このお店はソウル中心部の中区西小門洞で、ソウル駅や南大門のほど近くにある大衆的な食堂「クムウォンパフチプ」です。
「クムウォンパフチプ」のパフはご飯の事、チプは家なので、クムウォン飯家となります。

ソウル中央日報社ビルの横の路地裏にあるのですが、この周辺にはオフィスビルが多くある地域なので、近くのサラリーマンにも人気のある庶民的な食堂です。



お店は平屋建ての古い韓国家屋で、店内も昔の食堂といった感じになっています。
写真のテーブル席の他にも、横の方には私が座った座敷席があります。

右の写真は壁にあったこのお店のメニューで、牛や豚の焼肉の他に、イカの炒め物、豚肉の炒め物、アンコウの炒め物、キムチの鍋やキノコの鍋、お好み焼きのパジョンなどがあります。



左の写真もお店の壁にあったメニューで、キムチチョンゴル、サムパフ、ポソッチョンゴルとあるので、こちらは定食のメニューだと思います。

右の写真は私が注文したサムパフという定食です。
焼肉のときに各種の葉野菜に肉とキムチやナムルなどを包んで食べるように、サムパフは各種の葉野菜にご飯と色々な物を包んで食べる料理です。
このお店のサムパフは豚肉炒めのチェユッポックムに各種の葉野菜、ナムルなど5種類のオカズ、味付用の味噌、韓国味噌鍋のテンジャンチゲとご飯の付いた定食が5000Wでした。



左はサンチュ、えごまの葉、細長い葉に豚肉炒めのチェユッポックムをのせ、味付用の味噌ものせて包んで食べました。

右は白菜、えごまの葉、茹でてある青菜に豚肉炒めのチェユッポックムとニンニクをのせ、味付用の味噌ものせて包んで食べてみました。

サムパフというのは本来はこれにご飯を包んで食べる料理の事なのですが、私の食べ方では焼肉と同じですよね。





場所は国鉄ソウル駅から線路沿いの大通りを北に進むと右側に韓国中央日報社の大きなビルがあり、その手前の小さい公園の横の道を入って行き、公園の角を左に曲がって行くと右側にお店があります。
本来は公園の先には南大門の方へと行ける道があるのですが、私が行った2004年8月には大きなビルの建設工事中の為にフェンスで塞がっていて、公園の方から南大門の方には通り抜けが出来ませんでした。

「クムウォンパフチプ」中区西小門洞 TEL 755-3975
営業時間 10:00〜22:00 
定休日 オフィス街の近くなので日曜は休みかもしれません。

メニュー
アグチム(蒸しアンコウの辛炒め) 3万W
コチュサル(??肉) 2万3000W
セントゥンシム(生の牛ロース) 1万4000W
プルコギ(味付牛焼肉) 9000W
センサムギョプサル(生の豚三枚肉) 7000W
パジョン(海鮮お好み焼き) 1万W
プクオチム(??蒸し) 1万W
チェユッポックム(豚肉炒め) 1万W
オジンオプックム(イカ炒め) 1万W
キムチチョンゴル(キムチのすき焼風の鍋) 5000W
サムパフ(包みご飯定食) 5000W
ポソッチョンゴル(キノコのすき焼風の鍋) 5000W






 2005年 5月 2日 Monday