このお店は仁寺洞にある韓国の伝統的な昔の料理が食べられる「シンイル」食堂です。 |
お店の入口から店内の内装まで韓国の昔の民家風の作りになっています。 左の写真はお店の入口を入ったところで、奥に写っている後姿は友人の鄭さんです。 この「シンイル」は全羅北道の淳昌で美味しいコチュジャンが食べられるという食堂の娘さんが、ソウルに嫁いで来てから始めた故郷の味のお店だそうです。 美味しいコチュジャンの他にも、豆の葉や大根などの野菜を干してコチュジャンや醤油・調味料などに漬け込んで作ったジャンアチや、ヌマエビの塩辛、 太刀魚の塩辛、 ヒラの塩辛、小貝の塩辛などの塩辛類もこの店の名物になっています。 右の写真はほとんどのお客が注文するというこのお店の人気メニューのシンイル定食(ジョンシク)です。 |
このシンイル定食は、デンジャンチゲ、 ケランチム(茶碗蒸し)、豚肉ポッサム、ジャンアチ、数種類の塩辛、 ナムル、
キムチ、 デンジャン(味噌)、 コチュジャン、 2種類のジョン、ガンギエイの和え物、 、 クルビ(イシモチの干物)の焼魚、ご飯などを包んで食べる葉野菜(サム)、ご飯、などの内容になっています。 右の写真はポッサムという料理で、ポッサムとは韓国語で「包む」という意味です。 柔らかくなるまで茹でた(蒸した?)豚肉と古漬けのキムチがお皿に入っているので、古漬けキムチでこの豚肉を巻いて(包んで)食べるととても美味しいですよ。 一緒に行った友人の鄭さんはこのシンイル定食を食べて、「これは韓国の昔の味だ。」と言って喜んでいましたが、韓国人には懐かしいという感じの味なのかもしれません。 |
左はシンイル定食で出てきたケランチムという韓国式の茶碗蒸しで、ケランチムを漢字で書くと「鶏卵蒸」になります。 |
仁寺洞のメインストリートの通り沿いにある「インサ・アートプラザ」のビル(写真左上)から右横の路地に入り(写真右上)、奥に進むと左側に(写真左下)さらに細い路地があるので、この路地(写真右下)を入って少し行くと右側に「シンイル」があります。 | |
「シンイル」 鍾路区寛勲洞 29−17 TEL 739-5548 営業時間 AM 11:00〜PM 22:00 メニュー シンイルジョンシク(定食) 1万W カンジャンケジャンジョンシク(渡蟹醤油漬定食) 2万W カルチチョリムジョンシク(太刀魚煮定食) 1万W テンジャンチゲ(味噌鍋) 6000W、 コンナムルスルクック 7000W カンジャンケジャン(渡蟹醤油漬) 1万8000W コチュジャンユッケ(生肉) 3万W デジセンプルコギ(豚肉生プルコギ) 7000W ノビアニ(牛焼肉) 2万W ナクチデジプルコギ(飯蛸と豚肉のプルコギ) 2万W チェクッサル(牛の部位の焼肉) |