2000.6.30
2000.6.29
- 世間の『YAMAHAのサブウーファーは音が遅い』という評価は本当なのか。ということを
確認すべく実験してみる。[YAMAHA YST-SW150の低音は遅いの?]
確かに低音は遅れて聞こえることがあるが、半分は部屋のせい。というのが、
結論なのだけれど…鉄筋コンクリートのマンションで低音が膨らむのは宿命みたいなもんだからな…
- 生ハムの紹介記事
- 小型スピーカー3.1chの調整に2時間。
一つでも大型SPがある場合と比べて、低音の量の基準を判定しにくいので、
やたらに難しい。
それにしてもこのスピーカー(S-ST7-LR)、まともにセンター定位もしないし、
正相、逆相どちらのテスト信号でも不思議な音がするので、事情は根が深そう(^^;
聞き慣れたヴァイオリンソナタのCDを掛けてみたら、二重奏のように音がずれて
聞こえるという不可解な現象も…。やっぱり、電気屋さんの売場の適当なポップス
を聴いただけでは何も判らないと言うことか。
スペックも値段も、競合機種より凄いんだけどなぁ、若かったなあ…(^^;;
耳慣れた生楽器の音(ヴァイオリン、フルート、ギター、声楽etc.)がやはり
試聴にはベスト。電気楽器には「原音」が無いから早い話「何でもあり」。
一月ほど店頭で父兄同伴で試聴している若者を見かけ、やたら中音の盛り上がった
製品を選んでいたが、確かにお店のCDを聴かせてもらっても善し悪しの判断が付き
にくいのは確かだと思う。
- 『ゴースト・ドッグ』鑑賞(DVD)★★
江戸時代の武士の心得を書いた書物『葉隠れ』。この本を愛読し武士道の世界に
憧れる孤独な暗殺者ゴースト・ドッグ。彼は以前命を助けられたマフィアを主と敬って
いたが、「ファミリー内部の人間を消せ」という指令の現場にたまたまボスの娘が居合
わせたことがきっかけで、ボスの体面のために命を狙われる羽目になる。
彼は組織に逆襲しながら、武士としての節を通す。
[鑑賞記]
- 余計なお世話とは思いますが、
よそのページを見ていたら、
「ディープ・インパクト」と「アルマゲドン」と似ていてけしからん。「ダンテズ・ピーク」、「ボルケーノ」も
パクリ映画だ…と書いてあったのだけれど、どうも事情は違うらしい。
確かにこれらの映画が出てきたときにはあまりにも似ていて笑ってしまったのだけれど、
大作映画が本の数ヶ月で出来るわけでも無し、あまりにも秘密裏に製作しすぎて似てしまった。
というのが真相らしいのだ。つまり、「世紀末映画を作ろう、だったら恐怖の大王は隕石だな」
というのは誰でも思いつくことだが、作っている方はダブル可能性は考えていたのかどうか…(^^;
ちなみに、アルマゲドン批判をする人は多いが「売れれば内容はどうでも良いのか!」という
ような映画とはまた、ちょっと違う気もする。SFとしてはあまりに馬鹿馬鹿しいし、
わざとらしい泣かせがあったり、ハデハデなカメラワーク、細切れなカット割りなど、
突っ込むところは無数にあるんだけれど、ディズニーランドの乗り物に乗って、
クライマックス付近でどか〜んと落ちても「使い古された演出である」なんて
言う人はいないはずと思う…。そんな感じかな。
2000.6.28
- メインスピーカーを壊してしまったので、リアに使っていたパイオニアの小型SPをフロントに回し、
3.1ch+バーチャルサラウンド状態にする。
ところが、一般にバーチャル再生に有利と思える小型スピーカーなのにうまくサラウンドしない。
これは一体何故だろう…ということで、
SONYアンプのバーチャル3D機能とスピーカーの相性について新たに分かったことをまとめ。
長きに渡る「SONYのバーチャルは効果がある/無い」論争にもケリが付く気がする。
- 発泡スチロールはリサイクルすると
段ボールなんかより環境負荷が少ないんだと。ふ〜ん。現状でも、産業用では相当リサイクル
されているらしい。燃やしても、「炭素と水素」だけから成るので有害物質を出さないから
安全らしい。燃やすときに出る黒い煙は、炭素の煤。…だったら、最近パソコンの梱包なんかは
段ボールだけを組み合わせた物を使ったりしてエコロジーっぽいけれど、発泡スチロールで
も良いんじゃないかね〜。他の梱包資材に負けるのは「嵩張ること」だけらしい。
- スピーカー修理でSONYに電話すると、10年も前の機種なのに出張費込みで2万円で直る
