このお店はソウル中心部に近い鍾路区の大学路で、地下鉄4号線「恵化」駅近くの韓定食専門店「サランパン・ソンニム・クヮ・オモニ」です。
お店の外観は昔の韓国家屋風の建物になっていて、店内は大小合わせた個室の座敷席だけになっています。

大学路は小劇場や美術館、ギャラリーなどが多くあるとてもアーティスティックな街で、ここに集まる若者向けのカフェや飲食店が密集している活気あるエリアになっています。



このお店の韓定食(ハンジョンシク)はサランジョンシク、ソンニムジョンシク、オモニジョンシク、ムクゲジョンシクの4種類があり、ランチタイムにはサランジョンシクだけ(ランチは夜より2000W値段が安い)が食べられます。
私が注文したのはソンニムジョンシクです。

左の写真は注文して最初に出てきた前菜4種で、チャプチェやクラゲの和え物、生野菜のサラダなどです。

右の写真は味の付いた大根の薄切りの上に細く切った野菜や肉などを乗せたもので、大根を丸めて包んで食べました。



左の写真は骨付きカルビを柔らかく煮込んだカルビチムという料理で、土鍋に入った状態で出てきたのですが、少し冷めていたせいか柔らかさが足りないように思います。

右の写真はお刺身の盛り合わせで、サーモンと白身の刺身に蒸したムール貝でした。
韓国式のお刺身なので、醤油でななくコチュジャンベースのタレでいただきます。



左の写真はセンテというスケソウダラの干した物の煮付けで、醤油ベースの味付けなので辛くはありません。

右の写真はジョン(お焼き)が2品と餅菓子の3品盛りのお皿です。
韓国カボチャのホバクのジョンと野菜のジョン、中に餡の入った餅菓子の3種類でした。



左の写真はミヨックッという韓国のワカメスープので、とてもアッサリとした味のスープになっています。

右の写真はコースの最後に出てくる食事のための料理で、キムチやナムルなど11種類の小皿料理と焼き魚にチゲ、それにご飯という内容になっています。



焼き魚はクルビ(イシモチの干物)という魚で、チゲはテンジャンチゲという韓国味噌の鍋でした。

右の写真は食後に出てきたデザートのスイカの角切りですが、出このデザートについては季節によって品が変わると思います。

このソンニムジョンシクは24種類の料理が出てきて16000Wという値段でした。





お店の場所は地下鉄3号線「恵化」駅の1番出口を出て、すぐ右横にあるアールになった道を入って進んで行き、階段で繋がっている道の手前を左へ曲がって次を右に曲がると、少し先の左側に「サランパン・ソンニム・クヮ・オモニ」があります。

「サランパン・ソンニム・クヮ・オモニ」 鍾路区東崇洞25−11 
TEL 765-8200 営業時間12:00〜22:00 旧正月・旧盆休業

メニュー
サランジョンシク(サラン韓定食) 11000W・ランチ9000W
ソンニムジョンシク(ソンニム韓定食) 16000W
オモニジョンシク(オモニ韓定食) 25000W
ムクゲジョンシク(ムクゲ韓定食) 35000W
ヘムルパジョン(海鮮お好み焼き) 10000W
クチョルパン(九折板) 18000W
ポッサム(豚肉スライスの包み) 18000W
LAカルビクイ(牛カルビ焼き) 18000W
セウクイ(海老焼き) 18000W
シンセンロ(神仙炉・宮廷鍋) 20000W
サムハプ(エイの身、蒸し豚肉スライス、キムチの盛り合わせ) 20000W
チャンオクイ (鰻焼き) 25000W






 2008年 1月 1日 Tuesday