このお店はソウル中心部からほど近い学生街の新村で、地下鉄2号線「新村」駅から現代デパートの裏手の方にある「ジオチャンチョゲクイ」というお店です。

ここの店名にもなっているチョゲクイとは焼き貝の事で、いろいろな種類の貝を練炭で焼いて食べられる焼き貝の専門店になっています。
このお店の店舗本体は道路からはかなり引っ込んだところにあり、 お店から道路までの空いたスペースにはテーブルと椅子が並べられた屋外席になっています。
この屋外席は普段は開放的なオープンスペースになっているのですが、私が行ったのは冬の時期だったのでフレームと透明なビニールの幌で全体が覆われていて、この中には暖房用のストーブが置いてあります。
表には左の写真のオレンジと黄色のストライプにハングルでチョゲクイと書かれた看板が出ています。



こちらが店舗本体の店内で、焼肉店にあるような真ん中に練炭を入れて焼き網をのせた丸いテーブルが並んでいます。

焼き貝専門店なので店内の厨房の上には、各種の貝の電飾写真のメニューが出ています。
焼き貝以外にも、ヘムルチョンゴル(海鮮寄せ鍋)やホンハプタン(カラス貝のスープ)、テハプタン(朝鮮ハマグリのスープ)などの鍋、サンナクチ(足長ダコの踊り食い)、チョゲカルククス(貝スープの麺)、グラタンクイ(朝鮮ハマグリのグラタン)、セウソクムクイ(車海老の塩焼き)などのメニューがあります。



テーブルに座って注文すると最初に貝のスープ、野菜とタレが入った鍋が出てきました。
この鍋にはお好みで貝を入れて食べるみたいです。
焼き貝のタレはコチュジャンベースのタレと、醤油とワサビの2種類が出てきました。

右の写真は注文した貝の盛り合わせのモドゥムクイ(特大)です。
生牡蠣やホタテ、ハマグリ、ハマグリのグラタン、アサリ、マテ貝、ムール貝などの盛り合わせになっていて、私は弟と韓国人の友人の4人で食べに行ったのでモドゥムクイの特大(6人前)を注文しました。



左の写真が大皿で出てきたモドゥムクイの特大です。
半分ぐらいはもう網の上に載せた後なので、 写真の大皿の上の貝は残りの半分くらいになっています。

右の写真は追加で注文したマテ貝と、サービスで出てきたセウソクムクイ(車海老)です。
一緒に行った韓国人の友人がマテ貝を大好きみたいで、別に追加で注文したようです。
4人なので車海老を1人1匹ずつサービスで出してくれました。



左の写真はサービスで出てきたテンジャンチゲ(韓国味噌鍋)です。
このテンジャンチゲは焼肉店でサービスで出てくる事が多いのですが、この貝焼きのお店でもサービスで出てきました。

右の写真は最後の〆として別個で注文したチョゲカルククス(貝スープの麺)です。
貝からダシをとったスープに麺と貝や海老も入っていて美味しい麺料理です。

私達の注文したモドゥムクイの特大は6人前で48000Wでした。
モドゥムクイは2人前の小・18000W、3人前の中・28000W、4人前の大・38000Wの4種類があります。

 





お店の場所は地下鉄2号線「新村」駅の1番出口を出て少し先の、現代百貨店の角を右に曲がって道なりに行くと公園の横から斜めにクロスする十字路があり、この十字路を真っ直ぐに行った最初のT字路を左に曲がると左側に「ジオチャンチョゲクイ」があります。

「ジオチャンチョゲクイ」 西大門区滄川洞57−19 TEL 333-2236 
営業時間17:00〜05:00 旧正月・旧盆休業

メニュー
チョゲカルククス(貝入りの麺) 4000W
テハプタン(ハマグリのスープ) 12000W
グリーンホンハプタン(緑ムール貝のスープ) 12000W
グラタンクイ(ハマグリのグラタン焼き) 12000W
トンジクイ(?焼き) 12000W
ヘムルトッペギ(海鮮土鍋) 12000W
ソクファクイ(?貝焼き) 12000W
マスサルクイ(マテ貝焼き) 12000W
ヤンウンネムビポックムコギ(?炒め肉) 12000W
カリビクイ(帆立貝焼き) 15000W
キチョゲクイ(平貝焼き) 15000W
ソラクイ(さざえ焼き) 15000W
テハプクイ(ハマグリ焼き) 15000W
サンナクチ(足長ダコの踊り食い) 20000W
モンケ・ヘサム(ホヤ・ナマコ)  小・12000W、中・15000W
ヘムルチョンゴル(海鮮寄せ鍋) 小・15000W、中・17000W、大・20000W
セウソクムクイ(車海老の塩焼き) 18000W
セウバターチーズクイ(車海老のバターちチーズ焼き) 15匹・26000W、20匹・34000W
モドゥムクイ(盛り合わせ焼き) 小・18000W、中・28000W、大・38000W、特大・48000W




 年
 2007年 1月 15日 Monday