ここは鍾路の大通りからYMCAホテル裏側に入ると仁寺洞の入口近くまで続くピマッコル通りで、民俗酒場や居酒屋などの飲み屋が密集している場所として有名な路地です。
ピマッコル通りの中程には左の写真の「 ピマッコルチュジョンタウン」というブルーの看板が出ています。

右の写真の古い木造のお店は店名が無く看板も無いので、お客は各自好きな呼び名で言っているようですが、表にガス灯があることから通称でワサドゥン(ガス灯)と呼ばれる事が多いみたいです。



お店の外観は昔の古い木造家屋みたいな感じですが、店内も床の無い土間になっていてかなりレトロな雰囲気になっています。
また、店の壁はお客が書いた落書きでびっしりと埋め尽くされています。

このお店はピマッコルでもう20年以上も店名も看板も無しで営業しているのですが、レトロな雰囲気と値段の安さで常連客や若者達でとても賑わっていて、ピーク時には席が空くのを待つ客が行列を作る程に混んでいます。



このお店では最初にセットメニューが出てくるシステムになっていて、席に座ると注文しなくてもすぐにこのセットメニューがテーブルに出てきます。

セットメニューはマッコリという韓国のドブロクと焼き魚が2人分で9000Wです。
ドブロクは洗面器みたいな入れ物に入って出てくるので、これを器にすくって飲みます。
お酒はこのマッコリ以外にビールもありました。


これがセットメニューで出てくる開きの焼き魚で、韓国語でイミョンスというホッケの一種だそうです。
この焼き魚は冷凍物ではない新鮮な物を使い、身が柔らかく仕上がるように弱火でじっくりと焼き上げているそうです。
お皿には一緒に塩が盛られていて、好みによっては塩で味付をして食べるようです。
この焼き魚はホッケの一種だという事ですが、食べてみると味もホッケと同じで美味しかったです。
左の写真の器は取り皿ではなくて、マッコリを入れて飲む器です。

左下のスタートボタンを押すとプラグインのフラッシュプレイヤーで「ピマッコル」のムービーをご覧になれます。

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お店の場所はYMCAホテルの横からピマッコル通りに入っても行けるのですが、仁寺洞の入口に近い方から横道に入ったた方がお店に近くて判り易いと思います。

(通称)「ワサドゥン」 鍾路区仁寺洞 130
TEL 02-723-9046 定休日 第1・3火曜日
クレジットカード使用可能

メニュー
セットメニュー(マッコリと焼き魚・2人分) 9000W、
クルビ(イシモチの干物の焼き魚)、
ビンデトック(緑豆お好み焼き)、
トトリムック(ドングリの寒天料理)、
オジンオポックン(イカと野菜の辛炒め)、
コルベンイムチム(サザエの和え物)、
マッコリ(ドブロク)、メッチュ(ビール)

一品料理はだいたい4000〜5000Wぐらいだと思います。






 2004年 3月 1日 Monday