JavaScriptの外部読み込みをするためには、あらかじめサーバーにMIMEタイプの設定がされてなければいけません。
で、肝心のMIMEタイプの設定方法なのですが、本ではあえて詳しく触れませんでした(「詳解HTML&JavaScript辞典」P.368)それは、このことはサーバーを運用する上でのポリシーに大きく関わってくるから、と言うことと、色々な設定ができるので深く触れていくと際限がなくなってしまう、と言うことからそうしました。
でもまあそれではちょっと不親切なので、いくつかの設定方法を上げておきます。
でも、ユーザーが設定するときは、管理者に「勝手に設定して良いよ」と許可を得ている場合をのぞき、必ず事前に管理者に連絡しておくようにして下さい。・NCSA httpd又はapacheの場合
管理者が、access.conf
内でユーザによる設定の上書きを許可しAccesFileName
の指定をしているのであれば、ユーザーはそのファイル名を使うことによってMIMEタイプを指定することができます。
例えば、AccesFileName
の指定が.htaccess
(一般的にこの名称が使われているみたいです)となっている場合、ユーザーは自分のホームデレクトリ内に.htaccess
というファイルを作成し、その中で
AddType application/x-javascript .js
と指定します。
又、管理者がsrm.conf
内でMIMEタイプの設定をしているのであれば、ユーザー側では特に何も設定する必要はありません。
その他、運用上のポリシーによって、ユーザーに「特定のデレクトリーでしか設定の上書きを許可しない!!」などの制約をかけたり、反対に「どこでも何でもOKよ」と全く制約をかけない、など色々細かく設定ができるので、そう言った意味でも現行どのような設定がされているのか、プロバイダーなりネットワーク管理者なりに確認することをお勧めします。・IIS(Internet Information Server Ver1.0)の場合
今のところ、ユーザーが自由にMIMEの設定を追加するように設定することはできないようです。
レジストリの変更を行う必要がありますので、必ず管理者に依頼して下さい。
詳しくは「[IIS] Internet Information Server への Mime タイプ の追加について」をチェックして下さい。