映画館がやってきた!

構築日記・不定期便
- What's NEWを兼ねた日記のような読み物 -
1999年3月
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1999.3.30
  • 葛飾リコーダーコンソートのコンサートを聴く。
     コンクール全国大会で、金・金・金・銀・銅と五つの賞をゲットした団体だけに これが小学生〜中学生か…とのけぞるほど指が動き、驚愕のひとときであった。
     しかし、映画タイタニックの音楽からという編曲ものは、タイタニック・ファン からすれば許容しがたい編曲なのであった。なにしろ、My Heart Will Go On のコーダー の転調して盛り上がる部分がばっさり削除されて、繰り返しのフェードアウト風に変更 されている。これで、どう盛り上がろうというのか…。
     きっと、編曲者はタイタニックを愛していないのだ…。 ま、それ以外は素晴らしい演奏でした(^^;
1999.3.29
  • 妻の実家のPCのサポートその2
     三月一杯でプロバイダ乗り換えだというので、なんとしても月末までに 設定を更新せねばという事情で、連日サポート。連日義母の晩御飯を食べられると 言うことでもある。一緒に里帰り(?)して晩御飯している妻が一番嬉しい?(笑)
1999.3.28
  • さんふらわあは、朝8:50,大洗港に入港。朝も強風。
     埠頭を散歩し、展望台からさんふらわあの出航(苫小牧行き)を見送る。  バスで大洗水族館に行き。イルカ・アシカショー、ペンギンショー、餌付けショー などを見る。効率的に全てのショーが見られるように時間が組まれているのは親切。
     最後に、この旅行の第二の目的である『アンコウ鍋』を食す。
     古くからやっている風の鄙びた食堂にはいると、アンコウ鍋3300円(*2人前)は ともかく、定食、刺身など、ほとんどのメニューが1500-2000円と感覚的には、 普段行く居酒屋の3割増〜倍額というのにびびる。あとから入ってきた6人連れも メニューを見てシーンとしている(^^;;;
     しかし、アンコウ鍋の最後の雑炊の味には満足。まったく鍋というのは、最後の雑炊の ためにあるという感じ。
  • 帰路は、大洗(鹿島臨海鉄道)->鹿島神宮(鹿島線)->佐原(成田線/総武本線)->都賀
    と乗り換え乗り換え、鈍行の旅。そこで、妻の実家のPCのサポートをして、晩御飯を食べて帰宅。
    長い一日であった…。
1999.3.27
  • OMPプロムナードコンサートに、My Heart Will Go Onで出演。
     妻が歌で、私はイントロと間奏で出てくる笛のメロディー担当。
  • 演奏会後、東京湾フェリー埠頭より、大洗行きのフェリー『さんふらわあ・さつま』 に乗船。妻と一泊小旅行。記念撮影カメラマンとして活躍(笑)
     深夜の海上は猛烈な風で、寒かったので、主に船内で夜更かし。
1999.3.26
  • 吉祥寺にて栗コーダーカルテット・公開シークレットライブ
     通常はリコーダー4本でアコースティック+αな音楽をやっている栗Qだが、 今回は電気漬け。「サンプリング&ループ」で、何だか凄いことになっていたが、 ミニマルやらコンテンポラリーや電気な音楽も嫌いでない方なので、楽しんだ。  また、そういうステージだったので、アンコールの古楽な響きがいっそう インパクトがあった。(インスブルックヨさようならだったかな?)
     今回印象に残ったのは、サウンド的にやっぱグレートバスは格好いいな〜とい うことと、栗原さんの指技のキレ。アルトの足部管が脱落したのもかなり印象的 でしたが(^^;  あと、些細なことでは、連れは、人と羊がカチャカチャする楽器がいたく気に 入ったようで、私はボラン(ケルトな片面太鼓)が演奏されるのを初めて生で見たが 欲しいな、あれ(^^;
1999.3.25
1999.3.24
  • ガメラ3二度目の鑑賞。最後の決着を付けた技がどうなっていたのかがやっと判った。むむ。
     今回は錦糸町で見たが、やはりドルビーデジタルのロゴが流れるが、ポスターなどには"SR"と なっている。なんでだ?
     それと、今回はフィルムを見て、画像のシャープさに目が洗われた。
     音声は、ほとんどの映画館がただ大音量でうるさいだけの、ふやけた状態で、 ホームシアターの方がマシ。と思うが、フィルムの画質というのは偉大。
     100インチで、カリカリに切れる映像を見るためには、どのくらいの画素数が必要だろうか…。 少なくとも、現行DVDが幾らプログレッシブになっても追いつかないだろうなぁ…。
1999.3.22
  • 銀座にてタイタニックのテーマのイントロで使われている笛を購入。
     ティン・ホイッスル、フラジオレットなど色々な呼び名があるが、基本的にはリコーダーと 同じ発音原理の6穴の楽器(リコーダーは8穴)
     同じ音は出せても、同じ音色はしない(笑)
    参考:ミュジカミリオン/アーリー・ミュージック・プロジェクト

  • 銀座に出たついでに映画館の様子をのぞいていくと、ガメラ3は立ち見だと。 やはり、休日には客が入っている。良かった良かった。
1999.3.20
  • ガメラの脚本家『伊藤和典』の作品を見返してみる。
     劇場版パトレイバー1('89),2('93)、攻殻機動隊('95)の3本。監督の押井守は好みではないのだが、 なるほどねぇ…という感じではある。

