映画館がやってきた!

構築日記・不定期便
- What's NEWを兼ねた日記のような読み物 -
2000年 4月
[先月|目次|翌月]

2000.4.30
  • VW10HTの色温度メモリーが、RGBとその他にきっぱり別れていることが判明する。
    詳細をまとめて登録
  • Yahooオークションで買ったレンズ、"EF70-200mm F2.8L USM"を持って散歩する。
    重い(笑)カメラ込みで2.2kg。これは、通常装備の2倍弱の重量で、オークションで常に 2〜3本出回っている気持ちが分かる気がする。
2000.4.29
2000.4.28
  • 民主党が よりよい「資源循環・廃棄物管理法」案をつくるためにあなたの意見をお寄せください というページを開いている。
     Yahooオークションは相当環境に優しいと思うなあ。すでに我が家でも段ボール箱 数個分の品物がゴミにならずに引き取られていったのだから。梱包資材も家に溜め込ん でいた物ばかりだし。もっとも運送にかかるコストは馬鹿にならないのだが。
     宅配会社もインターネット株の仲間入りかな?
  • よその掲示板に書いているうちに思い出した話し。
     人間の感覚って綺麗な音は詰まらない音に聞こえるもの。
     波形的に一番綺麗な音は「正弦波」で、これは味気ない音の代表格だが、 シンセサイザーだとこれを歪ませたり揺さぶったりして程良く乱れた波形 にしたときにいい音になる。
     アイドル歌手の歌声などは、生で聞いたら詰まらないが、周波数特性 を櫛の歯形にしたイコライザーを通すことで、格好良くしている。
     エレキギターのサウンドは、もともと真空管の歪みを全開にした物だし、 真空管アンプの愛好家は、高調波歪みを愛好しているとも言える。暖かで マイルドな音色になり、楽器の音色で言えば木管楽器の倍音的になる。
     AVアンプのDSPも波形改変装置で、明瞭度は明らかに低下するが迫力は出る。
     いい音の正体というのは、謎ですね(笑)
2000.4.27
  • そういえば、いつの間にかカウンターが5万を越えていました。
  • 朝仕切りに雀が訪れベランダのパンを食べているが、室内で人間が ちょっと動くとそれだけで逃げてしまう。愛想のないやつ…。
     そう言えば昔(30年以上前)田舎では、庭に駕篭を伏せて米を播き、 雀を捕って食っていたのだが、最近そういう話は聞かないなあ…。
2000.4.26
  • 『デューン/砂の惑星[劇場公開版]』鑑賞
     良くわからない映画だが、なんだか見たくなる変な映画。
     DVDの画質は解像度は有るが、色あせて不気味なことになっている。しかし、 それが悪いのか、狙いなのか…どうも良くわからない。客観的には悪いのは確か なんだけれど。
  • 『仮面ライダーZO』鑑賞(レンタル)
     最近続けて借りている「雨宮慶太監督作品」シリーズ。
     尺も短いし、TV版よりは凄いぜ。という程度ではあるが、まあまあ 大人が見ても面白い作品になっている。もっと長くて設定などきちんと見せてくれれば もっと厚みが出るだろう。
     他の作品と同じように、CG,コマ撮り,etc...を駆使しているが、現代的な感覚からすれば CGを使ったカットは「コンピューターで合成した」という感じが強すぎて浮いているのが 残念だし、コマ撮りは着ぐるみのカットとの落差が大きく辛い。
     ライダーが子供を抱えてジャンプするシーンでは、実は人形を抱えているのが モロに分かる…というより、人形が粗雑すぎ。やはりそれなりに予算をつぎ込まないと 細部の作り込みは辛いのだな〜ということがよく分かる。
     敵の怪人のデザインの怪しさは『さすが雨宮』という感じだが、それにしては ライダーのデザインが清潔すぎるのはちょっと物足りないようにも思う。
  • ベランダに置いた餌台。三日目にして完食?
     台所に置いたパンが黴びてしまったのを、捨てるのも勿体ないので、鳥の 餌として置いてみたのが日曜日のこと。しばらく全く手つかずだったのに、 今日帰ってみると餌台は綺麗に空っぽになっていた。慣れたのかな?
  • Yahooオークション、今日も高値。
     値段を付けるのは買い手なので、心配する筋合いではないが、新品を店で 買うより高い値が付いてしまったものが一件(^^; (といっても一万円未満の品だし、 定価より安いのは確かだが)
     高く売れて嬉しいと言うより、実はびびっている(笑)
     相変わらず「要修理」のものにも、予想の数倍の値段が付いている。
     そのかわり、自信を持って出品した超美品に値段が付かないのも有るのだが…。 まったく、他人の価値観は分からない。
     ちなみに、今日も ウォークマンやパソコン関係の品をあれこれ出品
2000.4.25
  • プロジェクター(SONY VPL-VW10HT)にパソコンを接続してみる。
     ノートPCの5BNC接続のRGBケーブルにBNC-RCAの変換コネクタ(1個270円*5)を取り付け、 プロジェクターの"INPUT B"に接続。
    「うぅ、パソコンからはディスプレイが認識されているのに何も映らない…」
    しばらく悩んだ末、5色のケーブルのうち、白と黒を、表示とは逆に差さなければ ならないことを発見(どうしてだろう?)。
     さて、XGA(1024x768)モードで、写真などを表示させてみる。これが、異常に美しい。 普通にDVDを見るときより、色再現性や、暗部階調、色ムラなど基本的な部分で 画質が良いような気がする。
     ひょっとすると、プログレッシブ入力したときにもこうなるのだろうか?
