このお店はソウル南部の江南区論現洞で、地下鉄7号線「論現」駅のすぐ近くにある韓国料理店「シゴルスンデポッサム」です。

店名のシゴルは田舎という意味で、スンデは韓国式の腸詰め、ポッサムは蒸し豚を包んで食べる料理の事で、このスンデやポッサムなどの韓国料理が食べられる大衆的な食堂になっています。



店内は座敷席がメインになっていて、入口の近くには一部テーブル席もありました。

右の写真はお店の壁に表示してある料理のメニューで、各種のスンデやポッサムの他にチョッパル(豚足)、カムジャタン(ジャガイモと豚背骨肉の鍋)と、スンデクッパ(腸詰めスープご飯)、スンデタン(腸詰めスープ)、キムチスンデタン(腸詰めとキムチのスープ)、スンデジョンシク(腸詰め定食)、ポッサムジョンシク(蒸し豚包み定食)などの食事類があります。



左の写真は最初に出てきた生の玉ネギと人参をポン酢風のタレに漬けたもので、ハサミはキムチをカットするのに使います。

右の写真はスンデクッパを注文すると出てきたオカズで、白菜キムチ、大根のカクトゥギ、薩摩揚げの煮物です。
白菜キムチは長いまま出てくるので、ハサミで食べやすい大きさに自分でカットします。



これは私の注文したスンデクッパです。
スンデとは豚の腸に春雨や豚の血などを詰めて蒸した物で、韓国では単品メニューとしてもとてもポピュラーな食べ物ですが、牛骨からダシを取ったスープにスンデや牛肉、牛の内臓肉が入った料理がスンデクッパになります。
クッパなのに何故かスープにご飯が入ってなくて、スープとは別にご飯が出てきたのですが、このスンデクッパは濃厚なスープも美味しいですし、牛肉や内臓肉が沢山入っていて十分に食べ応えがありました。
スープには最初から味付けがしてあるのですが、お好みでテーブル備え付けの塩と胡椒を入れて調整出来ます。
このスンデクッパはスンデの他に入っている色々な部位のモルモン肉が美味しいですし、クッパのスープ自体もとてもな美味しい味で満足しました。
内臓肉が嫌いではないという方なら、私お薦めのスンデクッパを是非試してみて下さい。

右の写真はクッパに入っている肉用の付けダレとスープの味付け用の調味ペーストで、この調味ペーストは各自のお好みで使うようです。
このスンデクッパはオカズ3品とご飯が付いて5000Wでした。





お店の場所は地下鉄7号線「論現」駅の8番出口を出てすぐの横道を左に曲がると少し先にあるレンガの建物が「シゴルスンデポッサム」です。
また、 地下鉄3号線「新沙」駅の出口から行っても「論現」駅までは近いので、ソウル中心部から行く場合には3号線「高速バスターミナル」まで行って7号線に乗り換えるよりも、3号線の「新沙」駅から歩いた方が早いかと思います。

「シゴルスンデポッサム」 江南区論現洞50−10 TEL 3442-0005
営業時間11:00〜22:00 毎週日曜定休日

メニュー
シゴルスンデクッパ(田舎の腸詰スープご飯) 5000W
キムチスンデタン(キムチと腸詰のスープ) 6000W
シゴルスンデタン(田舎の腸詰スープ) 7000W
スンデジョンシク(腸詰定食) 8000W
ポッサムジョンシク(豚肉包み定食) 8000W
シゴルワンスンデ(田舎の王腸詰) 15000W
カムジャタン(ジャガイモと豚背骨肉の鍋) 20000W
モドゥムスンデ(腸詰の盛り合わせ) 20000W
キムチパムポッサム(キムチと豚肉の包み) 20000W・大25000W
カムジャタンチョンゴル(ジャガイモと豚背骨肉のすき焼き風鍋) 20000W・大25000W
チョッパル(豚足) 25000W
キムチグルポッサム(キムチと牡蠣の豚肉の包み) 40000W
ワンスンデポッサム(王腸詰と豚肉の包み) 40000W
シンモドゥムスンデ(新腸詰の盛り合わせ) 40000W






 2007年 11月 1日 Thursday