2001.07.01(日)  家のウォータベッドの水部分を捨てて、ただのベッドとして使うことに決定。だってメンテがめんどくさすぎ!

 天気がいいのでベッドのパッドを干そうと思い立ち早速はがしてみると、その下のマットに水がにじんだようになっていて、さわるとべたべたする。酢こんぶは「ああ、この時が来たか(T_T)」と思った。
 うちのベッドはウォータベッドだ。結婚してしばらくは布団で寝ていたのだが、かみさんがウォータベッドが体にいいというのをどこかで聞き込んできて、どうしても買うというので少し高いけど買ってみた。
 買ってみて初めてわかったことは、
 (1)水は腐るので、定期的な防腐剤投入と水の交換が必要。
 (2)結露防止のため、夏でもヒータを入れておく必要がある。
 (3)かなりの頻度で水袋が破れる!

 (1)と(2)は仕方ないとして、(3)は「どうなってるんだ」といいたくなってくる。(`ヘ´)一応水袋は二重構造になっていて、内袋が破れて水が漏れると内袋の外にあるポリマーだかなんだかが水を吸ってゲル状にするので、すぐに外に漏れ出すわけではない。こうなると寝たときの感触が変わるのですぐ気が付くのだが、これを交換してもらおうと買った店に電話すると「ウォータベッドはもう取り扱っていない」という返事だ。うーん、そうだろうねえ。こんなにメンテが大変なもの、みんな買わなくなって当然だよなあ。
 この時はメーカに電話して出張交換(無料)してもらったのだが、その後また漏れたときには面倒くさかったので放って置いたままで現在に至るというわけだ。で、とうとう外袋が破れて水が外に漏れだしたということ。
 今回また交換してもらったとしても同じ事が繰り返されるのは目に見えているので、水の入ったマットは全部捨てて、その下のスプリングが入っている部分の上に直接パッドを置いて寝ることにしましたよ。(T_T)
 ところで、こんな苦行に耐えていまだにウォータベッドを使っている人って、いるんですかねえ。
2001.07.03(火)  VisualBasic6でHyperNewsReaderの支援ツールを作ってみる。うーん、こんなに簡単でいいのか。

 突然思い立って、初めてのVBプログラミングに挑戦してみた。何年か前にExcelのVBAを使ったことはあったのだが、コーディングはともかくウィンドウデザインは本当に初めてである。10年くらい前にX68000のSX-Window上でプログラムを作るという記事を見て、あまりの敷居の高さに手を付ける事さえしなかったという経験を持つ酢こんぶにとって、ウィンドウシステムのプログラムというのは鬼門だったのだが、、、、。
 手を付けてみて、あまりの簡単さに驚いたというのが本当のところである。ただボタンやテキストボックスを配置して、それぞれがどう動くのかをコーディングすれば、あっという間にできあがりだ。
「時代は変わったようだな。(c)ランバラル」
 こんなツールがあるなら、日曜Windowsプログラマがこんなに多いのも納得がいくというものだ。少し真っ黒ソフトを見直した酢こんぶである。それでちょっと疑問に思ったのだが、Macにはこういうレベルの開発環境があるのだろうか? コードウォーリア(綴りがわかりません(^_^; )とかがそうなの?
2001.07.15(日)  家でかるたの印刷してみるが、、、、、プリンタが古すぎて粒状感が、、、、。

 かるたの製作を効率アップすべく実験中である。これまでは「iMac+PageMaker+インクジェットプリンタ」という構成で製作されていたのだが、非常に効率が悪い気がするのでなんとかしようというわけだ。
 とりあえず酢こんぶの家で使えるようにデータ変換して印刷してみたが、特に問題ない気がする。あまり品質を上げてはいないが、感触としては一時間に15枚くらいは印刷できそう。これまではプリンタにつきっきりで一時間に一部程度の製作時間だったらしいのであまり変わらないように思えるかもしれないが、今回の実験でプリンタについていなくても大丈夫ということがわかったため、片手間で印刷できるのがずいぶん違う。また、このデータ形式ならどこでも表示/印刷ができるので、印刷を分担することも可能だ。
 ということで かなりの効率アップが可能だと思われるが、酢こんぶのうちのプリンタは相当古いので、インクのドットが目立つのが難点だ。しゃあない、新しいプリンタを奮発するかのう。
2001.07.16(月)  お姉ちゃんって、もしかして「理想的な声優」ですか?