らしい(安い!)のでお願い。しかも今週末だ。
SONYサービスは今年度から体制が変わって、電話は大きなセンターに繋がって
取りあえず受付され、ジャンル毎の技術担当に取り次がれ、それから地域のサービスマン
に振り分けられるみたい。以前は直接サービスマンから電話がかかってきたけれど。
2000.6.27
- JRのキャラクター、『びゅうりっぷ』は『エイリアンの卵』に似ている
エイリアンのDVDを見た翌日電車の中であの黄色いチューリップ頭のキャラクターを
みたら、中身が飛び出た直後のエイリアンの卵にそっくりじゃないですか。うひゃ〜(^^;
- 朝目が覚めると、三宅島で地割れが発見されたというニュース。海底噴火が始まったとも。
朝日の特集ページ
- 結局ミッションインポッシブル2の先行上映には行かなかったが、
様々な掲示板で賛否両論が渦巻いて興味深いこと。
基本的には"MI1"の内容もTVのスパイ大作戦とは似てもにつかない物だし、個人的には
平凡な出来の作品と思っているので、私は続編としての期待はしていない。「マトリックス
みたいな特撮が売りのアクション映画」と思っている(だって予告編が…)。たぶん
シリーズとしての期待や、スパイの隠密性などを追求しなければ楽しいんじゃないかな〜。
- 逸品館のスピーカー聴き比べ
- 『ゴースト・ドッグ』購入
- 『ボーマルシェ/フィガロの誕生』購入
- 『ロルカ、暗殺の丘』購入
- 『ディア・ハンター』購入
- 『フェイス/オフ』購入
マイナーな作品を買い込んだら、ほとんどLB収録で開けてみたら多分高画質とは
縁遠いのだろうな…。
- 人に貸していた『バグズライフ』が戻ってきたので妻に見せる。
この作品は不思議なほど「プロジェクターを選ばない」んだよねえ。
2000.6.26
- 悪い夢を見る。プロジェクターの画面がなんだかホコリっぽく見えて
おかしいな〜と近づいてよくよく見ると四角い結晶状の模様が見える。うわっ、
これはもしかしたら塩の結晶?なんで液晶に塩が…。という怖い夢(^^;
- 三宅島・火山性地震発生。
- 矢野顕子のライブDVD『TWILIGHT 〜the"LIVE"best of Akiko Yano〜 矢野顕子』 を見る。
曲名のメニュー画面はあるものの、淡々と曲が並んでいるだけでコンサートの
面白さを伝えるようなトークの挿入なんか欲しかったし、曲名のテロップくらい
入れても良いと思うし、せっかくのDVDなんだから歌詞を表示するくらいのことは
やっても良いと思う。
要するにVHSのソフトとぜんぜん変わらないのが、なんか物足りない。
画質は、しばしばカメラがピントを外している事をのぞけば、発色や解像度は
悪くないと思うし、音はPCM 2chで満足のいく物。たのむよepic sonyさん。
2000.6.25
- 選挙に行く。
- 近所の建築中マンションを眺めに行く。
先月の散歩で発見した高圧送電線の鉄塔の下の水たまりに発生していた大量のボウフラは、
そっくり「無数のオタマジャクシ」に入れ替わっていた。
これも食物連鎖なのかなぁ…
- うっかりスピーカー(S-A5)のウーファーを壊す。
たまたま普段絶対使わないような凄いボリューム位置になっていたところに、
うっかり馬鹿でっかい音を入れてしまい、「うわ〜」っっと止めたときには手遅れだった。
ウーファーのダンパーが破れたのか、ビリビリ言う。
ちなみに、このスピーカーの耐入力は60W。10年以上前のスピーカーなので大きさの
割には低い耐入力だと思うが、ともあれうっかりミスが原因なので、私はべこべこに凹んでいる。
大ショックである。
修理可能かどうかは分からないが、壊れたのは低音ユニットなので、とりあえずスピーカー設定を
「スモール」にして凌ぐ。後日リアSPを持ってきて3.0chで使用予定。
修理が利くのか、それとも買い換えになるか…。「10年も使ったからそろそろ買い換えたいな〜」
という心理が働いたと言うことは多分、無い。物を大切にする人なのだ(^^;
しかし、買い換えるなら今のスピーカーより良い物を。35Hz〜20KHz以上の帯域がしっかり出て
癖のない音質、サイズ、価格、etc.…と考えると、なかなか該当する物がない。
- 選挙速報番組を見る。
なんで、投票率が伸びなかったのでしょうね。天気のせい?
