このお店はタッカンマリの専門店「明洞タッカルククス」の本店で、店名に明洞と付いていても東大門市場の路地にあるお店です。 地下鉄東大門駅のある鍾路という大通りと清渓川路との間の裏通りには、タッカンマリの専門店が集まる一角があり、この「明洞タッカルククス」もその裏通りに本店と2号店の2店舗を構えている人気店です。 |
この「明洞タッカルククス」には日本語のメニューは見当たらなかったのですが、お店の壁にハングルのメニューが出ています。 タッカンマリの専門店みたいなお店なのでメニューの種類はシンプルで、タッカンマリと蔘鶏湯(サムゲタン)、鶏肉と野菜を煮込んだ鍋のタットリタン、それとタッカンマリに入れる追加メニューのククスサリ(麺)と、タッカンマリに入っているジャガイモのお替りのカムジャサリがあります。 |
これが名物料理のタッカンマリという韓国の鶏の水炊き鍋で、洗面器のような鍋にダシスープと共に鶏一羽が丸ごと入っていて、店員がハサミで食べ易い大きさに切り分けてくれます。 鍋に中にはネギとジャガイモが入っていて、別皿で出てくるトッポギ(棒状のお餅)と砂肝も鍋に入れてくれます。 |
これは鶏肉を付けて食べるための付けダレで、ベースのポン酢風のタレに唐辛子などで作った薬味とマスタードみたいな感じの薬味が混ぜてあり、これも店員がお客各自に作ってくれます。 この独特のタレが何とも美味しくて淡白な鶏肉にとても合うのです。 |
タッカンマリは鶏肉はもちろん、ジャガイモやトッポギも美味しいのですが、もっと美味しかったのがこの鍋に入れて食べた麺なのです。 |
こちらは本店と同じ通り沿いで、本店から3・4軒隣にある「明洞タッカルククス」の2号店です。 ちなみに、私と一緒に行った友人の李さんがタッカンマリを食べている時に告白したのですが、実は李さんは鶏肉があまり好きではないので普段はほとんど食べないそうで、タッカンマリを食べたのは15年ぶりだと言うのです。 でもこのお店のは全然大丈夫だと言ってバクバク食べていました。 鶏肉が好きではない人でも食べられるほどこのお店のは美味しかったという事でしょうか。 |
東大門総合市場の向かい側にある路地を入って行くと、T字路の角に「明洞タッカルククス」の本店があります。 「明洞タッカルククス」 鍾路区鍾路5街265−8 |