 今週のゴールデン洋画劇場は先週の「MASK」に続いてお姉ちゃんがヒロインの声を演じる「普通じゃない」だったが、これを見ていてお姉ちゃんの声優としての資質に関して考えるところがあった。それは、お姉ちゃんは「理想的な声優」なのではないかということだ。
 アニメや洋画を見ているときに、登場人物の声を聞いて声優さんの顔が浮かんできたり、同じ声優さんが声をあてた他のキャラの事を思い出したりすることがある。野沢雅子さん、古谷徹さん、大山のぶ代さんなどの大御所は本人の露出が多いこともあって顔が浮かぶことも多いが、その物語に集中するためには邪魔になることもある。その意味で、声から顔が浮かばない声優さんというのはある意味理想なのではないかと思うのだ。
 で、お姉ちゃんなのだが、全然顔が浮かばない、というか普通に見ていると、お姉ちゃんが声をあてていることに気が付かないのだ。実際「MASK」にしても「普通じゃない」にしても、お姉ちゃんが声をあてていることがわかっているのに、「あれ? お姉ちゃんが声をあててるのはこの人じゃないんだっけ?」と思ってしまうのだ。かといって無理に声を作っている風でもない。これはすごいことだよね。
 酢こんぶはお姉ちゃんのイベントに何度も行っているし、おしゃべりCDもたくさん持っているから、お姉ちゃんの声に関してはいろいろなパターンを知っていると思うのだが、その酢こんぶをしてこうなのだから、お姉ちゃんの声の幅というのに改めて驚かされるのであった。
 まったく、声優という仕事はお姉ちゃんにとって「天職」以外の何ものでもないね。(^o^)/
2001.07.22(日)  60Gのハードディスクと新しいプリンタ買う。あ、あんた鬼や > 自分(-_-;) <-何のことかは詳細で。

