勘繰りもできる。
     ラジオ系はどこも「データ取得中」という表示が出るのにさっぱり何も表示 されないとか。恐らくチューナーと曲の組み合わせで色々なトラブルが出て、 完全になるまでにはちょっと時間が必要なんじゃ無かろうか?
  • 某点でSONYの36型と、ビクターの32型が並べてあり、ビクターには HiViベストバイ1位受賞という名札が(どこの店でも)張り付いていたのだが、 とりあえず、SONYと同点一位だったので、SONYの営業さんも頑張らねば(^^;
     ところで、ビクターの一位は時期的に試作機の評価のようだが、並べてみると ちょっと差が見える。たとえば、色数の豊富なきらきらした画面ではどちらも 優劣付けがたく見えるが、顔のドアップになると誰が見ても分かるほどの差が 確認される。ビクターは男も女も滑らかな綺麗な肌に見せているのに対して ソニーは中年男の目尻のしわ、髭の剃り跡のざらっとした質感がリアルに出て いる。
     そこで男の年輪が伝わるBSデジタルというキャッチフレーズを考えた んだがどうだ? 見たくない(^^?
     ともあれ、質感描写の凄さはソニーの圧勝と見たが、惜しいのはやはり iLINKが無いことに尽きる。画質と機能が両立する次モデル待ちだなぁ
     画質の好みは人それぞれだが、写実的な「情報量志向」とNTSC技術の延長線上 にある「化粧志向」で各社の目指すものが違うらしいということはあきらか。 ただ、理想的には映像の化粧は放送局やソフトに含まれて、ディスプレイは それを忠実に表現するという方向に収束するのではないかと思う。
  • BS9chの画面にいつの間にか"BS hi"という表示が出てデジタルハイビジョンと 同じ内容になっていることをちらつかせる。しばらく偽デジタル・ハイビジョンで も見るか(^^;
  • 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ2「天地大乱」』鑑賞 ★★
     jet.リー(リー・リンチェイ)が、不死身の邪教の教祖、提督の二人と戦う話。
     目にも止まらぬ早業のカンフーの裂烈が見物。ワイヤーアクションも勿論使ってい るのだが、最近の作品のようにわざとらしくなく、生身のアクションの限界を拡大す るために使っていると見える。
  • 『ジュラシック・パーク/ロストワールド』購入

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文:唐澤 清彦 映画館がやってきた!