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1.(スタンツァーニ)1988年ボローニャのスタンツァーニ制作のコントラバス。現在の持ち主のコメントでは、美しく健康な楽器で、弦長は104cmで板は厚くボディの厚みもあり、音色は甘くバスらしい深い音がする。
2.(グランチーノ)正確な制作年代は不明で作者も不明ですが、グランチーノ・ファミリーと伝えられている小振りながら厚みのあるコントラバス。ソロから室内楽アンサンブルに特に向いている。音色は深く知的な響きで包容力がある、いわゆる名器の存在感。
3.(フィオリーニ)鑑定書付きの名器、R.フィオリーニ制作のコントラバス。完璧な健康状態を現在に残している芸術作品的楽器。音色はイタリアの名器に共通するソロ楽器と同じように、大ホールで客席の奥まで届く力強いパーワー秘めている。
4.(バス・ビオール)チェロとコントラバスの中間ぐらいの非常にコンパクトなサイズでありながら、十分な音量と小気味よい発音を特徴としている。
5.(ウインナー・コントラバス)コントラバスのヴィルトーゾが競い合ったウィーンで特徴的なヘッドとボディーが生まれた。そのウィンナー・ベースでも、指板の角度が自由に調整できる仕組みを持ち、ソロからオーケストラまで一台で弾きこなせる様に弦高が変えられる貴重な歴史的な楽器。輪郭のはっきりした音色で、音量も豊かである。