2000.6.24
- NHK交響楽団定期演奏会Cプログラムを聴きにNHKホールに。
デュトワ指揮で、
武満徹/ノベンバー・ステップス
バルトーク/ピアノ協奏曲3番
ベートーヴェン/交響曲第7番 の三曲
武満の緊迫感も凄かったし、ベートーヴェンのシャープで動感に溢れた演奏も
N響名演奏の歴史に残るんじゃないかと思うような出来映え。速いテンポでシャープなリズム
で有ることと、なにより凄いのは弦楽器の音が切れよく立っていたこと。
いつもN響の弦はシルキーで良い音だと思うが、こんなにキレの良い弦の音は初めて
聞いたと感じるくらい凄い。感激したもんね(^^)
- 夕方お客さんが来て、5.1chについてあれこれ。
2000.6.22
- 劇場公開映画リンク集 - オフィシャルサイトへの
リンクが充実している。
- 気になる予告編(6/21 vc市川にて)
ミッションインポッシブル2はいよいよ土曜日に先行上映されるが、これの予告編が
一部新しい映像のバージョンになっているようだった。香港流アクションがハリウッドで大流行
だが、正直言って「ロミオ・マスト・ダイ」はもう一つ(肉体的厳しさが希薄)だったので、
かえってカンフーが地でないアクションの方が面白いのかも…と期待しているが。
TAXi(2)(8/12公開)…公式ページにもまだあまり情報はないが、今度は前作より
さらにアクションテイストを増して派手になっているようだが、それより今回のお客さんは
「日本の自衛隊の視察」で、作戦コード名が「にんじゃ〜」。お客様のために覚えておく
日本語が「こん、にち〜わぁ」だけど、どう聞いても「ボン・ソワ〜ル」に聞こえる
のがフランス人らしい駄洒落でおかしいやら、頭が痛いやら(^^;
ともあれ、前作以上に楽しくなりそうな予告編だった。[HP]
スチュアート・リトル…ネズミが出てきて人間の家族の養子になるという話で、
何故そうなるのかは予告編からは全然分からないのだが、勝手に動く動物に強引に吹き替え
ただけに見えた「ドリトル先生」なんかとくらべて、人間並に暮らそうとする
ネズミの面白さがうまく出ているように思う。何故なら役者が違う。
主人公はCGネズミだが、従来は「毛もの」のCGはあまり無くて、玩具(トイストーリー)や
恐竜(ジュラシックパークetc.)など、つるつるした表面の物ばかりだったのに、ネズミの
ドアップで、しかも主役として表情豊かに演技するというのが、大変なもの。
そしてスノーベルという猫、こいつは生身だが、彼の演技もなかなか真に迫っていて、
「トムトジェリー」を実写でやったら斯くもあろうかというほどしっくりと来ている。
感心しきり。
[HP]
ミッション・トゥ・マーズの時に見た予告編では
60セカンズが抜群に印象的だった。[HP]
主演はニコラス・ケージ。話はどんな車でも60秒で盗み出すという泥棒の話だが、
予告編の格好良さではMI2に
劣らないとおもう。現時点は「秋公開」としか決まっていないので、今後が楽しみ。
原題は"Gone in 60 seconds"なので、訳せば『60秒でずらかれ』か。
そういえば、最近良い邦題が無くて単なるカタカナであることが多い。この場合
"Gone in"を抜いてしまうと意味が通らないと思うんだが、日本語に訳すと
アメリカン・ニューシネマみたいかなぁ…悪くないと思うんだけれど。
- ND0.6のフィルター(-2段)を買ってゴジラを見る。
明るいシーンは十分明るいと思うが、暗いシーンは本当に
暗くなってしまってゴジラが良く見えない(笑)
「暗いのが本当かも」という気がしなくもないが、ND0.3(-1段)
の方がストレスは少ないかも…。
- スポット正弦波を使用して、スピーカーの高調波を観察する。
先日、スペクトラム・アナライザーで周波数特性をフラットに近づけた
センタースピーカーだが、それでもやっぱりメインLRとの音色差が激しい。
さらにしつこく調べてみる。
もともと8kHzの極端なピークなど不思議なところの多いスピーカーだが、
このピークは先日バス・ユニットに布を掛けて高域を落とすことで対策できた。
でも、まだまだおかしい。
低音不足も、高音のピークも取って、かなりフラットに近づいたのに、
それでも妙に癖のある音だ。
と、色々な信号を入れていてふと気が付いた。
『正弦波が、正弦波に聞こえないぞ…』
あらかじめお断りしておくが、センタースピーカーのテストでは、
