忙しい、仕事や勉強が辛い、最近ちょっと疲れて憂鬱、そんな貴方に、笑顔を取り戻す、Satoriから、ささやかなプレゼントです。お楽しみ下さい。
長谷川 悟編纂
小咄シリーズ
●先日、ぼくが友達とファミコンをしていると 通りかかった母が「おまえたちはいいねぇ、毎日がエブリデイで」と言った。母はいったい何がいいたかったのだろぅ・・・。
●家族揃って夕食をとっているとき、何かの拍子に怒った父が、「誰のおかげでメシが食えると思ってるんだ」と言おうとして、「誰のためにメシ食ってんだ!」と怒鳴った。私と姉は「自分のためだよ」と答えた。
●夫婦ゲンカのとき、父が母に「バカモノ!」と言うのを、間違って、 「バケモノ!」と怒鳴ってしまった。ケンカはさらにひどくなった。
●うちの母は、頭が痛くなると氷でおでこを冷やします。先日も夜中にかなり痛みがひどくなり、暗闇の中をフラフラしながら台所へ。冷凍庫から、あらかじめビニール袋に入れてある氷を取り出して、おでこにのせて眠りました・・・。翌朝、目が覚めてみると、母の枕元には解凍されたイカが転がっていました。
●甘味屋さんで、母は田舎汁粉を、私は御膳汁粉を頼みました。店員さんが、「田舎はどちらですか?」と聞いたら、母はとっさに、「はい、新潟です」と答えてしまいました。
●先日、父は、男にフラれて落ち込んでいた姉をなぐさめようとして「おまえ、人間は顔じゃないぞ」と言うところを、「おまえ、人間の顔じゃないぞ」と言ってしまった。
●妹が夕食にスパゲティを作ってくれることになりました。妹は、「今日はカルボナーラを作るね」と母に言っていました。夕方、私が外から帰ると母が、もうすぐボラギノールができるってよ。
●弟は、誰に似たのかとても勉強ができる。それで、高校1年生のときアメリカに留学することになった。そのとき、母は親戚や近所の人に「うちの息子をアメリカにホームレスにやるんですよ」と言って、自慢して歩いていた。ホームステイとホームレスを間違えていたのである。
●先日、プロ野球ニュースを見ていたときのこと。「ヤクルトのルーキー、伊東」と聞いて、母は「日本人ぽい人ネ」と言った。
●私の母は62歳。記憶力が悪いからと、キャッシュカードの裏に黒のマジックで大きくその暗証番号を書いている。
●先日、リストラされた父は再就職の為に新しいメガネを作りに行った際、「無色ですか?」と店員にレンズの色を聞かれると、何を勘違いしたのか、「ハイ、いま職業安定所に通ってるんですが、不景気な上、この年になると・・・」と、うな垂れてしまった。
●うちの父は、沖縄に向かう飛行機の中でエラソ〜に、「沖縄は島全体が『さんしょううお』なんだぞ!」と言った。それを言うなら、サンゴ礁だろ!!
●私の高校時代に鈴木健という体育の教師がいた。皆からバカ健と呼ばれていたそれはなぜかというと?ある日の体育の授業中の事、バカ健が言った、「それでは出席番号で列をつくるぞ。偶数は左、奇数は右、他は真ん中まわれ右!」 真ん中に並ぶ者は誰もいなかった。
●修学旅行中、金沢の兼六園を訪れた時、看板に「鯉の餌 10円」彼は10円玉を投げていた。
●課外研修でバスで移動した時、バスの入り口に「後乗り」とあった。彼は後ろ向きでバスの階段を登っていった。
以上、ちゃんちゃん、お粗末様でした。