このお店はソウル西部の麻浦区合井洞で、地下鉄2・6号線「合井」駅のすぐ近くにある「プルダックハウス」です。

この「プルダックハウス」は店名にもなっているプルダックが食べられるお店です。
プルダックとは最近ソウルでブームになっている激辛の鶏肉料理の事で、ソウル市内にはこのプルダックをメインにしたお店が数多くオープンしています。



韓国では過去にタッカルビやチムダックという鶏料理がブームになりましたが、最近とても人気になっつているがこのプルダックという料理です。
プルはプルコギのプルと同じ「火」、ダックは「鶏」という意味で、漢字で書くととプルダックは「火鶏」になります。
プルダックという料理の特徴は一番辛い唐辛子を使って味付してある点ですが、お店によって網焼きの所と鉄板焼きの所があるみたいです。

右の写真はサービスで出てきたケランチム(鶏卵蒸し)で、土鍋を使った具の無い茶碗蒸しのような料理で、サッパリとしていて美味しいですよ。



私が注文したのは「モドゥム(盛り合わせ)+ヌルンジ」というセットメニューです。
モドゥムは辛いプルダック(鶏肉)とあまり辛くないプルダック、豚肉、イイダコ(小さいタコ)の4種類の盛り合わせなのですが、韓国で一番辛い唐辛子を使っている料理なので、食べてるうちに口の中が痺れるほどの激辛なのです。

右の写真は、左側がイイダコ、右側が豚肉、上側が辛いプルダック、下側があまり辛くないプルダックと4つに分けたところです。

モドゥム(盛り合わせ)のプルダック(鶏肉)、プルデジ (豚肉)、プルジゥクミ(イイダコ)は、それぞれ単品でもメニューにあります。



左の写真はモドゥム(盛り合せ)とセットになっているヌルンジです。
ヌルンジとは韓国語でオコゲの事で、鍋にはオコゲご飯とスンニョンというお湯が入っていて、味はほとんど付いてなくアッサリとしているので、とても辛いプルダックとのセットメニューになっているのかと思います。

右の写真は食べ終わった後に追加でご飯を注文すると作ってくれるポックンパフ(焼飯)で、店員がご飯と刻んだキムチを鉄板に入れて焼飯に調理してくれます。





場所は地下鉄2・6号線の「合井」駅の9番出口を出てすぐのところで、交差点の角を曲がるとすぐに「プルダックハウス」があります。

「プルダックハウス」麻浦区合井洞416−39 TEL 338-9982
営業時間 16:00〜04:00 年中無休

メニュー
プルダック(鶏肉) 1万1000W
プルデジ (豚肉) 1万1000W
プルジゥクミ(イイダコ) 1万1000W
モドゥム(盛り合せ)+ヌルンジ(オコゲご飯) 1万7000W
サムギョプサル(豚三枚肉) 5000W
ヌルンジ(オコゲご飯) 4000W
ポックンパフ (焼飯用ご飯) 2000W






 2004年 11月 1日 Monday