ドルビー回路を通してL+R信号をセンターに出力した物を使っているので、
責任の所在は「アンプ+スピーカーのコンビ」に有るのだが、それにしても
正弦波が正弦波に聞こえないのは、周波数特性のせいではない。という
ことは、いくらトーンコントロールを最適化しても意味がない。
実験してみる。
「20Hz〜20kHz 1/3octバンド正弦波」をセンターに入れて波形と
スペアナを観測。
20Hz〜60Hzの低音はまったく正常な音が出ない代わりに「ギヒョギヒョ…」
という金属的なノイズが盛大に出るが、この正体は不明。通常はスモール設定
なので、こういう信号は入らないので、いまのところ、見て見ぬ振り。
80Hz以上になるといよいよ音が出てくる。
ところが、100Hz以下だと倍音が基音の+10dbもの勢いで出る。
100Hz〜400Hzあたりはさすがに基音より倍音の方が低いが、たとえば、
200Hzあたりでは、400,600,800,1000,1200…と、整数倍の倍音がずらりと並び、
波形も見事な三角波。楽器で言えば、『フルート』が『クラリネット』に
なったような音色の変化。
同じ信号をメインL+Rから出力した場合には、絵に描いたような正弦波が
表示され、余分な倍音はほとんど見あたらない。
100Hzは男声の、200Hzは女声の地声の会話の周波数に相当するが、
本来無い倍音が盛大に付け加えられることによって、うわずったような
明るい音色に変化している。それが、このスピーカーで声質が変わって
聞こえる最大の原因だったのだ。
でも、これが原因なら調整による改善はお手上げ(^^;
スピーカーそのものに原因があるとすると、その理由はこうだ。
スピーカーの振動板は、電磁石で揺さぶられて音を出す。
振幅が小さくてゆっくりなら、振動板全体が同じ動きをするので
入力信号と同じ音が出るが、周波数が高く、振幅が大きくなると、
コイルのある根本の動きに周辺部分が付いて来れなくて、しなる
(分割振動という)。
本来の振動以外の動きをするということは、不用な倍音が聞こえると
いうことで、こうならないように、スピーカーは軽く、堅く作られるの
だが。
これがこのスピーカーの限界か…。
2000.6.21
- 『グラディエーター』鑑賞(VC市川#1(THX)) ★★☆
タイタニックを越えた…とか言われて何が越えたのかわからないが、
とにかく大作映画を見たという充実感はよい。どん底からはい上がる
男の映画だ。
[鑑賞記]
- プロジェクターのイベント情報
- 国内版DVDのページ
- 個人輸入も流行っているけれど、やっぱり国内物の情報が有り難いよね(^^;
ここの投票ページで面白いのは、点数と投票人数が見られる所。ただ、もっと参加者が多い方が
投票ページは楽しいと思うので、うちの日記でコメントしてみました。さて…。
- アトピー(アレルギー)の原因
最近の医学界の見解によると、アレルギー症状の増加は「清潔になりすぎ」が原因だとか。
つまり人間の免疫システムというのは生後様々な細菌類に接触して感染症にかかるような過程で
完成する物で、鍛えられていないために化学物質過敏症などが起きるとか。だから、
「土に触らないで育つ」ような環境の子供がアレルギーを起こす。土の中は細菌だらけなのだけれど、
そういうあまり害にならないような細菌に触れておくことが、いざというときのために必要なんだと。
2000.6.20
- マンションの階下の部屋が売れた。
NTTの電話帳の最新版は取り込まれていないので、もとの階下の住人はすでに
引っ越してしまったのかも知れない。…ということは、いまは一戸建て状態?
爆音自在?(^^;
- 夏のボーナスも出るというのに、SONYのプログレッシププレーヤーは出ない。
むむむぅ〜。
- 『GODZILLA』DVD購入
米国版LDで我慢していたのだが、廉価版発売につきDVD購入。
画質はさすがに解像度は高いが、なんとなくコントラストが物足りないし、色が横方向に
滲んでいる気がする。冒頭の"CENTROPOLICE"(?)の細字のロゴのオレンジ色がはみ出しているし、
場面転換でピピピピっと入る緑色の文字も、色が乗っていない。キリキリしない。
というわけで、画質は期待ほどではないがま、字幕はあるし、音声は良い。
一般的な映画にくらべるとLFEの使い方は明らかに強烈で、他の5chに入っている
