このビビンパプは食べ終わった鍋にご飯を入れて作ります。
日本では鍋の後に雑炊にしますが、韓国ではビビンパプや焼き飯にします。
美味しいビビンパプを作るには元になる鍋の味が重要です。
お薦めはスープが美味しい蟹の鍋・コッケタン、 魚の鍋・メウンタン、海鮮鍋のヘムルタンなどです。
普通は食べ終わった鍋の中にご飯を入れて作りますが、この「釜山チプ」ではビビンパプ用の鍋を用意して作ってくれます。
その鍋にご飯を入れて、食べ終わった鍋のスープだけを入れます。
新たに野菜を入れてもらい、適量のゴマ油を入れてかき混ぜます。



それから韓国海苔を切って入れてかき混ぜます。
火にかけてある程度水分が少なくなってきたら、玉子を入れてかき混ぜます。
水分が無くなり鍋の底が焦げる手前くらいで火を止めると美味しいビビンパプの出来上がりです。
ここ釜山さしみでは暇な時にはお店の人が作ってくれます。
私は馴れているので自分で上手く作れますが、上手に作らないとビビンパプの出来上がりの味が違うので、 自信が無い人はお店の人に頼んだほうが良いと思います。



このビビンパプは何処のお店でもメニューには出てないと思いますが、
韓国では一般的なので鍋のあるお店なら大体食べられると思います。
日本語が通じなくても食べている鍋を指差して、
ビビンパフ、またはポックンパフと言えばわかると思います。
(韓国語で、ビビンは混ぜる、ポックンは炒める、パフはご飯という意味です。)
この鍋焼ビビンパプは見た目はあまりよくありませんが、
ダシの出た美味しい鍋のスープの味がご飯の中まで染み込んでいて、
食べると石焼きビビンバよりもこちらのほうが美味しいと思います。
唐辛子を使った鍋で作るので辛いと思われるかもしれませんが、
生玉子が辛みを和らげてくれて全然辛くありません。
本当に美味しいので皆さん是非試してみて下さい。

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 作成日時: 1996年 6月 28日 Friday