このお店は中心部からわりと近いソウル西南部の麻浦区塩里洞で、地下鉄5号線「麻浦」駅の近くの焼肉店「ファウミョンガ」です。

お店は道路に面した建物の2階にあり、このビルの1階に通路があって奥には2階へと行けるエレベーターがあります。



建物の奥からエレベーターで2階に上がると、通路の奥にこの「ファウミョンガ」の入口があります。

入口の手前の横にはこのお店で食べられる各種の焼肉の大きなメニューの電飾が出ていいます。



中にに入ると店内はかなり広めのスペースで、各テーブル席が並んでいる他に奥の方の窓際が座敷席になっています。
各テーブルの上には焼肉の排煙用のダクトが付いています。

この店名の「ファウミョンガ」ですが、ミョンガは漢字で書くと名家で、ファはたぶん火、ウは牛だと思うので、「火牛名家」になるかと思います。



韓国では炭火焼といっても練炭や豆炭などを使う場合が多いのですが、このお店では焼肉の火には本物の炭を使っています。

右の写真は注文すると出てくるサービスの料理で、野菜サラダ、カボチャのサラダ、大学芋、ナムル、イカの塩辛などで、あとは焼肉用の各種野菜と生ニンニク、肉の味付けには塩、薬味味噌、玉ネギスライスの入ったポン酢風のタレの3種類があるので、3通りの食べ方で焼肉を楽しめます。


私はこのお店に1人で食べに行ったので、一皿(一人前)で注文できる牛の特殊部位の肉の盛り合わせのアントサルスペシャルを注文しました。

このアントサルスペシャルは3種類の特殊部位の肉の盛り合わせになっていて、この見事なサシの入った肉はたぶんハラミ(牛の横隔膜)のアンチャンサルだと思います。



こちははあと2種類の特殊部位の肉なのですが、牛のどの部分の肉なのかはちょっと判りませんでした。

最初は肉の味を確かめるために塩だけで食べてみたのですが、3種類ともに肉本来の旨味が味わえてとても美味しいです。
あとは肉に薬味味噌を付けて野菜で巻いて食べたり、ポン酢風のタレでサッパリとを肉と味わったりと、この特殊部位の焼肉の味を十分に堪能しました。



このお店では焼肉を注文したお客には食事のメニュー3種類(単品メニューでは5000W)が2000Wで食べられます。

私はウゴジテンジャンチゲ、ヌルンジテンジャンチゲ、ノクチャネンミョンの中からウゴジテンジャンチゲを注文しました。
ウゴジテンジャンチゲとは大根の葉のような葉野菜が入ったテンジャンチゲ(韓国味噌鍋)で、ご飯と白菜キムチがセットです。






お店の場所は地下鉄5号線「麻浦」駅の2番出口を出て進み、大通り沿いのベストウエスタンガーデンホテル前の十字路の交差点を左に曲がって行くと、交差点の角の右正面のビルの2階に「ファウミョンガ」があります。

「ファウミョンガ」 麻浦区塩里洞173−29 TEL 702-6034
営業時間 11:00〜23:00 年中無休

メニュー
ノクチャネンミョン(緑茶冷麺) 5000W
ウゴジテンジャンチゲ(青菜入り韓国味噌鍋) 5000W
ヌルンジテンジャンチゲ(オコゲ入り韓国味噌鍋) 5000W
スップルプルコギジョンシク(牛味付焼肉定食) 12000W
マヌルトゥンシムジョンシク(ニンニク牛ヒレ焼定食 )13500W
マヌルカルビジョンシク(ニンニクカルビ焼定食) 19000W
スップルプルコギ (牛味付焼肉) 15000W
マヌルトゥンシム(ニンニク牛ヒレ肉)22000W
ハンウマヌルカルビ(韓牛ニンニクカルビ肉) 27000W
コットンシム(牛花ヒレ肉)32000W
アントサルスペシャル(牛肉の特殊部位の盛り合わせ)  38000W







 2008年 6月 1日 Sunday