映画館がやってきた!

9.1chシステムのための優秀録音盤

- 9.1/7.1chシステムで、包囲感・移動感を実感するお薦め映画 -

■趣旨解説

 リア・センター・スピーカーを使用することによってサラウンドの定位を 改善することを目標に作られた「ドルビー・デジタルEX」や「DTS-ES」 などの6.1チャンネル音声ですが、 必ずしもその音声フォーマットであれば、サラウンド効果最高!というわけ でもありませんし、従来の5.1ch作品でも、9.1/7.1ch再生でさらに効果を増す ものもあります。
 そこで、せっかく導入した9.1chシステムで再生して「あぁ、9.1chって素晴らしい」 と自己満足に浸る、あるいは家族、友人に「ほら、こんなに凄いんだ」とプレゼン するのに最適なソフトをピックアップします。

2004年・優秀録音版


以下は2001年以前の、重低音・サラウンドのお薦め作品

2001年版(ノミネート)

2000年版

「サラウンド天国体験記(1998年6月)」の記事から2年。おすすめの内容も変わってきたので、 新たに10枚を選んでみることにしました。(2000.7.6)

■ベスト・オブ・ベスト

■ベスト・オブ・重低音

■ベスト・オブ・移動感

■ベスト・オブ・包囲感


■次点以下推薦作

1998年版

 ドルビーデジタル導入記の最後に、ソフトの話になりますが現在(1998.6.24) 私が持っているドルビーデジタル・ソフトのうち、お気に入りの10枚を紹介します。
 コメントは、あくまで「ドルビーサラウンドの凄さ」という観点からです。 (順番は、面白さと関係有りません)

▲ドルビーデジタル・エクスペリエンス

 これはドルビーデジタルのデモ&テスト信号ディスクなのですが、真っ先に 買ったDVDの一つです。デモ映像は強烈だし、テスト信号は役に立ちます。
 とにかくドルビーデジタルの能力を発揮させるには調整が鍵なので。

★STAR WARS TRILOGY(特別編) PILF-2434

 大画面導入の原動力になった映画がこれ。
 撮影年代が古いので、ドルビーデジタル全開というわけではありませんが、 包囲感は結構ありますし、LFE全開にしてダーズベイダーのフォースが発動する 瞬間の空気のどよめきとか、スノーウォーカーの足音の恐怖を味わうとか、良く 知っている作品ならではのお楽しみがありますね。
 この作品、なぜか液晶プロジェクターと相性がいい。
 繰り替えし見た回数ではやっぱりダントツかも。

★ロストワールド (PILF-2560)

 足音と言えば、ロスト・ワールドかな。この作品のドルデジはわりと現実味の ある使われ方だと思います。CGもリアルだし。

★ターミネーター2

 さらに足音と言えば、冒頭で金属ターミネーターがしゃれこうべを踏み抜く音 で有名なこれ。
 あの"グシャ"っという音のリアルさを聴いて
 「あ〜、センタースピーカーがあって良かった」と思います(^^)
 映像もそうですが、T2はサウンド・デザインも「スタイリッシュ」の一言に つきます。とにかく格好いい。

★地獄の黙示録

★アマデウス (DL-36218)

★ノートルダムの鐘 PILA-1454

 音楽系ではこの作品も。クラシック系のサウンドをふんだんに使った分厚い 音楽が多いのですが、大合唱がわ〜っと取り囲むように鳴り響くのは圧巻。
 人間の業の深さを描いているようでありながら、楽しく何度でも見られてしま う変な作品ですね(笑)

★バットマン&ロビン(Mr.フリーズ)

 娯楽作品では、この作品のサラウンドの使い方が派手で目立ちます。
 オープニング・クレジットのバットマンのエンブレムが飛んでくるシーンで、 音でなく映像自体が自分の背後からスクリーンに向かって飛んでいくように "見える"というのは、刺激的な経験でした。まあ、内容はアメコミですけど(笑)

★エアフォース・ワン

★コンタクト

その他のお気に入りDDソフト
☆サウンド・オブ・ミュージック
☆エビータ PILF-2493
☆レオン(完全版) (JDF-10)
☆イレイザー
☆ジュマンジ (DSD-24029)

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文:唐澤 清彦 映画館がやってきた!