この「草橋屋(チョギョオク)」はソウル南部の江南区三成洞で、有名な大型複合施設のコエックスに程近い所にある焼肉店です。

左の写真は建物の右側にあるお店の入口なのですが、お店自体はこの建物の2階部分になっているので、この入口から階段で2階に上がると右の写真の店内への入口があリ、この2階部分全部の広いスペースが焼肉店「草橋屋」です。


私が「草橋屋」へ食べに行ったのは丁度お昼時だったので、広い店内は近くにあるオフィス街のサラリーマンで大変に混んでいました。
しかも私が食事している時には観光バス3台でやって来た老人の団体客が70人ぐらい入ってきて、奥にある座敷席も一杯になってしました。
観光バスで団体客が食べに来るぐらいなので、この「草橋屋」は韓国でかなり有名なお店なのかもしれません。

右の写真はこの「草橋屋」の写真入りのメニューで、料理名には日本語でも表示されていました。
この 「草橋屋」は焼肉店なので各種の焼肉はもちろんの事、鍋や食事類なども色々と豊富でした。


私のお目当ては 「草橋屋」のオリジナル料理と思われる骨珍湯(ピョジンタン)だったので、早速に注文すると土鍋で煮立った状態の骨珍湯が出てきました。
「草橋屋」の韓国語ホームページには骨珍湯はお店のオリジナル料理のような事?が書いてあり、韓国人に訊いてもこの骨珍湯という料理を知っている人はいないので、やはり 「草橋屋」だけで食べられる独自の料理なのかもしれません。
ちなみに、お店のメニューの日本語表示には骨珍湯ではなく、「特骨スープ」という料理名で出ていました。

付き合せで出てきたおかずは白菜キムチと細切り大根のキムチ、豆モヤシのナムル、野菜のナムルです。


これが骨珍湯(ピョジンタン)という料理で、味噌味のスープに野菜と牛の背骨の骨付き肉が入っています。

韓国で骨付き肉のスープというと骨付カルビのカルビタンや牛テールのコリコムタン、豚の背骨のカムジャタンなどがあるのですが、味噌味の骨付き肉のスープというは私も初めての体験でした。
お味の方は私の期待通りに美味しくてとても満足しました。
右の写真の小皿は骨付きの肉に付けるタレです。
スープが味噌味なので肉はそのままで食べても美味しいのですが、 このタレに付けても美味しかったですよ。






場所は地下鉄2号線の「三成」駅の交差点から複合施設のCOXの横を北へと進み、大きな交差点を右に曲がって行くと右側に 「草橋屋」があります。

「草橋屋」  江南区三成洞161-6
TEL 565-1125〜6 営業時間: 7:00〜22:30

メニュー
ピョジンタン(骨珍湯)  6,000W (特) 7,000W
ソルロンタン(雪濃湯).5,000W (特) 7,000W
コリコムタン(牛テールスープ) 12,000W
テンジャンチゲ(韓国味噌鍋) 5,000W
キムチチゲ(キムチ鍋) 5,000W
ウゴジタン(野菜と内蔵のスープ) 5,000W
ネンミョン(冷麺) 5,000W
トックトガニタン(牛スジ肉のスープ) 10000W
トゥッペギプルコギ(土鍋に入った1人用のすき焼き風牛焼肉) 6000W
コプチャンチョンゴル(ホルモン寄鍋)1人前 13,000W
ピョチョンゴル(骨付き肉の寄鍋) 中・20,000W、大・30,000W
イドンカルビ(二東カルビ・味付カルビ) 500g 20,000W
センカルビ(生カルビ)  300g 23,000W
カルビサル(カルビ肉) 180g 18,000W
コットゥンシム(花ヒレ肉)  150g 23,000W
チァドルグイ(助骨周りの肉) 150g 18,000W
スペシャルコース(肉の盛り合わせ) 300g 37,000W
コリチム(牛テールの蒸し煮) 中・40,000W 大・50,000W 





 2004年 6月 1日 Tuesday