     ところで作品を見ていて気づいたところ。
     攻殻機動隊のラスト付近、素子が敵の戦車のハッチをこじ開けようとして自壊するシーン だが、彼女は何故あんなことをしたのだろうか?
     ハッチの付近には、目玉状の索敵カメラがぐりぐりと彼女を捜す描写がある。まずカメラを 潰してしまえば、狙撃される可能性はなくなるし、ハッチをこじ開けるほどの力が出るなら、 カメラの次に砲身をねじ曲げるくらい可能だろう。もし敵がめくら打ちしてくれば、ジャムっ て自滅を誘うことも可能だ。
     次に、ハッチ自体に外部からの非常開放用ノブが無かったか?と言うこと。
     戦争に使う道具なのだから、大破したときの救助の為に、外部からこじ開ける方法が 無いわけはないと思うが…。
     もひとつ、いくら人工筋肉が強力でも、骨格が破壊しないための安全装置くらい有って良い んじゃないかな?
     お次は、パトレイバーの使うピストル。本体がレイバーの手の大きさに合わせてあるのは 良いとして、弾丸も同じスケールで大きいとしたら、威力あり過ぎなのでは?戦車砲より でかい弾丸が出そうだけれど、戦争用じゃないんだし。実は見かけだけで中身は小さいのかな(^^;
1999.3.17
  • オースティン・パワーズ鑑賞。笑える(^^)
1999.3.16
  • ガメラ「大怪獣空中決戦」(LD),オースティン・パワーズ(DVD)購入
    ガメラのLDでガメラ3の復習。お〜そういうことだったのか!(^^;
1999.3.15
  • 「ガメラ3 邪神<イリス>覚醒」鑑賞 ロードショー鑑賞記
     凄い。見ていて全身に力入りっぱなしになるような隙の無さ。
     まさに怪獣映画、日本特撮の最高峰でしょう。
     ちなみに、スターウォーズE1の予告編も楽しめました(^^)
1999.3.9
  • TAXi鑑賞
     劇場で見て、絶対DVDを買うぞ! と思った作品。約90分の小粒な作品だが、お約束的ギャグが 調子良い(^^) マルセイユの白い町並みがまぶしくてすがすがしい。…そうか、アベンジャーズの 憂鬱な霧のロンドン(しかも気象爆弾で嵐)とは、そこが違うんだな(笑)  詳しくは鑑賞日記で。
1999.3.8
  • マスク・オブ・ゾロ,TAXi購入
  • マスク・オブ・ゾロ鑑賞
     監督が、製作総指揮のスピルバーグのおかげで思い通りに取れなかったとか言う 噂のある本作品。でも、劇場で見てぜひもう一度見たいと思った(^^)
1999.3.7
  • トゥルー・ライズ鑑賞。
     これは無印LDの頃から繰り返し見た作品。Dolby Digital 5.1での鑑賞を楽しみに していました。
     画像も何だかクリアになった気がするけれど、派手な銃撃シーンでしっかりDD5.1 の面白さを確認。ヘリコプターも、地響きだけでなくしっかり空を飛ぶ。嬉しいです(笑)
1999.3.5
  • アベンジャーズ鑑賞。
     007のパロディーを盛り込んだマンガチックなスパイアクション。ということは、 雑誌の映画評などで見ていた。確かに冒頭のレトロな英国紳士ファッションの主人公が 上司の仕掛けた刺客(実はテスト)をサクサクとかわしていく部分は、チャップリン的に 面白い。しかし、話が進むに連れてなんだか、見ていて引き込まれる部分が足りない ような気がして傍観しているうちに終わってしまった。
     「漫画的」と言われる作品と肌が合わないのかも。というところで、 「バットマン&ロビン」を思い出してしまった。ユマ・サーマンは魅力的だと思うけれど…。
     詳しくは鑑賞日記で。
1999.3.3
  • アベンジャーズ,トゥルー・ライズ購入(でも、まだ見ていない(^^;)
1999.3.2
  • 次世代PSはこの冬発売
     ・もちろん速くて綺麗
       ・映画品位の画像をリアルタイム生成
       ・スーパーコンピューター並の浮動小数点演算速度(6.2GFLOPS)
     ・現行機種上位互換
     ・USB,IEEE1394採用
     ・DVD-ROM採用
     ・サラウンド(ドルビーデジタル/DTS音声)

    情報は http://www.scei.co.jp/dearscei/press.html
    および http://ne.nikkeibp.co.jp/NEWS/990302ps.html
    http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/990302/play.htm
    http://www.zdnet.co.jp/gamespot/news/9903/03/news05.html
    圧倒的なデモに静まり返った次世代プレイステーション発表会 - PC Watch

     まず、画像の品質が、現在ゲームの合間のおまけ映像として流れるCGムービー を越えるクオリティーのものが、ゲーム本編の中でも使えてしまう。ということ が凄い。
     FFなんかで考えると、風の吹き抜ける広野を走り抜けるときに自然に草原が たなびいたり、水面に手を突っ込んだときに波が立ち、枯れ葉か踊る。なんて 表現が、リアルタイムに計算で合成できてしまう。(らしい)

     IEEE1394採用ということは、デジタルビデオの編集用コントローラーとして 使える可能性も、きっとあります。何しろリアルタイムに画像が合成できるの だから、派手な画面転換などがさくさく出来そう。
     USBにキーボードとマウス、IEEEにハードディスクetc.を繋げばマルチメディア PCをしのぐ環境の出来上がり。

     DVD-ROM採用は時代の流れだと思いますが、デジタル・サラウンド音声を、 ゲームの中で使えるということは、ゲームの中で、後ろから敵が迫ってきたり、 例えばレーシングゲームで、追い越した車のエンジン音が後ろに飛び去っていく なんてことが出来るようになる。
     これは、ちょっと凄いことですね。

     何だかわくわくします(^^)

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文:唐澤 清彦 映画館がやってきた!