映画館がやってきた!

構築日記・不定期便
- What's NEWを兼ねた日記のような読み物 -
1999年6月
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1999.6.30
  • 住宅ローン繰り上げ返済のために財形を一部解約。
     書類を妻にまかせたら、思っていた金額より太っ腹に…、 これがどうホームシアターに関係するかというと、『三管が遠のいた』(笑)
     まあいいか…(^^;
  • 『天使にラブソングを…』購入
  • 『緑の街』画質問題にメーカー(パナソニック・デジタル・コンテンツ)から回答
     結構速く回答がありました。公式見解を要約すると、
    1.本編と特典映像は、素材がフィルム/ビデオであり色味に差が生じる可能性はある。
    2.ご指摘頂いたポイントは、監督の小田和正氏も認識しており、 「緑の街」DVD映像として監督自身がOKを出した内容となっておりますので、 これが「緑の街 DVDスペシャル」の完成版となります。
     まあ、言い分はわかるし、『監督がOKだと言ったらOKなんだよ』って言われると そりゃそうかもなぁ…という気もします(見た人だけにわかるジョーク(^^;)
     しかし、出てくる映像を見るとやはり、輝くばかりの海岸の映像の中で『ピンクの波頭』 『ピンクのシャツ』『ピンクの白いデッキ』は辛いものがあります。メーカーは、今後の ために何らかの対策はとった方がよいのではないかと思っています。
  • 『HANA-BI』鑑賞(レンタルDVD)
    語りすぎない、映画だから出来る表現というのが、不思議なほどある。 [→鑑賞記]
1999.6.29
  • クイーン・アミダラ=阿弥陀説
     突然妻が「クイーン・アミダラ=阿弥陀羅だよね〜」と言い出した。
     言われてみればよく似ているこの言葉、私は「阿弥(陀仏+曼)陀羅」としたい。

     阿弥陀は現世に存在する仏で、今この世で衆生のために祈り続けているとされ、また、

    • アミターバ (amita-buha) 無量寿命
    • アミターユス(amita-yusu) 無量光明
     の二つの意味を持っている。
     これらのことは、民衆の幸せを祈り光を当てるクイーンの イメージに当てはまる。
     もの凄い衣装は、曼陀羅に刺激されたビジュアル?

    参考URL

  • つたやのページ発見
  • タイタニックDVDの広告(amazon.com)
     どうやら、スクイーズ収録ではないというのは本当らしい。確かに長時間ものだから、 データー量が少ない方が画質は有利という考え方もあるかも知れないけれど…。
  • C-3PO出生の秘密(starwars.com)
     アナキン少年が作ったという話は聞いていたが、ジャンクの山から拾ったり、買ってきた 部品で作ったらしい。つまりは「DOS/Vパソコン」を組み立てる感覚か。
     そうすると、ハロをLSIから作っていた(ちょっと無茶だがそうらしい)アムロの方が 技術者度は高いのかも。
  • 映写機の響 - 映画評のページ

