この焼肉店「中一会館」は梨泰院のメインストリート沿いのビルの2階にあります。 (店名が中央会館から中一会館へと変わったようです。) 2階の窓の上には漢字で「中一会館」と書かれた看板が出ていて、ビルの左端にある入口から階段で2階に上がるとお店の入口があります。 このお店は夜も賑やかな梨泰院らしく朝10時から翌朝の6時まで20時間営業していて、オーナーが選んだこだわりの韓牛の焼肉が炭火で食べられます。 |
お店の中にはテーブル席の他にも個室になった座敷席がいくつもあります。 席に着くとテーブルにはサービスの料理と共に炭火が置かれます。 梨泰院という場所柄か日本人客も多く食べに来るみたいで、店員は日本語が出来ますしメニューにも日本語表記があります。 私達は午後1時過ぎにお店に行ったのですが、日本人女性3人グループが食事をしていて、その後にも日本人男性3人グループが来店しました。 |
右の写真と左の写真の上のお皿は日本の焼肉屋でもお馴染みのタン塩です。 お皿のはタン塩は2人前で、1人前1万8000W、2人前からの注文になります。 韓国ではタン塩が日本の焼肉店のようにポピュラーなメニューではないのですが、ここのタン塩は上質の霜降りものを使っていて美味しいです。 胡麻油と塩のタレをつけて食べるのですが、塩は日本でも有名な竹塩を使っていて、この塩ダレがとても美味しいですね。 左の写真の下のお皿は味付きの骨付カルビです。 このお皿には骨付カルビが4本ありますが、1人前は2本14,000Wで2人前からの注文になります。 店員が骨に巻いてある肉を広げて焼いてくれて、調理バサミで一口サイズに切り分けてくれます。 こちらは味が付いているのでサンチュやエゴマの葉に他の物と一緒に包んで食べます。 |
左の写真は生ロース肉(1人前1枚22,000W)で、お皿には大きな2枚の生ロースが載っています。 右の写真は味付していない生カルビ肉で、このお皿には4本ありますが1人前は2本で14,000Wです。 どちらも店員が焼いてから調理バサミで一口サイズに切り分けてくれます。 これも竹塩と胡麻油のタレをつけて食べるのですが、この塩ダレの方が肉本来の味を味わう事ができるのではと思います。 お好みでテーブルに出ている味噌ダレをつけて、サンチュやエゴマの葉に他の物と一緒に包んで食べても美味しいですよ。 このお店では焼肉は2人前からの注文になります。 |
左の写真は日本の焼肉屋でもお馴染みのミノで、このお皿には3本ありますが1人前1本120gが18,000Wです。 日本では最初から一口サイズに切ってあるのが出てきますが、韓国では写真のように長い状態で出てきて、焼いてから店員が調理バサミで切り分けてくれます。 韓国ではミノは内臓などのホルモン専門の焼肉屋で食べられますが、カルビやロースなどの焼肉店でミノが食べられるところはあまり多くはありません。 このお店のミノは値段が高い分上質のものを使っていて、固すぎず柔らかすぎずの丁度良い歯応えでとても美味しかったです。 |
左の写真はお馴染みの生肉をたたいたユッケで、千切りの梨と卵の黄身が添えられて胡麻がかかっています。 このお店では焼肉はこだわりで選んだ韓牛を使っているのですが、ユッケは生で食べるため特に上質の肉を使っているので、1皿が3万Wと焼肉の肉よりも高いそうです。 右の写真は生のワタリガニを独特のタレに漬け込んだケジャンです。 私は韓国のケジャンが大好きなのですが、生のワタリガニの身の甘味と甘辛い独特のタレとのハーモニーが何ともいえず美味しいですね。 |
左の写真は海鮮を使った韓国式のお好み焼きのパジョンです。 メニューには日本語で海鮮チジミと書いてあります。 右の写真は韓国の味噌・テンジャンを使った鍋のテンジャンチゲです。 濃い韓国味噌の味とピリッとした唐辛子の味が特徴なのですが、このお店のにはワタリガニの足が2本入っているので、スープにカニのダシが出ていてとても美味しいですね。 |
左の写真は韓国料理ではお馴染みの石焼ビビンバです。
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梨泰院のメインストリート沿いで、信号のある交差点の先の消防署の向かい側のビルの2階に焼肉店「中一会館」(旧・中央会館)があります。 焼肉店「中一会館」 竜山区梨泰院洞 124−4 生ロース 2万2000W、タン塩 1万8000W、 |