このお店はソウル西部の広津区九宣洞で、地下鉄2号線「江辺」駅の近くにある焼肉店「ドソン(土星)」です。
「江辺」駅前には大きなビル丸ごとが電気街になっている有名なテクノマートがあり、このテクノマートから少し横に行った裏側の方にお店があります。

この「ドソン」はお店が3階建ての建物になっていて、お店の横の方の入口の前には広い駐車場スペースもある焼肉店です。



左の写真は広くて綺麗な感じの「ドソン」の店内で、この1階の客席の他に2階席もあるようです。

右はこのお店の写真入りになっているメニューです。
ヤンニョムカルビ(味付骨付カルビ)やアンチァンサル(牛のハラミ肉)、サルチサル(牛の肋骨の上の肉)、チァドルペギ(牛の助間の肉)、ヤンニョムトシサル(牛の脾臓付近の味付肉)などの牛焼肉とセンサムギョブサル(生の豚三枚肉)があります。
また、 ドソンサン(カルビ・おかず7品・食事・トクチャン3種)とトクサン(カルビ・料理・おかず7品・食事・トクチャン3種)というセットメニューがありました。



このお店のメニューは焼肉以外もけっこう充実していて、各種の冷麺やテンジャンチゲ(韓国味噌の鍋)、カルビタン(骨付カルビのスープ)、カルビチム(骨付カルビの蒸し物)、ポッソプルコギチョンゴル(キノコと牛肉のすき焼き風鍋)、野菜に炒めた肉やご飯を包んで食べるサムハプなどの料理があります。

また、メセンイククッ(カプサ青海苔のスープ)とメセンイミヨッククス(カプサ青海苔とワカメ入りの麺)というあまり一般的ではない料理もありました。



左の写真は私が注文した定食のオカズで、キムチやナムルなど5品の料理です。

右の写真も定食に付いてくるテンジャンチゲ(韓国味噌の鍋)です。
韓国味噌というのは唐辛子味噌のコチュジャンとは違って日本の味噌によく似ているので、テンジャンチゲは土鍋で出てくる具沢山の味噌汁といった感じの料理です。



これは私が注文したカンジャンケジャンジョンシクです。
カンジャンケジャンは生の渡り蟹をダシや醤油、薬味、調味料などで漬け込んだ物で、ジョンシクというのは定食の事です。
カンジャンケジャンが美味しくてご飯が何杯でも食べられるので、 韓国ではカンジャンケジャンの事を「ご飯泥棒」と言うそうです。
生の渡り蟹の味はとても美味しいものなのですが、私にはちょっとしょっぱいという意味でご飯のお代わりが欲しくなりました。
このお店ではカンジャンケジャンの単品は無くて定食でのメニューになるので、それでご飯に合うように少し濃く味付けしてあるのかもしれません。

このカンジャンケジャンジョンシクは定食で9000Wでした。






お店の場所は地下鉄2号線「「江辺」駅の1番出口を出て、テクノマートのビル前の大通りを公園の先の方へと進み、十字路の交差点を右に曲がって行き、右側の横道に入って行くと左側に「ドソン」があります。

「ドソン」 広津区九宣洞 214-14 TEL 452-9992 
営業時間 11:30〜22:30 年中無休

メニュー
ビビンネンミョン(辛冷麺) 5,000W
ムルネンミョン(水冷麺) 5,000W
フェネンミョン(刺身入り冷麺) 5,000W
テンジャンチゲ(韓国味噌の鍋) 5,000W
カルビタン(骨付カルビのスープ) 6,000W
メセンイククッ(カプサ青海苔のスープ) 6,000W
チェユクサムハプ(豚肉炒めの野菜包みご飯) 7,000W
ハンバンチァドルサムハプ(牛肉炒めの野菜包みご飯) 8,000W
カンジャンケジャンジョンシク(渡り蟹の醤油漬け定食) 9,000W
ポッソプルコギチョンゴル(キノコと牛肉のすき焼き風鍋) 9,000W
カルビチム(骨付カルビの蒸し物) 9,000W
漢方カルビチム(漢方入り骨付カルビの蒸し物・小) 9,000W
センサムギョブサル(生の豚三枚肉) 9,000W
メセンイミヨッククス(カプサ青海苔とワカメ入りの麺) 10,000W
ヤンニョムトシサル(牛の脾臓付近の味付肉) 12,000W
ヤンニョムカルビ(味付骨付カルビ) 14,000W
チァドルペギ(牛の助間の肉) 17,000W
ワンヤンニョムガルビ(王の味付け骨付カルビ) 23,000W
アンチァンサル(牛のハラミ肉) 27,000W
サルチサル(牛の肋骨の上の肉) 27,000W
ユッケ(生肉) 25,000W
ドソンサン(カルビ・おかず7品・食事・トクチャン3種) 25,000W
トクサン(カルビ・料理・おかず7品・食事・トクチャン3種) 28,000W






 2007年 8月 15日 Wednesday