低音も普通以上なので、普通の映画で低音モリモリに調整している人がゴジラを
再生したら収拾付かないのではないかと思うほどの低音だ。
最近スペアナ表示をさせながら映画を見ているが、ゴジラは20Hzまでフルスケールで
バリバリ入っていて、LFEだけ出力してみても、20-120Hzまでフラットに振り切れている
感じ。
あんまりうるさい(^^;ので、SWの周波数を40Hzまで絞ってみたが、そうすると甘くなってしまう
ので、やはり120Hzまでフラットに出して、そのかわりボリュームを上げすぎないで、
メインLRに頑張ってもらう。というのが、格好いい響きのコツのように思える。
2000.6.19
- テストトーンのCDと、フリーソフトのスペアナで、LRとCスピーカーの周波数特性の
測定をして、特性合わせ。[参考]
20-20kHzスイープL+R(150s)の信号を、メインから出したのと、ドルビーサラウンドをON
にしてセンターから出したのと、スペアナ(ピークホールド)で比較。センタースピーカー
の低域の不足をメインと同じくらいになるように補う。
センターはスモール設定なので90Hz以下はリダイレクトされてメインとほぼ同じ特性に
なるはずだが、スペアナで観察してみると100-200Hzが結構低いことが分かったので、
200Hz以下を+8dbブースト。
なんとな声の厚みが出て、いい感じになったように思える。
- 矢野顕子のライブDVD
が出るそうだ。楽しみ楽しみ。
- これも、ソフト・スペアナのページ
- スペアナを使用して、センタースピーカーの音色をメインLRに合わせる試みをする。
100-400Hzがかなり不足しているのだが、補正量が増えると無理をしている感じが出てしまい
難しい。
以前から4kHzが凹み8kHzが突出していることが気になっていたが、ウーファーをタオルで
塞ぐことで、特性がフラットに近づいた。クロスオーバー周波数は8,000Hzなので、やはり、
ネットワークの設計がおかしい(ウーファー、ツィーターの帯域がだぶりすぎ)ような気が
するのだが…。
- 寝る前に、ガメラ鑑賞(^^;
2000.6.18
- 『エイリアン2』DVD鑑賞
昨晩は0時で根性尽きたので、朝目が覚めてから2に突入(^^;
2はTVで後半を見たことがあるだけ。だから人一倍楽しめるはず(笑)
まず「おぉ」っと言ってしまったのが、最初と最後(リプリーが
冷凍睡眠状態で宇宙を飛んでいる時)の音楽が、2001年宇宙の旅でディスカバリー号
の搭乗シーン(冷凍睡眠状態の乗組員が映るとき)の音楽と同じ、
「ガイーヌの子守歌」だということ。
ビルパクストン始め、キャメロン組俳優が出てくるのもなんとなく嬉しい。
リプリーの子供のお墓が「ウィスコンシン」にあるというのも、こっそりと
キャメロン繋がりだし、さがすと色々ありそう。
この作品の中でしつこいほど繰り返され、最後に準主役の少女が口にする
「了解(affirmative)」という単語は海兵隊用語なのかも知れないが、後に
ターミネーター2が口にして
「そんな堅苦しい言い方普通しないよ」と笑われる言葉だし。もしかしたら、
意識しているのかも。
合成人間の型番の「ハイパーダイン120A2」というのもターミネーター世界
の響きがある。その役者の風貌はまさにサイボーグ。はまる人って居るものだ(^^)
オリジナルはドルビーサラウンドなのに、5.1ch化して結構リアがガンガン鳴るのも良い。
- エイリアン2には「モニターカメラ越しの映像」が沢山出てくるが、VW10HTだと
シャドウマスクのツブツブ感がくっきり。高解像度で良かった。
2000.6.17
- 『エイリアン』DVD鑑賞
エイリアンシリーズはTVでしか見たことがないので、ちゃんと見るのはこれが始めて。
1979年作品というから結構古いが、画質も悪くないし、話を知っていても怖い。
削除シーン集初めとするオマケ映像の充実もなかなか嬉しい。
-
2000.6.16
- 『ターザン』DVD鑑賞
ストーリーが面白いし、あまりミュージカルっぽくなり過ぎないのもいつもの
ディズニーアニメらしくなくて良い。動物が出てきて歌い踊りまくると、
ライオンキングと同じになってしまうからか(^^;
少年時代のターザンの動きが、何となく『コナンとジムシーを足して二で割ったような感じ』
