この焼肉屋はソウルの東側の東大門区馬場洞(マジャンドン)で、馬場洞市場という食肉市場の中の焼肉屋街にあります。
以前 はこの馬場洞に屠殺場があり、 そこに馬場洞市場という食肉の卸市場があります。
この馬場洞市場のすぐ近くの通路の両側にお店が二十数軒並んでいる焼肉屋街があります。
ここの特徴は牛の肉や内臓はもちろんのこと、牛の脳みそや目玉、生殖器など、 あまり馴染みの無い物も食べられます。
例えば牛の睾丸(タマタマの事です。) の袋を湯びきしたものを、千切りにしてタレに付けて食べます。


これはアムソハンマリという肉や内臓などの盛り合わせです。
今回食べたのは十数種類ですが、本来は24種類の肉が入っているそうです。
この盛り合わせには普通の焼肉には無いような肉も入ってます。
薄いピンク色の肉は肺だそうです。太い管みたいなのは血管だと思います。
私も初めて見るのでよくわからないのですが、その他にも色々な部分の肉があるみたいです。
この中ではミノとハラミがとても柔らかくて美味しいのですが、他の肉はいまいちでした。


白く細長いのは背骨の中の骨髄を固めた物で、ゴマがかかっています。
これはこのままタレに付けて食べます。かすかに甘みがあるだけで、ほとんど味が有りません。
今回は食べ忘れたのですが、ここはレバー刺しが美味しいそうです。
屠殺場近くで最高に新鮮なレバーが手に入るからで、 今度行った時には試しに是非食べてみたいと思います。

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場所は地下鉄5号線の「馬場」駅からはけっこう距離があり、歩いて20分ぐらいは掛かるかもしれません。
清渓川の川沿いの道路から国鉄の高架線路手前の横道を入って行くと馬場洞市場(食肉市場)があり、その手前の横の方にこの焼肉屋街があります。

中心部の東大門市場からはタクシーで15分程で、行き先を「マジャンドン シジャン」と言えば行けると思います。

屠殺場自体はソウル南部の衿川区に移転したので馬場洞にはもうありませんが、 食肉市場と焼肉屋街は現在もこの馬場洞に残って営業しています。

「馬場洞焼肉屋街」 馬場洞市場内 TEL 292-4990
営業時間 AM10:30〜AM1:00 定休日 第2日曜


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作成日時: 1996年 7月 4日 Thusday