TDL関係新聞記事

TDL関係新聞記事


最終更新1999年8月11日


<1999年8月11日・日本経済新聞>
2000年、ミッキーと秒読み
TDL、イベント概要
東京ディズニーランド(TDL、千葉県浦安市)を運営するオリエンタルランドは、2000年を迎えるカウントダウンイベントの概要をまとめた。 来園者が一緒に新年への秒読みを行う「ミレニアム・カウントダウン・パーティー」を実施するほか、「カウントダウン・クロック」の設置や1万枚限定の記念パスポートの販売などを企画している。
同パーティーは12月31日から2000年1月1日午前2時まで。 2000年の20秒前から来園者とミッキーマウスらが一緒になって秒読みし20世紀最後の年の幕開けを祝う。 また、例年は大みそかだけのキャラクターが勢ぞろいするパレードも、今年は12月26日から30日まで開催する。
2000年まであと100日となる9月23日にはミッキーらをあしらったデザインで、新年に向かって時を刻むカウントダウン・クロックを入場口そばの園内に設置。 同日から「ミレニアム記念パスポート」も約1万枚限定で発売する。 問い合わせはTDLのインフォメーションセンター(電047・354・0001)まで。


<1998年10月28日・朝日新聞>
2001年秋に「海のディズニーランド」
TDL隣接・建設始まる・8千人の雇用見込む
浦安市舞浜の東京ディズニーランド(TDL、80ヘクタール)に匹敵する大きさのテーマパーク「東京ディズニーシー」(TDS、71ヘクタール)が、22日、TDLの隣接地で着工された。 総事業費3380億円をかけ、2001年秋オープンを目指す。JR京葉線の舞浜駅前で工事が始まっている複合型商業施設「イクスピアリ」、各施設をつなぐモノレール「ディズニーリゾートライン」 を合わせると一帯は200ヘクタールに及ぶ。米ディズニー社とオリエンタルランドは、これらの施設を総称して「東京ディズニーリゾート」と呼び、現在のTDLより年間1千万人多い、計2千5百万人の来園者を見込んでいる。
海にまつわる物語や伝説を題材にしたTDSは、テーマポート(寄港地)と呼ぶ7つのエリアに分かれる。ディズニー映画「リトルマーメイド」「アラジン」や「海底2万マイル」「インディージョーンズ」 などの世界を体験できる23のアトラクションのほか、ホテルや飲食・商品施設で構成されている。約8千人の新規雇用を見込んでいる。
米ディズニー社マイケル・アイズナー会長は「最新技術を駆使し、ディズニーマジックと笑顔であふれる世界を提供したい。この一大事業がアジアの経済成長の好機につながれば」と抱負を語った。


<1997年7月26日・朝日新聞>
入場者2億人突破!
2億人目は、大阪府阪南市の主婦小川登司子さん(36)。5年間有効のフリーパスなどを記念品にもらい、「夢見たい」。夏休みの家族旅行で、夫と小学生の息子2人と1泊2日で訪れた。
広報室によると、入場者の主流は家族連れ。子どもそっちのけでアトラクションに夢中になる親も珍しくないという。「明るい話題の少ない世情ですから、大人も夢を見に来るのでしょうか」


<1997年5月21日・日本経済新聞>
舞浜駅前開発の1年延期を発表
オリエンタルランド
オリエンタルランドは20日、JR舞浜駅前(千葉県浦安市)で、ホテルやショッピングセンターなどの建設を計画している舞浜駅前開発の改行時期を、当初計画より1年遅れの99年10月に延期すると発表した。景気の回復が遅れていることから、計画を見直して事業の採算性を高める。
同開発は舞浜駅前の約12ヘクタールの土地にオリエンタルランドが運営するホテルや物販施設、映画館などを建設する計画。直営店舗とテナントの比率の見直しや店舗の配置換えなどを進め、早ければ秋ごろに着工する考えだった。


<1997年5月21日・日本経済新聞>
OLC最高利益
ディズニーランド好調
記念含め前期4円増配

東京ディズニーランドを経営するオリエンタルランド(OLC)が20日発表した97年3月期決算は、経常利益が281億3千万円と0.2%の微増ながら過去最高を更新した。新アトラクション効果もあり入園者数が初の1700万人台に乗せるなど好調で、東証上場に伴う費用をカバーした。前期は記念配2円を含め4円増配して年12円、今期は普通配のみで年14円配にする。
売上高は6%増え過去最高となった。家族向け「トゥーンタウン」の導入が寄与し、アトラクション部門が7%増収だったほか、飲食部門が8%増えた。経費削減で売り上げ高原価率が改善、営業利益が2割強伸びた。新株発行費47億円などがコスト増要因となったものの、経常増益を確保。税引き利益も8%増と過去最高を更新した。


<1997年2月26日・朝日新聞>
TDLなど結ぶモノレール
東京ディズニーランドを経営するオリエンタルランドは25日、千葉県浦安市舞浜地区の東京ディズニーランドや計画中の東京ディズニーシーなどを結ぶモノレールを建設する、と発表した。JR舞浜駅を起点に約5キロの環状線で、ディズニーシー開業に合わせ2001年中完成をめざす。
また、株主優待制度として東京ディズニーランドのパスポートチケットを提供する。乗り物に1日乗り放題の券で、1枚5100円(税込み)のもの。100株以上の株主に年1回1枚で、株数に応じて10枚まで。