  • 『アサシン(ニキータのリメイク)』鑑賞
     ベッソン監督の「ニキータ」のハリウッド・リメイクで、本当に隅から隅まで同じ話で、 役者とロケ地の違いくらいしかないと言っていいほど。
     ではどちらが映画として良い出来かと比べてみると、女優はアサシンが良いかも知れないが、 掃除人は『ジャン・レノ』なのでニキータの勝ちか(凄い個人的基準)。全体を見ると、ニキータ の方が画面から妙な緊張感を漂わせていて、アサシンの方が軽いノリ?
     いずれにしても、この作品は意外なほどフランス映画、ハリウッド映画の差が少なかった と思う。
1999.6.28
  • DVDレンタルで『カサブランカ』『アサシン(ニキータのリメイク)』『HANA-BI』を借りる。
     良く見ると、SONYからセル市場で発売されていないDVDが、レンタルにリリースされている模様。 これは新発見だ。
1999.6.27
  • 東京都合唱祭を聴く。
     主目的は妻の合唱団OMPの演奏だが、同じブロックの他の演奏も興味深い。
     中でも強烈に印象に残ったのは、ちょっと高齢のママさんコーラスで、音程がバラバラ なのはともかく、小学生の女の子のようなひゃらひゃらした発声なのだ。これって、 いくらおばさんのお楽しみ団体でも指導者がもう少し何とかすべきで、だれであれ 人間にあんな声しか出ないはずはない。
     「ただ真っ直ぐにお腹の底から声を出す」ということを覚えるだけで、 合唱の楽しさ、声を出す爽快感が体にあふれてくると思う。そのことを知らないで 続けていくのはもったいなさ過ぎると思うわけです。
  • 『眠り王』『スターウォーズ・ジェダイの復讐』『タイタニック』上映会
     『眠り王』は東京電力の企画で毎年やっている合唱劇(?)の最新作。
     かぐや姫が下敷きだがなかなか突っ込みがいのある作品である。
     『スターウォーズ・ジェダイの復讐』は前回の上映会で帝国の逆襲までしか見られな かった人のための補習。『タイタニック』は、何がと言うことはなく、何度でも上映か(^^;
     今回、ドルビーデジタルのダイナミックレンジ圧縮設定を普段スタンダード(STD)に しているものを、off〜0.3あたりにして始めてしまったのでもう大変。
     スターウォーズではそれほどでもなかったのだが、タイタニックの二枚目に突入した あたりから、怒濤の低音で困る。う〜む(^^;

    上映作品:

    • 世界劇「眠り王」(ハイビジョン録画)
    • STAR WARS Episode6「ジェダイの帰還」
    • タイタニック
    メニュー:
    • ヱビスビール 350ml×16缶 ← キリンビール大感謝祭のビール券による
    • 日本酒    1.5升    ← 一升は高橋洋子からの差し入れ
    • 枝豆
    • 鴨のスパイシー燻製
    • サラダ(トマト・胡瓜・黄パプリカとモツァレラチーズのイタリアンドレッシング味)
    • 豚肉と白インゲン豆のトマト煮
    • ゴーヤチャンプル
    • 茄子の煮浸し
    • 刺身(マグロ赤身・大トロ・真鯛)
    • 蟹味噌(缶詰)
    • サーモンクリームスパゲティ

