１　用意するもの

(1)　レコードプレーヤー
(2)　アンプなど（※手頃な価格でプリ・アンプが売っています）
(3)　Macintosh（PowerMac以上でないと辛いかも）
(4)　CD-R
(5)　若干のオンライン・ソフト・ウエア
(6)　ケーブル（RCAプラグとステレオミニプラグが両端についたもの）

　最近のAVアンプにはレコード入力がありません。プリアンプがSONYあたりから数千円で売っています。私はこれを使っています。レコードをかけるときは，このプリアンプを使ってAVアンプの空いている入力（VIDEO2とか）に入れています。
　図のように接続して，Macintoshをテープレコーダーに見立てて録音する訳です。(6)のケーブルはMacintoshへ接続するためのケーブルです。私の使っているケーブルは間に抵抗が入っていないタイプです。家電量販店（ベスト電●とかヨド●シ…）やホームセンターで売っています。
　録音や編集のソフトはフリーウエアがあります。以下を参考にしてください。
　ＬＰレコードを片面一気に録音すると１つの大きなファイルになりますので，１曲ずつに分ける必要があります。ファイル形式は「AIFF」にしてください。CD-Rの付属ソフトを使って音楽ＣＤとして焼きます。曲順はCD-Rの付属ソフトで変えれると思います。
　この方法は，古いカセットテープやビデオ，ラジオからも録音できます。手順は同じです。

◆録音ソフト
1. soundhack(http://www.itakura.nuee.nagoya-u.ac.jp/people/banno/spLibs/spwave/index-j.html)
2. QuickRecorder(http://www.felttip.com/products/quickrecorder/)

◆編集ソフト
1. spwave(http://www.soundhack.com/)
2. Wave Editor TWE V2.3.0 for Mac(http://www.yamaha.co.jp/product/syndtm/dl/driver.html#ut)

　ウェーブエディターTWEは，楽器音，効果音，声などのオーディオデータをパソコンのハードディスク上にデジタル録音し再生・編集することや，外部サンプリング機器(サンプラー機能を持つ電子楽器)(*)と波形データを送受信しながらオーディオデータの編集をすることなどを手軽に楽しんで頂くためのツールです。
【動作環境／主なアップデートポイント】
■for Macintosh
＜動作環境＞
　●対応OS：Mac OS 8.0以降，Mac OS 9.0x〜9.1対応
　●CPU：Power PC 以上
　●空きメモリ：8MB 以上
＜主なアップデートポイント＞
　●SCSI経由での認識モデルにMOTIFとRS7000を追加しました。
　●一部不具合を修正しました。

２　作成の手順

　「音源からの音」はMacintoshの音声入力端子で取り込みます。(6)のケーブルのステレオミニプラグを音声入力端子に差し込みます。
　録音の前にMacintoshの設定をお忘れ無く。アップルメニューからコントロールパネルを呼び出し，サウンドを開きます。サウンド入力を外部マイクにします。

(1)　録音ソフトを起動させて録音開始します
　録音ソフトは音量調整に少し注意してください。音量調整は歪まない程度です。大きすぎて音が歪んだまま録音すると修正できません。私は「QuickRecorder」という録音ソフトを使っています。このソフトを使うと取り込んだファイルが「AIFF」になっているので，そのままでもCDに焼けます。
　ＬＰレコードの片面には数曲入っていますが，録音されたファイルは一つの塊です。これを編集ソフトで１曲ずつに分割します。あるいは，１曲ずつ録音する方法もあります。

(2)　編集が必要な場合には…
　編集ソフトは数曲の塊のファイルを各曲に切り分けるために使いますが，曲と曲の間のチリチリ鳴っているスクラッチ・ノイズを取り除いたり，音量の調整などにも使っています。私は「Wave Editor TWE V2.3.0 for Macintosh」という録音ソフトを使っています。YAMAHA製です。
　切り分けた曲に正しい曲名をつけてやると便利です。曲名の頭に曲順の数字などを付けてもかまいません。01_Stand_by_Meなど。切り分けた曲のファイルは一つのフォルダにまとめておくと便利です。

(3)　CD-Rに焼きます
　CD-Rに焼くべき曲がそろったら，CR-Rの準備とCD-Rソフトで焼きます。フォルダにそろったファイルをCD-RソフトでCD-Rに焼きつけます。