本物志向音楽ファンの皆様

第143回 定期演奏会ご案内

 暑中お見舞い申し上げます。

今年は既に六月より猛暑が続く異常気象の中、まもなくお盆も近づき、何かとご多忙の事と存じますが、貴方様におかれましては、ご自愛の程、ご健勝ご活躍をお祈り申し上げます。

 さて、震災復興工事から教信寺落慶まで、諸事情で暫く中断していました、お寺の国際的クラシック室内楽の殿堂として親しまれ続けた「音楽の館定期演奏会」ご案内を漸く差し上げる次第になりました。

 今回は、名門スイス・チューリッヒ・トーンハレのコンサートマスターに世界音楽史上始めて日本人女性として就任後現在まで二十年間も務め、欧州の伝統音楽界から絶賛を浴び続ける本物の実力派、古沢英子率いる「オリオン・トリオ」究極の室内楽をお楽しみ頂きます。(別紙参照)

演奏曲目も、実に正統的な醍醐味ある作品で、日本の地方に居ながらにして、欧州伝統文化最高峰を味わって頂けます。

 小生がウィーン帰国直後、郷里に音楽精神文化振興の夢を持って「音楽の館」を発足以来、地球規模で共演友好を深めた親愛なる楽友から、学生の頃より尊敬し続け憧れていた世界的音楽家を当地に招聘続けて早25年。

 久し振りに開催する143回目の定期サロンコンサートで是非、本物の芸術をご鑑賞頂き、高貴な安らぎと至福の一時をご堪能頂ければ誠に幸甚に存じます。

  貴方様のご来館を快くお待ち申し上げます。      合掌

   平成十七年七月二十一日

教信寺貫主兼務法泉院・住職      

音楽の館コンサート協会・会長 長谷川慶悟

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