この「コムククシチプ」はソウル中心部の市庁近くで、市庁右横の大通りを入って行った武橋洞にある焼肉店です。
横断歩道のある交差点の角に左の写真の看板のお店があり、ここの2階に焼肉店「コム ククシチプ」があります。
1階のお店の左横に右の写真の「コム ククシチプ」への入口があり、この入口から階段を上がると2階に「コムククシチム」があります。

この「コムククシチム」は2003年7月5日に日本TVのスペシャル旅番組「ZANMAI ツアー」で紹介され、このお店の推薦者として私のコメントも紹介されました。

「ZANMAI ツアー」オリジナルガイドマップ



1階の入口から階段を上がると、階段の途中の壁に料理の大きな写真パネルが飾ってあり、2階に上がると左の写真の焼肉店「コムククシチム」の入口があります。

ここは焼肉店なのですが、ククスチョンゴルという麺料理も人気があります。
ククスチョンゴルはキュウリやネギ、春菊、キノコなどの野菜と共に、手打ちのうどんみたいな麺を鍋で煮込んだうどんすきみたいな料理です。
麺は手打ちなので時間が遅くなると品切れの場合もあるそうです。
また、お昼に食べられる一人前のカルククス(どんぶりうどん)も人気メニューです。

右の写真は焼肉用のチャドルペギと花ヒレ(コットゥンシム)というお肉です。


右の鉄板の上で焼いている肉は、左の写真のお皿の手前部分にあるチャドルペギという肉です。
チャドルペギというのは牛の助骨の間の肉だそうで、綺麗な赤い色の肉の一部に白い帯のような脂のサシが入っています。
チャドルペギは薄切りの肉なので、焼けていくと脂が溶けて縮まっていきます。
なので、早めに返して早めに食べるのがコツだと思います。
この肉には味付はしてないので、胡麻油と塩の付けダレとポン酢に似た付けダレが出てきます。
私はこのチャドルペギが好きなのですが、胡麻油と塩の付けダレよりもポン酢に似た付けダレの方ががサッパリと食べられて、お肉自体の味もとても美味しかったですよ。

右の写真のお皿の奥側にある大きな肉は韓国で花ヒレ(コットゥンシム)という肉で、ヒレ肉に入っている脂のサシがぱっと花が咲いたように見える事から、韓国では花ヒレと言われていています。
この花ヒレも味付していない生肉ので、これも胡麻油と塩の付けダレかポン酢に似た付けダレで食べます。



写真の肉は生王カルビという味付をしていない骨付カルビです。
大きな骨付カルビが肉を巻いてある状態でまな板に乗せられて出てきました。
鉄板の上で広げるとかなりの大きさがあり、これ1本が1人前になります。
値段は高いのですが質の良い肉を使っているし、肉が大きくて量もあります。
この生王カルビもポン酢に似た付けダレか胡麻油と塩の付けダレで食べます。
これとは別に味付してある骨付カルビもメニューにはありました。

このお店はニューソウルホテルやニュー国際ホテルがすぐ近くですし、プラザホテルやプレジデントホテル、ロッテホテル、コリアナホテルなどにも近いという場所柄か日本人のお客もよく来るそうで、写真入りのメニューには日本語表記もしてあります。

左下のスタートボタンを押すとプラグインのフラッシュプレイヤーで「コム ククシチプ」のムービーをご覧になれます。

右のRealPeayerのロゴをクリックするとプラグインのリアルプレイヤー、Media Playerのロゴをクリックするとウインドウズ標準ののメディアプレイヤーが起動して「コム ククシチプ」のムービーをご覧になれます。






プレジデントホテルの向かい側でソウル市庁右横の大きな通りを進むと、ニューソウルホテルやニュー国際ホテルの方へと行く横道のすぐ手前に横断歩道と信号のある三叉路があり、ここの角の建物の2階に「コム ククシチム」があります。

「コムククシチプ」 中区武橋洞12−1 TEL 756-3249
営業時間 AM11:00〜PM10:00 定休日 祝日、旧正月、旧盆、

生王カルビ(骨付カルビ)2万9000W、 
花ヒレ 2万7000W、
チャドルペギ 2万5000W、 
スユク(蒸し牛肉)3万5000W、
ククスチョンゴル(うどんすき)1万1000W、
カルククス5500W





 2001年 9月1日 Satday