<1997年2月19日・朝日新聞・千葉版>
TDS計画
浦安市運動公園の形状変更
賛成多数で可決
市議会特別委・市、年度内に3者協定

東京ディズニーランドを経営するオリエンタルランド社が第二テーマパーク「東京ディズニーシー(TDS)」を建設するため、浦安市運動公園用地の一部譲渡を市に求めている問題で、浦安市議会特別委員会は十八日、要望を受け入れ、整備中の運動公園を形状変更することを賛成多数で決めた。
特別委の結論は三月定例市議会で報告され、認められる見通しだ。これを受け、市は年度内に県企業庁、オ社と三者協定を結び、用地譲渡やオ社の費用負担などについて正式に取り決める。特別委には委員二十人のうち十七人が出席。委員長を除く十六人の採決の結果、十三対三で形状変更を可決した。
共産党が「三分の二がすでに完成した運動公園の形状変更は社会的な浪費」「オ社は自社所有の未理用地を活用すべきで、公有地譲渡の要望には道理がない」などと反対したが、「TDSは将来の市の発展に必要」「形状変更に伴う新たな設備費二十四億五千万円はオ社が負担し、運動公園の面積も増える」などとする賛成論が多数を占めた。


<1996年10月25日・スポーツニッポン>
ミッキー関連の動向
東京ディズニーランド(TDL)の運営会社、オリエンタルランドが12月11日、東証2部市場に上場する。上場に際し、1500万株程度の公募増資を行い、約1700億円を調達する計画。また、大株主が800万株程度持ち株を放出する。市場では「ミッキー関連株を狙え」と。TDL人気に乗って、オリエンタルランドの株価は8000円、1万円に評価されるものとみられ、大株主の京成、三井不にも含み益が生じる。また。TDLのオフィシャルスポンサーの日産自、松下なども株主だ。もっとも、大手証券の関心は別のところにある。「現在、調整中だが、三井不が売り出し、冷やし玉用として700万株ほど売りたいといっている。ここでトラの子の株を売るなんて、よっぽど金に困っているのかなあ〜」。なるほど、いろいろな見方があるものだね。


<1996年10月24日・朝日新聞・千葉版>
浦安市・TDL第二テーマパーク建設・公園用地変更案示す
東京ディズニーランドの第二テーマパーク「東京ディズニーシー」の建設問題を検討する浦安市議会特別委員会が23日開かれた。市側は、園を経営するオリエンタルランド社に市運動公園用地(16.5ヘクタール)の一部を譲渡し、別方向に隣接している県有地を使って公園の形を変える場合は、陸上競技場など施設の配置を変えるため面積を1.65ヘクタール増やす必要があるという検討案を示した。設計変更や施設の移設など新たに生じる設備費用はオ社に負担を求める方針を明らかにした。
この日は鈴木稔助役らが出席し、オ社、県企業庁との三者会議の経過について報告した。市側が18日の三者協議幹事会で検討案を示したのに対し、県企業庁からは「公園の形状変更に伴う面積の増加が非常に大きい」と、難色を示す意見が出されたという。
オ社に負担を求める設備費用について、市議側から具体的な数字を求める質問も出たが、市側は「具体的な数字は算出していない」と答えた。


<1996年9月11日・朝日新聞・千葉版>
夏休み入場者 微増の264万人
東京ディズニーランドは、7月20日から9月1日までの夏休みの入場者数を264万4千人と発表した。入場者数は前年の260万4千人から4万人増加した。1日で最も多かった日は8月16日で、7万9千人だった。
開園当初、夏の入場者数は280万人台だったが、入場者が比較的すいている別の時期へ分散した結果、1994年に最低の236万人を記録した。昨年と今年は、新しいパレードの企画だ加わり、入場者数が伸びたという。


<1996年7月4日・日本経済新聞>
東京ディズニーランド(TDL、千葉県浦安市)を経営するオリエンタルランドは4日、東京証券取引所に株式上場を申請する。早ければ今秋にも東証第二部への上場が実現する見通し。調達した資金はTDL隣接地に計画中の第二テーマパークの建設費に充てる。知名度の高い同社の株式上場は個人投資家から高い関心を呼びそうだ。
オリエンタルランドは60年7月の設立。83年4月にTDLを開業した。現在の資本金は約188億円。


<1996年7月3日・日本経済新聞・首都圏版>
沼田武千葉研知事は2日の県議会で、オリエンタルランドが東京ディズニーランド(浦安市)隣接地に計画している第二テーマパーク「東京ディズニーシー」の用地問題について「構想の早期実現に向けて、企業庁用地の分譲も視野に入れていく」と述べた。
企業庁はすでに売却方針を打ち出しているが、知事が議会で説明したのは初めて。第二テーマパーク計画用地には浦安市の市有地も含まれるが、市は運動公園としての整備方針を打ち出している。


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