 これまで使っていたプリンタはCANONのBJC-400だ。当初X68000用に買ったもので、その後Windowsメインとなったときに転用したわけだが、さすがに古さは否めず、当然写真画質の印刷などできない。これまではあまり不満もなかったのだが、かるた印刷のために必要なのと写真画質での印刷もできればそれにこしたことはないというわけで、思い切って新調することに決定。しかし、ここでものすごく迷うことになった。
 最終的に候補に残ったのは、EPSONのPM-920CとCANONのBJC-S630だ。920Cは写真画質では最高峰で、最高画質を求めるならこちら。一方のS630は画質は最高とはいかないが、スピードは圧倒的に速い。酢こんぶ的には甲乙付けがたく実物を見て判断するために大宮に向かったのであった。
 ポイント還元の関係でさくらやで買うことはほぼ決定なのだが、品揃えの充実、HDDも買う予定ありという理由でとりあえずSOFMAPへ行く。ここでメーカ派遣と思われる説明員から話を聞くが、やはり決定打がない。本当のことを言うと、家を出る時点ではほぼEPSONに決定していたのだ。それはスピードよりも画質優先ということなのだが、実はEPSONにはあまりいい印象がない。会社で使っているレーザプリンタはEPSONとCANONなのだが、EPSONは安かろう悪かろうで作りが安っぽく、何度修理しても同じところが壊れる。対してCANONは質実剛健という感じで、故障も少なく安っぽさもないのだ。だから会社で買うなら迷わずCANONなのだが、今回はかるた印刷のために最高画質が欲しい。つまり迷っていたのは「EPSONに踏み切る決定的な理由がない」ことだったのだ。そして実物を見たかったのは「背中を押してくれる決定的な理由」が欲しかったからなのだが、、、、、。
 SOFMAPでもらった両者の最高画質での印刷見本を見ると、CANONはものすごくよく見るとドットが見える。EPSONはどう見てもドットが見えない。ふむ、やはり画質はEPSONだ。時間もないことだし、さくらやへ向かおう。
 さくらやで「920Cをくれ」と言おうとしたのだが、混み合っていて店員が近くにいない。仕方ないのでCANONのプリンタを見ていたりすると、ちょっとガングロ系でまぶたにラメの入った姉ちゃんが「どんなプリンタをお探しですか?」と声を掛けてきた。胸にCANONの刺繍が入っているところを見るとCANONから派遣されてきた説明員のようだ。面倒くさいことになりそうだと思いつつ「EPSONとCANONで迷ってるんですよ」と言ってみる。すると「そうですねえ、写真画質重視というのであればEPSONをお薦めします」と言うじゃないですか。ほう、CANONを一方的に薦めるというわけではないのか、と少し感心。
 その後もこの姉ちゃんはお客の立場に立ってきちんとアドバイスをくれるし、CANONができない/やらないということもはっきりという、さらにかなり技術的に突っ込んだ質問にもきちんと答えられるという優秀な説明員で、酢こんぶは大変好印象を持ったのである。しかしそうなればなるほど、EPSONのプリンタをくれというのが言いにくいし、だんだんCANONもよさげに見えてきてまた迷いだし、結局決められないまま30分ほども話し続けたのであった。
 実際CANONは画質では及ばないとはいえ、その差はわずか。顔料系の黒インクでにじみが少ないこと、色別のインクタンクでランニングコストが安いこと、スピードは3倍に及ぶこと、値段は2万安いこと、という具合に画質以外の点を考えると「何故CANONを選ばない」という要素ばかりだ。しかも説明員は熱心で知識も豊富、自社の製品を一方的に薦めるわけではなく、それでいて自社製品を他社製品と差別化するポイントは押さえている。うーん、そうねえ。名刺用紙に印刷するなら画質差はないかもしれんし、CANONにしてもいいかなあ、とそのとき思い始めていた。
 そして最終的に酢こんぶの口から出たのは、「じゃ、EPSONのプリンタください」だった。(-_-;)
 な、なんてやつ! 30分も説明を受けたあげくライバルメーカの製品をくれというなんて! きさまには人間の情というものがないのか! そんなにCANONと差があったのか? あんなに熱心な説明員にそんな仕打ちは、俺だったら絶対しないね!(いや、したのは俺だが(-_-;)
 というわけで「胸が痛むわー、こころーのすきまかぜー」と「優しささよなら」を歌ったりする酢こんぶに、かみさんは「早く忘れればいいの!」と優しい言葉をかけてくれるのであった。
2001.07.23(月)  新プリンタでかるた印刷してみる。えーと、、、最高画質じゃなくても十分な品質ですねえ。

 とりあえず920Cをセットアップしてかるたの印刷をしてみる。で、いっしょに買ってきた名刺用紙に印刷するわけだが、この用紙に印刷するときはプリンタの設定で普通紙を選べと書いてある。はて? ということはかるたを作るときはこのプリンタの最高画質を使うわけじゃなくて、ずっと低い出力品質で使うということですねえ、、、、。じゃあ俺がプリンタ選択で迷ったのは何だったの?(+_+)
 CANONのプリンタが速いのは最高画質でも双方向印字ができるからなのだが、かるた印刷で使うモードでは920Cも双方向印字だから結構速いぞ! かるたの原画は水彩で、プリント時は薄い色が必要だ。すると4色インクのCANONは不利だということは明白なので、スピードが同じならやはりEPSONで正解だったということだ!
 ということで最終的に正解を引いているのでいいんだけど、胸の痛みはまだ残ってるなあ。(-_-) ( < 7/22参照)