  • お客さんが帰ってから静かに『緑の街』を見る。
     小田和正監督の作品で、「映画を作ろうとする、若いニューミュージック歌手」の映画。
     半自伝的とも言われるようですが、小田和正ファンというわけでもないのでどこが 自伝的なのかは判りませんが、「音楽を志す青年と、役者を志す女性のすれ違いと再会」 というようなラブ・ストーリーなので、そんなことも人生にはあるよね、と言う気には なります。
     ともあれ、今時珍しい一途な恋の物語なので結構きてしまうのでした。
     おまけに50分ほどのメイキング映像。
     「「「映画制作に挑戦するミュージシャン」の映画を撮影するミュージシャン」の 現場を追ったドキュメンタリー」です(笑)
  • 『緑の街』の画質…?
     本編、ハイライトが何だかピンクなのです。海岸のシーンで砕ける波。 シャツの白、そういうのがことごとくピンク。
     タイトルが「緑の…」だけに、緑を強調しすぎてカラーバランスが崩れた のか?と疑っているのですが、とにかく、特典映像は正常なので本編に何か あるのです。
     ちなみに、DVD化はパナソニックの仕事。
    パナソニックの『緑の街』のHP
  • 今日のリンク
1999.6.26
  • 小田和正『緑の街』、『ウエスト・サイド・ストーリー』のDVD購入。
     ウエストサイドは、保存用フィルムからのニューマスターで5.1ch収録という仕様。
     画質は確かに既存LDよりくっきりした印象があるし、スクイーズなので、ワイドTVで 見ればさらに美しいはず。だが、5.1ch収録というのは当然のことながら凄い効果が あるわけではなく、有り難みは感じにくい。一枚に納まっているところは嬉しいかな?
     特典の『オリジナル予告編』は、ひたすら見せ場を繋いだだけの映像で、 「は〜昔の予告編というのは、こんなのんびりしたものなのか」と呆れるような出来で、 これはこれで感心できるかも知れません(^^;
1999.6.25
  • 『レイズ・ザ・タイタニック』(1980年)鑑賞(レンタル)
     これは『超へなへな作品』だ! [→鑑賞記]
1999.6.24
  • あじさい寺の写真公開
     とはいうものの、今回は反省会ノリなのだ(^^; 雨の日の写真は難しいですね。
1999.6.23
  • 寝坊である(あたりまえ)
  • ↓先日書いて登録し忘れた(^^;
    導入一年・エージングの成果を聴く - 癖だらけのセンターSPはいかに変わったか
     思ったより、一年の経過というのはスピーカーに変化を与えたようです。
  • リコーのコンパクトカメラ、GR1s購入
     ついでに、リバーサル・フィルムへの転向を思い立ち、ライティングボックスも購入。 ネガのチェックの時にもずっと欲しかったのだけれど。
     写真の色については、品質の良いラボはないかとあちこちの店に出してみたが、 どの店でもそれぞれの 発色の癖があって、どっちにしても思ったような色にはなかなかならない。
     だったら、リバーサルで「この色」というのが決まった方が気持ちがいいような気がして。
1999.6.22
  • 妻とレンタルのTSUTAYAに。
     タイタニック関連作品全制覇も狙っているらしいが、本質的に妻は歴史絵巻系が 好きである(絵画やマンガもあれもこれも)。 SF好きの私とはそのへん一線を画すが、こんど密かに持っている エイゼンシュタイン作品のLDで、年期の違いを見せつけてやろうかとも思う(笑)
  • 深夜の『タイタニック』後編(^^; これも0時頃からはじめたので、最後で気を失う。 が、妻は最後の30分で気を失ったことが悔しいらしく、一人でラストの再上映。
     でもワシは寝るもんね(^^;
1999.6.21
  • 『ラヂオの時間』鑑賞(レンタル)
     妻ともども大爆笑。TVで良く知っている役者が大勢出て、見ている人の期待を裏切らない お約束のギャグ。多分実物のラジオのスタジオを使って予算も格安なんでしょうけれど、 気楽に見られて気楽に笑える。こういう作品も良いですね。
  • 最近スピーカーのバランスを取り直したのが嬉しくて、なんとなく『タイタニック』 を上映してしまう。しかし、さすがに、0時を回ってからの二本立ては厳しく、とりあえず 前編と言うことで二枚目は翌日回し(笑)
1999.6.19
  • 雨の中、北小金の長谷寺で紫陽花を見る。今年は紫陽花よりも花菖蒲の素晴らしさが 印象的だった。種類といい、広さといい、文句無しの素晴らしさ。
     当然カメラマンも多かった。雨だというのに頑張るね(^^)
1999.6.18
  • 先日「夏はやっぱり涼しいオフィスが有り難い」ようなことを書いたが、梅雨らしい 一日となった今日は一転、極寒地獄なのだ(^^; 上着を着込んでも、冷風が目にしみる。これは辛い(^^;;
  • オペラ『罪と罰』(日本人作曲家による委嘱作品)を見に新国立劇場へ。
     今回初めて新国立劇場に足を運んだが、そのでかさに驚く。何しろ三階席なんて容易なことでは たどり着けないと言う感じ。例えば、客席の構造は東京文化会館と同じようなものだが、各フロア の高さがぐっと高く、ゆとりとゴージャスな感じを持っている。 ("座席の前後の距離"は短くて通り抜けは大変だったけれど。)
     そして音響が素晴らしい。
     三階席での印象は、まずオーケストラは、オーケストラボックスの中とは思えないほど鮮明に 豊かに響く。そして歌声も、驚くほどの大きさと明瞭さで聞こえる。
     歌手の福井敬(ロージャ)、鮫島有美子(ソーニャ)他の全歌手が素晴らしかったことはもちろん だが、彼らの歌声がダイレクトに届いて来るという「手応え、聴き応えの確かさ」は、ホールの 良さが有ってこそと思われた。
     今、音楽界でのオペラの地位を考えると「オペラ専用劇場なんて時代遅れ」とも思うが、 この音響を耳にすると、充実した専用劇場でこそオペラが育つのかも知れないとも考えさせられ る。