で、なかなか可愛いのもお薦め。
青年になったターザンがヒョウと格闘するシーンで、胸をひっかかれて付いた傷が、格闘中に
消えてしまうのは、作画ミスか、それともお子様への配慮か?ディズニーだと意図的に傷を消した
と言う可能性は大有りかも。
「悪人の死」もストーリー上不可欠だが、殴られて視界から消えてしまうザコキャラは別として
ボスの死に際も決定的瞬間は見せずに確実に死んだなとわかる描き方で「なるほどね〜」と
思わせる作りだ。
- "クロスファイア"で検索したら2,400件も引っかかってしまった。この数は何(^^;
2000.6.15
- 『エイリアン1,2』購入
- 『ターザン(ディズニー)』購入
- 『エントラップメント』購入
- クロスファイアの原作本読書中。
2000.6.14
- 『クロスファイア』鑑賞(VC市川 #1スクリーン)★★☆
TVの特集でちらっと画面を見て「お、なんかこれはガメラかも」と、思ったのが
その炎の表現。後から監督が金子修介と知って納得。
何はともあれ、今年必見の映画の一つと言って間違いない。
ついつい原作本まで買い込んでしまって大出費である(^^;
[鑑賞記]
- Wave関連のフリーソフトのページ
いろいろバージョンアップしているみたい。
- プロフェッショナルオーディオの基礎知識
こういう話は、大好き。
2000.6.13
- 『いつか晴れた日に』鑑賞(DVD)★☆
19世紀イギリスが舞台の恋愛物。父親が死に息子が家督を継いだ貴族の家で、
父は「後妻とその娘たちの面倒を見てやってくれ」と遺言したのに、強欲な息子の妻
の横やりで家を追われ、わずかな年金で暮らすことになった母と二人の年頃の娘と一人の少女。
親戚の世話で田舎のコテージを借りて住むことになった母子の厳しい暮らしの中で、
上の二人の娘に恋が訪れ、別れがあり…と、なんとなく文学的に話は進んでいくのだが、
これが意外に面白い。
ラストまで不幸続きで悲劇的なシチュエーションが多いのに、個性の強い登場人物の
おかげで
笑いもあるし、一見のどかな舞台の上で感情の振幅は意外に大きく、しかもどちらかというと
観客の期待を裏切らないストーリーの運びで、感情移入しやすい。
こういう後味の良い映画は好きだな。
画質は、暗くコントラストの弱い室内シーンも多いが、爽やかなイギリスの
田舎の風景は気持ちの良い絵で、全体とすれば良好と言っていいと思う。
- スクリーンの画質とゲインは無関係…などということを突然主張してみたくなった(笑)
階調表現とか、コントラストとか言うが、ゲインそのものはそんなことには関与しないし、
コントラストや階調表現はいかなる素材を持ってしても、プロジェクターの持つ特性を
変化させることは出来ない。(とメーカーの方もどっかの雑誌で書いてましたが)
では、各種の材質による画質の違いは何か…というと、それは「表面の質感の違い」
を見ているということ。当たり前のことだが、同じインクを使って印刷しても、
コピー用紙を使って印刷するのと、表面処理した用紙に印刷するのでは違うし、
ガラスなんかに画を描いたらツルピカになる。
しっとりと落ち着いた画が欲しければ、しっとりと落ち着いた素材のスクリーンが
期待に応えるし、テラっとした輝きが欲しければ、テラッとした素材が合う。
ゲインの高低そのものは、全体的な明るさと視野角にだけ関与する。
外光の無い完全な部屋で使用する場合、コントラストを変える能力を持つスクリーン
は無い。入射光の強さに対して反射率が変動するような素材は存在しないからだ。
にも関わらずコントラストが変わったような気がすることがあるのは、全体の
明るさの変動に視覚が引っ張られるからだ。これは、使いこなしで変化させることが
出来る。
スクリーンの素材によって、色温度も多少変化する。
ホワイトマットのスクリーンには、ビニール地にテクスチャー処理したものと、
きめ細かなマット状で艶消し塗料を吹き付けたような感じのものと有るが、
やはり、ビニール系のホワイトスクリーンは「びにびに」した感じが残る。
好みにも依るが、この場合、マット・スクリーンの視野角の広さによる輝度の
安定感は美点だが、質感自体は
ウルトラビーズの「微粒子故のマット感」の方が美しいような気もする。
まあそれが結局「広視野角で微粒子」ということで、超高価なスチュワート
のスクリーン。というと答えが当たり前でつまらない?