  • 先日購入したデジカメ、 オリンパスC-3030ZOOMのインプレッションを掲載
2000.4.23
  • 日曜の午後ということで、江戸川河川敷に出かけてあれこれ風景を撮影。
  • 『JM』鑑賞
     全体的に暗く怪しげな雰囲気の画調なので、NDフィルターをかけるといい感じ。
     劇場ではヒットしなかった作品だが、サイバーパンクな世界におけるダウンタウンの のダークな描写や、それに対するサイバースペースの光の透明感、サイバーな小道具類 の質感そういうのが、SF好きの心をくすぐる。
     特に、視覚化したネットワークに音声とデータグロープを使ってアクセスするシーン の『コンピュータ・サイエンス的なリアリティー』は特筆もの。
     もひとつ、設定が分かりにくく原作を読む必要があるとは思うが、DVDのオマケの 解説が沢山あるので、これを読んで再見すれば二度目も面白いはず。
2000.4.22
  • NHK交響楽団定期演奏会Cプログラムを鑑賞。
  • 『仮面ライダーZO』レンタル
  • 『仮面ライダーJ』レンタル
2000.4.21
  • 『キャンディーズ・フォーエバー』購入
     1978年のファイナル・コンサートを中心にした映像。リアルタイムには中学生だった はず。青春の思い出というにはちょっと若いと言うくらいの年代の思い出だが、 ラストの「つばさ」でやっぱり泣いてしまいました(^^;;
  • 『山口百恵 - 伝説から神話へ』購入
     う〜ん、歌える。シングルで出ていた歌はぜんぶいっしょに歌える。当時はもっとも熱心に ザ・ベストテンなどの歌番組を見ていた時代だったからだな。
     ディスコグラフィーの字幕で 流れる世相の解説を見て、日本で最初にデジタル時計が 発売されたのが山口百恵のデビューした年だというのも懐かしい。
  • 『椿姫(レヴァイン/メト/ゼッフィレリ/ストラータス/ドミンゴ他)』購入
  • 『JM』購入
  • 『デューン/砂の惑星[劇場公開版]』購入
     実は8mmビデオ版を持っているのだが、より高画質で見たくて購入。
  • 『がんばっていきまっしょい』購入
2000.4.20
  • HiVi『99文字で把握するAV用語基礎知識』に突っ込む
    先月も書こうと思っていたのだが、きっかけは「前玉回転式」の解説で、明らかな 間違いがあったことだった。一眼レフユーザーなら一人も間違えないような、 一般常識に類する誤記がパスしてしまうのはどうにもおかしい。
     今月はどうかな?ということで、今回は「スピーカー用語」
    • エージング…「時間の経過に伴って音が良くなる現象(中略)その進展はしかし、永久にではない。」  なぜピークを過ぎると劣化するとストレートに書かないかな?
    • 回折効果…「空気は急に曲がれない(後略)」 そ、そうかな、物理的にはそういう理由ではないと思うが(^^; 「いちばんよいのは球形キャビネットだが……。」技術解説で……は止めて欲しい。
     スピーカー技術というのは歴史が長いので解説も練れている感じだが、 日頃オーディオ雑誌の文学的な記事に疑問を感じている私としては、 湿度の高い技術解説記事は遠慮したいと言うところだ。
  • オークションに出している「バザールdeゴザール」携帯ストラップ。
     二本買う人は「コレクターで一本は保存用だな」と思うのだが、8本まとめて となると、転売を目論んでいるのでは…と思ってしまう。やっぱり自分で使って 欲しいなあ。
  • 東京蕎麦食(とうきょうそばく) - タイトル通り蕎麦のHPだが主題歌が秀逸なのでみんなで歌ってみよう
  • M:i-2のページ
2000.4.19
  • 『人造人間ハカイダー』(雨宮慶太監督作品)鑑賞(VHSレンタル)
     天使っぽい衣装の大槻ケンヂをリファインした感じの美形為政者が敵。敵の手先の ロボットも天使チックで、一連のロボット刑事物っぽい意匠。
     そしてハカイダーの変身前の役者はコカコーラやグリコ・アーモンドチョコレート (ハーフ・ビター)のCMに出てきそうな、甘イマスクで、しかしタフな男、香港映画の スター的でもある美形。これに絡む女の子も女の子らしいかわいさと、ボーイッシュな 魅力を渾然と持つイノセントなタイプ。
     敵も味方も主役をずら〜っと並べて、皆美形。幻想的なイメージシーンを大量に挿入して、 セリフは極限まで少なくした趣味っぽい映画。
     ラストの人造人間同士の戦いもスピード感より「歌舞伎的」で、殴るたびに 「ちゅき〜ん」と長く尾を引く美しい金属音が鳴り響き、その余韻を楽しむかのごとく、 撃っては離れ、の繰り返し。ここの映像は、殴った瞬間、水面の波紋のように 衝撃波が画面を揺るがすところが斬新。なんとなく「マトリックス」の弾丸の軌跡が波紋に なるのに似ているが、それより美しい。
    主な出演者
    ・リョウ/岸本 祐二(ハカイダー)
    ・カオル/宝生 舞(反政府ゲリラの娘)
    ・グルジェフ/本田 恭章(元老院の首領)
  • オークションで妻の出品したイヤリング、310円がいきなり2,100円になっていた。
     同じ写真が300円で出ていた時は「縁日の玩具」とそうは変わらないように見えたのが、 2100円になってみると、「デパート」で売っているレベルに見えてきた。
     人間の感覚って、そういう物かも。
  • 携帯電話より危ないもの
     JR東日本ではラッシュ時の携帯電話禁止になったが、他に危ない物を考えてみた。
     一番身近なのは蛍光灯のグローランプの放電。音楽を聴いていたりすると、凄いノイズが 混ざるので、結構な電磁波が出ているはず。…そう考えると雷の発する電磁波というのも 莫大な物じゃないかと思う。周波数の問題もあるし、携帯電話とどっちが強いかは知ら ないけれど。
     携帯電話は電波は強くても、雷のようにTVラジオには干渉しないことを考えると、 やはり周波数の影響は無視できない(雷や蛍光灯は広い範囲の周波数がどばっと 出るタイプの電波なので何にでも干渉する)。
  • ゆめもぐら - 大江戸線の ファンサイトなんてものが有った。
2000.4.18
  • 初めて『銀幕』という物を見た。場所は有楽町スバル座。
     ここは、駅裏の雑居ビルの中の映画館だが、めっちゃ古い。
     スクリーンは銀色に光っているのだが、これが凄い。
     反射特性は、パールのゲインを上げたような性格で、中心だけが明るく、 周辺は真っ暗と言っていいほど暗い。
     「しまった、後ろに座るんだった」と思ったのは後の祭りであった(^^;;
     何もかも古いから、映写機の出力もさぞかし低くて、暗いのを稼ぐため あんなことになっているのだろうなあ。
  • ちなみに見た映画は「真夏の夜の夢」