     作品については、原作がドストエフスキーであるから「楽しい」とは言いがたいものがあるし、 歌にしても「歌える歌」の少なさは、果たして罪と罰を三時間ものオペラにする必要があったの だろうかと思わぬでもないが、第2幕の主人公と他の人々とのやりとりの見せ方のうまさで 作品としての見応えを印象づけたと思う。
     演出は加藤直。冒頭の二人組の掛け合いが、彼が多く仕事をしている劇団(黒テントなど) のムードとまるで同じで思わず笑ったのだが、得意の暗いくらい舞台が最後の救済のシーンで まぶしい照明を当てたあたり、当たり前の手法かも知れないが、効果的であった。
     三階立てのアパートの断面のようなセットを1,2幕共通で使っていたが、せっかくの 新国立劇場の舞台なのだから、もっとがらりと変えてみせるような仕掛けが見たくもあったが。
     作曲の原嘉壽子は、手法的にはストラビンスキーやショスタコーヴィチなどの時代を感じさ せる音楽で、びっくりするような所はない。また、主に情景、心理描写のための説明的な音楽 であり、主従関係で行けば「物語に対し従の音楽」であった。音楽付きの加藤直の芝居であっ たといっても良いのではないかと思う。

     最初にホールのすばらしさをほめたが、勿論、歌手たちの素晴らしさは特筆されるべきだ。
     特に、主役だけでなく全ての歌手の歌声の水準が高かったことが嬉しい。日本語のオペラで 明瞭に言葉を聞かせてくれたことも、特筆して良い。
     福井敬、鮫島有美子、志村年子、小畑朱実、工藤博、平野忠彦、このキャストの名前は 覚えておこう。

1999.6.16
  • 空梅雨で、外回りの仕事は死にそうに暑い。オフィスが恋しい(^^;
  • 検索エンジンで『レッド・ヴァイオリン』を検索して、なんだか珍しく情報が少ないな〜と 思っていたら、正式には『レッド・イオリン』だそうな。
     音楽業界でVを「バ」行で表記するのは死語じゃないかな。例えばCD売場で、 ヴァイオリン、ヴィヴァルディーをバイオリン、ビバルディーと書いているところがあるだろう か…? 東宝のセンスには泣けるぜ…。
  • センスといえば、スターウォーズ予告編のカタカナの「エピソード1」もあまり格好良くない。 だったら「ファントム・メナス」をちゃんと訳して漢字で書くとかして欲しいものです。
  • さっそく昨晩付けたカウンターが元気に上がっている。
     読者の方にCRTのこちらから手を振ってみたり(^^;/~
  • 予告編専門サイトとれなび発見。
1999.6.15
  • ホームページにカウンタを付けてみる(^^;←意味不明の汗?
  • RONIN資料集め
1999.6.14
  • 映画『レッド・ヴァイオリン』鑑賞(シャンテ・シネ1)[鑑賞記]
     中国で発見された300年以上前に作られたイタリアの名器。そのオークションに 詰めかけるいわく深い人々と、過去、ヴァイオリンの悪魔的魅力に見せられた人々 との流転の映像をオムニバス的に描く。
     関東では日比谷シャンテ・シネの単館上映らしく、ランキングにも入らないし、 ほとんど話題にもなっていないが、なかなかスリルの連続で楽しめる作品だった。 クラシック音楽に興味のある人には、お薦め。

    関連HP:
    • 東宝
    • gaga - ほとんど売り物のプログラム並に詳しい
  • シャンテ・シネ1の予告編に見るべき物無し。寂しい〜
     その中で一つ「踊れトスカーナ!」 という作品の非常に長い予告編を見ましたが、この異様な「盛り上がら無さ感」は何なんでしょ(^^;
     この妙な間がイタリア映画なのかな? 「ニュー・シネマ・パラダイス」もなんだか変だけれど 面白かったし…。
1999.6.13
  • エルミタージュ美術館所蔵『イタリア・ルネサンス美術展』(国立西洋美術館)鑑賞