実際スチュワートのマットは一般のマットより少しゲインが高いし、質感は
マットとビーズの良いとこ取りみたいな感じはある。
書いてて欲しくなっちゃったな(笑)
- そういえば、「デジタルなのにCDの音色はなぜ変わるの」という質問は常に
どこかの掲示板で見ることが出来るが、誰か決定版の答えを持っていないのだろ
うか?少なくとも、メーカーは回答を持っていなければ製品開発なんて出来ないと思うが…。
個人的には、『CDのピックアップのサーボ電流に起因するノイズの影響』というのが
一番説得力があると思う。ジッターなんかは影響がないとは言えないけれど、定量的に
どれくらいの影響があるという証明をした人が居ないので、そんなことの対策にお金を
つぎ込んでも仕方ない。
本当は全ての原因は定量的に解析されてこそ役に立つのだけれど、オーディオの
世界でそういう分析をする専門家は非常に少ないのが不思議。
2000.6.12
- 『帝都物語』(BS)を見る★
先日DVDが発売されて買おうか迷っていたので得した気分(笑)
日本映画の有名な俳優を片っ端から投入した感のある配役だが、だからどうだって
ことのないのが、不思議なところ(^^; 物語はカルトで壮大だが、映画としては色々な人が
入れ替わり立ち替わり出て少しずつ色々な役割を果たすのが、散漫な印象を受ける原因か。
- AVビレッジのページ
の「6月5日第1回「オーディオ・ワールド」終了御礼」の所に、大手メーカーの関係者が誰も
来なかったのは良いことか…などと書いてあったが、それはやっぱりアヤシゲだからではない
かと思ってしまう私。まあ昔からオーディオはアヤシゲで当たり前と言えなくはないのですが(^^;
2000.6.11
- オードリー・ヘップバーンの『暗くなるまで待って』(BS)を見る★★
知らずに麻薬を仕込んだ人形を預かってしまった男の留守宅に、組織に雇われた男たちが
それを奪い返しにやってくる。オードリーが目の見えない妻を演じて、夫の友人を装って
訪れた男たちの応対をするが、あの手この手で騙して人形を奪おうとする男たちのたくらみ
に気付き、最後に暗闇の中で格闘するというサスペンス。
男たちのたくらみに気付いてからの急展開が凄い。光がなければ映画にならないという
映画の根本に挑戦するような演出がまた面白い。
真っ暗けなのに、この映画は黒浮きなんか全然気にならない。照明の腕前やカット割りの
巧みさ。真っ暗なのに見たい物が全て見えているような気がする。音の使い方の巧みさも
凄い。
2000.6.10
2000.6. 9
2000.6. 8
- 『ミッション・トゥ・マーズ』鑑賞(VC市川 No.1)★☆
世間で酷評されるほど酷くはない。どうも宣伝は「アクション巨編」という線で
打っているのに、中身はごく尋常な「2001年火星版」というギャップが不評な原因
ではないかと。
[鑑賞記]
- VC市川への注文
ドルビーデジタル音声の音切れ(アナログ音声へのスイッチ)が、本編及び予告編といわず、THX,
DDトレーラーといわず目立った。ちゃんと光学ヘッドは掃除して欲しいなあ。
アンケート用紙には書いてきたけれど、きっと平日はバイトがスイッチを押すだけで
技術的面倒を見る人の手が足りないに違いない。
- 『千里眼』の水野美紀がアクションもこなしてなかなか良い。という噂を某掲示板で見る。
ん〜、見に行きたくなったぞ。
- グランド・ベガ
なる50型プロジェクションTV発売。
最近毎日SONYのプレスリリースをのぞいているのは、ボーナスシーズンに向けて
プログレDVDPが出ないかなあと思っているから。出ないねえ…
今回発表になったプロジェクションTVは、VW10HTの光学系を応用して作ったみたい。
プロジェクターの生産に余力が出来つつあるということかなぁ?
2000.6. 7
- 『タイタニック』をお題に、今日もプロジェクターの色温度設定に精を出す。
狙いは今回も美しい黒。潜水艇の黒い窓枠のツヤなどはいい目印。海底のくすんだ中間調を
綺麗に出すには微妙な調整が必須。一等船室の豪華な家具の木の高級感もねらい所。
コントラストでは、冒頭のセピアの画面が如何にそれらしく見えるか…という所から始まり、
潜水艇の中の人たちの顔のテカリ具合、正体不明だが、潜水廷内にぶら下がっている黄色の
物体の発色。タイタニック出航シーンの船体の白、金ぴか車の金色の濃さetc.が決め手。
難しいのは「青の発色」がTVと全く違う濃厚な色なので、TVの色があまり参考にならない
ことか(うちのTVが古すぎるのかも(笑))。
従来の設定でも結構良かったのだけれど、今日の調整でTVっぽさが静まり
「色温度は高いけれどかなり映画的」という印象になってきた。
もともとタイタニックは、CG合成が多く室内シーン主体な為か、『恋におちた…』などと
比較して淡泊な色合いのシーンが多いが、淡泊な中にも貴婦人の白い化粧顔がちょっと
リアリティーが出てきたとか、沈没シーンの濡れた船体のかすかに赤く見える船底が
はっきり見えるとか、しつこく取り組んだだけのことはあると見た。
- タイタニックで作った色温度で、『マトリックス』も見てみる。
当初は「汚い発色だなあ」と思っていた「緑がかったマトリックス世界」の発色の
がさついた感じが静まり、くすんで漠然とした中にも階調表現が広がったような…。