     試写会で見た映画を妻と一緒に。
     舞台が19世紀初めに移してあって、音楽はイタオペ。
     イタリアンな気分のまま、勢いで有楽町ビルの地下のスパゲティハウス 「LA VERDE」に行く。妻の感想↓
      > ディ・チェコ日本総代理店の直営だそうで、そこそこに美味しくて
      >量もたっぷりで(パスタ一皿が、乾麺にして170g)お値段リーズナブル。
      >狭い割にはテーブル数が多いのと、オープンキッチンの食器の音が
      >ガンガン聞こえるのとで、居酒屋なみの騒がしさでしたが(^^;
     確かに、料理はうまく、値段も雰囲気も気軽に行ける店だったので、 またイタリアンな気分になったら行ってみよう。銀座界隈だと、 「パスタしか注文しない客はお断り」とか言われそうな店にうっかり入って しまったら…と思うと怖いのだ(笑)
     ちなみに、ワイン\980-,パスタ\850-,千円前後の前菜も沢山ある。そこらの 居酒屋より安く、それでいてデートにも悪くないかも。
  • またまたauctionネタ。思ったような値段の付かない物、意外な高値になる物、 つくづく「価値観は多様だなあ」と思う今日この頃であるが、ヤフーauctionは 入札した人の売り買いの前歴を見ることが出来るのが面白い。
     オリンパスの古いカメラに入札した人は他にもオリンパスのレアな商品を集め ているようだし、初代のポータブルDATに入札している人は(大勢居るけれど) ニックネームがいかにもちょっとレトロなテクノに似合いそう。
     それぞれに、価値を感じてくれる人のところに貰われていくと思うと、 なんとなく「良いなぁ〜」と思ってしまう。金額は二の次…とは言わないが(笑)
  • 妻が バザールdeゴザールの新品携帯ストラップを出品したが、やはり、ストラップ コレクターらしき人が入札したらしい。
  • カメラは古い機種のカタログも1,000〜3,000円で売れる。う〜ん実家に 何か無いかな…。
2000.4.17
  • ヤフーauctionでLDPの動きを眺めていたら、最近店頭にもよく出ているCLD-HF9Gの中古 (アバックで45500円)が、本体のみ53000円とかソフト付き63000円とかで買われている。
     値段は価値観だから構わないけれど、AV機器を売るならほとんどの場合お店に持って 行くよりオークションに出した方が高い。どうも店頭買い取り価格の倍以上では 売れているのではないかな。
  • 壊れていて「修理して使って下さい」でもそれなりに売れるのだが、出品した 希望価格の10倍もの値段になるとさすがに売ってて怖くなる(^^;
     物自体レア物には違いないが、壊れているんだよ…(もっとも、定価の1%で出品した物が10%に なっただけだから金額が大きいとは言えないけれど)
  • 萩の月を探せ
  • 今日から携帯電話禁止(JR東日本)
     前年度携帯電話に関わる苦情が年間160件あったそうだ。(ニュースによっては200件)
     年間160件のクレームで数百万の携帯電話ユーザーが不便になるというのは、 どう考えたらいいのか判らないが、だったら『満員電車の香水禁止』とか 『満員電車のピンヒール禁止』とか『混雑時のハードアタッシュケース禁止』とか、 携帯電話より迷惑だと思うものはたくさんある。高校生が床に座るのも止めた方が 良いと思うなあ、女の子でも座っていることがある。
     ともあれニュースも『心臓ペースメーカーに影響を与えることが懸念されている』 という表現で、恐らく噂されるそのような事故はまだ一度も起きていないし、 危険度を証明する実験データも一切無いのに違いない。電磁波にはよくある 話だ。
     現実にそのような危険があるなら、事故はすでに起こっているはず。
     数年に渡って、数百万人が毎朝満員電車の中で実験を繰り返しているのだからね。
2000.4.16
  • 日曜日。朝からひたすらオークションに出すあれこれの写真を撮影し、説明を書く。
     背景を作りレフ板を立てたりなんかして、凝り性の泥沼にはまる(笑)
     大した物はないので、数百円で出す物ばかり…、なんてことを考えると この労力は赤字のような気もするが(^^;
  • 『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』7〜10(VHSレンタル)鑑賞
     後半は究極のモビルアーマー『アプサラス』とジオンと連邦でロミオとジュリエット している主人公二人の葛藤や、軍人の誇りと腐敗なんてものがテーマ。
     なかなか面白かったが、例によって突っ込むところは無数にある。
     大気中でのビーム兵器の運用や、どう見ても飛べそうにないメカの飛行に ついては万能のミノフスキー粒子のお陰と言うことで目をつむる。モビル スーツのとんでもない跳躍力も同様かな(^^;
     飛んでいる連邦の飛行機に、ジャンプして掴まったりするザクも 「相対速度はどうなっとるんだ…」と思うが、どうしようもない(^^;;
    「MSの動力源の核融合炉の誘爆」というのも、まるで専門外だが、核融合炉と 核融合爆弾は全く構造が違うので、多分プラズマが漏れたら冷たくなって お終いになるだけのような気がする。
     しかし、一番やばいのは小隊の運用形態で、MS戦の中であの指揮車は 真っ先に獲物にされてお終いになりそうな気がする。ホバークラフトだから 装甲もたぶん薄いのだし、まともな兵装も無い。可哀想だな〜。
     恋する二人が、数十メートル爆風で吹き飛ばされてもこれといった 怪我をしないのは…、突っ込んでは行けない部類なのかなあ、少なくとも 鼓膜は破れると思うけれど。
     耳元を戦艦の主砲以上の大出力のビーム砲がかすめても火傷しないし、 ほとんど爆風もないってのも、突っ込んじゃ駄目ですか(^^;;
     それでも陸戦用ガンダムが格好いいから許す…これが正しい?(笑)
     アプサラスもなかなか格好いいMAだが、ザクの頭が着いていて 「たぶん後ろが見えない」ので、後ろからどつかれたら避けられないとか(笑)、 技術者を全員毒殺してしまってどうやって運用するのだろうとか、謎の多い 機体ですね。ビーム攻撃のシーンを見て、私はラピュタを思い浮かべたです。
  • 『劇場版ピカチュウ・ミュウツーの逆襲』(エアチェック)鑑賞
     ゲームやTVには興味無しだが「ピカチュウは可愛い」という認識は有る(笑)
    ・超能力を持ったポケモンの強化版クローン(ミュウツー)を作る科学者
    ・自分探しに悩み研究所を破壊するミュウツー
    ・ミュウツーを騙し世界征服の道具に使う悪役(結局ミュウツーに殺される)
    ・自分探しのための、対オリジナル対決
