私どもは、
創立30周年記念公演『麦藁バンド』を
上演させて頂くことになりました
本公演は、
ウイングフィールド15周年企画
「時代を拓く演劇人」
参加作品でもあります
今回の舞台は、長距離バスの中
出発したばかりの平穏な車中に
なぜか次々とバスジャックが現れて大混乱に陥ります・・・
という筋書きに覚えがあるあなたは、かなりの2劇通
そう、これは2001年の12月に上演した
『人ごこちのいい車』の
ストーリーではありませんか!
では今回は再演でしょうか?
いえいえ
記念すべき30周年に単なる再演作を
持っていったりはしません
そもそも
これは『麦藁バンド』であって
『人ごこちのいい車』ではないのです
前代未聞の仕掛けがあるこの芝居、油断は禁物です
いつ、どの瞬間からストーリーが始まっているかわかりません
そう、例えば受け付けにチケットを差し出したときから
すでに「何か」が始まっているかも・・・?
は
2007年で劇団創立30周年を迎えます
演出家・阿部茂は
「30周年に普通の芝居をしてもしょうがないやろ」
とほくそ笑んでいます
役者もスタッフも記念すべき年に張り切っております
とはいえ、芝居は生もの
一寸先に何が待ち受けているかは誰にもわかりません
果たして舞台で何が起こるのか、起こっているのは芝居なのか、
芝居は虚構なのか、虚構を演じる人々は現実なのか?
30周年記念公演『麦藁バンド』に、どうぞご期待下さい