このお店は南大門市場の中の裏通りの路地にある庶民的な食堂「東海食堂」です。
お店の表には料理の写真と共に、サッカーの韓国代表選手として日韓ワールドカップでも得点を決めて韓国チームを勝利の導いた、あのイチョンス(李天秀)選手のTV画像が沢山出ています。
この写真を見ると、 イチョンス選手が韓国のTV局KBSの番組レポーターとして、このお店で料理の出前や掃除などの一日体験をしたみたいです。
このイチョンス選手のTV画像は店内にも張ってありました。


この「東海食堂」は南大門市場で働く人達への出前がメインの食堂なので、店舗は狭いしとても綺麗とは言えない食堂なのですが、大衆的な安くて美味しい食事のメニューが豊富にあります。

右の写真はこのお店のメニューで、 石焼ビビンパフ、スンドゥブチゲ、キムチチゲ、テンジャンチゲ、太刀魚の煮つけ、サバの煮つけ、さわら焼き魚、太刀魚焼き魚、魚卵のスープ、部隊鍋、鱈鍋、タコの炒め物、カルビの角煮、鶏湯、などがあります。


これは純豆腐鍋のスンドゥブチゲで、赤飯のようなご飯とキムチなどのおかずが4種類、それにネギ入りの卵焼きが付いて1人前が4000Wでした。

スンドゥブチゲは豆腐とアサリを土鍋で煮込んだ辛い鍋ですが、生玉子が入っているので思ったよりもマイルドな味になっています。
スンドゥブチゲは韓国の朝食の定番ともいえる料理でとても美味しいですよ。


これは太刀魚の煮つけのカルチチョリムで、赤飯のようなご飯とキムチなどのおかずが4種類が付いて1人前が 5000Wでした。

太刀魚の切り身をコチュジャンなどの調味料で煮込んだ煮魚で、土鍋に入って熱々の状態で出てきます。
これは太刀魚の身自体は美味しいのですが、小骨がかなり多くてちょっと食べ難いのが残念でした。

南大門市場の裏通りにはこのカルチチョリムが食べられるお店が数多くあり、南大門市場での名物の食べ物の一つにもなっています。





HPで紹介している南大門市場の眼鏡専門店「南都メガネ」の左隣にある細い路地を入って行くと、2つ目の十字路の左角に「東海食堂」があります。

「東海食堂」 中区南倉洞 34−144 TEL 773-2497
24時間営業 たぶん旧正月・旧盆以外は無休

メニュー
トルソビビンパフ(石焼ビビンバ) 5000W
スンドゥブチゲ(純豆腐鍋) 4000W
キムチチゲ(キムチ鍋)(4000W
テンジャンチゲ(味噌鍋)4000W
カルチチョリム(太刀魚煮つけ) 5000W
カルチクイ(太刀魚焼き魚)5000W
サムチクイ(さわら焼き魚)5000W
プデチゲ(部隊鍋)5000W
コトゥンオチョリム(サバ煮つけ) 5000W
ナクチポックム(タコ炒め)2人前1万W
アルタン(魚卵スープ) 2人前1万W
センテチゲ(鱈鍋)2人前1万4000W
カルビチム(カルビ角煮)2人前1万5000W
タットリタン(鶏湯)





 2003年 11月 1日 Satday