    ・生き物は縄張りを守るために戦うという現実と、戦いは良くないと言う矛盾
    ・サトシの自己犠牲〜オリジナルとツー軍団の和解。別離。
     子供向けとして、シンプルなような複雑なような…。
     とりあえず、背景のズームや回り込みに三次元グラフィックが多用されていたり、 本物の水の映像をデジタル合成したと思われる嵐の海のシーンとか、テクニカルな 部分ではハリウッド製アニメに一歩も引けを取る物ではないということは、よ〜く わかった。アニメでもドル箱作品に対する投資は半端じゃないのだな。
2000.4.15
  • どっちの料理ショーで有名な豚肉を妻が通販で買ったので、 ポークソテーで食す。感動的に美味いのだこれが。
     最近、TOKYO-Xとかスーパー・ゴールデンポークとか幾つかの銘柄豚を 食べてきたが、これは本当に美味い。芸能人の大騒ぎが番組のやらせでは ないことが実感できる。しかもブランド牛肉は 「高いのだから美味くて当然だろう」というようなところがある (買えない。バチが当たる(^^;)が、 ブランド豚肉は普通の豚肉のせいぜい2〜3倍の値段で普通の牛肉と大差ない 価格だ。
     だから銘柄豚を知らないのは損。お薦め。
2000.4.14
  • オークションに出品していると朝昼晩と、値動きを見てしまう。
     ふと、同じものが他にどの位の価格で動いているか眺めてみたら、 「ジャンク」と書かれた同じ機種とまともに動く私のアンプ(TA-F333ESA)が、500円の 差しかないではないか(^^; う〜む、複雑な心境(^^;;;
  • yahoo auctionに下記を出品
    PC-9801用純正サウンドボード PC-9801-86 3,000 円
    PC-9801用ウィンドウアクセラレータ カノープス/PowerWindow928II 3,000 円
    ソニー AMカードラジオ ICR-504 1,000 円
    矢野顕子ツアーパンフ「Love is Here」(1993) 500 円
2000.4.13
  • イリジウムのパロディーサイト『カドミウム』 というのを妻に教えて貰ったのだが、こういうばかばかしいことをドメイン名を 取ってまでやる主催者は偉い(?)
     それにつけてもSFマインド的にイリジウム倒産は悔やまれる。登録ユーザー数は 55,000件だったというから、衛星一台当たり833人で支えていたというか、支えきれ なかったのですな。
  • 昨日オークションに出品したTCD-D10が「要修理」なのに一夜にして入札が 入ってびっくり。やっぱりレアな機種は欲しい人が居るのだなあ…。 (目を疑うほど安く出したのも事実だが(^^;)
  • 一番買ってみたいのはカメラだが、現役商品は一般中古店の店頭価格より 高い価格で落札されている物が多い。AV機器と違って成熟市場で中古の価値も 高いと言うことなんだろう。(たまに売り手の希望価格が、新品の市場価格より 高い商品があって呆れるのだが)
     AV機器は新機種がでると中古は二束三文なんで悲しくなるが、買う側には得かな?
  • ちなみに、大口径ズームレンズの出品がとても多い。
     たぶん「使ってみたら重くて持ち歩けない」というのが本音では無かろうか。
     OM時代は24mmF2,50mmF1.4,100mmF2と単レンズを持っていたが、今はEOSでズーム のみ。今後を考えてしまう。
  • スターウォーズの次回作がフル・デジタルになる話は以前にも書いたが、SONYからのメールに
    * パナビジョン社から「HDCAM24P」デジタルHDカムコーダーなどHDCAM機器を受注 (一挙100台の受注!)
    * 初の「HDCAM24P」対応のHD収録車を米AMV局に出荷
     とある。
     ついに映画をデジタルビデオで撮影する時代が現実の物になる。
  • ともだちのサイトちゃむさんちに エッセイ「泣いたり笑ったり」のコーナーが出来る。お題が「桜」とか「夜景」とか美しいので びっくりしてしまった。でも読むと納得(笑)
  • 源氏物語(円池訳)第一巻を読み終わって、なんとなくHiVisionを付けると、 国宝なんちゃら言う番組で『源氏物語の絵巻物をデジタル技術で復元する』 という特集。
     何というタイミング。狙われている(笑)
2000.4.12
  • メールで雨宮作品に『仮面ライダーZO/仮面ライダーJ/人造人間ハカイダー(DC)』 というものがあるのを教えていただく。有り難い有り難い…。LDになっているようだが、 まずはツタヤのそれらしいところに当たってみようかな。
  • BSデジタル放送事情とか(アサヒデンキ)
     昨日のTVで「多チャンネル時代に向けて大量の番組を確保する」なんてことを 某放送局の方が言っていたが、一日は24時間なのだから見る人の時間の限界の方が 遙かに先に来る。すると平均視聴率は低下し、番組当たりの平均予算は低下して、 駄目な番組が増えるのではないかなあ…。たとえば 「新人お笑いタレントが司会する素人参加番組」とかそういう安そうなのが(^^;
  • HiVisionで『アビス-完全版-』放送。MNコン経由でしか見られないが それでもDVDより良いかも(^^;
  • 歴代ウォークマンの中古が山ほど有るのでyahooに出そうと画策。
     相場を見ると「ジャンクで12500円」なんてのがあったので驚いて見ると、懐かしの 「Lカセット」だった。懐かしいが、もう知らない人のほうが多いだろうな…。
     他にも初代スポーツウォークマン8250円、ソーラーウォークマン2000円、 初代ウォークマン2000円(いずれもジャンク)とか、どうも古いものにはジャンクでも プレミア市場があるらしい。
     逆に「SONY以外のウォークマン(^^;」は安くても売れないようだが。
  • 私の持っているカメラEOS-55がやたらたくさんauctionに出品されている。 ちょっと寂しいぞ(^^;;
  • yahoo auctionに下記を出品
    SONYポータブルDAT TCD-D10(わけあり) 3,200 円
    SONYウォークマン WM-150(わけあり) 500 円
    SONY FM/AMチューナー内蔵ウォークマン WM-FX909 1,000 円
    オムロン ポケットFAXモデム MD24XL10V(PC-9801シリーズ対応) 500 円
    ビデオ三脚 オーディオテクニカ ATV-475 2,000 円
    オリンパス コンパクトカメラ XA,フラッシュA16,ハードケース付 11,800 円
2000.4.11
  • 『地球へ…』を妻と再見。全ての効果音が「ファースト・ガンダム」と共通で あることを発見。ミュウとニュータイプの超能力つながりなんだろうか?
