左はルィ・ヴィトンのコピー商品で、モノグラム柄のブルゾンです。 ルィ・ヴィトンのバックと同じ素材で作られているのですが、 本家ヴィトンではこんなブルゾンはあるはずがないので、 コピー素材を使った韓国オリジナル商品ですね。 右はメッシュのベストなのですが、 前に3箇所と背中にあるポケットが、ルィ・ヴィトンのバックと同じ素材で作られています。 これも本家には無いのでコピーというより韓国オリジナル商品ですね。 両方とも皮に型押しでマークと「LOUIS VUITTON」 と入ったタグが付いています。 買ったのはどちらも10年以上前でブルゾン3万ウォン、 ベストは5千ウォンだったと思います。 また、ヴィトンのウエストバッグも買いました。 今ではコピー商品は一応規制されていて、取り締まりがあるので隠れて売っていますが、 昔はどこででも堂々と売られていました。 特に印象に残っているのが、 梨泰院の通り沿いにあったお店の前のマネキンです。 小6〜中1くらいの子供のマネキンですが、 頭にはルィ・ヴィトンのキャップ、服はルィ・ヴィトンのスーツ上下、 足にはルィ・ヴィトンのスリッパ、手にはルィ・ヴィトンのバックを持ち、 首にかけたボードには日本語で、「オーダーメイド ルィ・ヴィトン柄で何でも作ります。」 と書かれていたのです。 (マネキンの横にはヴィトンのゴルフバッグがありました。) このお店ではコピーのヴィトンの生地を使った、オーダーメイドが出来たのです。 今はもうこのマネキンは当然ありませんが、梨泰院のシンボルみたいだったので寂しいですね。 |
左はジョルジオ・アルマーニのセーターのコピー商品です。 胸と両腕の所に金の毛糸を使って 「GIORGIO ARMANI」と文字が入っていますが、 本物にこれと同じデザインがあるのかどうかは疑問ですね? 6、7年前に確か3万ウォンぐらいで買ったと思います。 アルマーニのコピーは他にも、ポロシャツ、 ポロニット、スエードブルゾン、スエットの上下セット、などが売っていました。 右はシャネルのポロニットのコピー商品です。 これは女性用で7、8年前に確か1万5千ウォン ぐらいだったと思います。 シャネルの服のコピーは他にも、Tシャツ、ニットなどのスーツ、 ブルゾン、スエットの上下セットなど、いろいろな種類が売られていました。 |
これはシャネルの「ブラジル」というスカーフ柄のコピーブルゾンです。 10年以上前に1万5千ウォンで買ったのですが、 これを買った少し後に、雑誌「BRUTUS」で、本物のシャネルのブルゾンが紹介されていたのです。 シャネルのスカーフを4枚使って作られていて、値段は40数万円でした。 (10年以上前でこの値段、う〜ん 高い!!) 本物はシルクでコピーは化学繊維なので、素材自体は天と地ほども違うのですが、 コピーの絵柄の模様は写真で見た本物にそっくりでした。 |
どちらもブランドのスカーフで作られたブルゾンで、5、6年前に1万5千ウォンぐらいで買いました。 元々韓国ではコピースのカーフを売っていたので、シャネルスカーフを使ったブルゾンを発売したら、 本物が作っているかどうかにかかわらず、真似をして各ブランドスカーフで作ったブルゾンが、 大量に売られるようになりました。 昔は何でも作って売っていたのですが、 今は取り締まりが厳しいかあまり見なくなったので、昔と比べるとなんだか寂しいですね。 こんな物は本物には無いだろうというような、冗談みたいなナンチャッテ商品が大好きだったのですが。 (これらを買ったのは5〜10年以上前なので、今はもう売っていたお店自体がありません。) |