A11.結論から言えば、良くない事です。理由は、ソロ弦を一音下げて弾くと弦のテンションが今までより弱くなり、弾き手にとっても、楽器にとっても、楽になり助かるのでしょうが、その分奏者も楽器もが弱虫になってしまいます。指板よりでフアーと弾く時の奏法だと意外とやわらかい振動で一瞬心地よく思えるのですが、駒よりでしっかりした音を弾こうとするとまったく不具合で欲求不満で我慢できなくなるでしょう？！つまり、ソロ弦をオケ調弦にするとヘナヘナで、遠くまで届く重厚な本物のオケマンや正統派ソリストの音からすれば、安易な方向に逃げてしまう事になるでしょう。また、勢い良く弦を弾くと音程が変わる程ですから安定しません。楽器の為にも、正しい状態で歳月をキープする心がけが必要です。その条件の中で弾き込んでいけば、楽器はどんどん答えて鳴るようになるのです。そして、弾き手も、本物のテンションに熟れて、いつのまにかしっかりした正統派の音色を出せるように成長するでしょう！！学生のうちにしっかり頑張れ！絶対楽して逃げるな！！さすればきっと奏者も楽器も明るい未来が開くよ！！
Q & A 