     船内の警報音、スクリーンに電源のはいる音、ドアの開閉、発進音、ドムの着地音、 細かなSEの一つ一つが妙に懐かしい音。
    声優一覧: 俳優の人…
    ・ジョミー/井上純一,フィシス/秋吉久美子,キース/沖雅也, ソルジャーブルー/志垣太郎,ジョナマツカ/薬師丸ひろ子, グランドマザー/岸田今日子,
    ・声優本業のひと…セキレイシロエ/神谷明、マザー・イライザ/池田昌子, テラズno5/増山江威子,トオニイ/古谷徹、
    ・テラ/久松保夫…999劇場版のアンタレスをやった人 ・主題歌:ダ・カーポ,
    ・監督:恩地日出夫…実写の監督らしいが作品リストを見ても知っている作品は無い
     原作と異なり、ミュウのメカデザインは、地球の古生物を形取ったような ものになっているが、原則的にミュウには工学知識はなく乗っている宇宙船や 武器は地球の物を分捕って使用しているという設定である。だから、地球も ミュウも同じデザインの機械を使用しているべきであり、このもの凄い矛盾に 映画製作者は気付いていないのか、原作を読んでいないのかどちらかだ。
  • yahooオークションに出すための写真撮影。ポータブルオーディオの 古いのが山ほど蓄積しているので…(^^;
2000.4.10
  • 野球:昨日の日曜、また横浜が勝って首位。二位巨人と1.5差。
     まだまだ、始まったばかりだけれど嬉しいじゃないですか(笑)
  • 名古屋少年5000万円恐喝事件
     恐喝する方はもちろん悪い。しかし、5000万円払える少年(とその母親)というのも 不思議な存在である。銀行で借りたと言うが、普通そんなに借りられないような…。 世の中には不思議がある…。
  • SWエピソード1のLDで気付いたこと。
     一行がアナキンの家に避難して、食事中のこと。
     アナキンが「ジェダイ並の反射神経だ」と 褒められた直後、お行儀の悪いジャージャーの舌がカメレオンのように伸びた瞬間、 クワイ・ゴンが指でつまんで止める。
     「宮本武蔵が飛んでいる虫を箸でつまんで捨てた」という風情だが、ここでは 「ジェダイの反射神経」を見せつけたと言うことなんだろうか?
     もっとも、ジャージャーに「ナイフとフォークで食事しろ」というのも酷だと 思うけど。異星人なんだからそれぞれの食事作法がありそうなもの。
  • 今からでも間に合う!“実践的”DVDビデオ入門(impress) - PS2のお陰でこういう記事が多い。
     以前は「ホームシアターを始めたい」という質問に答えるとき、 やはり本格的システムに進む将来性を考えて答えていたが、今後はお手軽パック でまず入門。というところから入るのが主流になるんだろうな。
  • 『機動戦士ガンダム 第08MS小隊 4-7』レンタル
2000.4.9
  • 妻にお願いしてyahooオークションにプリメインアンプTA-F333ESAを出品。
     何かに使えるはず…と思って取って置いたんだけれど、休眠物資があまりにも多いので(^^;;
     妻は「日記のページで書けば『からからさんのアンプだ〜』って売れるよ」というが、 考えてみれば家のページを見ているのは5.1chしたい人ばかりだしなぁ(^^;
  • yahooオークションに出す妻の休眠アクセサリーを撮影して、 フォトショップの限りを尽くす
     やっぱりこういうモノは写真の見栄えが値段を決めるのではないかと思って。 背景の素材、ライティングに始まり、撮影後の微妙な明るさ、彩度、シャープネス 調整で見栄えは断然違う。本物以上になりすぎないように注意が必要なほど変わる(^^;
  • 近所のお寺、真間山に桜見物。ここには「伏姫桜」という樹齢400年の 巨大なしだれ桜がある。桜吹雪。
  • VPL-VW10HT導入期、弐号機"改"編を登録。
    弐号機の修理結果を報告。
  • アニメ『地球へ…』鑑賞。
     巻末に他の作品の紹介という映像がついていて『009超銀河伝説』なんかが仲間だったのだな。
     まず冒頭に予告編。
     これが、全然良くわからない予告編で、原作を知っている人にしか何のことか 判らないような気がする。
     そして、当時のアニメ作品の挿入歌は全体的に歌謡ショーの趣があって、主題歌が「チェリッシュ」 というのは止むなしとして、声優陣に秋吉久美子、薬師丸ひろ子、など当時流行の 芸能人をずらりと並べている。
     このへんですでに「嫌な予感」はするが、フィシス(秋吉久美子)の絶望的にカクゼツの 悪いセリフを聴いて頭を抱える。とてつもなく舌足らずで聞き取りにくく 「ミュウの女予言者」の深遠さのカケラもない。(本業は歌手でしたっけ)
     原作はコミック三巻分でこれを約二時間に凝縮しているわけで、 脚本は原作を頑張って要約しているとは思うが、均等に要約されているため 全てのエピソードの書き込みが浅く、どうも盛り上がらない。ラストのコンピューター との対決は原作でも釈然としないラストではあるが、これも大幅に端折って コンピューターを破壊して終わりなので、原作以上にわからん。
     思うに、なんとも芝居の密度が薄い感じがするのは、やはり脚本家のせいでは ないだろうか?
