映画館がやってきた!

構築日記・不定期便
- What's NEWを兼ねた日記のような読み物 -
1999年4月
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1999.4.30
  • 連休用に、「ラヂオの時間、インデペンスデイ、メン・イン・ブラック」をレンタル。
  • 亀戸天神の『藤祭り』見物。カメラマンが大量に出ているので他人のカメラを観察 するのも楽しいのである。やっぱり、世の中はCannonとNikonでほとんどですな。
    あと、おばちゃんグループシャッターを三回ほど頼まれました。世界中どこに行っても、 頼まれやすい顔である。たぶん(笑)
1999.4.27
  • ガンダムZZ(4-6)をレンタル
  • 三菱の液晶PJ LVP-L10000を店頭で観察する。
     XGA解像度のパネルは、まったくドットが分からないほどで、なるほど凄いと思わせる。 また、本体のメニュー画面やパソコンの入力の文字は、カリカリに切れるシャープな映像 でレンズもかなり良い物らしい。
     ところが、肝心の映像はモヤモヤと、なんとも眠たい印象。
     コンポーネント入力だと画質が良くなるという話も聞くが、映像回路が液晶の実力に 負けている。
     以前「SONYの解像度か、シャープのメリハリの効いた画か」という議論がきかれたが、 L10000はそういう意味ではSONY的なソフトフォーカス画面。そうなると、SONYのW400QJ は約半額だし、まだまだ第一候補に残ることが出来ると言えると思う。
     ちなみに、SONYのXGA対応データPJもL10000とほとんど同じ価格。実物を見てみたい 気もする。SONYがAV用にチューンしたXGAモデルを出してくれると面白いのだが。
1999.4.26
  • ガンダムZZ(1-3)をレンタル
1999.4.24
  • 朝からコンサートの練習。本番まであと一週間。
  • 妻のタイタニック友達が泊まり込みでオフ。ホームシアターを披露する。
     上映作品は『レオン』『ムトゥ・踊るマハラジャ』の2本だて。
1999.4.23
  • ツタヤで『バットマン』『バットマン・リターンズ』『スターゲイト』のDVDをレンタルしてみる。
    初代は、『バットマン&ロビン』の漫画チックな(もともと漫画だけれど…)画とは全然違って結構重々しい。
    『バットマン・リターンズ』はさらに暗いというか…救いに乏しい…。
1999.4.22
  • 妻がせっせと応募していたキリンの『復刻ラガー』がついに6箱になる。
    ひとり最大三箱まで当選可能なので、めいっぱい当たったことに(^^)
  • 『日陰の二人』(レンタル)鑑賞。結婚に失敗し、閉鎖的な田舎の社会を飛び出て 学問の道を目指し挫折する青年と、都会で再会したいとこの娘(ケイト・ウィンスレット)が 禁じられた愛に燃え上がるが、社会から締め出されどん底。
    暗い…。とてつもなく暗い(^^;;
1999.4.21
  • 『USゴジラ』(レンタル)を見る。これで字幕を学習して輸入LDを再見する予定。
1999.4.19
  • BS2で、フランス映画「女優マルキーズ」というのを見る。
     ルイ14世の時代の、女優の短い一生の物語。
     筋は、町の踊り子をしていた主人公が、モリエールの人気喜劇一座の俳優だっ たグロ・ルネに一目惚れされ(即結婚し)、一座にころがり込んだ主人公が、 女優として王宮で認められ、栄光の絶頂に駆け上がる姿と、彼女を襲う悲劇。
     …簡単に言うと、少女マンガみたい(ガラスの仮面とか…)なんですが(^^;、 モリエールとか、リュリなんかが出てきて、音楽はまともなフランス古楽。実に よい。楽器も、当然古楽器がわんさか見られます。
     リュリはちゃんと巨大な鉄の杖をドンドン突きながら指揮をしていて、いつ足 を突いてしまうかはらはらしました(笑)

     ちなみに、主役は『ソフィー・マルソー』
     美人という言葉は、こういう人のために有るって感じですね。物語はパターンで すが、芝居は「女優の物語」だけ有ってなかなか素敵でした。
    参考HP:銀座一丁目新聞