タイタニックで"コントラスト80,明るさ50"でバランスするように作ったが、マトリックス
では"コントラスト98"まで上げてもOK。どうも、WBのハイライトのレベルそのものが、FOX
より、だいぶ低いのではないか?と思う。98で太陽を直接画面に入れたシーンが飛ぶか
飛ばないかなので、こうしておくとコントラストが上がり、黒も締まる。
2000.6. 6
-
『ロミオ・マスト・ダイ』鑑賞(VC市川 no.3)★☆
アクションは派手だが、リー・リンチェイ映画で見たいのはカーチェイスではなく
カンフーなのだな。
[鑑賞記]
- マンションの階下の部屋が売りに出た(3LDK角部屋)。
まさか「上の階がうるさいから引っ越す」ってわけじゃ無いよなぁ…(^^;;
ここは、我が家としか接していない超角部屋なので、ホームシアターを
やりたい人、買いませんか? 深夜に音出ししてもお互い様と言うことで(笑)
連絡を頂ければ、不動産屋さんの連絡先をお教えします。仲介無料(おいおい)
- DLP関係のリンク
テキサス・インスツルメンツ
AVC
U3-880
カラーマーキング・ファクトリー
2000.6. 5
- AERAに電磁波の恐怖を煽る記事が出たらしい
- 最近、スクリーン拡張計画に熱中。
最近120インチのワイドスクリーンという人が非常に多く、HiVi増刊『ホームシアター』でも
やたらと120インチだ。でも、スクリーンに2800mm取って、その上スピーカーとSWを置くとなると、
4000mmは必要で、そうなると家具も何にも置けない。小型スピーカーにするのは絶対嫌なので、
大変に難しい問題なのである。
2000.6. 4
2000.6. 3
- 明日はお客様が来るので『恋におちたシェイクスピア』でプロジェクターの画質調整。
今回は特に黒側の階調を重視して、カラーバーで黒レベルを決めた後、黒いマントや墨壷、
夜景、濡れた石垣などなどの黒いものが正しく黒くツヤツヤと見えるように心を砕く。
ハイライトも、コントラストMAXにしたとき全白が飛びかかる程度まで上げる。
| ゲイン | | バイアス | | 印象 |
| R | G | B | | R | G | B |
高 | 193 | 102 | 131 | | 116 | 109 | 143 | | 緑が強い |
低 | 193 | 85 | 71 | | 113 | 109 | 133 | | 緑が強い |
恋におちたシェイクスピア旧 | 218 | 53 | 142 | | 58 | 67 | 82 | | 色温度・低 |
恋におちたシェイクスピア新 | 246 | 55 | 123 | | 67 | 72 | 98 | | 色温度・低 |
黒を厳密に合わせたことで、暗いシーンの黒浮き感が一段と静まる。
癖っぽさも無くなり、肌色も今回の調整で透明感が増してきた。
- ホームシアター将来計画を考える。
ポイントは防音とスクリーンの大型化、遮光、プロジェクター天吊りetc.
プロジェクターをとなりの部屋に置いて、壁をぶち抜き、ガラス窓をはめ込み、
あたかも映画館のようにして使うというのが、究極の静音化&大画面確保の
一挙両得で素晴らしいんじゃ無かろうか?
2000.6. 2
- 『クンドゥン』購入
- 『恋愛小説家』購入
- 『オセロ(ローレンス・フィッシュバーン)』鑑賞(レンタルVHS) ★
オセロ(ローレンス・フィッシュバーン)は軍隊内の出世競争に端を発する恨みから
部下のイアーゴ(ケネス・ブラナー)に新婚ほやほやの「妻の浮気」を吹き込まれる。
もちろん事は完全にイアーゴの作り話だが、言葉の毒はじわじわとオセロをむしばみ、
ついには不貞の罪で妻を刺し殺してしまう。が、直後イアーゴの謀略は露見し、真実を
知ったオセロは自害して果てる。
という話であるが、芝居の出来不出来はともかくとして、現代的な感覚からすると
イアーゴの舌先三寸で踊らされるオセロが間抜けに思えて仕方ない。
「映画が芝居より現実の世界に近い」あるいは
「芝居の方が現実世界から隔絶している」という、演じられる空間の性質が、
オセロを間抜けに見せるのだろうか。
2000.6. 1
- 良く行く掲示板で「RH(-)の血液が足りないので献血に協力して下さい」という
メッセージが上がってすぐさま「この情報がチェーンメールになっていて、問い合わせの
殺到した病院では業務が滞って悲鳴を上げている」という書き込みが続いた。
数日前にうちの妻がやはりメールでこの情報を受け取っていたが、今回の情報は
本当に凄い勢いで回っているらしい。インターネット人口が増えたということかな?
せっかくのインターネットなのだから、問い合わせ先もインターネット上にして、
「輸血の量が足りたら募集終了の案内を流す」なんて方法を取れば、広がった
メールが終わるきっかけがはっきりして安心ではないかな。
- 大川原ハーブガーデン
市川市北国分2-2-2 Tel:047-372-8808 Fax:047-320-8725
3月〜6月無休 7月〜2月水曜定休 10:00〜17:00
最寄駅は北総線矢切駅。徒歩10分。
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