     ヤマトの当たりを追いかけて、人気SFマンガを豪華芸能人による声優でアニメに 仕立てて一丁上がり。当時は色々なタイアップ・キャンペーンも動いていた記憶が あるし、制作側は、作品の出来などどうでも良かったのではないかと、そういう 疑いが濃厚な一本である。
     巻末の作品紹介にくっついている『009超銀河伝説』にしても、原案の 石ノ森正太郎が首をくくりかねないスカスカした出来だし、そういう時代 だったのだなあ。きっと。
  • そういえば、女子柔道の決勝戦、田村選手と相手の二人ともスピードが 速くてバネじかけ風で面白かった。技が出なかったのは残念だったが。
2000.4.8
  • 前日の飲み会のおかげで夕方までダウン(^^;
  • 午後いち、SONYサービスからプロジェクターとS-VHSの修理があがる。
     プロジェクター(VPL-VW10HT)は、光学ユニット交換とROMバージョンアップで 身も心も生まれ変わってしまった感じ。全白でうっすらとユニフォミティの 狂いは見られるが、その他の問題はほぼ解決してこんなもんかなあという感じ。
     さっそくホワイトバランス調整をして、ようやく心安らかに見られる映像が蘇った。
     ビデオは、過去の3倍モードのビデオが見られないと言う問題で差し戻しだった が、これは解決。もっとも電源を通じて30分くらいハイファイ音声が出ないという 問題は以前のままだけれど、留守録専用機として使っているから今回は見逃そうかな と言う感じ。
2000.4.7
  • 先日RRVをやっていると総走行距離が2,000キロ越えて「パックマンの車」が プレゼントされた。これ専用のレースで勝つと何か良いことがあるらしいのだが、 全然追いつけず、一位の車の後ろ姿も見えない。
     なにせ、ふわふわのサスペンションで雲の上を飛んで居るみたい。酔う(苦笑)
  • エアフォースワンなどをみると、 「大統領が任務遂行できない状態の時は副大統領がその任に当たる。」と判りやすい 仕組みらしいが、日本ではどうか。
     内閣法9条に「内閣総理大臣に事故のあるとき、または内閣総理大臣が欠けた時は、 そのあらかじめ指定する国務大臣が、臨時に内閣総理大臣の職務を行う」と有るらしいが、 この「あらかじめ指定する」というのが今回の小渕首相の件で問題なのらしい。つまり 「後継首相の指名をせずに突然意識不明になったとき」には、この規定は意味がない。
     意味無いぞ、内閣法。
     ところで、総理が倒れたら副総理…と思っていたのだが、閣僚名簿には「副総理」 という役職は無い…。どうも内閣官房長官が、それに近い仕事らしいのだが、 権力的にはず〜っと下のようだ。やはり日本に非常の備え、危機管理の考えは無い?
2000.4.6
  • 『スターウォーズ・エピソード1』LD発売。
     LDだから画質が良いといっても限度はある。DVDのスクイーズ収録には かなわない。
     凄いのは音響効果で、強烈な音が部屋いっぱいに充満する。
     クワイ・ゴンがライトセイバーを持って 振り返るときにブヲンという唸りも360度回転するとか、冒頭のナブー 侵略軍の飛行、ポッドレースなどなど、部屋の中を360度通り抜け状態。
     そういうサラウンドして当然シーンの他にも、ナブーの水面に浮かび 上がったボンゴの上面ガラスがシュッと開く音が、画面通り後ろから前 にシュッと移動するなんて細々した音までサラウンドを活用している。
     とにかく音の洪水。映画館では判らなかった細かい音の芸当が良く わかるのがホームシアターの幸せ。
     サウンドデザインについては、先日出たマトリックスを大きく 上回っているだろう。
     注目のサラウンドEXだが、普通の5.1chで聴いても、センター後方 から前に真っ直ぐ抜ける音など、明瞭に定位する。劇場の6.1chより ホームシアターの5.1chの方が明瞭度が高いのは確かだと思う。
     サラウンドバックchの有無より、EXを意識したサウンド・デザインの結果 としての縦横無尽なサウンド・トラックの出来映えこそがキモと思える。
     しかし、このLDは平均音量がずいぶん大きい感じ。なんでだろう?
     重低音と移動の嵐で凄いと思うが、これを心ゆくまで楽しむには やはり昼間の迷惑にならない時間帯にそれなりの音量で再生することが 必須という感じ。
  • 『エリザベス』をちょっとだけ見る
     掲示板で「画質が悪い」などと噂されていたが、確かに解像度は高いのだけれど 黒レベルが高くて締まりのない映像に見える。邦画LDによくあるタイプ。明るさを 大幅に絞ってやれば、だいぶマシになるけれど。
  • 友人(女性)が最近作ったホームページ が豪快で爆笑なのでつい毎日仕事中に覗いて笑いをこらえるのに苦しんでいる。
     傑作なのは『物欲の館』と『ひ・み・つ、の武勇伝』のコーナー。
     酒の上の武勇伝は私は無縁だが、物欲に関してはあまり人ごとではないかも…(^^;
2000.4.5
  • 『エリザベス』DVD購入
     まだ見ていないのに掲示板で「低画質」との噂を見て不安(^^;; 劇場では混雑で とても前の席になってしまい落ち着いてみられなかったので期待しているのだ。
  • 『ゼイラム』中古LD購入・鑑賞  レンタルに"ゼイラム2"しか無く、先にそれを見て良くわからなかったので 大枚はたいて"1"のLDを購入(^^;
     1992年の作品のことで、特撮レベルは"2"にかなわない部分を感じてしまうものの、 ゼイラムの出自や世界の設定などが判ってみるのはやはり安心だ。
     二枚組LDのおまけサイドにはメイキングetc.も入って、こういうマニアックな 雰囲気の作品を見るには親切な仕様だ。
     "2"の感想で、"静止画として一つ一つの絵は美しい決めポーズの連続なのだから、 テンポよく繋げば数倍面白くなるはず"と書いたが、この付録LDを見て納得がいった。 雨宮監督はイラストレーター出身なんだと。
     してみると、監督にとって「絵コンテは本業中の本業」演技や撮影、編集は 勉強中ということなのだろう。