1999.4.18
  • 妻に引かれて、セゾン劇場で「マスター・クラス」という芝居 (主演:黒柳徹子)を見てきました。
     マリア・カラスが引退後しばらく後進の指導をしていたそうですが、そんな シチュエーションで、彼女自身の音楽と人生について回想するというような話。
     カラスって、あまり美声というわけでもないようなのですが、生徒が歌う声が す〜っと往年のカラスの録音にすり替わって、役者のモノローグがかぶさる。 その歌声の説得力は凄かった。
     やっぱり、名を残す人には何かがあるのだなぁと感じた次第。
     …で、帰りにカラスのLDを買い込んでしまったのでした(笑)
1999.4.17
  • 5/4のコンサートの練習。朝から晩まで。…晩は呑んでいたか…(笑)
1999.4.12
  • 晩御飯は今年最後とも思われる鍋物実施(アンコウ鍋)。暖かくなりました。
  • 『仮面の男』DVD鑑賞。なるほど、公開当時言われていた 「ディカプリオ主演と言っても、主役は王様ではなく三銃士・ダルタニアンの物語」なのだと いう話に納得。どこのホームページを見て回っても、主演はダルタニアン (ガブリエル・バーン)だ、という話題ばかり。  詳しくは鑑賞日記で。
    関連HP
1999.4.11
  • 近所のCD店にDVDコーナーが出来ているのを発見。地域振興策(?)として適当なものを 一枚買い求める。仮面の男。(今日は見てない)
     改装前はLDをたくさん置いていたのが最近はVHS一辺倒になっていたので、ここは買い支えて DVDの品揃えを拡充していってもらいたいものである。
  • TVで『007 ゴールデンアイ』を見る。
     最近の007がギャグ路線に走っているとは知らなかった。初期作品は「クール、非情」という イメージだと思ったのだが、ゴールデンアイは「笑いの取れるスパイ映画」だ。有り物をうまく 利用して安く上げているという印象も強い。それなりに面白かったが豪華なB級作品のイメージ が強い。
    関連HP
1999.4.10
  • 「DUNE 砂の惑星」鑑賞。ずっと前に8mmソフト処分セールで購入した物を、やっと開封。
     1984年の作というから今から15年前の作品だが、舞台は貴族社会で砂漠。社会も世界もすすけきって暗い暗い。 最初はどうしようかと思ったが、最後は面白かった。やはり原作を読むべきかと思った作品。
    関連HP
1999.4.9
  • 朝日新聞の朝刊にインド映画の記事。これを読んだ妻が「やっぱり『踊るマハラジャ』見たいかも…」 なんてことを口走ったのを口実にDVD購入。とはいっても、お金は私の財布から出るのだが…(^^;
  • ついでにお店でミュージカルキャッツのDVDに引っかかり同時購入。
    オリジナル・キャストの舞台の収録だが、アップ多用で良くできたメイクもバッチリ。迫力。
1999.4.7
  • 仕事帰りに『千鳥が淵』の桜を見て帰る。もう満開を過ぎてまさに桜吹雪。 お堀から吹き上げる風に乗って、花びらが舞い上がる様はなかなか風情がある。
     惜しむべきは、お堀端のホテルが花見団子を売るのにあの「だんご三兄弟」 をBGMにしていたこと。花見は侘び寂びの雰囲気が必須だと思うのだが…。
1999.4.3
  • N響Cプログラムを聴く。デュトワ指揮。
     ラフマニノフの交響的舞曲があまりにも良かったので、HMVで同曲のCDを買って帰る。ちなみにCDの 演奏はサイモン・ラトル
1999.4.2
  • 三善晃のオペラ『遠い帆』を、三軒茶屋の新しくできたオペラ劇場、世田谷パブリックシアターで見る。
     劇場は、こじんまりしたサイズだがなかなか落ち着いたインテリアでロビーの狭さも感じさせない。
     作品は、仙台市の委嘱で、伊達政宗の命で南蛮貿易の交渉の使者としてヨーロッパに渡った 支倉常道の苦難の物語。支倉が渡航した直後に家康のキリシタン弾圧が始まり、正宗からの支援もなく 8年もの旅の果てに死んでしまうという可哀相なお話。(仙台の友人に聞いたところ、宮城県民なら誰でも知っている話らしい)
     物語を語る童歌で始まり、童歌で終わり。中はソリストの熱唱に 市民合唱団の熱唱ストーリーを進めていくという構成だが、最初から最後まで山だけ。山々山…の大熱演大会。凄かった(^^)
1999.4.1
  • Jet Li主演『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ』のDVD購入。
     筋は大したこと無いような気もする(理不尽なところも多い)が、カンフー・アクションは確かに凄い。

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文:唐澤 清彦 映画館がやってきた!