2劇通信・幕の内タケ番外編 2003年(平成15年)8月1日
大東 広志(男前)
今回は作・演! インタビュー
恒例、作者インタビューの時間がやってまいりました。今回はこのコーナーに、 あの二枚目かつ個性派俳優である大東広志が初登場! 多彩な顔を持つ彼が、「kitchen」にかける熱き思いとは!?
大東 いや、全然。今回が処女作です。
― 処女作にして公演化とは男前ですね。 そんな大東さん、好きな俳優などはいます?
大東 チャップリンと、あとジョゼッペ・トルナトーレかな。
― 「ニューシネマパラダイス」の監督ですね。うーん、やっぱり男前。
大東 中華料理屋を舞台に、女子高生やら食い逃げ犯やらオカマやら、みんな入り乱れて大騒ぎします。 最後は全部ぶち壊すつもりだけどね。
― 女子高生にオカマ・・・いろいろ出てきますね〜。
大東 今回は、筋にこだわらないでいかにおもしろいシーンを構築するか、 ということを追求したいんです。 僕は、名作と呼ばれてきた作品ってのは、 必ずしもストーリー的なものを重視しているわけじゃないと思うんですよ。 まあ、そういうことが念頭にあってというよりは、 単におもしろいものを追求してたらこうなっただけなんですが。
― ほええ、とにかく男前なお答え・・・(うっとり)
大東 勢いとしては「エンタメ系がなんぼのもんじゃ!」という感じですね(笑)。 体を使ってストイックに演劇をしつつ、どれだけエンターテイメント性の高い芝居を作るか。 若手による番外公演という条件を生かして、パワフルかつポップに行きます。
大東 だまします!! ・・・うまくだませるといいなあー。