     さて、ゼイラムの世界はこうだ。
     大量殺戮を行った犯人『ゼイラム』が逃亡。ゼイラムは違法な生物兵器とも 推測される謎の生命体で、戦闘力も謎のままだが、賞金稼ぎの イリヤ(森山祐子)とボブ(電脳生命体のように見える)が これを捉えるため、逃走経路と推定される地球に先回りする。
     イリヤ達は地球とは異なる文明レベルの住人のため、地球人の目の前に 捕獲作戦の痕跡を残してはならない決まりがあり、捕獲は『ゾーン』 と呼ばれる現実そっくりの無人の異次元空間を作成して、その中で 行われる。
     ところが二人の電気工事人、神谷と鉄平が空きビルに無断で電気を 引き込んで捕獲作戦基地をしつらえていたイリヤたちの部屋を調べに来た ことから、ゾーンへの転送機に巻き込まれて異次元のゼイラムの降下地点に 飛ばされてしまう。
     ゼイラムは、陣笠をかぶった野武士のような出で立ちだが、 本体は笠の部分で芯を貫通する人面の蛇のような部分が意志を持ち、 囓りとった生物のクローンを作成し兵器として使う他、状況に応じて ボディー部分も怪しく変化する。
     ゼイラムの奇怪な変化に捕獲は再三に渡り失敗し、巻き込まれながら 戦うハメになった神谷と鉄平の命も危機にさらされる…
     そして、暴走した『ゾーン』の消滅と共に中に残されたイリヤも消滅の 危機にさらされる。

     という感じ。
     "2"とは2年ほどしか違っていないはずだが、イリヤの顔つきも柔らかく スーツもあまり強そうに見えない。見栄の切り方も控えめ、だが"2"の アクションの原型のようなものは漏らさず入っている。逆に言えば、 さすが"2"は、美術も演技も強化され『歌舞伎的に昇華』したと いえるのかも知れない。一種の様式美。
     スーツによってシールドされているという設定なので、前半から 派手なガンファイトや殴り合いがあり、二転三転でこのテンションが かなり持続するところは、あまりに様式的でスピード感が落ちた"2" より好ましい。
     しかし、"2"のイリヤの凛々しさやクリーチャー・デザインの 凄さは"1"を確実に上回って凄い。やはり、"1"で世界観を仕込み、 "2"ではイリヤ(森山祐子)に見ほれるという鑑賞が正しいか。

  • 雨宮監督は、その他「未来忍者」「鳥人戦隊ジェットマン」 「ハカイダー」などの作品も作っているようなので、気長に発掘して 見ていきたいものだ。
  • 『機動戦士ガンダム/第08MS小隊 1-3』鑑賞(レンタルVHS)  0080"ポケットの中の戦争"は甘口でスローテンポな作品と思ったが、第08MS小隊は メカの緻密さもさることながら、初代ガンダムにあった「戦争の中で頑張っている感覚」 とか「ジオンの貴族政治の胡散臭さ」などがぷんぷんしてオールドファンには馴染んだ 感じがして、それにさらにリアリズムを加えた感じだろう。
     これがガサラキみたいになると「リアリズム=地味」の領域に入ってしまうのだが、 敵の新型モビルアーマー・アプサラスみたいな奇想天外なマシンを筆頭に、 重厚な陸戦用ガンダムなど長年シリーズを続けてきたことによる広がりがあるのが 嬉しいではないか。
     それに、やたらとノイローゼっぽい主人公やSFと言うには不条理な世界観を 展開することが流行になった最近の傾向からすると、やってるのは戦争だけれど やたらと健康で爽やかですらある。
     やっぱり、前向きな主人公がいると、話が明るいなぁ…
     …とはいえ、まだ4話しか見ていないので先行きは分からないのだが(笑)
  • 横浜BS開幕4連勝でストップ
     開幕5連勝すると三十数年振りだとか言っていたが残念。もっとも、去年の開幕は 慣れない優勝でオフにTVに出まくって気が緩んだ(とファンはみんな思っているだろう) ために開幕大連敗スタートだったので今年は幸先が良い。
2000.4.4
  • 今日のRRV: ノーマルの逆走GPをなんとかクリア。オーバルのGPが どうしてもクリアできないので速い車(EO)が欲しいのだが、まともに 走らない…(^^;;
  • SONYからポータブルと据置DVDP発表。 残念ながら今回もプログレ出力は無し。
2000.4.3
  • 掲示板 で見たSS熊本の電源コイル(VW10HT)のジー音の止め方のメモ
    1.上蓋を開ける
    2.レンズ横にある排気口に導いている排気ダクト(黒い
      細長い箱状のもの)を4つのネジを外し、電源コネクタ
      を外し、ダクトを取り出します。
    3.本体左側に小さい基盤が立っています。2つのコネクタ
      と2つのネジを外し、基盤を抜きます。
    4.基盤上に3つの大小の黄色のコイルがあります。先程の
      スリーボンド2901を飛び散らないように少しづつかけ
      ます。2〜3分後にもう一度かけます。24時間後に完全
      に乾くそうですが、すぐ使用しても構いません。
    
  • HiViのホームページ開始。
     雑誌の作るホームページ故、ページの内容は目次的なものが主で、読むほどの 文字が入っていないのが残念だが、用語解説だけはよく載せたという感じ。
  • 源氏物語(円地訳)
     宝塚の源氏物語(あさきゆめみし)に触発されて、原作の「あさきゆめみし(大和和紀)」 13巻(だったかな?)を読破したので、現代語訳の源氏物語に取りかかる。
     でも、多分原典まではたどり着かないだろう(笑)
  • 『機動戦士ガンダム/第08MS小隊 1-3』『地球へ』をレンタル(VHS)
2000.4.2
  • 野球中継が始まったのでプロジェクター(VPL-VW10HT)で自宅観戦。
     横浜球場の緑、青を見て改めて色の美しさにほれぼれ。ついでに ひいきのチームの調子も良いし(^^)
     ノーマルなドルサラでも結構音が回って臨場感もある。
  • 結局横浜は『開幕三連勝』で本日時点でセリーグ単独首位。 よしよし、去年は優勝してテレビに出過ぎたせいで開幕連敗だったからな〜(笑)
