ご心配おかけした皆様へ

 前略、暑中お見舞い申し上げます。

 毎度、ご迷惑をおかけしています慶悟です。ご心配おかけして申し訳ございません。そこで病室より近況報告いたします。

 六月に入って体調が悪いかなと思いきや、六月十五日よりいきなり四十度を越える高熱が続き、やむなく加古川の「たずみ病院」に入院しました。入院二週間目より熱が若干下がり三十九度前後になりました。入院三週間目になってもまだ熱が下がらないので、神戸大学病院に移され、今日に至っています。神戸に移って二日目より熱は微熱まで下がり以前より楽になりました。

 両病院で様々な検査をしましたが、未だに高熱の原因が分からず、現在もあらゆる方面からかなりハード・スケジュールで検査をしていただいています。因みに、此方に移ってからは、毎日、朝五時に採血、朝食後点滴、検便、検尿、その後、造影剤を注射してCTI、MRT、レントゲン、整形外科で腰の検査、眼科で眼圧の検査、昨日は朝食と昼食を絶食して胃カメラを飲まされ、最悪でした。検査で病気になりそうです??。

 原因を突き止め、完全な健康な状況にならないと退院させてくれないようなので、逃亡したくも思いましたが、今後の法務や多くの手がけている仕事を遂行する為にも、やはり身体が資本の身の上ですから完治すべきと考え、多くの皆さんにご迷惑をお掛けする事も省みず、闘病生活を送っています。

 誠に、情けなく、申し訳ないことですが、ご心配、ご迷惑をお掛けしてますこと、お詫び申し上げます。

 元気に退院した折りには、また、これまで以上に全ての皆様にサービスしたく、精進いたしますので、今しばらくのご猶予の程、宜しくお願い申し上げます。合掌           平成十二年七月二十日

         長谷川 慶悟

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