このお店は地下鉄1・3号線の「鍾路3街」駅前の交差点近くの路地裏にある「迎春屋(ヨンチュンオク)」という大衆食堂です。
この「迎春屋」は地元ではけっこう有名なお店みたいで、朝4時からと早くから営業するので朝食を食べに来るお客でとても繁盛しています。

表通りから1本入った路地裏にあるので少し判り難いかもしれませんが、すぐ隣のお店がガラス張りの美容室なので、これを目印にすればよぐに判るかと思います。


このお店は前に行った時には一般的な食堂という感じだったのですが、最近リニューアルして綺麗なお店になったので、このページの写真も新しく更新しました。

壁に貼ってあるメニューには5種類の表示があるのですが、上3つと下2つに分かれているので、たぶん食事のメニューは上の3つで下の2つは一品料理なのかもしれません。

食事のメニューは、コリコムタン、コムタン、ヘジャンクッ、の3種類です。
コリコムタンは牛のテール(尻尾)の部分の骨付肉と野菜が入ったスープです。
コムタンは骨付ではない普通の肉のスライスと野菜が入ったスープです。
ヘジャンクッは牛の内臓や血を固めた物、野菜が入ったスープです。
漢字で書くと「解腸湯」なので2日酔いに効くと言われていて、韓国では朝食に良く食べられる料理です。


これは私の注文したコムタンというスープです。
コムタンは牛の骨や肉を長時間煮込んで作ったスープに、牛肉のスライスと刻みネギが入った料理です。
コムタンは唐辛子などの調味料は使っていないアッサリとした味の美味しい料理で、テーブルに備え付けの塩と胡椒を入れて自分好みに味付します。

このコムタンはご飯とカクテギ、ナムルが付いて5000Wでした。



こちらはコリコムタンという料理で、ご飯とキムチ、カクテギの付いた定食が1万Wです。
牛の骨や肉を長時間煮込んで作ったスープに、牛のテール(尻尾)の部分の骨付肉と野菜が入っています。
コリコムタンはお店によって白濁したスープの場合と、薄茶色のスープの場合があるみたいですが、こちらのお店では薄茶色のスープのコリコムタンでした。

このコリコムタンは牛のテール骨付肉を使っているので、その分普通のコムタンよりは値段が高いのですが、大きな牛の尾骨の周りには肉がたっぷりと付いているので食べ応えがあり、味もとても美味しいかったですよ。
ただ、スープに味は付いているのですが私は少し薄味だったので、テーブルに備え付けの塩を入れて自分好みの味の調節しました。

左下のスタートボタンを押すとプラグインのフラッシュプレイヤーで「迎春屋」のムービーをご覧になれます。

右のRealPeayerのロゴをクリックするとプラグインのリアルプレイヤー、Media Playerのロゴをクリックするとウインドウズ標準ののメディアプレイヤーが起動して「迎春屋」のムービーをご覧になれます。






「迎春屋」の場所は地下鉄1・3号線「鍾路3街」駅のある交差点を北に向かい、すぐ左側にある路地を入ってまたすぐ右側の路地に入って行くと、左側の美容室の隣に「迎春屋」があります。

「迎春屋」 鍾路区敦義洞131 TEL 765-4237
営業時間 AM 4:00〜AM 12:00 

メニュー
コムタン 5000W、
ヘジャンクッ 5000W、
コリコムタン 10000W、






 2002年 10月 21日 Sanday