    ティツィアーノ《悔悛するマグダラのマリア》
    (c)The State Hermitage Museum, Saint Petersburg


     歴史順の展示で、イタリア・ルネサンスの美術史がお勉強出来るという感じの展示。 今回は「食い入るように見つめてしまう絵」はあまり無かったが、聖家族など、同じテーマの 絵がいくつも飾られていて、その比較が興味深かった。
     日本人には、キリスト教の下地がないので、作者のことだけでなく寓意についての解説 もあれば、こういう題材の展示はもっと楽しめると思うのだけれども。
     日曜の昼前、観客の入りは行列を作るほどではないけれど、二重三重の人垣が出来る という感じで、もう少しすいているとまた、じっくり鑑賞できるのだけれど。
  • コーロ・カロス定期演奏会を聴く(紀尾井ホール)
1999.6.12
  • 友人を招いて公開目前『スターウォーズ三部作一挙上映会』開催
     試写会のチケットは外れた(^^;けれど、わが家ではどんどんテンションが上がっていく。
     勢いで、タイタニックまで見て、豪華4本だて10時間鑑賞会に…(^^;
1999.6.8
  • 『ニュー・シネマ・パラダイス』鑑賞
     見終わってししみじみする良い話でした。映画館「シネマ・パラダイス」の火事以外には びっくりするような事件の起きない、思い出の中の青春の日常が淡々と描かれていくのですが、 「文芸調の映画というのは苦手なんだよな…」と思っていたのは最初の部分だけで、 青年トトが村を出ていく経緯あたりから、舞台を現代に移したラストは、最後まで目を離せ ないくらい引き付けられてしまいました。
1999.6.5
  • 日曜は、カメラを持って「小岩菖蒲園」へ。  ここは、市川のわが家からは10数分で歩いていける近場の観光地である。

     案の定菖蒲園には、ごっつい三脚持参のカメラマンが多いが、すでに午後で花 の元気はないし、かなりの強風が吹いていて、三脚を使っても厳密にはブレブレ 写真しか撮れなさそう。
     菖蒲園主催の「写真展」のパンフレットもあったが、たぶん今ここにいる人は 入選しないだろう…と思う。いや、私も含め(笑)

     世間には、『花を撮るならミノルタ』という暗黙の了解があるらしいが、確か に普通の観光地で見かけるのはキャノンが圧倒的優勢なのに対し、ミノルタ率が 高い。「今日は大した写真は撮れなさそう…」なんて思うと、ついつい花より人 の機材の方が気になってしまうのだが、観察していると、花より、花を撮る人の 生態の方が面白い(^^)
     ひたすらじ〜っと一つの花を狙っている人もあれば、夫婦連れで夫は一眼レフ、 妻はコンパクトカメラで同じ花を仲良く撮影している光景なんて、なかなか微笑 ましい。

     天気も良いので、江戸川にはたくさんの船が出ている。
     ディズニーランド行きの水上バスもあれば、「矢切の渡し」行きの小舟も大盛 況で、観光バスのツアーまで来ている。近所がこんなに観光地だとは気がつかな かった(笑)

  • 夕方、妻の実家に写真の見せあいに行く。
     お義父さんの写真は『ギリシャ旅行』で、今まで"OLYMPUS L-10"を使っていた のを"Nikon F70"に買い換えての初旅行。
     絵のような風景に加えて、ゴミ箱やトイレや、変な物の写真がアレコレあって なかなか趣味が合う(笑)

  • Nikon F70を説明書付きでいじらせてもらう。
     AF合焦速度など基本性能はしっかりしていると感じたが、操作系の複雑さに びっくりする。取り説がなければ何もできないと言っていいほど複雑。
     う〜む(^^;
     まあ、最近はどのメーカーのカメラも自動化の果ての複雑化という様相を呈し ていますが、「メーカーの用意した簡単モードで撮影しなさい。」ということ なんでしょうなぁ…。

     しかしメーカーは簡単と言うけれど、義父は「動感モード」というので、 民族舞踊を撮影して、盛大な被写体ブレを起こしてがっかり。
     踊りを「動感モード」で撮影してみようというのは、極めて自然な発想だと思 うが、実体は「流し撮りモード」で、スローシャッターになるらしい。しかも、 F50のこのモードの「走る人」のアイコンはキャノンでは「スポーツ写真」の モードで、高速で撮し止めるための機能だったりする。つまりメーカーが違うと 同じアイコンで機能は正反対ということに。本当の「簡単」はどこにある?

