2劇通信・幕の内タケ第17号 2002年(平成14年)12月1日
初舞台インタビュー
2劇の魅力の一つは若手とベテランの激突でしょうか。そこで今回、本公演初出演 となる関角直子、長嶺洋人、清水翼、伊藤晃の4人にインタビューしてみましょう。― まず、今回の役についてコメントしてもらいましょう。では伊藤くんから。
伊藤 喪服を着る、ということだけ聞かされてます。前回の新人公演と違って、まともな セリフがありそうなので楽しみです。
― なるほど。清水くんは?
清水 ボケキャラを演じるんですが、普段の自分と違うのでやりやすいですね。
― …実は普段もボケキャラなんだけどね。長嶺は?
長嶺 (うなぎを食べながらふてぶてしく)ラーメン屋の役をやるんですけど、ぼくの将来 の夢がラーメン屋なんですよ。
― ほう。ラーメン屋が夢なのね。関角さんは?
関角 詳しくは聞いてませんが、気楽にやれそうな役なので、気楽に、楽しんでやります。
― 今回のテーマは「謎」ですが、みなさんが謎だと思っていることを聞かせてください。
長嶺 子供の頃、近所の公園に青い梅をバリバリ食べているおじさんがいて、梅って生で 食べると毒があるはずなんですけど、そのおじさんは 平気みたいだったんですよ。
清水 ぼくの謎は、福島のおばあちゃんの家に行ったとき、 醤油をかけるとゴマのようなものがたくさん出てきたんですよ。 でもよく見るとゴマじゃなくて小さいハエがいっぱい入ってて。
関角 私はこの前、異様に大きい猫を見ました。 それもゾウアザラシぐらい大きいんですよ。
― いろんな経験をもってますね。伊藤くんは?
伊藤 ぼくの謎は新人の三宅ですね。なんであんなにテンションが高いんだろう。
― チャームポイントを教えてください。
伊藤 オデコのテカリ具合。
長嶺 くびれ。
清水 まゆげ。
関角 毒舌。
― では最後に意気込みを。
伊藤 ベテランをつぶします。
清水 死ぬ気で。死にます。
長嶺 やるときゃやりますよ。
関角 気楽に。野村さんに負けないわよー。