     大魔人・佐々木様が抜けたお陰で、今年は横浜の全員にヒーローになる チャンスがある。そういう意味でみんな張り切っていると思う。楽しみな 一年だ。
  • 有珠山噴火
     写真を見ると温泉街のど真ん中に噴火口が出来てしまったと言って 過言でないほどの位置に噴火口。「火山があるから温泉がある」とはいえ、 暮らしている人には大変なことだと思う。
     桜島並に一年中噴火していれば、近寄らないと思うけれど、静かな時期も あるからつい暮らしてしまうのだなあ…。温泉街の人は山のお陰で暮らして いるわけだから仕方ないとして、一般住宅を買った人が居たとすると、 悪いのは土地行政と言うことになるのかな? 明らかに住むには向かない 土地なのだから。
  • マヨネーズの手作り
     なぜか、マヨネーズに凝っている(^^;
     以前は「卵が酢の力で固まっている」のかと思っていたのだが、手作り してみると「油が卵の力で乳化している」ということに納得。つまり、 「ほとんど油だけれど、酢のお陰でさっぱりて感じる」らしい。
     これはカロリーが高いはずだと納得したが、酢の種類、油の種類の 組み合わせで色々出来るのが面白くて止められない(笑)
     作り方は卵黄を電動ミキサーでかき混ぜながら少しずつ油を 入れて行き、酢・塩・胡椒で味を付けるだけなので、誰でも出来る が、値段に関しては「買った方が安いのかも…」道楽だから良いん だけれど。
  • 豚肉のトマト煮込みソースのパスタ
     週末、妻が合唱団の合宿で留守なので、適当な物をつくって食べる。
     豚肉を適当にイタリアっぽくトマトで煮込んだだけだがうまかった(^^)
     てきと〜に作ってうまいというのが良い。
  • 生ハム
     勢いで「家で生ハムが出来たら良いよな〜」と、豚肉を濃い塩水につけ込 んだのは良いが、その後どうするか知らないんだよね〜(^^;
     このまま食べ物を粗末にすることになりそうで怖いが、三日目にして なんとなく生ハムっぽい透明感が出てきたような気がするが。
     本場じゃ、もも肉を紐で括って岩塩窟にぶら下げておくだけで出来て しまうようで、知る限り製法は「塩加減と乾燥」の工程しか無いような…。 で、ドイツ式は燻製し、イタリア式はそのまま乾燥(半年以上)。
     う〜む、どうしよう…(^^; 半年間腐らないという自信はないが、 本場の本物はチーズ以上の発酵臭がある。冷蔵庫の中でそうなったら 顰蹙だろうな〜…。かといって密閉したら乾燥も熟成もしないだろうし。
    生ハムの商品説明のページを見ると、
    • ラックス(ドイツ/一ヶ月熟成) …豚ロース肉、食塩、砂糖、調味料
    • コッパ(4ヶ月熟成) …豚肩ロース肉、食塩、ワイン、砂糖、香辛料、調味料
    • プロシュット(イタリア/12ヶ月熟成) …豚もも肉、食塩
     目指すは当然プロシュット。恐ろしい(笑) とりあえず、参考になりそうなページを探してみた。 生ハム奮戦記。燻製の記事
    燻製ハム全般のページ
    北海道で作っている話
     どれも燻製工程を必要とする手法の紹介ばかりだが、要するに塩の抜き加減が 問題みたい。燻製は20日間毎日煙を掛け、干し、煙を掛け、干し…の繰り返し。 それは大変すぎるので、燻製しないイタリア/スペイン式で出来れば良いんだけれどなぁ…。  ハム屋さんのうんちくページに よれば、とにかくひたすら乾かすだけだ(^^;; うまくすれば、骨なしハモン・セラーノ が出来る…はず?腐らなければ…。
2000.4.1
  • 『タオの月』鑑賞(VHSレンタル)
     ゼイラムの雨宮慶太監督作品。SF時代劇で、ある殿様が野伏せりから 手に入れた、岩をも切り裂き自ら刃こぼれを修復する謎の刀の出自を求めて、 謎の軍師「酔狂」と若い侍が山に入るところから始まる。
     実はこの刀の原料となった金属は山の中から掘り出された「隕鉄」で、 その中には一握りの生物じみた白い核が封印されていた。その「核」に邪悪な 力を感じた修験者「角行」が、この恐るべき鉄と「邪悪な核」で天下取りを たくらんでいたのだ。
     そこに核を封印した宇宙人の探索者三人組が空から舞い降りてくる(これが 森山裕子の一人三役)。宇宙人メイクが濃すぎてせっかくの森山裕子が 誰が誰だかわから無いのが無念である(笑)
     で、この三人組の中にも「核」の力を使って何ごとかしようとたくらむ 者がいて仲間割れ。彼らが持ち込んだ「核の力を制御する道具」が「タオ」。
     で、呪文を使った技合戦や、核から生まれた生物兵器が暴れたりして 大変なことになる。
     宇宙怪獣の特撮は結構良い(97年作品でCGも多用している)と思うが、 デザインがもひとつ、ゼイラムの時のような驚きがない。一口に言えば 「四本足の赤鬼」で、一口で言えてしまうところが物足りなさだろう。
     俳優も時代劇の常連の実力派を揃えているし、SF時代劇は悪くないと 思うが、もう一つ何か足りない。惜しいな〜。
  • PS2のリッジVに取り組む。
     鉄拳でストイックに技をマスターしていくのも辛いので、リッジで爽快に 走ることを選ぶ(^^;
     EASYはひとまずクリアできているのでNORMALレベルで。
     ところがEASYとNORMALの溝は深い(^^; 黙々と走り込んでEXTRAグランプリを 二つクリアしたが、逆走コースで挫折。いくらPS2で遠くまで見渡せるように なったといっても、逆走コースの走りにくさはやはりコースを暗記しなければ 無理のようだ。結局ストイックな世界にはまっている(笑)
     そういうことで、何故か深夜に「99トライアル」を開始。
     1周1分前後のコースを99周する耐久レースで、つい始めたは良いが 終わるのに1時間43分(103分)かかった。トップはジャスト100分で走っていて、 プロのレーサーの緊張感がちょっとわかったような気がする(^^;;
  • そういえば、GT2の耐久レースもまだやっていないような…


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文:唐澤 清彦 映画館がやってきた!