  • Nikon F70の感想
    • 軽い。28-80mmレンズ装着で軽々。
    • 音はとても静か
    • シャッターボタンの位置が馴染まない。グリップの形とともに、なんとなく。
    • ファインダー像消失時間が長い?
    • 操作が難しい。ボタンの意味が分からない(IN,OUT,SELECT,SET...という無機的な名前)
  • 花の名所案内
  • 菖蒲の写真を撮っている人もいた
1999.6.4
  • リコーダーアンサンブル(MAT)のメンバーを招いて、5月の演奏会の反省会と、時期選曲会。
    宴会メニューは次の通り。
    すえつむはな作
    ・豚バラ肉の角煮

    究生作
    ・牛すね肉の赤ワイン煮(美味しんぼ62より)
    ・う巻き
    ・サーモン&ブラウンマッシュルーム・ピザ
    ・そらまめ
    ・枝豆(千葉産)
    ・スモークサーモン

    からから!作
    ・マグロのヅケ、たたき風
    ・ラマンチャ地方の野菜のトマト煮、からから風
    ・タコのぶつ切りサラダ
    ・人参の千切りサラダ
    ・チーズ二種、ライ麦パン添え

     その他お客様持ち込みのお茶菓子多種。
  • 宴会ついでに「スターウォーズ Episode4」を鑑賞。
1999.6.3
  • 『S.O.S.タイタニック』『ニュー・シネマ・パラダイス』をレンタル。
    さっそく『SOSタイタニック』を見る。 [→鑑賞記]
  • 写真集のホームページを作る。名前は 『旅の写真館』
     確かに私の写真は「旅行の記録」がほとんどなので。
     今まであちこちに散らばっていた「写真入り旅行記」も集めたのでいきなり 大容量のページです。
  • キャノンの新望遠レンズに、マグネシウム合金が使われているらしい。
    SONYのVAIO以来マグネシウムばやりだが、やっぱり格好いい(笑)
     とてつもない金額だが、ノートパソコンを買うことを考えたら高くはないし、こっちは一生ものだから… などと考えている自分が怖い(笑)
1999.6.1
  • 妹の披露宴でたくさんシャッターを切ったことが、脳を刺激して(笑)新しいカメラが欲しく なる(^^; 「東京日和」なんて映画もそこはかとなく刺激的だったが、それはそれ
     直接的には、EOS55の巻き上げ速度(2.5コマ/秒)とAF合焦速度を遅く感じるシーンが 多かったことが大きい。一瞬の表情を捉えるにはこのへんの性能は高ければ高い方が良い。
     そんなわけで、この一週間ほどカタログを読みつつ、カメラ店に出向きあれこれいじり…、 ということを繰り返しているが、EOS-3の出来の良さに心を引かれている。
  • EOS-3は、カメラ誌では「もっとがんばれ」という内容のことを書かれることが 多いようだが、実際の所、争点の「45点測距」は一度まともにキャリブレーションすれば、 まさに「見たものにピントが合う」と言っていい精度で、外しても1ドット程度。その場合も、 測距点が細かいから、あまり遠くはずれているわけではないので「気にしない」という、 使い方さえ出来れば、実用上の問題はない。
     さらに、この「45点測距」の視線入力の反応速度が、従来より格段に速い。  EOS55では、測距フレームを凝視して「ここだぞ」とカメラに教えている感じがしたが、 EOS-3のそれは視線と測距が直結している感覚がある。これは、 「肉眼で物を見てピントが合う」という生理反応にかなり近づいた感じがある。

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文:唐澤 清彦 映画館がやってきた!